先週来降り続いていました豪雨により九州地方、中国地方などの被害状況が報じられています、特に九州熊本を中心とした地方の方は、震度7の地震で大変な被害を被った上に、未だ余震もおさまたないうちに豪雨の被害が重なって日常生活もままならない様な状態が続いています、被害をこうむられた方々には心よりお見舞い申し上げます。
当地、北陸地方は先週末から梅雨の雨が降り続いていましたが、日曜日には雨も上がり薄日の射すお天気になりました。
昨年5月の日照りが続いていた日に小松の苔の里に行ったのですが、日照り続きで苔の色が赤茶けて本来の綺麗な苔がみられませんでした、梅雨時に美しい苔の景色を見たくて日曜日に再度行って来ました。
昨年5月に訪問した時には私の他に来園者がなかったのですが、今回は駐車場に7~8台の車が駐車していました、ここ叡智の杜(えいちのもり)、苔の里が女性週刊誌の”女性自身”6月28日号の特集記事”大人苔ガールデビュー” で紹介されたせいでしょうか。
園内に一歩踏み入れると杉林の下に一面のモスグリーンの世界が広がっていました。
苔の里に隣接する住宅のお庭も雑草なども取り除かれて、苔が美しく保たれています、個人の住宅地には入れませんので巡回路にそって園内を巡ります。
杉林の中のしっとりとした雰囲気の中を小鳥のさえずりを聞きながら美しい苔の園を観賞しました。
休憩場所の窓からお隣の苔庭が見えます、杉林の下の苔の美しさにしばし見とれました、雑草一本生えていない苔は吸いこまれる様な深いモスグリーンの魅力的な色でした。
おなじみの”スギゴケ”です
"ハイゴケ?” スギゴケも混じっています。
”ヒノキゴケ”
苔の中に新しい生命が、生命の元の種子は風が運んだのでしょうか、それとも小鳥さんかな。
朽ちた杉の切り株にも新しい杉の生命が宿っています。
道路の向かい側の”日用神社(ひよじんじゃ)”の苔を見に行きます、小さな日用川の橋を渡ります、橋の欄干も苔とシノブに覆われています。
神社境内の杉林の下も美しく苔に覆われています。
真っ直ぐに伸びた日用杉(ひよすぎ)、この叡智の杜に茂っている杉は江戸時代から育てられている石川県を代表する品種の日用杉(ひよすぎ)です。
昨年5月に小松市の木場潟公園で行われた、第66回全国植樹祭で天皇陛下が御手植えになられました杉は日用杉の苗木でした。
地元の木材で建設されて築100年の叡智の杜ウイズダムハウスの入り口にもしっとりと苔むしています。
庭石のそばにはトクサが植えられていました、トクサは日本庭園の庭石のそばや苔の庭に良く植えられますが日本庭園には相性が良い植物のようです。
この季節の花の紫陽花とバックに苔庭に杉の枝の間から薄日が差し込んでいます。
昨年まではなかった歌碑が立っていました、昨年に眞子内親王殿下様がこの園を訪れています、その時のご様子を今年平成28年の歌会始にお読みになられています。
お歌
広がりし 苔の緑のやはらかく 人々のこめし思ひ伝はる 平成二十八年 歌会始
順路をまわって園内を一周してきました、今日は雨上がりで苔の状態も良く、しっとりとした園内でモスグリーンの美しい色の苔庭を心ゆくまで観賞することが出来て満足しました。
被害が出る様な雨は降ってほしくないのですが、雨の日にこそ綺麗な光景を見ることが出来る世界があることを知りました。
最後までお目を通して下さってありがとうございます、感謝!。
![](https://maps.googleapis.com/maps/api/staticmap?key=AIzaSyAQZUdkLscCYPCJreGcsUZDsFps-Iol_X4¢er=36.32082234453804,136.4664146592013&maptype=map&zoom=16&size=400x400&markers=anchor:bottom|icon:https%3a%2f%2fmap%2ebblog%2ebiglobe%2ene%2ejp%2fimages%2fgicons%2fpin_misc%2epng|36.32082234453804,136.4664146592013)
当地、北陸地方は先週末から梅雨の雨が降り続いていましたが、日曜日には雨も上がり薄日の射すお天気になりました。
昨年5月の日照りが続いていた日に小松の苔の里に行ったのですが、日照り続きで苔の色が赤茶けて本来の綺麗な苔がみられませんでした、梅雨時に美しい苔の景色を見たくて日曜日に再度行って来ました。
昨年5月に訪問した時には私の他に来園者がなかったのですが、今回は駐車場に7~8台の車が駐車していました、ここ叡智の杜(えいちのもり)、苔の里が女性週刊誌の”女性自身”6月28日号の特集記事”大人苔ガールデビュー” で紹介されたせいでしょうか。
園内に一歩踏み入れると杉林の下に一面のモスグリーンの世界が広がっていました。
苔の里に隣接する住宅のお庭も雑草なども取り除かれて、苔が美しく保たれています、個人の住宅地には入れませんので巡回路にそって園内を巡ります。
杉林の中のしっとりとした雰囲気の中を小鳥のさえずりを聞きながら美しい苔の園を観賞しました。
休憩場所の窓からお隣の苔庭が見えます、杉林の下の苔の美しさにしばし見とれました、雑草一本生えていない苔は吸いこまれる様な深いモスグリーンの魅力的な色でした。
おなじみの”スギゴケ”です
"ハイゴケ?” スギゴケも混じっています。
”ヒノキゴケ”
苔の中に新しい生命が、生命の元の種子は風が運んだのでしょうか、それとも小鳥さんかな。
朽ちた杉の切り株にも新しい杉の生命が宿っています。
道路の向かい側の”日用神社(ひよじんじゃ)”の苔を見に行きます、小さな日用川の橋を渡ります、橋の欄干も苔とシノブに覆われています。
神社境内の杉林の下も美しく苔に覆われています。
真っ直ぐに伸びた日用杉(ひよすぎ)、この叡智の杜に茂っている杉は江戸時代から育てられている石川県を代表する品種の日用杉(ひよすぎ)です。
昨年5月に小松市の木場潟公園で行われた、第66回全国植樹祭で天皇陛下が御手植えになられました杉は日用杉の苗木でした。
地元の木材で建設されて築100年の叡智の杜ウイズダムハウスの入り口にもしっとりと苔むしています。
庭石のそばにはトクサが植えられていました、トクサは日本庭園の庭石のそばや苔の庭に良く植えられますが日本庭園には相性が良い植物のようです。
この季節の花の紫陽花とバックに苔庭に杉の枝の間から薄日が差し込んでいます。
昨年まではなかった歌碑が立っていました、昨年に眞子内親王殿下様がこの園を訪れています、その時のご様子を今年平成28年の歌会始にお読みになられています。
お歌
広がりし 苔の緑のやはらかく 人々のこめし思ひ伝はる 平成二十八年 歌会始
順路をまわって園内を一周してきました、今日は雨上がりで苔の状態も良く、しっとりとした園内でモスグリーンの美しい色の苔庭を心ゆくまで観賞することが出来て満足しました。
被害が出る様な雨は降ってほしくないのですが、雨の日にこそ綺麗な光景を見ることが出来る世界があることを知りました。
最後までお目を通して下さってありがとうございます、感謝!。