go の let's goシニア

リタイヤ・・何でもヤリタイヤ
登山、渓流釣りを卒業して四季の花を愛でています

三線教室発表会

2017年11月16日 | インポート
三線教室、クイチャーパラダイス西日本が年に一度開催している発表会が今年は粟津温泉で開かれました、北陸三県をはじめ大阪や京都、三重県の教室の方が集まって総勢50数名になりました。

発表会の会場は小松市粟津演舞場(国指定有形文化財)です、一昔前の芝居小屋をイメージする佇まいです。
この演舞場は1300年続く粟津温泉が街の重要な文化財の一つとして2014年にリニューアルオープンしました、もとは昭和8(1933)年に造られたものです、その後松竹少女歌劇や関西歌舞伎を始め、地元の芸妓による講演等も行われたようです、戦時中の紆余曲折がありましたが、粟津温泉の大切な文化財として保護されています。
従来の発表会はホテルの大広間のステージをお借りして開催していましたが、今回、このような歴史ある本格的な舞台で発表会が出来ると云う事で演奏をする皆さんも張り切っています。

1-三線発表会
1-三線発表会 posted by (C)gotyan



2-三線発表会
2-三線発表会 posted by (C)gotyan



今年の発表会はgoが所属している教室が担当なので、開演2時間前の11時頃に現地入りしました、ステージに椅子を並べたり受付の準備やプログラムなどの張り紙をしました。
お芝居や歌舞伎をするような会場で、ステージに花道もついていて本格手的な演劇場です、今日は教室の生徒さんやその家族、招待客を合わせて70名ぐらいを予定しています、70名ぐらいなら下の席で充分着席出来ますので、2階の桟敷席は三線の調弦場や荷物の置き場としました。
3-三線発表会
3-三線発表会 posted by (C)gotyan


開演(13時)近くなると教室の生徒さんや招待客が沢山集まってきて発表会ムードになってきました。
4-三線発表会
4-三線発表会 posted by (C)gotyan


オープニングは有志の方の演奏する「鷲ぬ鳥節」(ばすいのとぅるい)です、この曲は若鷲の巣立ちの様子を歌っていることから、沖縄ではお目出たい座開きの歌とされています。
5-三線発表会
5-三線発表会 posted by (C)gotyan


最初の演奏が終わってから先生の挨拶がありました、後ろに控えている方々は入会してから一年未満の生徒さんで「ひよこさん」と呼ばれている方たちです、この後にひよこさんの演奏がありました。
ひよこさんの演奏に続いて各教室の演奏が披露されました、曲に合わせて創作舞踊を入れて披露する教室の演奏には盛大な拍手がありました。
6-三線発表会
6-三線発表会 posted by (C)gotyan



7-三線発表会
7-三線発表会 posted by (C)gotyan



8-三線発表会
8-三線発表会 posted by (C)gotyan



9-三線発表会
9-三線発表会 posted by (C)gotyan


各教室の演奏が終わった後に希望者の個人エントリーが続きました、皆さんの前で1人で出演して堂々と演奏する姿には感心しました、三線は歌三線といって歌いながらの演奏なので、歌と三線に自信がないと個人エントリーは出来ませんね。
10-三線発表会
10-三線発表会 posted by (C)gotyan



11-三線発表会
11-三線発表会 posted by (C)gotyan


二階の桟敷席から舞台の様子がどのように見えるか写してみました。
12-三線発表会
12-三線発表会 posted by (C)gotyan



13-三線発表会
13-三線発表会 posted by (C)gotyan


各教室の演奏や個人エントリーが終わった後にエイサーが披露されました、大太鼓の人と締め太鼓の人が後ろで三線を演奏する地方の競演でエネルギッシュに早い調子の曲に合わせて舞っていました。
14-三線発表会
14-三線発表会 posted by (C)gotyan



15-三線発表会
15-三線発表会 posted by (C)gotyan




今回の発表会も新人の方が随分増えていました、一年未満の「ひよこ組さん」が17名も居ました。
生徒さんでも若い方は発表会で演奏するのを聞いていると凄く上達していて驚きます、goのような年長組は早いテンポの曲では若い人について行けませんが元々ボケ防止の為と若者との接点の為に習い始めたのですから今後も楽しんで行きたいと思っています。
この演舞場は粟津温泉街の中にあります、発表会は4時半ぐらいに終わって、演舞場のお隣のお宿の”喜多八”さんでお世話になり、ゆっくり温泉に浸かってから、年に一度の宴を催しましました。
ステージ付きの大広間で約50名の宴会は三線を弾いたり舞台芸をして大いに盛り上がりおました。

お終いまで読んで頂いて有難うございました。





菊花展ー2017

2017年11月13日 | インポート
菊花展を見に行ったのは10月24日でしたが、この頃になると秋が深まり菊の花が盛りを迎えます、全国各地で菊花展が開かれていると思いますが、こちらの地元でも毎年菊花展が催されています、会場の白山市総合運動公園の欅の街路樹も色付き始めています。
秋の結婚式の仲人さんの挨拶の定番の「菊香る良き日に・・・・」はこの季節を表していますが菊花展を見に行った日はそれにぴったりの日でした。
昨日から菊花展が始まりましたが、24日の二日目にに見行きました。

1-2017菊花展
1-2017菊花展 posted by (C)gotyan


この時既に駐車場の欅の葉が秋の装いを始めていました、会場はいつもの松任総合運動公園に屋内競技場です。
2-2017菊花展
2-2017菊花展 posted by (C)gotyan



4-2017菊花展
4-2017菊花展 posted by (C)gotyan




会場に入ると大輪の菊で埋め尽くされていました、種類別に”厚物” ”管物” 等があって私にはよく見わけがつきません、また一鉢に一本植えられた菊に一輪の花が咲いている一本仕立てや花の数によって三本仕立て、六本仕立て、七本仕立て等、いずれも元の茎は一本の茎から咲かせた花です。
3-2017菊花展
3-2017菊花展 posted by (C)gotyan



5-2017菊花展
5-2017菊花展 posted by (C)gotyan



6-2017菊花展 (2)
6-2017菊花展 (2) posted by (C)gotyan



6-2017菊花展
6-2017菊花展 posted by (C)gotyan



7-2017菊花展
7-2017菊花展 posted by (C)gotyan



8-2017菊花展
8-2017菊花展 posted by (C)gotyan



9-2017菊花展
9-2017菊花展 posted by (C)gotyan



10-2017菊花展
10-2017菊花展 posted by (C)gotyan



14-2017菊花展
14-2017菊花展 posted by (C)gotyan



花火のような咲き方をする管物(くだもの)は細く伸びた花弁が管状になっているので管物と言われているそうです。
11-2017菊花展
11-2017菊花展 posted by (C)gotyan



12-2017菊花展
12-2017菊花展 posted by (C)gotyan


大輪の中で唯一一重咲きの一文字菊、御紋章菊ともよばれています。
13-2017菊花展
13-2017菊花展 posted by (C)gotyan



小菊や中菊を丸くドーム形に仕立てた物を”クッションマム”とお呼ばれているそうです。
15-2017菊花展
15-2017菊花展 posted by (C)gotyan



私の好きな”巴錦”は別コーナーが設けられて展示されていましたが、この種類の菊は開花時期が遅いので未だ蕾でした、係りの人に聞きましたら後10日ぐらいたたないと満開にならないようです、菊花展の期間中に辛うじて満開になるか?とのことでした。
古典菊の仲間で花弁の外側が金色で内側が深紅の豪華な花です、名前の由来は加賀のお殿様が参勤交代の道中で信州の小布施の宿で変わった菊の花を見かけたので住民に名前を尋ねたところ特に名前がないようだったので、この花を”巴錦”と呼びなさいと云う事になったそうです、今でも信州のこの地方ではこの菊のことを”殿様菊”と呼ぶそうです。
16-2017菊花展
16-2017菊花展 posted by (C)gotyan



17-2017菊花展
17-2017菊花展 posted by (C)gotyan


大輪の菊を茎の高さを30㎝ぐらいに仕立てた菊をダルマ造りと呼ばれています、ダルマ造りの菊だけのコーナーが設けられていました、驚いたことに背丈は低いのですが花は他の大輪の菊と同じ大きさに咲かせていました。
18-2017菊花展
18-2017菊花展 posted by (C)gotyan



19-2017菊花展 (2)
19-2017菊花展 (2) posted by (C)gotyan


小菊を石や老木に寄せ植えして松の盆栽のように仕立てた盆栽造りコーナーが設けられていました、大輪の菊は豪華さを演出していますが、盆栽の菊は詫び寂びの世界です、枝の伸び方や石や老木に根の張り方など見事でした。
19-2017菊花展
19-2017菊花展 posted by (C)gotyan



20-1017菊花展
20-1017菊花展 posted by (C)gotyan



21-2017菊花展
21-2017菊花展 posted by (C)gotyan



22-2017菊花展
22-2017菊花展 posted by (C)gotyan



23-2017菊花展
23-2017菊花展 posted by (C)gotyan



24-2017菊花展
24-2017菊花展 posted by (C)gotyan



菊花展の中央に白山市(旧松任)出身の歌人の加賀千代尼の菊人形が飾られていました「菊咲て けふまでの 世話わすれけり」 千代尼の歌とともに。
25-2017菊花展
25-2017菊花展 posted by (C)gotyan



26-2017菊花展 (2)
26-2017菊花展 (2) posted by (C)gotyan


26-2017菊花展
26-2017菊花展 posted by (C)gotyan


今年は泰澄太子が白山を開山してから1300年の節目の年になるので白山市をあげて色々なイベントが催されています、毎年この時期に開かれている菊花展も1300年事業に協賛しているのでバックの白山の絵の前に沢山の菊が飾られて豪華でした。

御訪問ありがとうございます。





細尾峠ー下梨紅葉

2017年11月07日 | インポート
10月の台風21号と22号の去った後の、北陸は主だった道路のや河川の被害はあまり聞きませんでしたが、林道や閑道の被害が沢山出ているようです、先週は奥獅子吼山に登ろうとして犀鶴林道の入り口で土砂崩れの為に通行止めになっていて、登山は諦めましたが、今週も毎年紅葉の撮影に行っている富山県の細尾峠に行こうとしたのですが、こちらも土砂崩れの為に通行止めで目的の峠に行くことが出来ませんでした。



富山県の南砺市の福道町から国道304号線を五箇山に向かって走ると峠の五箇山トンネルという長いトンネルがありますが、そのトンネルが出来る前は細尾峠といって嶮しい崖の峠道を辿っていました、別名人食谷といって難所になっていましたがトンネルが出来てからは山に向かう人ぐらいしか通らない閑道になっていますが、この嶮しい谷の紅葉はとても綺麗なので毎年このシーズンになると写真を写しに行っています。
304号線の五箇山トンネルの入り口から細尾峠に向かう道が分岐しています、分岐してすぐに通行止めの標識が出ていました。
仕方がないのでトンネルを越えた反対側から向かったのですがこちらも途中の道に通行止めのゲートがありましたので、途中の平スキー場の周辺の紅葉を写してきました。

1-下梨紅葉
1-下梨紅葉 posted by (C)gotyan



2-下梨紅葉
2-下梨紅葉 posted by (C)gotyan




3-下梨紅葉
3-下梨紅葉 posted by (C)gotyan



4-下梨紅葉
4-下梨紅葉 posted by (C)gotyan



5-下梨紅葉
5-下梨紅葉 posted by (C)gotyan



6-下梨紅葉
6-下梨紅葉 posted by (C)gotyan



7-下梨紅葉
7-下梨紅葉 posted by (C)gotyan



8-下梨紅葉
8-下梨紅葉 posted by (C)gotyan


車から降りて撮影していたら足元に綺麗な実がありましたので写してきました、葉っぱや蔓は山ブドウに似ていますが実の色が山ブドウと違うので図鑑で調べたら「ノブドウ」という事が分かりました(別名 犬ブドウ、カラスブドウ)、実にが毒はないようですが食べても美味しくない(不味い)ので食べないそうです。
9-下梨紅葉
9-下梨紅葉 posted by (C)gotyan


今年の秋は台風が相次いで北陸地方に近付いたので林道や閑道がかなり被害が出ているようです、例年登山や山歩きに行っていたのですが通行止めの箇所が多くて残念です。
コメント欄は閉じさせて頂いています。

一昨年の2015年秋に細尾峠の紅葉を写した画像がbiogに記録されているのでお時間の許す方はご覧になってください。
http://naka-go.at.webry.info/201510/article_5.html





鳥越城址

2017年11月05日 | インポート
10月26日に紅葉の奥獅子吼山に登ろうと思って犀鶴(さいかく)林道の鶴来側の入口に行ったところ、台風21号が通過した後で落石や土砂崩れの為に通行止めになっていてゲートが閉まっていました。

せっかく登山の準備をしてきたのに残念でしたが登山口までの道が通行止めでは仕方がありません、このまま家に戻る気にもなれず白山麓をドライブして帰ろうと思って鳥越城址に行くことにしました、鳥越城址は数年前にも訪れています、その時の様子をblogに書いています、重複しますが今回も行って来た様子をblogに記録しました。

以前は県道から城址に登る道の入り口は気を付けていないと見過ごしてしまいそうな所したが、立派な案内看板が立っていました。
1-鳥越城址
1-鳥越城址 posted by (C)gotyan


鳥越城址は今年4月に日本城郭教会認定 「続 日本100名城」に認定されました、手取川と大日川の合流地点に張りだした尾根筋の先端部に築かれた山城です。、
2-鳥越城址
2-鳥越城址 posted by (C)gotyan


白山麓山内惣庄の旗本鈴木出羽守を城主とし、天正初年(1573年)頃、織田信長による加賀一向一揆討滅の経路がはかられる中で、門徒集団である山内衆の抵抗の拠点として築城されたもの。

天正8年(1580年)、織田方の柴田勝家軍によって落城し、山内衆の主領鈴木一族は滅ぼされる。その後この城は織田方の吉原次郎兵衛の管理下に置かれたが、白山麓門徒の抵抗は続き、攻防戦が展開された。

しかし天正10年(1582年)3月1日、織田方の佐久間盛政によって鎮圧され、三百余人が磔(はりつけ)に処せられた。

この城は、加賀一向一揆の栄光と挫折を最後まで担い続けた、白山麓門徒たちの記録として歴史上の意義をもつ。  (ウイキペディアより


駐車場から後二ノ丸城郭の法面を見あげる。
3-鳥越城址 (2)
3-鳥越城址 (2) posted by (C)gotyan



P1050619
P1050619 posted by (C)gotyan



駐車場から本丸に向かう途中にある 「一揆破れて山河あり」 のモニュメント、最後まで抵抗した白山麓門徒衆の殉教の悲しい結末を物語る。
4-鳥越城址
4-鳥越城址 posted by (C)gotyan


本丸前より望む北側の展望。
5-鳥越城址
5-鳥越城址 posted by (C)gotyan


本丸に続く枡形門。
6-鳥越城址
6-鳥越城址 posted by (C)gotyan



7-鳥越城址
7-鳥越城址 posted by (C)gotyan


桝形門の内側は本丸の土塁法面に突き当り鉤の手に曲がっている、その先が本丸門につながっている。
8-鳥越城址
8-鳥越城址 posted by (C)gotyn


桝形門を抜けてL字形の坂道を登った所に本丸門が復元されていました。
9-鳥越城址
9-鳥越城址 posted by (C)gotyan



10-鳥越城址
10-鳥越城址 posted by (C)gotyan



11-鳥越城址 (2)
11-鳥越城址 (2) posted by (C)gotyan



11-鳥越城址 (3)
11-鳥越城址 (3) posted by (C)gotyan


本丸跡の大きな平地には建物跡の掘立柱の位置に丸太が建てられていて幾棟か建物が建っていた事が分かる、手前の粘土層が茶色に変色しているのは火災のあった事を物語る焼土層と思われる。
11-鳥越城址
11-鳥越城址 posted by (C)gotyan



12-鳥越城址
12-鳥越城址 posted by (C)gotyan


本丸跡に発掘された井戸の跡、山頂部なのでかなり深い井戸だったっと思われます。
13-鳥越城址
13-鳥越城址 posted by (C)gotyan


本丸の北側は柵列によって仕切られていますが、北側を除く3方は土塁に囲まれている、土塁の上から南方を望むと堰堤の林が帯状に伸びた手取川の流れが見える、流れの先が大日川と合流する位置になる。
14-鳥越城址
14-鳥越城址 posted by (C)gotyan



15-鳥越城址
15-鳥越城址 posted by (C)gotyan


本丸西側の土塁の上から桝形門の後ろ側が見える、ここから桝形門を抜けて攻め入る敵に矢を放ったと思われる。
16-鳥越城址
16-鳥越城址 posted by (C)gotyan


中ノ丸と二の丸に通じる中ノ丸門が復元されています。
17-鳥越城址
17-鳥越城址 posted by (C)gotyan


平地より中ノ丸門に通じる道は傾斜のきつい山道のようです、中ノ丸門の外を覗いた画像です。
18-鳥越城址
18-鳥越城址 posted by (C)gotyan


二ノ丸の発掘跡、四方を土塁で囲まれていた。
19-鳥越城址
19-鳥越城址 posted by (C)gotyan



20-鳥越城址
20-鳥越城址 posted by (C)gotyan



20-鳥越城址 (2)
20-鳥越城址 (2) posted by (C)gotyan


中ノ丸から本丸の石垣沿いに柵で仕切られた門があり山道に伸びている、敵に知られない連絡通路か?。
21-鳥越城址
21-鳥越城址 posted by (C)gotyan

帰りに北側の平地より鳥越城址を望む、急な尾根の山頂部が平地になっていることが分かる、城があった時は建物も見えたと思います。
22-鳥越城址
22-鳥越城址 posted by (C)gotyan


奥獅子吼岳に登山しようとして林道の入り口で通行止めに遭い、せっかく登山の用意をしてきましたが諦めざるを得ません、その為に鳥越城址を再度みることは出来ました、初回に見た時よりも当時が偲ばれて感動しました、白山麓の門徒衆が時の権力者に宗教の迫害を受けて殉教した拠点の城には当時の農民の怨念がこもっている様な気がしました。

ご訪問ありがとうございました。


鳥越城の隣の高台に位置し、鳥越城の支城であった二曲城(ふとげじょう)を訪れた時の記事です。
http://naka-go.at.webry.info/201506/article_10.html