go の let's goシニア

リタイヤ・・何でもヤリタイヤ
登山、渓流釣りを卒業して四季の花を愛でています

丘陵公園の今

2018年08月26日 | インポート
今年はお盆が過ぎても暑い日が続いています、石川県の金沢地方も昨日で5日連続の猛暑日が続いています。
8月中ごろに一時的に涼しく感じた日もありました、そんな日に久しぶりに大乗寺山丘陵公園にへウォーキングに行って来ました。
丘陵公園の入り口に目立つ色の花が咲いていました、この時期にツツジの花が咲くわけもないので近くで見ますと花と葉は百日紅(サルスベリ)に間違いないのですが百日紅にしては木丈が低いのです、不思議に思って調べたら百日紅の矮性で園芸用に木丈を低くした「ポコモック」と呼ばれる花のようです。
1-丘陵公園
1-丘陵公園 posted by (C)gotyan

この時期に住宅街を歩いていますと百日紅(サルスベリ)の花が咲いているお宅が多いのですがどの木も背丈が高く折角の綺麗な花が高い位置で咲いていて勿体ない気がしていましたが「ポコモック」なら花を間近に観賞出来るのでこれからあちらこちらの花壇で見られる様になることでしょう。
2-丘陵公園
2-丘陵公園 posted by (C)gotyan

青い実を付けた真弓(ニシキギ科、ニシキギ属)です、葉が紅葉をする頃には実を覆っている苞皮割れて中から赤い仮皮種が顔を出します。
3-丘陵公園
3-丘陵公園 posted by (C)gotyan

タラの木(ウコギ科、タラの木属)タラの木に花が咲いていました、春先の新芽を採集して天ぷらなどにして食べます山菜として人気が高いので登山道近くのタラの木は芽が摘まれて枯れているの木を見かけますがこの木は根周りが30㎝ぐらいの大木なので手が届かないので芽を摘まれることもなく葉や花が茂っています。
4-丘陵公園
4-丘陵公園 posted by (C)gotyan



クマシデ(カバノキ科、クマシデ属)の実が一杯ぶらさがっていました、漢字の表記は「熊四手」と表わしますがシデは注連縄やしめ縄の下に垂れている日本紙を切り込んで作った物を「紙垂」と書いてシデと呼びますがそこからシデと呼ぶようになったと云われています。
5-丘陵公園
5-丘陵公園 posted by (C)gotyan


唐楓(トウカエデ、中国原産、ムコロジ科)、中国から広まったモミジの仲間です、葉は3つに裂けていて特徴があります、実は一杯ぶらさがっていました。
6-丘陵公園
6-丘陵公園 posted by (C)gotyan


クサギ(臭木)北海道から沖縄まで広く分布しています、名前の通り独特な匂いがします、子供の頃に里山で燃料用の雑木を刈っていると此のクサギに出逢いました、独特の匂いで忘れません。
7-丘陵公園
7-丘陵公園 posted by (C)gotyan

エゴノキの実です、春先に白い花を咲かせていましたが青い実になっています、この実を洗剤の代用に使えると聞きましたが魚毒性を利用して魚を取るための毒流しにこの実をすりつぶして流したと聞きました、痺れて浮いてきた魚を捕獲したようですが痺れて浮いてきた魚は暫くすれば生き返るとのことでした。
8-丘陵公園
8-丘陵公園 posted by (C)gotyan

秋を代表するカキとクリがしっかり実っていました。
9-丘陵公園
9-丘陵公園 posted by (C)gotyan


10-丘陵公園
10-丘陵公園 posted by (C)gotyan

早春には茶色に枯れた芝生もすっかり青さを増してグリーンの絨毯を敷いた様に綺麗になりました、芝生越しの金沢市内を見おろしながら下って帰りました。
11-丘陵公園
11-丘陵公園 posted by (C)gotyan


丘陵公園のコースをウォーキングをしながら写真を写してきました、この季節には目立った花もなく木の実など変わった物を見るとシャッターを切りました、拙い当ブログにお出で下さってありがとうございます、まことに勝手ながらコメント欄は閉じさせて頂きます。




白山麓の蕎麦屋さん

2018年08月13日 | インポート
11日の山の日に白山麓へ蕎麦を食べに行って来ました、ここに蕎麦を食べに行くのは今度で三度目になります。
現在は白山市になっていますが合併前は鳥越村の左礫町(ひだりつぶてまち)の”蕎麦やまぎし”というお店です、亭主の山岸さんは67歳まで現役で(警察官)働いていて、独学で蕎麦打ちを会得して金沢駅の近くに店を構えました。
具無しの十割蕎麦がたちまち評判になり店は繁盛していました、併し2015年の年末に山岸さんは思うところがあり金沢の店を閉めました。

左礫町に通ずる道です、この山道の先に蕎麦屋さんがあるとは信じがたい光景です。(前回行った時に撮影)
1-蕎麦やまぎし
1-蕎麦やまぎし posted by (C)gotyan

左礫町は山岸さんの生家がある所です、11件の民家があり17人が住んでいました、限界集落でこのままだと消滅してしまうので山岸さんはここで蕎麦屋をする事により少しでも賑わいを取り戻せると思ったのです。
2-蕎麦やまぎし (2)
2-蕎麦やまぎし (2) posted by (C)gotyan

街道に面した山岸さんの実家です、住む人が居なくなった築75年の実家を自力で改築して翌年の2016年3月に開店しました。
2-蕎麦やまぎし
2-蕎麦やまぎし posted by (C)gotyan



3-蕎麦やまぎし
3-蕎麦やまぎし posted by (C)gotyan

入口の暖簾もお手製のようです、中には大勢の御客さんが居たので撮影は遠慮しました。
4-蕎麦やまぎし
4-蕎麦やまぎし posted by (C)gotyan

メニューは全部そば粉だけでつなぎを入れない十割蕎麦ですが、蕎麦殻を取り除いたそば粉を使った「白」と蕎麦がらごと挽いた「田舎」「粗引き」「白太切」「田舎太切」があります。
家内は白を私は田舎を頼みました。
白は麺が白色で田舎より細めに切っていますが更科蕎麦と比べると太いように思います。
5-蕎麦やまぎし
5-蕎麦やまぎし posted by (C)gotyan


6-蕎麦やまぎし
6-蕎麦やまぎし posted by (C)gotyan

田舎の蕎麦は蕎麦殻が入っていて黒い色です、ここの十割蕎麦は腰が強くツルツルと喉ごしを味わう蕎麦でなくよく噛んで蕎麦の風味を味わう蕎麦のように思いました。
蕎麦汁と一緒に出される薬味は辛み大根おろしとネギですが辛み大根おろしはとても辛く大根の風味も美味しかった。
7-蕎麦やまぎし
7-蕎麦やまぎし posted by (C)gotyan


8-蕎麦やまぎし
8-蕎麦やまぎし posted by (C)gotyan


玄関前におかれた信楽焼の狸に見送られて店を後にしました、ここの蕎麦は金沢から片道一時間かけて来るだけの魅力があります。
9-蕎麦やまぎし
9-蕎麦やまぎし posted by (C)gotyan


ご訪問ありがとうございます。