4月22日から晴天が続いています、25日の土曜日に友人の所有する山の渓流に釣りとトレッキングを兼ねて出かけました、めぼしいポイントには釣り糸を垂れますが釣果にはこだわらずこの時期の山菜の方に気を取られていました。
冬の間眠っていた山は息を吹き返したように活動を始めます、山笑う季節の到来です、抹茶色の新しい芽吹の色を見るときに一年間生かしていただいた感謝の気持ちが湧いてきました。
今年の北陸は平野部では雪が少なくて助かりました、山は例年になく残雪が多くてこの時期になっても沢筋の道には沢山雪が残っていました、渓流沿いの道をふさぐ雪を踏みしめて上流を目指します。
このところの好天の陽ざしで雪融けが進み渓流の水量は多く川幅いっぱいに流れています、堰亭下のポイントで良い形の岩魚が釣れました。
例年ならばこの時期にはウドが旬を迎えるはずですが、今年はウドはまだ芽を延ばしていません、逆にこの時期は遅いはずのコゴミが旬を迎えていました。
日当たりのよい斜面にはキクサキイチゲの花が群生していました。
支流の湧水のほとりにはワサビがきれいな緑色の葉を広げ清楚な白い花を咲かせています。
一見食べられそうな山野草ですが、これはちょっと危ない草花です、名前は「ハシリドコロ」と言って全草に毒があります、間違って食べると錯乱して走り回るとの事から名前がつきました、食べると中毒症状を起こし、嘔吐、下痢、瞳孔散大、幻覚などの症状で最悪死に至る毒草です。
昔から「毒と薬は紙一重」とか「毒を以て毒を制す」との諺の様にトリカブトと並んで毒草ですが、この草に含まれる「ロートコン」という成分は薬として日本薬局方に納められています、現在市販の胃腸薬の一部にはこの「ロートコン」が含まれているものもあるそうです。
ハシリドコロは初夏には枯れて冬をこします、春に芽を出してこの時期に花を咲かせます、実際にみられるのは早春から初夏までです。
草の中にスミレが群がって咲いていました、スミレにも多くの種類があるようですが、種類はわかりません。
樹林の中に背丈の低いチゴユリが咲いていました、小さな可愛い花がうつむいて咲いています、自己主張をしない控えめな花です。
少し薄暗い林の中に真白な花を咲かせているイカリソウです。
こちらは日当たりのよい斜面に群生していたカタクリの花です。
向かいの山の新緑の木々の中にヤマザクラの白がアクセントをつけていますた。
こちらはヤマザクラでしょうか、ピンク色のきれいな花が満開です。
新緑の抹茶色の木々が陽の光を受けて眩しいばかりです、これから日毎に緑を深めていって初夏には滴る緑の山に代わることでしょう。
気の向くままの山遊びの情景を書いてみました、最後までおつきあい頂いて有難うございました。
冬の間眠っていた山は息を吹き返したように活動を始めます、山笑う季節の到来です、抹茶色の新しい芽吹の色を見るときに一年間生かしていただいた感謝の気持ちが湧いてきました。
今年の北陸は平野部では雪が少なくて助かりました、山は例年になく残雪が多くてこの時期になっても沢筋の道には沢山雪が残っていました、渓流沿いの道をふさぐ雪を踏みしめて上流を目指します。
このところの好天の陽ざしで雪融けが進み渓流の水量は多く川幅いっぱいに流れています、堰亭下のポイントで良い形の岩魚が釣れました。
例年ならばこの時期にはウドが旬を迎えるはずですが、今年はウドはまだ芽を延ばしていません、逆にこの時期は遅いはずのコゴミが旬を迎えていました。
日当たりのよい斜面にはキクサキイチゲの花が群生していました。
支流の湧水のほとりにはワサビがきれいな緑色の葉を広げ清楚な白い花を咲かせています。
一見食べられそうな山野草ですが、これはちょっと危ない草花です、名前は「ハシリドコロ」と言って全草に毒があります、間違って食べると錯乱して走り回るとの事から名前がつきました、食べると中毒症状を起こし、嘔吐、下痢、瞳孔散大、幻覚などの症状で最悪死に至る毒草です。
昔から「毒と薬は紙一重」とか「毒を以て毒を制す」との諺の様にトリカブトと並んで毒草ですが、この草に含まれる「ロートコン」という成分は薬として日本薬局方に納められています、現在市販の胃腸薬の一部にはこの「ロートコン」が含まれているものもあるそうです。
ハシリドコロは初夏には枯れて冬をこします、春に芽を出してこの時期に花を咲かせます、実際にみられるのは早春から初夏までです。
草の中にスミレが群がって咲いていました、スミレにも多くの種類があるようですが、種類はわかりません。
樹林の中に背丈の低いチゴユリが咲いていました、小さな可愛い花がうつむいて咲いています、自己主張をしない控えめな花です。
少し薄暗い林の中に真白な花を咲かせているイカリソウです。
こちらは日当たりのよい斜面に群生していたカタクリの花です。
向かいの山の新緑の木々の中にヤマザクラの白がアクセントをつけていますた。
こちらはヤマザクラでしょうか、ピンク色のきれいな花が満開です。
新緑の抹茶色の木々が陽の光を受けて眩しいばかりです、これから日毎に緑を深めていって初夏には滴る緑の山に代わることでしょう。
気の向くままの山遊びの情景を書いてみました、最後までおつきあい頂いて有難うございました。