go の let's goシニア

リタイヤ・・何でもヤリタイヤ
登山、渓流釣りを卒業して四季の花を愛でています

オニユリの里へ行って来ました

2018年07月28日 | インポート
去年も記事にしましたが7月の下旬から8月の上旬にオニユリの花が見頃になるので25日の水曜日に行って来ました。
オニユリの里は白山市の竹松海岸から金沢市の専光寺までの通称”しおさいロード”呼ばれている海辺の林の中に伸びる道路沿いにあります。
近くに行くとノボリ旗や看板が出ていてすぐわかります、駐車場のほかトイレも完備されていていますがオニユリの花のシーズンだけでなく駐車場に駐車して道路をまたぐ通路橋を渡るとすぐビーチに出られるので海水浴シーズンにはその様に使用して人も大勢いると思います。
砂丘の松林の間にオニユリが群生していて開花時期には見事です。

1-オニユリの里
1-オニユリの里 posted by (C)gotyan



2-オニユリの里
2-オニユリの里 posted by (C)gotyan


3-オニユリの里
3-オニユリの里 posted by (C)gotyan



4-オニユリの里
4-オニユリの里 posted by (C)gotyan


しおさいロードを跨ぐ通路橋を渡ってビーチの方へ向かいます。
1sP1170402
1sP1170402 posted by (C)gotyan


通路橋の上から見た”しおさいロード”です、左側は海側です、右側がオニユリの里です。
13-オニユリの里
13-オニユリの里 posted by (C)gotyan

砂丘の丘の上には展望台があります、展望台からはビーチと海がまじかに見えます。
5-オニユリの里 (2)
5-オニユリの里 (2) posted by (C)gotyan



5-オニユリの里
5-オニユリの里 posted by (C)gotyan

海に面した砂丘の草原にもオニユリが群生していてこの時期に花を咲かせていました。
6-オニユリの里
6-オニユリの里 posted by (C)gotyan


7-オニユリの里
7-オニユリの里 posted by (C)gotyan

砂丘にこの時期に咲いているハマゴウ(浜香)の花が咲いていました、葉に芳香があってお香の材料とされた事が名前の由来でした。
8-オニユの里
8-オニユの里 posted by (C)gotyan


9-オニユリの里
9-オニユリの里 posted by (C)gotyan

帰りの松林の中で陽がささない日陰のユリの花は未だ蕾でした、8月に入っても美しいオニユリが見られそうです。
10-オニユリの里
10-オニユリの里 posted by (C)gotyan

砂丘の松林から駐車場を見ます、駐車場の横の畑に真赤に咲いているのはケイトウの花です、金沢市内のお盆は7月で済みましたが、お盆のお墓や仏前に供える盆花(仏花)には小菊や輪菊に混じって必ずこのケイトウの花が入っています、この畑で8月のお盆用に栽培しているのでしょう。
11-オニユリの里
11-オニユリの里 posted by (C)gotyan


12-オニユリの里
12-オニユリの里 posted by (C)gotyan


私の生家の庭に此のオニユリがあって毎年8月の盆前に花を一杯咲かせていました、そんな関係でしょうか、オニユリの花が咲いているのを見るとそこはかとなく郷愁にかられます、・・・故郷、夏、お盆が浮かんでくる花です。

御訪問ありがとうございます。





無形民俗文化財=横江の虫送り

2018年07月25日 | インポート
7月中旬の3連休の中日の15日に横江の虫送りが開催されました、このblogでも毎年記事にしていますが、開催される半月ぐらい前から夕暮れ時になると神社の方から太鼓を練習する音が聞こえてきます、練習する太鼓の音を聞いてもうそのシーズンが来たかと月日の流れの早さを実感した次第です。
虫送りは現在のように消毒薬による害虫の駆除がない時代に、稲に着く害虫の発生するこの時期に松明をかざして明りに集まった害虫を焼いて駆除したことが起源と言われています、かつては日本全国で虫送りが行われていたようですが消毒による害虫の駆除が行われるようになってからは虫送りをするところがほとんどなくなりました。
P1230113
P1230113 posted by (C)gotyan

横江の虫送りは白山市指定無形民俗文化財に指定され先人の文化遺産として市の保護をうけて毎年行われています。
あたりは夕闇に包まれる頃、松明やカンテラの灯りが太鼓を先頭に幾筋か農道に行列します。
P1230092
P1230092 posted by (C)gotyan


P1230097
P1230097 posted by (C)gotyan


P1200519
P1200519 posted by (C)gotyan


各町会の太鼓が神社前に集合してアーチ型に「虫送」と記されて火縄に火が着けられると多くの太鼓の音が暗闇に響きます。
太鼓を支える人、その太鼓に飛び乗って打ち鳴らす人、虫送りの中の一番の見せ場です。
P1230110
P1230110 posted by (C)gotyan


P1230116
P1230116 posted by (C)gotyan


P1230118
P1230118 posted by (C)gotyan

太鼓の音が一段と激しく響きクライマックスになった頃にリーダーの笛を合図に太鼓を抱えて神社の境内に先を争って走り込みます。
神社の中にはあらかじめ焚き火が焚かれています、その焚き火を囲むようにならんだ太鼓を撃ちならす人が一段とエクスタシーに達し太鼓の音が普段は静寂の境内にこの日ばかりは盛大に響きました。
P1170339
P1170339 posted by (C)gotyan


今年も虫送りの行事が無事に済みました、また一年の年が過ぎ去りました。
芭蕉の「奥の細道」に”月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり”の一節があります、来ては去ってゆく年は永遠の旅人に例えられています、その一年を永く感ずるか、短く感ずるかは人それぞれですが、総体として歳を重ねると早く感ずる様に思いますがどうでしょうか。

最後までご覧いただきありがとうございます。







黒部渓谷の秘湯を訪ねて

2018年07月16日 | インポート
このたびの西日本の記録的豪雨の為に亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに被害に遭われた方々に心よりのお見舞いを申し上げます。

私が黒部の秘湯の祖母谷温泉小屋(ババダニオンセンコヤ)を訪れるようになったのは数えて40年以上前のことになります、近年は4年ほど前からこの時期に友人と2人で訪れるようになりました。
祖母谷温泉に行くには宇奈月温泉より約1時間20分間トロッコ電車に乗って終点欅平から徒歩で1時間ほどかかります。

今年は7月5日に一泊で行く予定を立てて予約をとっていました、7月5日は朝から金沢でも弱い雨が降っていました、金沢より黒部宇奈月I/Cまで北陸自動車道にのって宇奈月まで約1時間20分ほどかかります、トロッコ電車の駅に行って乗車券を買って次発の電車まで時間があったので休憩室で休んでいました、この時に祖母谷温泉小屋のオーナーより携帯に電話がありトロッコ電車の渓谷鉄道会社より大雨警報が出ていてトロッコ電車が停まるのでこれから向かう客は帰れなくなるので来ないように連絡して下さい、との電話を受けて知らせてきました。
私たちは宇奈月温泉まで行ったのですが仕方なく切符をキャンセルしてその日は家に戻りました。

あれから一週間、12日に行く事に決めて宇奈月のトロッコ電車の駅に来ました、天候は曇りですが雨は降っていません。
1-P1230089
1-P1230089 posted by (C)gotyan

平日ですのでトロッコ電車はすいていました、私たちはいつも窓のない普通車両に乗ります、雨が降らないかぎり黒部の谷の風を受けて爽快です、指定された車両に乗りましたが最初は私と友人だけでしたがそのあとに3人連れの2組乗ってきました。
2-P1220914
2-P1220914 posted by (C)gotyan


3-P1220916
3-P1220916 posted by (C)gotyan


4-P1220974
4-P1220974 posted by (C)gotyan


5-P1220932
5-P1220932 posted by (C)gotyan



途中の黒薙駅(くろなぎえき)に停車しました、黒薙温泉の看板の後ろの急な階段を登って上の道を約20分ほどで黒薙温泉に着きます。
7-P1220938
7-P1220938 posted by (C)gotyan


トロッコ電車は黒薙駅を出てから黒部川の支流の黒薙川を渡ります、その時に上流方向に水路橋が見えます、上流の猫又~下流の柳川原発電所に行く導水管が通っています、大正末期に建設された水路ですが現役で使われています。
8-P1220941
8-P1220941 posted by (C)gotyan



9-P1220957
9-P1220957 posted by (C)gotyan


10-P1220972
10-P1220972 posted by (C)gotyan

トロッコ電車は全線単線なので対向電車とすれ違う時は駅構内でどちらかの車両が待って交差します、機関車1台で7両の客車をけん引する事が出来るようですが、現在運行している列車は13両編成ですので機関車2両でけん引しています。
トロッコ電車の軌間(線路と線路の間隔)は762mmで新幹線の約半分だそうです。
11-P1220979
11-P1220979 posted by (C)gotyan

1時間20分ほどの乗車で終点の欅平に着きました。
12-P1220981
12-P1220981 posted by (C)gotyan

欅平付近で黒部川と支流の祖母谷川が合流します、黒部川の本流に架かる奥金橋(おくかねばし)を渡って対岸の祖母谷川にそって歩いて行きます。
13-P1220982
13-P1220982 posted by (C)gotyan


15分ほど歩いたら名剣温泉に着きました、丁度お昼の時間なのでここで昼食にしました、喉が渇いたので秘湯でしか味わえない「秘湯ビール」で喉をうるおして冷たい山菜蕎麦を食べました。
14-P1200911
14-P1200911 posted by (C)gotyan



15-P1220984
15-P1220984 posted by (C)gotyan



16-P1220988
16-P1220988 posted by (C)gotyan


17-P1220989
17-P1220989 posted by (C)gotyan

一休みしてから歩きだしました、昼食を食べた名剣温泉が遠ざかっていきます、目指す祖母谷温泉小屋はここからさらに4~50分歩いた先です、道路は堰堤工事の車が通れるような幅になっていますが礎石がむき出しのガタガタ道で傾斜もきつい道です、祖母谷川と道路との高さが増してかなり下の方に谷川が見えます。
18-P1230081
18-P1230081 posted by (C)gotyan


19-P1220996
19-P1220996 posted by (C)gotyan


20-P1220993
20-P1220993 posted by (C)gotyan


20-P1230077
20-P1230077 posted by (C)gotyan

対岸の垂直に近い岩壁から雪崩で落ちた雪が谷を埋め尽くします、下の水の流れで固まった雪のトンネルになって残っています。
21-P1220995
21-P1220995 posted by (C)gotyan


22-P1220998
22-P1220998 posted by (C)gotyan

最後の長いトンネル(約1k)、トンネル内はかなり強い傾斜になっていて息がはずみます、中央の排水溝に冷たい水が勢いよく流れているのでヒンヤリと涼しい、このトンネル先が見えていてなかなか抜けられない。
23-P1200920
23-P1200920 posted by (C)gotyan

トンネルを抜けると祖母谷川の対岸に祖母谷温泉小屋が見える。
23-P1230048
23-P1230048 posted by (C)gotyan

祖母谷温泉小屋はここから伸びる登山ルートを使って唐松岳や清水岳(しょうずだけ)経由で白馬岳に登山の中継地点として出来た山小屋です、剣岳に源次郎尾根の名を残す佐伯源次郎さんの4台目が現在のこの小屋の女将さんです。
24-P1230047
24-P1230047 posted by (C)gotyan

到着して一休みしていたら雨が降ってきました、霧も掛かって窓の外はすっかり雨模様となりました。
25-P1230004
25-P1230004 posted by (C)gotyan



26-P1230009
26-P1230009 posted by (C)gotyan


部屋で長くなってウトウトしていると雨が上がって霧もはれました、小屋の前で祖母谷川(ばばたにがわ)と祖父谷川(じじたにがわ)が合流しています、祖母谷川には温泉が流れ込みますので魚は住めません、私たちは祖父谷川で夕飯までの間で釣りをしました。
26-P1230050
26-P1230050 posted by (C)gotyan



27-P1200933
27-P1200933 posted by (C)gotyan


29-P1230019
29-P1230019 posted by (C)gotyan


釣から帰って露天風呂で温泉に浸かってから夕飯です、山小屋の食事はウドの天ぷらや山菜の煮しめ等ですが富山のローカル色を出したサワラの昆布じめもありました、イワナの塩焼きと骨酒は私たちが現地調達した釣果です。
27-P1230016
27-P1230016 posted by (C)gotyan


28-P1230015
28-P1230015 posted by (C)gotyan

翌朝は3時過ぎに目が覚めましたが川の流れの音で眠れませんでした、あたりが白々と明けてくる4時頃に露天風呂に行きました、温泉は24時間かけ流しになっているので始めは少し熱く感じましたが、独り占めの温泉に浸かって黒部の山の峰々が夜が明けて変化してゆく様子を眺めながらの温泉はとても気持が良かったです。
29-P1230025
29-P1230025 posted by (C)gotyan


30-P1230022
30-P1230022 posted by (C)gotyan

朝食までの間に小屋の上流の温泉が湧いている「祖母谷地獄」を散歩祖ました。
40年ほど前の初めに来た頃は泉源は対岸にあったのですが現在は対岸には湯が湧いている所はなくて、こちら側の河原のあちらこちらで湯が湧いています。
31-P1230029
31-P1230029 posted by (C)gotyan


32-P1230043
32-P1230043 posted by (C)gotyan


33-P1230033
33-P1230033 posted by (C)gotyan



34-P1230036
34-P1230036 posted by (C)gotyan


35-P1230037
35-P1230037 posted by (C)gotyan



36-P1230038
36-P1230038 posted by (C)gotyan


37-P1230042
37-P1230042 posted by (C)gotyan


翌朝は10時に小屋を出て11時には欅平に着きました。
38-P1230086
38-P1230086 posted by (C)gotyan


今回の旅で咲いていた山野草です。
39-P1230063
39-P1230063 posted by (C)gotyan



40-P1230062
40-P1230062 posted by (C)gotyan


41-P1230080
41-P1230080 posted by (C)gotyan


42-P1230073
42-P1230073 posted by (C)gotyan


43-P1230074
43-P1230074 posted by (C)gotyan



44-P1230075
44-P1230075 posted by (C)gotyan


45-P1230071
45-P1230071 posted by (C)gotyan


46-P1230083
46-P1230083 posted by (C)gotyan


最後までご覧いただきまして有難うございます。