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リタイヤ・・何でもヤリタイヤ
登山、渓流釣りを卒業して四季の花を愛でています

追憶の山ー⑥表銀座コース(燕岳、大天井岳、常念岳、蝶ヶ岳)

2019年02月05日 | インポート
昨日は北陸の北陸の冬には珍しい快晴のお天気でした、夜からはこの季節らしい鉛色の雲に覆われていつものぐずついたお天気に戻っています。
この季節になるとフィルドに出る事が出来ず是といってブログにアップする様な事もなくご無沙汰しています、あまり永い間ブログをアップしないでいると皆様に忘れられてしまうので過去に登山した山行きを思い出して記事にしてみました。
1995年頃なのでフイルム式のコンデジとレンズ付きフイルム「映るんです パノラマ」で撮影した画像よりコピーした映像で見苦しと思いますがお許しください、抜けている画像は一部デジタル画像で補っています。

登山スケジュールは
1995年
8月3日・・・安曇野中房温泉登山口より燕岳(つばくろだけ)を目指す=燕山荘(えんざんそう)泊まり

8月4日・・・燕山荘を出発ー表銀座コースー蛙岩(げえろいわ)-切通し岩ー大天井岳(おてんしょだけ)ー東天井岳ー横通し岳ー常念小屋泊まり

8月5日・・・常念小屋を出発ー常念岳蝶ヶ岳ー三俣(三俣よりタクシー)ー安曇野キャンプ場泊り

8月6日・・・安曇野キャンプ場撤収ー帰路       
   
             
穂高駅前の駐車場に車を停め中房登山口に着きました、穂高駅から登山口までバスで1時間ほどかかるので7時頃に登山口に着くためには穂高駅前を6時頃出発のバスに乗ったと思います、はっきりと覚えていませんが金沢を3時か4時には出発したと思います。
1-表銀座
1-表銀座 posted by (C)gotyan
2013年撮影


登山口の駐車場は狭いので前夜に着いた車や頂上で泊っている人達の車ですぐに満車になります、私たちは穂高の駅前の駐車場に車を停めてそこからバスできました。
登山口に着いたら左のトイレで用を済ませて登山の身支度を整えます、ここは海抜1454mですが2763mの燕岳を目指しまします。

2-表銀座
2-表銀座 posted by (C)gotyan
2013年撮影


登山口より3時間半の合戦尾根の合戦小屋に着きました、ここが海抜2379mの小屋ですが麓よりここまでが荷物用の索道が来ています、ワイヤーロープに荷物用の鉄かごを吊るして運びます。

3-表銀座
3-表銀座 posted by (C)gotyan
2006年撮影


麓でとれたスイカを索道で運んで冷たい地下水で冷やして売っています、合戦小屋名物になっていますがきつい登りも冷たいスイカを目指して頑張りました、きつい登りの後の冷たいスイカはとっても美味でした。

4-表銀座
4-表銀座 posted by (C)gotyan
2006年撮影


合戦小屋から頂上の燕山荘まで約1時間かかりますが、海抜で100mほど登った所が尾根の頂上のような丘になっています、その名も合戦の頭(がっせんのかしら)といって合戦尾根の頂上の海抜2487mのベンチです。

5-表銀座
5-表銀座 posted by (C)gotyan


ここまで来ると頂上の燕山荘(えんざんそう)が見えます、見晴らしも良くなって傾斜も合戦尾根のようにきつくないのでシャクナゲなどの高山植物を見ながら楽しい登山が出来ます。

8-表銀座
8-表銀座 posted by (C)gotyan



燕岳と燕山荘の分岐に着きました、バックは燕岳です、さすがアルプスの貴婦人と言われる燕岳は美しい姿です。

9-表銀座
9-表銀座 posted by (C)gotyan


燕山荘(海抜2703m)にザックを置いて燕岳(海抜2763m)に登りました、海抜で60mを登ります。

10-表銀座-
10-表銀座- posted by (C)gotyan


花崗岩の奇岩が美しい燕岳、花崗岩が風化してザクザクになった登山道は滑りやすいので慎重に歩きます。

11-表銀座
11-表銀座 posted by (C)gotyan


花崗岩のがれ場に咲く駒草は高山植物の女王です。

12-表銀座
12-表銀座 posted by (C)gotyan


花崗岩の奇岩をバックに記念撮影をしました、このような奇岩が登山道のあちらこちらに聳えています。

13-表銀座
13-表銀座 posted by (C)gotyan


燕山荘では夕食の後にテーブルを端に寄せて宿泊者が大勢お座りしてオーナーの赤沼健至さんの山のお話やアルプスホルンを聞いて夕食後の時間を楽しく過ごしました。

14-表銀座
14-表銀座 posted by (C)gotyan


夜の就寝が早かったのであくる朝は4時半頃に目覚めました、暗い雲海の彼方の雲の間が
薄らと明るくなってやがてご来光の瞬間を迎えます、宿舎を見おろす高台(ヘリの発着場)に登ってあたりが朝焼けのオレンジ色に染まるのを見ていました。

16-表銀座
16-表銀座 posted by (C)gotyan


17-表銀座
17-表銀座 posted by (C)gotyan



夕食は山荘に着いた順番で食べますが、朝食は朝ならんだ順番で食べます、私たちは前夜におにぎり弁当を手配するか迷いましたが、朝早く食堂に並んで朝食を済ませてから出発しおました。
山荘の裏側に大天井岳、常念岳、槍ヶ岳(表銀座コース)の標識が出ていましたのでそれに従って登山道を進みました。
アップダウンがすくない尾根歩きは見晴らしが良くて楽しい山歩きでした、お天気は最高の青空でしたが風が強い日でしたので尾根を歩いていると下から吹き上げる風で寒くなって合羽を着ました。

18-表銀座
18-表銀座 posted by (C)gotyan



19-表銀座 (2)
19-表銀座 (2) posted by (C)gotyan


20-表銀座
20-表銀座 posted by (C)gotyan



21-表銀座
21-表銀座 posted by (C)gotyan


縦走路の先に見えるのが大天井岳です、槍ヶ岳は雲の中です。
22-表銀座
22-表銀座 posted by (C)gotyan


蛙岩(げえろいわ)とはるか遠くに槍ヶ岳の姿が見えます。
23-表銀座
23-表銀座 posted by (C)gotyan


蛙岩(げえろいわ)をバックに記念撮影、この角度から見ると蛙に見えないでもないですね。
24-表銀座
24-表銀座 posted by (C)gotyan


蛙岩の間を通って登山道が続いています。
25-表銀座
25-表銀座 posted by (C)gotyan


アップダウンがすくない尾根歩きでしたがここから急な下り坂になります。
26-表銀座
26-表銀座 posted by (C)gotyan


後方を振り返ると燕岳より続いた尾根道が見えました。
27-表銀座
27-表銀座 posted by (C)gotyan


大天井岳も大分近くなってきました、これから行く登山道が山腹を巻いて登って行くのがはっきり見えました。
28-表銀座
28-表銀座 posted by (C)gotyan



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29-img394 posted by (C)gotyan


切り通し岩の難所に差し掛かります、鎖を伝って下りて行きますが向かいの岩場を登りかえします、足を滑らさない様に緊張しました。
30-表銀座
30-表銀座 posted by (C)gotyan


31-表銀座
31-表銀座 posted by (C)gotyan


切り通し岩で槍ヶ岳に行くルートと大天井岳に行くルートが分岐します、槍に向かうルートは山岳猟師の小林喜作さんが切り開いたので「喜作新道」の名前で呼ばれています。
切り通し岩には小林喜作さんのレリーフが埋め込まれています。
私たちは前年の94年に槍ヶ岳に登っていますので今回は大天井岳と常念岳の方の道を辿ります。
32-表銀座
32-表銀座 posted by (C)gotyan


大天井岳(おてんしょだけ)の頂上に着きました、頂上は海抜2922mでバックの槍ヶ岳は海抜3180mです、ここは海抜差で260mほど低いのですが同じレベルに見えます。
33-表銀座
33-表銀座 posted by (C)gotyan


東天井岳の頂上よりこれから行く方面を望みます、左側の丘のような嶺は横通し岳で右の嶺は常念岳です。
34-表銀座
34-表銀座 posted by (C)gotyan


35-表銀座
35-表銀座 posted by (C)gotyan


横通し岳の山腹を横ぎる登山道が見えます。
36-表銀座
36-表銀座 posted by (C)gotyan


向かいの尾根には槍ヶ岳に向かう喜作新道が見えました、写真では分からないですが尾根の端に西岳ヒュッテが見えました、西岳ヒュッテから東鎌尾根を経由して槍ヶ岳に通じます。
37-表銀座
37-表銀座 posted by (C)gotyan


東天井岳から横通し岳への登山道は小石の平坦なザラ道で歩きやすかった。
38-表銀座
38-表銀座 posted by (C)gotyan


常念小屋には早い時間に到着したので槍ヶ岳方面を見渡せるテラスでくつろぎました。
40-表銀座
40-表銀座 posted by (C)gotyan


あくる朝は朝食を済ませて早い時間に常念小屋を後にしました。
39-表銀座
39-表銀座 posted by (C)gotyan


常念岳に登る登山道から、昨夜宿泊した常念小屋は見えます、常念乗越(じょうねんのっこし)の低いザラ場に小屋が建っているのが良く分かります。
41-表銀座
41-表銀座 posted by (C)gotyan


常念岳の頂上から昨日歩いた横通し岳方面が良く見えました、常念小屋はますます小さくなって行きます。
42-表銀座
42-表銀座 posted by (C)gotyan



常念岳山頂です、記念撮影用の木札を持って記念撮影をしました。
43-表銀座
43-表銀座 posted by (C)gotyan



常念岳を越えると一面岩がごろごろしていてどこが登山道かはっきり分かりませんでした、私たちは蝶ヶ岳方面に行きたかったのですが、谷筋に降りるルートの方に進んでいましたが危うく途中で気がついて正規なルートに戻りました
44-表銀座
44-表銀座 posted by (C)gotyan



46-表銀座
46-表銀座 posted by (C)gotyan


蝶ヶ岳に続く登山道より常念岳を望む。
47-表銀座
47-表銀座 posted by (C)gotyan

途中のお花畑。
48-表銀座
48-表銀座 posted by (C)gotyan


蝶槍が見えます、こらからあそこを目指して登りが続きます、蝶ヶ岳の写真が見つかりません、蝶ヶ岳ヒュッテでタクシーを予約して林道の終点の三俣まで下ってタクシーに乗って穂高駅まで移動しました。
49-表銀座 (2)
49-表銀座 (2) posted by (C)gotyan


穂高駅前の駐車場から車を出して穂高温泉の「しゃくなげ荘」の温泉に浸かって3日間の山の疲れを癒しました、その夜は須佐渡キャンプ場でテントの中でバクスイでした。
50-表銀座
50-表銀座 posted by (C)gotyan
2006年5月撮影


安曇野の須佐渡キャンプ場望む蝶ヶ岳、
51-表銀座
51-表銀座 posted by (C)gotyan
2006年5月撮影

20数年前の登山を記事にしてみましたが、なにぶんにも年数が経っていますので画像がない物や記事の内容にうる覚えのところがあります、記事を書いていて感じた事はこの頃はパワーがみなぎっていて自分ながらも感心しました、悔いを残さない様に何事も出来る時に即実行が大切ですね!。

拙い記事を最後までお読み頂きありがとうございます、こらから春のシーズンになれば色々と話題も出てきますのでもっと頻繁にブログを更新出来ると思います。