9月上旬なると秋そばの花が一面の白く咲く風景が見られる時期となり
ました、先週、そばの花をいつも見に行っている白山麓鳥越の三ツ屋野
地区のそば畑を目指して出かけました。
ところが毎年写真を写しているひろい面積のそば畑が今年はそばが未だ
成長していなくて花が咲いていませんでした、例年11月10日前後に開催
される鳥越新そば祭りは新型コロナの蔓延防止で中止になっていますので
その影響もあるのかな、と思ったりしました。
目的の場所のそばの畑の撮影はできませんでしたが、近くに丁度良くそば
の花が咲いていたので何とか撮影できました。
そばの花を写した後に時間があったので五十谷八幡神社の大杉を見に
行ってきました、そばの花を写した三ツ屋野地区は手取川沿いですが
五十谷八幡神社は手取川の支流の大日川沿いにあります、その大日川
の支流沿いに県道より約5キロぐらい入ったところにあります、周囲
の集落は空き家が多く限界集落の様です。
五十谷八幡神社の社史によると創立の年代は不詳であるが、往古村民が
大杉に巣くった鷹を取って領主に差し上げ褒賞を与えられた。
村民は神仏の加護によるものと大いに喜び、仏体安置したのを起源とする。
八幡社と称したが、昭和20年10月6日八幡神社と改称した。
境内に巨大な杉があって、五十谷の大杉と称えている。
切り株の上にカメラを置いて自動シャッターで写しましたが、人物と
比較して杉の木の大きさがわかります。
周辺のブナなどの薪炭林の中にあり、焼き畑などで切られずに生き
残ったことは奇跡です、推定樹齢は1200年といわれています。
枝は3mほどの高さで3本程すでに切られていますが、その下の枝が垂直
方向を下に延び土に入って離れた場所で地上に延びています。
この大杉を見に3度ほど足を運びました、いつ来てもその大きさに圧倒
されます、昔は人生50年といわれた時代もありましたが、現在の平均
寿命との中間をとって仮に60年とすると人間の20代分の1200年
もの間を風雪に耐えてきたことに敬意を表します。
そばの花を目当てに来たのですが五十谷の大杉を見て、今回のドライブ
は大杉がメーンになったようです。
いつも気まぐれな話題を読んでくださってありがとうございます.今後
も宜しくお願いします。