go の let's goシニア

リタイヤ・・何でもヤリタイヤ
登山、渓流釣りを卒業して四季の花を愛でています

五箇山の冬

2020年12月19日 | インポート
連日テレビで報道されていますが、関越道の豪雪により道路の大渋滞は
大変な問題になっています、自衛隊や地元の人達の協力で今朝未明に解決
したようです、雪に備えがある地方でも短期間に大量の雪が降るいわゆる
ドカ雪には打つ手がないようです。

五箇山は豪雪地帯に入りますが、合掌造りの家は豪雪地帯に適しています、
合掌造りの家の歴史をたどりますと案外新しい時代に作られています。
その始まりは江戸時代中期といいますのでおおよそ西暦1700年ごろ
と思われます、一方で合掌集落の始まりは平家の落人がはじめと聞いて
います、麦や節の一節に”ナーミノ~ヤシマヲ~トオク~ノガレキテ”
平家の落人は治承、寿永の乱(源平合戦)1180年~1185年で破
れた平家の武士や公家の人達が都を逃れて全国に散らばって、ある一族は
気候の厳しいこの地方に住み着いたようです、合掌造りの建物がつくられ
始めた江戸時代中期までの500年はどのような建物で冬の寒さをしのん
でいたのであるしようか




合掌造りの建物は屋根の勾配がきつく積もった雪が滑り落ちるように
なっています、また一階の囲炉裏を炊くと2階、3階まで暖かくなる
構造になっていて、この地方の気候に合った構造です。






合掌造りの弱点は燃えやすい素材でできていることです、ですから火災を
一番恐れています、一たび火災が発生すると放水銃で集落中を散水する
ようになっています、山間のため、水の確保するために画像には映って
いませんが防火用水が各集落にあります。



山あいの為、ただでさえ落日が早い冬季は日暮れが早い。



雪国のお散歩ですか?














家路・・・

















雪の朝










先週に続いて撮りだめた画像です、今週は五箇山の冬の景色を紹介
しました、菅沼と相倉集落の画像が混じっていますが、どちらの
集落も同じ気候の下で同じような生活をしているようなので一緒に
しました、現在では車に乗って買い物にも行けますが、その昔では
山菜や野菜を冬季用に保存して自給自足に生活をしていたんだと思
います。
古いが画像を集めて記事にしました、最後までお目を通して頂き
ましてありがとうございます。








五箇山の秋

2020年12月13日 | インポート
北陸も来週から本格的な冬に入るようです、初雪が降るようですがドカ
雪にならない事を願っています。
毎年のことですが冬になるとブログのネタが無くなるので思案の末に
古い撮りためた写真を引っ張り出して何とか話題をつないでいます。
と、云うことで昔よく通った五箇山の合掌集落の景色をアルバムから
引っ張りだしてみました、今週は秋の景色を主に紹介します。




















「天狗のあしあと」と称していますが自然石に人の足型のような窪みが
あります、どうして出来たのかは分かりませんが昔の人は想像力が豊か
ですね。






今週は秋の景色を主に紹介しましたが来週は合掌集落の冬の景色を
主に紹介します。
古いネタを出してごめんなさい、つたない記事を見てくださって
ありがとうございます。






晩秋~初冬の梢ー河北潟干拓地

2020年12月04日 | インポート
11月の末ごろの地元紙に河北潟干拓地のメタセコイアの
黄葉の記事が載っていました、昨年は太陽ヶ丘のメタセコ
イアの並木の写真を写して記事にしましたが今年は河北潟
へ行ってみようと思って12月1日(火)に行きました。
干拓地は広いうえに道が縦横にあるので良く調べて行かな
いと迷子になってしまうのでNETで地図を確認して行きま
した、場所は迷子にならずに現場に着きましたが、肝心な
メタセコイアの黄葉が終わって茶色になっていました。


肝心な葉が散って梢になっていました、綺麗な黄葉は
見られませんでしたが梢越しにさす初冬の光を浴びる
のも趣があってよいものだと思いました。





見渡す限りの農地で広い干拓地の中にメタセコイアの並木道
がアクセントをつけています。







並木の上を見上げると高く伸びた梢の間から初冬の北陸
には珍しい青空がのぞいていました。



下の路面には冬の斜光を受けたメタセコイアの梢が影を
映し出していました。






夏はメタセコイアの葉が茂り強い真夏の光を遮ったであろう
並木道の中を、梢の影を踏みながら初冬の斜光を浴びて歩き
ました。









ここは海が近いので本格的な冬になると強い季節風が吹きつけてさえぎる
物がない白一色の世界になるでしょう、来年の春になってメタセコイアが
芽を吹く頃には広い農地で農作業が始まります、それまでは訪れる人も居
なくなるでしょう。