go の let's goシニア

リタイヤ・・何でもヤリタイヤ
登山、渓流釣りを卒業して四季の花を愛でています

黄花コスモス=富山県南砺市イオックスアローザ

2016年09月27日 | インポート
石川県と富山県にまたがる医王山(いおうぜん)の富山県側にイオックスアローザスキー場が有ります、先日の新聞記事でゲレンデのキバナコスモスが見頃に咲いる様子が掲載されていたので、24日(土曜)に見に行って来ました。
私はスキーをしないのでスキーシーズンに行ったことがないのですが、何年か前のスキーオフシーズンに行ったことが有ります。
県道からスキー場に向かう道路に昔と変わらずウエルカムアーチが有りました。

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ゴンドラ乗り場の近くにスキーセンター「アローザハイム」も昔と変わっていませんでした、この日は土曜日でしたのでスキーオフシーズンですが多くの車が来ていました。
ゴンドラも運行していましたが、この日はあいにくの曇り空でゴンドラの山頂駅や山頂のレストハウスは霧の中でした。
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アローザハイムの裏側の、一番下のゲレンデに一直線に上に向かって伸びる通路には砕いた瓦が敷き詰められています、マリーゴールドの花が通路の両側に上に向かって黄色のライン状に植えられていました。
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黄花コスモスはキク科コスモス属の花で、コスモスに似た花で黄色の花が咲くので、コスモスの名を冠していますが、オオハルシャギクが本当の名前のようです。
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地元の幼稚園児が種をまいたというコスモスも綺麗な黄色の花を咲かせていました。
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スキーのシーズンには駐車場になる広場でモータースポーツの「ジムカーナ」が行われていました、自動車教習所のコースくらいの広さの駐車場にポールを並べたコースを一台ずつタイヤ音をきしませて疾走します、一台が走る時間は大凡一分くらいで終わると次の車がスタートします、順番が来るのを待っている車列です。
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ポールの間を縫うように猛スピードで走りキキーキュルキュルとタイヤのきしむ音を響かせてコースを疾走していました。
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走る車も一般道を走るナンバーのついた車や、F1スタイルの本格的なスポーツカータイプまで色々でした。
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コースの横の駐車場には各チームのメカニックのピットが並んでいます。
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黄色のコスモスを見に来たつもりがジムカーナのタイヤ音をきしませて走る姿を見る野次馬のお仲間入りして、しばし時間をつぶしてきました。
ジムカーナのほかにもオフシーズンにはパークゴルフ場やドックランのコースなどが有ります、また、近くにはコテージ村もあって通年型のレジャーランドになっています。

お天気が曇り空で残念でした、青空でしたら黄花コスモスが青空に映えてもっと綺麗だったと思います。

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そばの花ー白山市鳥越三ツ屋野

2016年09月17日 | インポート
鳥越三ツ屋野地区のそばの花を見に行って来ました、例年は9月20日前後が見頃になるのですが、今年は早くも新聞に写真入りで載っていましたので、12日に行って来ました。
三ツ屋野地区は手取川に沿った山あいの農地に集落が点在する長閑な山村です。
広い農地一面が白いそばの花で埋め尽くされてとても綺麗でした。

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この時期は黄金色に色付いた稲刈りのシーズンで、コンバインで稲刈りをする姿があちらこちらで見られました。

ここ数年前からそばの花を見に来ているのですが、稲作からそばの栽培に転作してゆく田圃が目立つようになりました、元来、そばは稲作ができない様な荒れ地にも栽培出来る作物なので、米の不足を補うために栽培されてきましたが、昨今は稲作が出来る肥よくな田圃がそばの耕作に転作される時代になりました。

昭和の時代までは米飯が主体の食生活でしたが、現代人の食の多様化により米余り現象がこんな所まで影響しているのでしょうか?。
黄金色に色付いた稲とそばの白い花が織りなす縞模様が、昔の田園地帯に見られない光景を映し出していました。
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そばの花を見ながら田圃路を歩いていると雑草が綺麗な花を付けていました、野にある雑草はとても生き生きしていて雑草と呼ぶには勿体ない様な花を咲かせていました。
ヤブツルアズキ(マメ科)の花
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ヒメジョン(キク科) どこでも見られる雑草の中の雑草と思われている植物です、強い植物でどんな荒れ地にも順応しています、こうして花を写してみると、ひと口に雑草と云えない綺麗な花です。
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ツユクサ
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ヒガンバナ(曼珠沙崋)
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帰り路のレンコン畑の蓮の花を写してきました、すでに花が終わったものや開きすぎた花、未だ蕾もあって、次々に咲いているようでした。
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真白な花が咲いているそばも、10月の中旬に白山の峰に初雪が降り、山麓の里に霜が降りる頃にはそばの実が実ることでしょう、毎年11月初旬に新蕎麦祭りが開催されます、地元で栽培した新そばの地粉で打ったそばを食べるのが今から楽しみです。

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白山麓の出作り小屋を訪ねて

2016年09月13日 | インポート
今年の夏は猛暑が続きましたが、さすがに9月に入ってからは朝晩が過ごしやすくなって、日中の気温も30℃以下の日が続いています。
北陸の渓流沿いの山には夏の間、地元では「オロオロ」と呼んでいる小さなアブが大量発生するので、夏の間は皆さん渓流沿いの山は敬遠して近付きません。
先週にそろそろオロオロもいなくなる季節なので、友人と白山麓の出作り小屋の知人を訪ねてきました。


やっと車が入れる程度の山道から小さな沢を隔て向こう岸に出作り小屋はあります。
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出作りとは冬の間は里で暮らし、雪が解ける頃から山の小屋に移り住んで、焼き畑でヒエやアワ等の食料となる雑穀や野菜を耕作する傍ら、養蚕や炭焼きなどで現金収入を得て暮らす山の民の生活スタイルです。
白山を取り巻く石川県や福井県の山では昭和30年代までは盛んに行われ、出作り小屋も沢山あったようですが、出作りをする人達の高齢化と、一方では山村で暮らす人達の生活スタイルが変わり、後継者がいない事などでほとんどの出作り小屋が原野に戻ったようです、ここの出作り小屋は県内で出作り先に現存する唯一の出作り小屋です。
林道から沢に降りて丸木橋を渡って出作り小屋に行きます。
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小屋の周辺に咲いていた花などを写してきました。
     花の名前は良くわかりませんが、ペンステモン?
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ほおずきが赤く色付いて綺麗でした。
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ノコンギク
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ギボウシ
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サラシナショウマ
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ウバユリの実
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山の湧水から引いてきた冷たい水か溢れていました。
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主人は80歳を超える高齢になったので、以前のように広範囲の焼き畑を縮小して小屋の周りに野菜を造ったりキノコ類を栽培して楽しんでいるようです。
ここに来るのは春の山菜の時期以来で久し振りにお逢いしました、お茶を御馳走になってしばらくお話をして帰りました、おそらく来春の山菜の時期までお逢いする事がないと思います。


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一筆啓上 日本一短い手紙館

2016年09月02日 | インポート
大型で非常に強い台風10号の上陸により各地に大きな爪跡を残しました、この台風でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに被害に遭われて方々にはお見舞い申し上げます。
今日も被害の様子が次々とニュースに流れてきます、残念ながら無力の私には行方不明の人々の無事と、これ以上の被害が広がらない事を願うのみです。


丸岡城址を見学に行った帰りに近くの 「一筆啓上 日本一短い手紙館」 に寄ってきました。
丸岡へ行く前にNETで調べたら、開館一周年記念の特別展として「日本一短い手紙と高橋まゆみ人形コラボ展」が行われていると知りましたので期待してゆきました。

周辺の景色にマッチした昔風の門と、丸岡城の天守をイメージした建て物でした。

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日本一短い手紙として知られている”一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥せ”は三河の徳川家康が松平元康を名乗っている頃から仕えていた本多作左衛門重次が長篠の戦の陣中から妻にあてた手紙です。
三河の武将が書いた手紙と丸岡の関係は、手紙の中に出てくる”お仙”は後に六代目丸岡城主(藩主としては初代)なった本多成重(幼名仙千代)その人だからです。
この手紙をヒントに丸岡では日本一短い手紙「一筆啓上賞」を設けて、平成5年に「母への手紙」を全国に公募して始まりました。
反響が大きくそれから現在まで毎年テーマを決めて公募が続いています、昨年には短い手紙館も出来て現在に至っております。

以前から人形作家の高橋まゆみさんの人形の素朴さに興味があったので期待してゆきました、高橋まゆみさんは長野県飯山のご出身で飯山には「高橋まゆみ人形館」もあるようです。
展示されていた人形はどれも農村の原風景のような作品で期待して行った以上で満足しました、人形に添えられている日本一短い手紙で公募された手紙の内容と人形がコラボすることによって素晴らしい情景を作っていることに感銘しました。
下は日本一短い手紙と高橋まゆみ人形コラボ展のパンフレットの表と裏です。
展示の人形は撮影が出来ませんでしたので、パンフレットの中の人形と公募で入選した手紙のコラボの写真が載っていましたのでトリミングしてみました。
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第一回公募の「母への手紙」です。
  人形 ”嫁ぐ日”
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第二回公募の「家族への手紙」です。
  人形 ”つり”
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第六回公募の「ふるさとを想う」です。
  人形 ”朝の体操”
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今年の公募のテーマは「ごめんなさい」です、興味のある方、応募したい方はNETで 「日本一短い手紙 ごめんなさい」検索 でご覧ください。
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丸岡は日本一古い天守で知る人ぞ知る存在ですが、「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」を知っている人の方が多いと思います、日本一短い手紙でこれからも丸岡は人々に知られてゆくでしょう。

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