go の let's goシニア

リタイヤ・・何でもヤリタイヤ
登山、渓流釣りを卒業して四季の花を愛でています

オニユリの里

2019年07月31日 | インポート
今年もオニユリの里に行って花を見てきました、オニユリの里は去年に7月25日に一昨年は7月26日に行っています、オニユリは年数にもよりますが通常三段ぐらいの蕾を付けます、開花は下の蕾から順次咲いて行きます、2年とも下の蕾と2番目の蕾が開花した頃で綺麗な花を見る事が出来ました、今年は23日に行ったのですが開花時期が遅れていて一番下の蕾がオレンジ色に色付いていたもののまだ開花していませんでした、私の予想では開花まで1週間ぐらいかかりそうでしたので30日に再度訪ねました。

白山市八田の保安林の松林の中にオニユリが群生して咲いています、現地は海に近く砂丘地の”しおさいロード”という道路沿いに有ります、オニユリの群生地は一時期絶滅の危機に有りましたが、地元のボランティアにより公園として管理されて一万本とも一万五千本とも言われるオニユリの花が咲くようになりました。

現地には20台ほどの駐車場と公衆トイレが有ります、私が訪ねた30日は平日でもあり1台の車が駐車していましたが私が着く頃に帰って行きました、広い公園には訪れる人もなくゆっくりとオニユリの群生を観賞する事が出来ました。



遊歩道は砂丘の松林の間を登って行きます、遊歩道の両側にはオニユリが咲いています。









砂丘の頂上付近にオニユリの群生している場所が有ります、オニユリは別名「天蓋百合(テンガイユリ)」と呼ばれてアジアでは中国、朝鮮半島、日本では北海道から九州の平地や低山に自生しています、日本中のどこでも見られる百合です、私の古里信州でもよく見かける花でしたので山地に自生していると思ったのですが、海辺の潮風が当たる砂丘にも自生していて驚きました。










オニユリの鱗茎(球根)はユリ根として食用になります、また花の後に種子が出来ない、葉の付け根に暗紫色のムカゴ(零余子)が出来それが落ちて球根になり増える。















しおさい歩道橋を渡ると浜に通じます、歩道橋に上からはしおさいロードが良く見えます。






しおさい歩道橋を渡ると砂丘の上の展望台に遊歩道は伸びています。



展望台に上がって見ました、ここからは海岸の波打ち際が良く見えます、砂丘の下にはサイクリングロードが有ります、海に面した砂丘の草原の中にオニユリが咲いていてオレンジ色の花が遠くからでも分かりました。














展望台の周りにはハマゴウ(浜栲)の花が咲いていました、ハマゴウは草のように見えますが常緑小低木の海浜植物で砂の上に幹が這うように伸びる事からハマハイとも呼ばれます、又、葉を燃やすと良い香りがするので線香やお香の原料にするそうです、そんな事から「浜香」の文字を充てることもあります。










ハナゴウ(浜栲)の花です。



駐車場のお隣の畑には今年も沢山のケイトウ(鶏頭)の花が栽培されていました、北陸の盆花に菊と紅いケイトウの花が入ります、8月の旧盆には刈り取られて盆花になることでしょう。



駐車場には公園の散策路の地図の看板が掲げられていました。



現地に着いたのは午前10時頃でしたオニユリの群生地や浜の方まで散策をして駐車場の車に戻ったのが11時半ぐらいだと思いますが、風のない暑い日でした、車に乗った途端に汗が噴き出して車のクーラーを全開にしてペットボトルのお茶を飲んで暫く休んでから帰りました。

幸い熱中症にならないで済みましたが、朝早くか夕方陽が傾いてから来た方が良かったと思いました。







千代女あさがおまつりー2019

2019年07月27日 | インポート
市町村合併で現在は白山市になっていますが旧松任市は歌人の加賀の千代女の出身地として有名です、千代女は朝顔を題材にした詩を多数読んでいますが代表作には皆さん誰でもご存じの「朝顔に つるべとられて もらい水」が有ります。
白山市の市で定めた花は朝顔です、松任地区では昔から朝顔作りが盛んに行われています、また朝顔を冠した施設が沢山あります、たとえばあさがお保育園、あさがおテレビ、あさがおクリニック、等々数えあげれば沢山あります、そんな関係で朝顔は地元ではなじみの花になっています。
あさがお造りの団体や個人が丹精込めてつくった朝顔を持ちよって「千代女あさがおまつり」が年に一度展示会を開催されます、今年も7月26日から行われましたので27日に行って来ました。
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このような美しい花を咲かせるためには大変な努力が必要だと思います、まず一日に何回か決められた時間に水やりは欠かす事は出来ないでしょう、代ってお世話する人がいないと出掛けることも出来ないでしょう、その様な毎日の努力が有って綺麗な花を咲かせることが出来るのでしょう。
私のような横着者には到底むりです、このように綺麗な花を見る時に育てた人の努力に頭が下がります。





横江の虫送り火祭

2019年07月14日 | インポート
300年以上の歴史をもつ白山市指定無形文化財の「横江の虫送り」が三連休の中日の14日(日)に白山市横江町の鎮守の神社宇佐八幡神社で行われました。
虫送りは稲作の病虫害の厄払いをする歴史の古いお祭りです、地元青年会の打ち鳴らす太鼓を先頭に町内の子供やお年寄りが松明やカンテラの灯りをつけて畦道を練り歩きます、「虫送」のアーチ型火縄に火が着けられ若衆の太鼓が周辺の田園の闇を破って強烈に響きます、クライマックスは若衆が太鼓に飛び乗って勇壮に太鼓を打ち鳴らします。
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カンテラを下げた子供やお年寄りが青年団と行列を作り漆黒の闇の畦道を練り歩きます、普段は静かな畦道に太鼓の音が響きます。
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アーチ型の火縄に火がつけられれ「虫送」の文字が夜空に浮かびます。
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クライマックスは若衆が太鼓に飛び乗り太鼓を乱れ打ちします。
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笛の響きを合図に若衆が太鼓を背負って我先に神社の境内に駆け込みます。
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神社の境内の焚き火に火がつけられ、焚き火を囲んで若衆が打ち鳴らす熱狂的な太鼓の音色が境内に響きます。
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現在では農薬による害虫の駆除が進み、夜の明りに集まる虫はほとんどいません、その昔は稲の生育に一番大事なこの時期に松明やカンテラに集まる害虫を火で焼いて駆除していたのでしょう、農薬による消毒が進んで火に集まる害虫退治をする必要がなくなった今では虫送りはセレモニーとして残りました、先人の苦労を忘れることが無い様に子供達に伝えることも大切ですね。





秘境黒部の旅

2019年07月07日 | インポート
前記事より続く
黒部峡谷鉄道の宇奈月温泉駅より出発です。
私の乗った車両は窓のない普通車両です、乗り込んだ後に鎖で仕切ります。
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宇奈月ダム湖
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ダム湖の対岸に見える建物は日帰り入浴施設の”栃の湯”です。
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ヨーロッパの古城を思わせる建物は”新柳河原発電所”です。
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出し平ダム、車窓より。
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沿線の温泉”黒薙温泉”(くろなぎおんせん)この駅で下車して20分ほど行ったところに一軒宿が有る、河原から温泉が自噴していて河原の露天風呂は野趣満点です、宇奈月温泉はここから湯をひいています。
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トロッコ電車が深い谷の橋を渡ります、下流の発電所に行く導水管が谷を渡っています。
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トロッコ電車は単線ですのですれ違いは駅でしますが、早く到着した車両が時間調整で待ちます。
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沿線の温泉”鐘釣”(かねつり)、宿泊宿もあり河原に露天風呂も有る、黒部川が増水すると露天風呂は水没する様です。
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車窓よりの沿線の風景
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トロッコ電車の終点欅平に着きました、これから二本脚で(ストックを入れると四本脚かな)で歩いて行きます。
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20分ほど歩いたら名剣温泉に着きました、いつもこの辺で昼時間が過ぎるので昼食をしてゆきます。
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P1120458 posted by (C)gotyan


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昼食はここでしか飲めない秘湯ビールといつもの山菜天そばです、秘湯ビールは秘湯の会に加盟している温泉のみで提供されていてブナの酵母から造った美味しいビールです。
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昼食を済ませてから祖母谷温泉小屋を目指して歩きだしました、道は工事用車両が通れる道ですが傾斜はかなり急です、振り返ると名剣温泉が小さく見えます、遠くの山には新緑と残雪が綺麗に見えました。
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最後の長いトンネルを抜けると対岸に目指す祖母谷温泉小屋が見えました。
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祖母谷温泉小屋の泉源は約100mほど上流の祖母谷地獄の河原から約80℃の温泉が自噴しています。
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祖母谷地獄よりひいた湯をわき水で適温にした湯を露天風呂の大きな浴槽に24時間かけ流しにしています。
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xbP1120534 posted by (C)gotyan


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夕食の料理です
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私たちが現地調達した岩魚の塩焼きと骨酒、釣った岩魚を女将さんにお願いして焼いてもらいました。
今回の釣果は二人で岩魚10匹程釣れました、自分たちだけで食べきれないのでご一緒に宿泊した人たちに振る舞いました。
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朝食です、宿泊したのは私たち二人と信州から来ていた登山のベテランの山ガールの二人でした。
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xeP1240982 posted by (C)gotyan


数年前から釣友と二人でこのシーズンに訪れていた祖母谷温泉小屋の旅は今年も楽しく終わりました、小屋を10時頃に発って11時半ごろのトロッコ電車に乗って宇奈月温泉に13時前に着きました。
昨夜、小屋の屋根をうつ雨音が強く聞こえましたが帰りには雨も上がって二日間とも雨に遭う事もなく終わりました、梅雨時で山手の旅で雨に遭わなかったのはラッキーでした。