go の let's goシニア

リタイヤ・・何でもヤリタイヤ
登山、渓流釣りを卒業して四季の花を愛でています

渓流釣り禁漁前の山遊び

2017年09月30日 | インポート
白山麓では渓流釣りが10月1日より来年3月末まで禁漁になります、禁漁を前に渓流釣り仲間が毎年この季節に最後の釣りを楽しみます、名目は納竿の釣りですが最近は釣果は二の次になってしまい温泉に浸かって宴会をするのが主目的になってきました。
地元の山に詳しい友人に案内を頼みましたところ、一里野温泉のなじみの民宿に8時に集まって行くこととなりましたが、金沢からだと朝早くに出ないといけないので、前日も同じ民宿にお世話になって連泊することとしました。

民宿の前に集合して出発します、全員5名が車3台に分乗して行きます。
2-渓流釣
2-渓流釣 posted by (C)gotyan



1-渓流釣
1-渓流釣 posted by (C)gotyan


毎年釣に行く谷は、今年はいつもにないほど水量が少ないのと、前日にほかの釣り人が入って釣った様な足跡が沢山あり釣果はよくありませんでした。
3-渓流釣
3-渓流釣 posted by (C)gotyan



4-渓流釣
4-渓流釣 posted by (C)gotyan



午前中は薄日が差すお天気でしたが、昼過ぎからポツポツと雨が降り出したので早めに切り上げました、一里野の民宿に到着したのは昼過ぎの早い時間でした。3-渓流釣 (2)
3-渓流釣 (2) posted by (C)gotyan



現地で釣りをする人と舞茸を取る人に分かれました、釣組み3人の釣果です、例年より大分少ないですが、今夜の酒の肴には充分でしょう。
5-渓流釣
5-渓流釣 posted by (C)gotyan



舞茸の収穫も例年より少なかったですが、どうにか収穫がありました。
6-渓流釣
6-渓流釣 posted by (C)gotyan


7-渓流釣
7-渓流釣 posted by (C)gotyan


8-渓流釣
8-渓流釣 posted by (C)gotyan



9-渓流釣
9-渓流釣 posted by (C)gotyan


早い時間に民宿に到着したので温泉にゆっくり浸かって、ビールを飲みながら釣り談議や舞茸とりの話で楽しい時間が過ぎました、外が暗くなってゲレンデのイルミネーションが点灯する頃の早い時間から宴会を始めました、宴会の特別料理の今日釣ったイワナの塩焼きと骨酒です。
10-渓流釣
10-渓流釣 posted by (C)gotyan


11-渓流釣
11-渓流釣 posted by (C)gotyan



12-渓流釣
12-渓流釣 posted by (C)gotyan


天然舞茸の天ぷら(手前)と舞茸と熊肉のホイル焼きです、よい香りがしてとても美味しかったです。
13-渓流釣
13-渓流釣 posted by (C)gotyan



14-渓流釣
14-渓流釣 posted by (C)gotyan



15-渓流釣
15-渓流釣 posted by (C)gotyan


民宿の畑で収穫したトウモロコシの茹でたてが出てきました、トウモロコシは久しぶりに食べますが、甘くてとても美味しくいただきました、この民宿の野菜のお料理は何を食べても自家製の新鮮な野菜を使っているのでとても美味しかったです。
16-渓流釣
16-渓流釣 posted by (C)gotyan



家庭的な料理や山菜料理が次々に出てくるのと、イワナや舞茸の特別料理で食べ切れないほどの料理でした。

17-渓流釣
17-渓流釣 posted by (C)gotyan



18-渓流釣
18-渓流釣 posted by (C)gotyan


宴会が終わって2階の部屋に戻った頃には向かいのガソリンスタンドの明りも消えて、部屋の窓からゲレンデのイルミネーションも綺麗に見えました。
イルミネーションは2~30分ごとに色が変わります、虹の様に七色になる時と、ゲレンデの雪のように白く輝く時があります。
19-渓流釣
19-渓流釣 posted by (C)gotyan



20-渓流釣
20-渓流釣 posted by (C)gotyan


イルミネーションは泰澄太子が白山を開山してから今年で1300年になるので白山市の記念事業として9月一杯続けられます、LEDを設置する時には大勢のボランティアが集まって設置したとのことです。
21-渓流釣
21-渓流釣 posted by (C)gotyan


毎年開催される”一里野音楽祭”の屋外ステージも綺麗に電飾されていました。

22-渓流釣 (2)
22-渓流釣 (2) posted by (C)gotyan



22-渓流釣
22-渓流釣 posted by (C)gotyan


ゲレンデのイルミネーションが白色に変わりました、雪のスロープを思わせる演出です。

23-渓流釣
23-渓流釣 posted by (C)gotyan


今日の山で写した山野草の画像を紹介します、”サラシナショウマ”の花は最初に咲いた花が散って実になっていましたが、後から咲いた花が辛うじて未だ咲いていました。
24-渓流釣
24-渓流釣 posted by (C)gotyan



P1210152
P1210152 posted by (C)gotyan



26-渓流釣
26-渓流釣 posted by (C)gotyan


薄紫の”ノアザミ”の花です、茎から次々に蕾が出て咲いているようですが、初雪のくる頃まで花が見られそうです。
27-渓流釣
27-渓流釣 posted by (C)gotyan



28-渓流釣
28-渓流釣 posted by (C)gotyan



秋の北風に吹かれて咲いている野菊はヨメナの花が多いのですが、この花は”ノコンギク”です。

29-渓流釣
29-渓流釣 posted by (C)gotyan


湿地のような水辺に咲く”オタカラコウ”の花です、葉の間から花茎を時によっては人間の背丈以上に伸ばして黄色の花を着けます。
30-渓流釣 (2)
30-渓流釣 (2) posted by (C)gotyan


”マユミ”の薄紅色の実がなっていました、同じ科の錦木は美しい紅葉で知られていますが、真弓の葉も赤く紅葉して綺麗です、葉が色付く頃には四角い実が四つに割れて中から赤い仮種皮(かしゅひ)に覆われた種が現れます。
30-渓流釣
30-渓流釣 posted by (C)gotyan


林道の両端に沢山咲いていた”アキノタムラソウ”の花です、シソ科の多年草です。
31-渓流釣
31-渓流釣 posted by (C)gotyan



32-渓流釣
32-渓流釣 posted by (C)gotyan


全草に棘のような毛が生えている”ママコノシリヌグイ”です、誰が名づけたか変わった名前です。
33-渓流釣
33-渓流釣 posted by (C)gotyan


山野草ではないんですが前日に訪れた出作り小屋に沢山栽培されていました、青い葉にほおずきの赤がなぜか印象的でしたので写してきました。
34-渓流釣
34-渓流釣 posted by (C)gotyan



35-渓流釣
35-渓流釣 posted by (C)gotyan


私たちが白山麓に釣りに行って宿泊する時の定宿にしている民宿は温泉が24時間かけ流しになっていて早朝や深夜でも温泉に浸かることが出来て気に入っています、浴槽に入ると湯がサアーと溢れて、思わすフアァーとため息を漏らします、でもスキーシーズンだと大勢の御客さんが宿泊されるのでしょうね、一里野温泉はここより4㎞ほど山の中の岩間温泉の泉源より引湯していますが1里野の湯の温度は60℃ほどの湯が流れています。
36-渓流釣 (2)
36-渓流釣 (2) posted by (C)gotyan


次の日のお天気は夜中よりの雨が朝になっても止まず部屋の窓から望むスキー場のゲレンデは霧に煙っていました、翌日は釣りを諦めて朝から何回温泉に浸かったことでしょうか、朝ごはんも遅い時間にしてゆっくりとしました、10時頃に元気だったらと、来春の再会を約束をして宿を後にしました。
36-渓流釣
36-渓流釣 posted by (C)gotyan

若い頃は山中に釣りに入る時はキャンプをしていましたが、歳を重ねる頃には色々と準備するのが面倒になって、今では温泉に宿泊して上げ膳据え膳で優雅にやっています、釣りは二の次で友人とのコミニュケーションの行事になっています、今年も皆さんが元気に集まって楽しく過ごす事が出来ました。

最後までご覧頂いて有難うございます。







秋桜(コスモスの花)

2017年09月24日 | インポート
自宅の前の空き地に今年もコスモスの花が咲きました、日中は気温が上がって暑い日もありますが朝晩はめっきり涼しくなって過ごしやすくなりました、空の高さとこの季節の陽光がコスモスに一番お似合いです。

7-コスモス
7-コスモス posted by (C)gotyan



1-コスモス
1-コスモス posted by (C)gotyan



2-コスモス
2-コスモス posted by (C)gotyan



3-コスモス
3-コスモス posted by (C)gotyan



4-コスモス
4-コスモス posted by (C)gotyan



5-コスモス
5-コスモス posted by (C)gotyan



6-コスモス
6-コスモス posted by (C)gotyan


40年ほど前の古い曲ですが私の好きな曲をユーチューブから引っ張ってきました、題名は「秋桜(コスモス)」です、作詞、作曲はさだまさしさんです、本人のさだまさしさんやほかの歌手も歌っていますが、やはりこの人、山口百恵さんの歌でお聞きください、若き日のチャーミングな百恵さんの姿が懐かしく思いだします。



コスモスの花が咲く季節は1年中で一番過ごしやすい季節です、この良き季節に皆様方におかれましては心潤う日々を過ごされることを蔭ながらお祈り申し上げます。
ご訪問ありがとうございます。(コメント欄は閉じさせて頂きます)





蕎麦の花

2017年09月23日 | インポート
白山麓へ蕎麦の花を見に行って来ました、毎年11月の初旬には新蕎麦祭りを催している鳥越の三ッ屋野地区の田園には白い蕎麦の花の畑が一面に広がっていまいた。
1-蕎麦の花
1-蕎麦の花 posted by (C)gotyan



2-蕎麦の花
2-蕎麦の花 posted by (C)gotyan



3-蕎麦の花
3-蕎麦の花 posted by (C)gotyan




4-蕎麦の花
4-蕎麦の花 posted by (C)gotyan


この季節は稲が色付き既に刈り取りが済んだ水田や、黄金色に稲穂が実っている水田と白い蕎麦の花が咲いている田園がありました、四季のはっきりしている日本の秋の光景ですね。
日本で蕎麦を作り始めた頃は、稲作な出来ない山間部の荒れ地でも育つので米の代用食物として造られていたそうですが、食の多様化で需要が広まった今では稲作が出来る肥よくの土地にも作付けが広がっています。
5-蕎麦の花
5-蕎麦の花 posted by (C)gotyan6-蕎麦の花
6-蕎麦の花 posted by (C)gotyan


昨年の11月初旬の新蕎麦祭りの時に写しました、白い花を咲かせていた蕎麦畑に蕎麦が実って収穫を時期を迎えたソバ畑です。
7-蕎麦の花
7-蕎麦の花 posted by (C)gotyan



蕎麦畑は雑草を除草する必要がないそうです、雑草と一緒に育ってもちゃんと実を結びます。
8-蕎麦の花
8-蕎麦の花 posted by (C)gotyan

蕎麦はタデ科の植物で種をまいてから2~3カ月の短期に収穫が出来ます、原産地は中国南部の四川省、雲南省の山間部です、日本でも山間部の荒れ地にも育つので食糧事情が悪く米飯が食べられない山間部の主要作物として珍重されていたようです。

ご訪問ありがとうございます。
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4度目の鞍掛山登山

2017年09月16日 | インポート
11日(月)に小松市の鞍掛山に登ってきました、2015年5月に初めて登ってから今回で4度目になります。
近くの山でも人気がある山なので春夏秋冬の平日でも登山をする人が必ずいますので安心して登ることができます、いつだったか同じ小松市の奥城山に登った時は、朝、登山口で様子を見ていましたが、その日は誰も登る人はいなくて鬱蒼とした登山道をクマにおびえながら1人で登った記憶があります。

滝ヶ原町から鞍のような形をした鞍掛山が見えます、麓の田園には稲が黄金色に色付いていますが、山の木々の紅葉は未だ先の様です。
1-4度目の鞍掛山
1-4度目の鞍掛山 posted by (C)gotyan


駐車場から少し進むと登山道の分岐があります、右に分かれて進むと西の谷登山道になります、直進すれば中ノ谷登山道、さらに行者岩登山道にと続きますが、私は一番ポピュラーな西の谷登山道から登りたいので右の道に進みました。
2-4度目の鞍掛山
2-4度目の鞍掛山 posted by (C)gotyan



3-4度目の鞍掛山
3-4度目の鞍掛山 posted by (C)gotyan


広い道から橋を渡って登山道が始まります、登山道は草刈りなどよく整備されていました。
4-4度目の鞍掛山
4-4度目の鞍掛山 posted by (C)gotyan


尾根道に出ると階段状の道が続いていて傾斜がきつい登りが続きます、この日は薄曇りで直射日光はありませんでしたが湿度が高く蒸し暑い日だったので流れるように汗が出ました。
5-4度目の鞍掛山
5-4度目の鞍掛山 posted by (C)gotyan


急な登りが続いて疲れた頃にベンチがある「舟見平」に着きました、ザックを下ろし汗をぬぐって水分補給をしました、後から登りの登山者が到着して挨拶をかわしましたが、皆さん休憩せずに先に進みました、何人かの登山者に追い越されましたが、しっかり水分補給と休憩を取ってマイペースで登りました。
6-4度目の鞍掛山
6-4度目の鞍掛山 posted by (C)gotyan


休憩の後に暫く平らな道が続きましたが、その先が岩と木の根で歩きにくい急傾斜の登山道が長く続きます、人気の山で登山者が多いので登山道が削られて木の根がむき出しになって歩きづらい道です、登りは良いですがこの道を下山する時には木の根に足を取られて転倒したら大きな事故につながります、つい先ごろにもここで転倒した人がヘリの御厄介になったと聞いています、私は下山道は距離が長くなりますが他の道で帰ってきます。
7-4度目の鞍掛山
7-4度目の鞍掛山 posted by (C)gotyan



8-4度目の鞍掛山
8-4度目の鞍掛山 posted by (C)gotyan


頂上に着く少し前に下りの人とすれ違いました、頂上に到着した時は誰もいませんでした、空はどんより曇っていてお天気が崩れる前触れのような南風が吹いてきました。
この鞍掛山は海抜480mの低い山で距離はそんなに長くないんですが、平野から急に登る登山道は急傾斜で脚慣らしには良いコースです、人気の山で大勢の登山者が訪れるのはこの山で脚を慣らして他の高い山に登るのでしょう。

9-4度目の鞍掛山
9-4度目の鞍掛山 posted by (C)gotyan


頂上から小松方面を写しました、お天気が曇りでスッキリしない画像になりましたが、田園の稲穂が黄金色に見えます、晴天だと遥か日本海の方まで見えるのですが今日は霞んではっきり見えません。
頂上でおにぎりを食べてから避難小屋の方に下って行きました、避難小屋は鞍掛山の鞍部に建てられています、数人の登山者が休んでいました、今日の下山コースの行者岩コースはこの避難小屋から始まっているので避難小屋では休憩をしないでそのまま下山コースを下り始めました。

10-4度目の鞍掛山
10-4度目の鞍掛山 posted by (C)gotyan


登山道わきに咲いていた花や実を写してきました、秋の代表的なノコンギクの花です。
11-4度目の鞍掛山
11-4度目の鞍掛山 posted by (C)gotyan


この花を写してきて山野草図鑑などで調べたのですがよく分かりませんでした、葉が5枚のクルマバになっていました。
(ホツツジの花でした、長さんに教えて頂きました、長さんありがとうございます)
12-4度目の鞍掛山
12-4度目の鞍掛山 posted by (C)gotyan


次の2枚の画像はサルトリイバラの実です、ツル性で名前の通り棘があって不用意に触れると怪我をします。
13-4度目の鞍掛山
13-4度目の鞍掛山 posted by (C)gotyan



14-4度目の鞍掛山
14-4度目の鞍掛山 posted by (C)gotyan


ユズリハの実です、ユズリハは新しい葉が出てから古い葉が落ちるので、縁起の良い植物としたお正月の鏡餅の下に敷きます。
15-4度目の鞍掛山
15-4度目の鞍掛山 posted by (C)gotyan


ミヤマシキミの実です、仏事に供えるシキミとは違う植物です、ミヤマシキミは背丈が1mぐらいしか伸びませんが、シキミは樹高30mぐらいの大木に育つそうです。
16-4度目の鞍掛山
16-4度目の鞍掛山 posted by (C)gotyan



16-2-4度目の鞍掛山
16-2-4度目の鞍掛山 posted by (C)gotyan


下山コースの行者岩コースは途中から車道に出ますが、この車道が谷川に沿って延々と長く続きます。
17-4度目の鞍掛山
17-4度目の鞍掛山 posted by (C)gotyan



ほとんど水が枯れた一枚岩の石の上に石のケルンが以前から積まれています。
18-4度目の鞍掛山
18-4度目の鞍掛山 posted by (C)gotyan


車道の途中に中ノ谷登山道の分岐があります、ここを過ぎるともう暫くで駐車場です。
19-4度目の鞍掛山
19-4度目の鞍掛山 posted by (C)gotyan


今日は曇り空で薄日が差す蒸し暑い日でした、9時50分頃に駐車場を出て帰りに駐車場に着いたのが13時30分ごろでした、往復で3時間40分掛かっております、標準時間がの2時間30分より約1時間程長くかかっていますが、私の登山は道草登山です、写真を撮ったり綺麗な景色を観たり楽しんで登山するのがモットーです、時間を気にして駆け抜ける登山は折角山に来ても勿体ない気がします。
3時前には自宅に帰ることが出来ました、久しぶりに登山をして足腰にも良い運動になりましたのと、気分的にもリフレッシュ出来ました。






祖母谷(ばばだに)温泉に行って来ました

2017年09月08日 | インポート
私と祖母谷温泉とのつながりは40数年前に渓流釣りに訪れた時から続いています、現在では温泉小屋の周辺も河川改修されていて渓流釣りのポイントも無くなってしまいましたが、その頃は自然の渓流がとても良い釣のポイントとなっていました。
ここの山小屋祖母谷温泉は唐松岳や白馬岳の裏ルートの登山口にあります、黒部と言ってもアルペンルートの黒四ダムとは違って富山県の宇奈月温泉から1時間20分ほどトロッコ電車に乗って終点の欅平につきます、この欅平から黒四ダムの間は「下の廊下(しものろうか)」といって日本有数の厳しい渓谷で隔てれていて、雪崩の雪が解ける10月に登山に慣れて人だけが辿れるコースです。
数年前から祖母谷温泉が営業を始める6月末から7月初めに毎年友人と2人で訪れています、今年も7月初めに予約をしていたのですが、台風3号の大雨の為にトロッコ電車が不通になったために行かれませんでしたが、
9月4日、5日で行って来ました。

宇奈月温泉からトロッコ電車に乗ります、夏休みも過ぎたので空いていると思ったのですが、この後に次々に乗客が訪れて満員になりました、私たちはいつも窓のない普通車両に乗ります、お天気の良い日は黒部の原生林を吹きわたる風を受けて缶ビールを飲みながら渓谷の風景を見て気持のよい時間を過ごす事が出来ました。
1-祖母谷温泉
1-祖母谷温泉 posted by (C)gotyan


トロッコ電車の機関車もミニュチュアで可愛い感じがします、13両のトロッコをけん引する為に機関車が2両で運転していました。
2-祖母谷温泉
2-祖母谷温泉 posted by (C)gotyan


終点の欅平駅です、夏休みが終わったけれど大勢の人で賑わっていました。
3-祖母谷温泉
3-祖母谷温泉 posted by (C)gotyan


駅前の黒部川の本流に架かる奥鐘橋を渡って黒部川の支流の祖母谷川(ばばたにがわ)を遡るルートを進みます、
4-祖母谷温泉
4-祖母谷温泉 posted by (C)gotyan


約15分歩くと「名剣温泉」につきます、名剣温泉は日本秘湯を守る会に加盟の温泉宿です、ここの温泉は私たちがこれから向かう祖母谷地獄から引湯しています。
5-祖母谷温泉
5-祖母谷温泉 posted by (C)gotyan


名剣温泉で休んで昼食を食べました、冷たい蕎麦と楽しみにしている「秘湯ビール」頂きました、ブナの酵母で発酵させたビールは口当たりが柔らかくとても美味しいビールです。(今回写真を写すのを忘れたので15年7月に訪れた時の画像です)
6-祖母谷温泉
6-祖母谷温泉 posted by (C)gotyan




7-祖母谷温泉 (2)
7-祖母谷温泉 (2) posted by (C)gotyan



祖母谷温泉までの道は車が通行出来るガタガタ道です、この上流の砂防工事で工事用車両が通行出来る道をあけたようです、途中に幾つかトンネルがありますが、最後に長いトンネルがあってそのトンネルを抜けると祖母谷温泉に着きます、最後の長いトンネルの入り口です、遠くに出口の明かりが点のように見えます。
7-祖母谷温泉
7-祖母谷温泉 posted by (C)gotyan


道すがら秋を告げる山萩の花が綺麗な色で咲いていました。
8-祖母谷温泉
8-祖母谷温泉 posted by (C)gotyan


長いトンネルを抜けると対岸に祖母谷温泉小屋が見えます、右手前側の流れが祖父谷川(じじたにがわ)、右奥が祖母谷川(ばばたにがわ)です、ここで合流して左側の祖母谷川本流になります。
9-祖母谷温泉
9-祖母谷温泉 posted by (C)gotyan


祖父谷川と祖母谷川に架かる二つの橋を渡って祖母谷温泉小屋につきました。
10-祖母谷温泉
10-祖母谷温泉 posted by (C)gotyan



11-祖母谷温泉
11-祖母谷温泉 posted by (C)gotyan


早く着いたので三時頃から小屋の近くの川で釣りを楽しみました、釣果は5匹のイワナです、一番大きなイワナは今晩の骨酒用で残りは塩焼きにして自分たちと他の浴客にふるまいました。
12-祖母谷温泉
12-祖母谷温泉 posted by (C)gotyan


小屋から一段下がった河原に近い所に所に男性用露天風呂があります、大きな河原石を並べてだけの野趣あふれる露天風呂です、私が始めに訪れた頃は河原石の囲いもなく対岸から温泉に入っている人が見えました。
温泉の湯はこの上流の祖母谷地獄という河原からパイプで引いています、熱い湯は豊富で24時間かけながしてあまった湯は川に流しています。
13-祖母谷温泉
13-祖母谷温泉 posted by (C)gotyan


夕飯前にゆっくりと温泉に浸かりました。
14-祖母谷温泉
14-祖母谷温泉 posted by (C)gotyan


現地調達のイワナの骨酒です、尺近いイワナの骨酒は濃厚でおいしくて後から熱燗をお変わりして注いで少し飲みすぎました。
21-祖母谷温泉
21-祖母谷温泉 posted by (C)gotyan




22-祖母谷温泉
22-祖母谷温泉 posted by (C)gotyan


ひと眠りしてから露天風呂に入りましたが、昼間見た渓谷の景色は漆黒の闇に包まれて、仰ぐ空には十五夜のお月さまが出ていました。
23-祖母谷温泉
23-祖母谷温泉 posted by (C)gotyan



小屋の上流100メート程の所の河原から湯が湧いている「祖母谷地獄」があります、蒸気と共に100℃近い湯があちらこちらから湧いています、祖母谷温泉はもちろん、下流の名剣温泉や欅平の温泉もここから引湯しているということです。
15-祖母谷温泉
15-祖母谷温泉 posted by (C)gotyan



16-祖母谷温泉
16-祖母谷温泉 posted by (C)gotyan




17-祖母谷温泉
17-祖母谷温泉 posted by (C)gotyan


宿で出た温泉卵は籠に卵を入れてこの湯に浸けて温泉卵にしています。
18-祖母谷温泉
18-祖母谷温泉 posted by (C)gotyan




20-祖母谷温泉
20-祖母谷温泉 posted by (C)gotyan



あまった湯は川に流れ込みます、祖母谷川の水は温泉が流れ込みますのでここより下流はイワナ等の魚は住めません、釣りが出来るのはここより上流になります。
19-祖母谷温泉
19-祖母谷温泉 posted by (C)gotyan



現在は危険を伴うので禁止されていますが、私が訪れた最初の頃は河原で浴槽を作って湯と水を適度に混ぜて入浴した物です、40年ほど前の写真です、真中が若き日のgoですが、フサフサとまで行きませんが黒髪が残っています。
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132012693404013232321_img010[1] posted by (C)gotyan



10時頃に宿を出て帰り路は下りですので楽でした、トロッコ電車に揺られて昼過ぎには宇奈月温泉に着きました。
24-祖母谷温泉
24-祖母谷温泉 posted by (C)gotyan


ここ数年は毎年6月末か7月初めに友人と訪れていましたが、今年は台風3号に水を差された形になって、初秋のこの時期になりました、口あけの6月末に訪れる時は浴客や登山者が少なく、宿泊は私たちだけの時が多かったのですが、今回は私たちも入れて17~18名と賑やかでした、欅平から50分の傾斜の強い山道は、最近訪れるごとに足にこたえるようになりました、登山をしていた頃は黒四ダムから2日がかり歩いて着いた欅平にザックを置いて、タオル一本持って散歩がてら祖母谷の温泉に浸かりに来た頃は、今では考えられないほどの健脚だったのですが。

(黒部下の廊下縦走記ブログはこちら http://naka-go.at.webry.info/201201/article_4.html)



最後までお目を通していただいて有難うございます。