go の let's goシニア

リタイヤ・・何でもヤリタイヤ
登山、渓流釣りを卒業して四季の花を愛でています

菊花フェスティバルin白山ー白山市総合運動公園

2016年10月30日 | インポート
毎年、秋が深まった10月の下旬~11月初旬に「菊花フェスティバルin白山」が開催されます、今年は24日から開催されていますので27日に見てきました。
会場の白山市総合運動公園の室内運動場には市内の菊花愛好家の丹精込めた作品が約1000鉢展示されます。
同じ会場で三カ月前に朝顔展を見ましたが、今は外に枯れ葉の舞う季節になって、菊が似合う季節になりました、わずか三カ月で大変な違いです、改めて季節の移ろいの速さを実感しました。

大輪や小菊の盆栽造りなどなかなか見応えが有りました、展示会に合わせて花が満開になる様に管理するのも大変難しいと思いました。

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小菊の盆栽仕立て は石や古木に、松の盆栽の様に仕立てた小菊が山水の情景を思わせるような作品で、菊の根が石や古木に沿って長く伸びているのには感心しました。
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二つの石の上にそれぞれ小菊を仕立てた作品ですが、断崖の松の木の下で釣りをする人の人形が置いてあり、山水画の情景を再現しています。、
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大輪の厚物(あつもの)と呼ばれる菊が沢山展示されていました、一本の茎から三本仕立て、7本仕立て等、多数展示されていました、厚物は太い花弁が中心に集まりこんもりとした形に咲きます、厚物でも外側の花弁が垂れて咲いている形のものは”厚はしり”というそうです、色とりどりの大輪の菊の豪華さには目を見張ります。

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大輪の菊の中に花弁が細く放射状に広がった菊は管物(くだもの)と呼ばれています、私の思うのには細い花弁は管状(くだじょう)になっているからだと思いますが、間違っていたらごめんなさい(笑)
こちらの菊も一本の茎から5本ぐらい仕立てたののが多かったように思います。
放射状にのびた花弁が垂れないように針金のリングが付けられています。
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大輪の菊の中でも「巴錦の部」と別に展示されている菊が有ります、葛飾北斎が縁の深い信州小布施ではこの菊の事を「殿様菊」と呼んいるそうです、その訳は、加賀のお殿様が参勤交代で江戸に向かう折に小布施に立ちよったところ、珍しい菊を目にされました、お殿様は地元の人にこの菊の名まえを訪ねたのですが菊の名前が分かりませんでした、それならとお殿様はこの菊を「巴錦」と呼びなさいと命名したそうです。
それ以来地元の小布施では「殿様菊」と呼んでいるようですが、殿様のお国の加賀では「巴錦」と呼んでいます。

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巴錦は花弁の内側は深紅の色で外側は黄金色の豪華な花です、殿様菊と呼ぶにふさわしい花です。
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大輪の菊を短く三本仕立てた物をダルマ造りと飛んでいます、花の大きさは普通の大輪の菊と同じですが、よくこんなに短く仕立てられたものだと感心します。
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大輪の菊を短く一本仕立てにしたものを福助と呼んでいます、鉢の上から25~30㎝ぐらいで大輪の花が咲いています、どうしてこんな背丈の低いのに大きな花が咲かせられるのでしょうか、不思議です。
ダルマ造りは三本仕立てですが、こちらは一本仕立てです。
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中輪の菊をドーム状にこんもりと仕立てて沢山の花を咲かせるドーム作りの菊も展示されていました、色々な花の色が有って玄関などを飾るのに最適な菊の様です。
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懸崖造りの菊です、名前の通り崖から垂れている様な姿に仕立てています、その昔、菊は野生で山の崖地に自生していた事を聞いたことが有ります、その頃の姿を表しているのでしょう。
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見終わって会場から出る時に、入口の小菊盆栽仕立ての立派な菊が目にとまりました、毎日の手入れが大変だったでしょうね。
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このような菊を育てるお方は私たち凡人のような楽な考えでは無理でしょうね、一日たりとも管理をおろそかに出来ませんから、すきな時にプラ〰と釣りや旅行に行く様な我々には無理なようです。

終わりまでご覧下さってありがとうございます。









釣りキチクラブ納会ー能登の隠れ家

2016年10月26日 | インポート
十月になって、鮎釣りや渓流釣りの漁期も終わった先週の週末に、一年の締めくくりの「釣りキチクラブ納会」を行いました。
場所は釣りキチクラブの仲間が所有している海の隠れ家です、七尾湾に面した静かな岬にあります、周辺には民家もなく静かな環境です。
湾の波は静かで対岸の海沿いに民家が並び長閑な能登の里海の情景です。

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向かいの山手にJR七尾線の電車が通ります、三両編成の観光列車でしょうか、高台から湾や岬の綺麗な風景の撮影スポットにしばらく停車します、停車中にこちらからもカメラを構えて写しました。
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正午の集合時間には富山の仲間を含め4台の車が揃いました、釣りの準備をしたり、ボートにエンジンを付けたりと、手分けして行いました。
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二艘のボートにそれぞれ二人ずつ乗り込んで近くのカキ棚の間で釣りをしました、湾の中は風もなく静かな海でした。
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ボートに乗らなかった仲間は岸から糸を垂れていました、時々小魚やフグが釣れましたが、釣果より対岸や遠くの景色を見たり冷たいビールを飲んだりして、長閑な時を楽しんでいるようでした。
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夜は焼き肉やトン汁などの男の手料理で無礼講の宴会でした、一年間の釣りの話などをしてお酒も進みました。
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富山の釣り仲間が友釣りで釣った鮎を冷凍保存した物を沢山いただきました、炭火でコンガリと焼いて鮎独特の香りを楽しみながら頂きました。
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まだ宴たけなわですが、お酒に弱い仲間は奥でシュラフに潜り込んで寝ています。
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翌朝からも釣りを楽しんだり裏山でキノコ狩りをして、昼ごろに焼きそばを沢山作って、皆さん満腹になった所で
後片付けをしてお開きにしました、帰り際に皆さん揃って記念撮影をして、再開を約して別れました。
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仲間の中には未だ現役の方もいますが、goの様に現役を退いて毎日が日曜日の方もいます、皆様共通しておっしゃることは健康でいつまでも趣味の釣りが楽しめる事を望んでいます。
歳を重ねると来年の事も軽々と言えませんが、三月1日の黒部川の渓流釣りを始めとして、仲間同士で楽しい釣りを楽しみたいものです。

御訪問ありがとうございます。











十月桜ー奥卯辰山健民公園

2016年10月17日 | インポート
十月桜の開花の記事が新聞に載っていました、晴天に誘われて奥卯辰山健民公園へ十月桜の花を見に行って来ました。
どこに咲いているか分からないまま、キョロキョロと見ながら広い園内を歩きまわって、駐車場に戻ってきましたら、駐車場の近くに花を見つけました。

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十月桜を見るのは初めてなので、春の桜の花をイメージして行ったのですが、春に咲く桜と違って枝にちらほらと咲いていて、春の桜のような華やかさはありませんでした、春の桜はこれから木々が芽吹く希望に満ちた季節に咲きますが、十月桜は木々の葉が色づいて散って行く季節に咲きます、それでも綺麗に咲いた花を見ていると何処か哀れみを覚えるのは私だけでしょうか。
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空は晴れているのですが、やはり秋、この季節に吹く風は肌に冷たく感じます、陽だまりに咲いた花を見ていると愛おしさも感じます。

御訪問ありがとうございます。
コメント欄は閉じさせていただいています。








ほうらい祭りー白山市鶴来地区金劒宮

2016年10月10日 | インポート
毎年10月に行われている鶴来地区の「ほうらい祭り」に、昨年から2回目になりますが8日(土)に行って来ました。
祭りは8日、9日に開催されるので先週から予定していました、ところがこの週末は生憎お天気が曇りのち雨の下り坂です、雨に遭う覚悟で初日の正午の神輿の出発式だけでも見たくて出掛ける事のしました。
町はずれの市営体育館の駐車場に車を停めてから、傘を持って金劒宮の方角に歩きました、いつもなら歩く事には自信が有ったのですが、釣りに行って傷めた膝にあまり無理なストレスを掛けない様にゆっくりしたペースで歩きました。
金剱宮の参道には両端に沢山の出店がならんでお祭りムードで賑やかでした、正午の神輿の出発にはまだ時間が有るので祭り見物の人通りはまばらでした。
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ほうらい祭りは白山市鶴来地区の金劒宮も秋季例大祭に伴って催される神事で、約800年前にその原型になる物が始まったと言われていますが、1970年から地元の商工会などが「ほうらい祭り」として観光振興の為に復活させた祭りです。(※祭りの由来、末尾欄参照)

時間が早いので金劒宮には氏子の係りの方が集まっている程度でした、これから正午までには賑やかになるでしょう。
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拝殿の中では関係者は集まって神事を行っている様子です、神輿が拝殿の前に祀られています。
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神輿を担ぐ方は初老の厄年の方です、「白丁(しろば)」衆と呼ばれる白装束に身を包んだ厄年の方が神輿を担いで町内を練り歩きます、神輿は2日間の内、1日目は前厄、2日目は後厄の白丁衆が神輿を担ぐ事が通例になっているようです。
参道の階段を白丁衆が神社に向かって登ってきました。
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行列の神輿の後に練り歩く「造り物」が集まってきます、大きな掛け声をかけて急な坂道を登ってきます。
造り物は各町会の青年団の方が1~2か月前から手造りした武将や歌舞伎の演目などの高さが約5mほどの人形です。
今年はどんな造り物が出るのか楽しみです。
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最初に集まった造り物は「歌舞伎十八番”暫(しばらく)”」です。
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正午の花火を合図に神輿が神社から白丁衆に担がれて出発しました、心配した雨も先ほどパラパラと雨粒があたりましたが、その後空が明るくなって小康状態です。
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後に続く造り物は「歌舞伎十八番 ”暫”」です。
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造り物二番手は「大天狗」です。
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新撰組 副長 三番隊組長の斎藤一と書いてありました。
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こちらの造り物は雨よけのビニールの中ではっきり見えませんが「三蔵法師」の様です、アニメぽい感じがします。
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最後の造り物は「幕末の侍」です、この人形は珍しく2体の人形が背中合わせに造られていいます。
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神社の近くの町内を一巡した神輿が神社に戻って、参道の通称「男段(おとこだん)」と呼ばれる急な階段を降りて繁華街に向かいます。
男段は短い階段を降りてから、坂道を2~30m下って次に長い階段が続いています、初めは短い階段を降ります。
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長い男段を白丁衆に担がれた神輿がソロソロと降りて行きます、階段の下には神輿を迎える善男善女が集まっています。
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狭い参道の群衆の中を神輿は進みます。
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祭りの道化役の露祓いは奇抜な仮装をして、腰から垂れた縄に空き缶や鍋を結んでガラガラと音を立てて引って歩き、女の子や子供達を怖がらせています、元々は猿田彦の神と推測されています。
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ほうらい祭りのポスターです、鶴来の街のあちらこちらに張ってありました。
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町内の当番に当たった家には「御祓所」がもうけられていて、お神酒と獅子頭が飾られています、神輿巡礼のおりに寄って御祓いをするようです。
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鶴来の街には古い家並みが残っています、これは麹を商う店です。北陸は発酵文化が発達をした土地柄です、甘酒、かぶら寿司、大根寿司等に欠かせない麹を商う店です。
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白山菊酒の名前で知られている日本酒の造り酒屋はこの鶴来地区に集中しています、この店も地元では有名な造り酒屋です。
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祭りの行燈にも縁起の良い図柄の絵が描かれていて各家ごとに飾られていました。
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鶴来地区は手取川沿いの山あいの町です、小高い金劒宮から下の鶴来の街を見下ろします、昔ながらの街並です。
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お終いになりましたが、ほうらい祭りの由来は今から800年以上前の白山事件(安元事件)に端を発して居るようです。
平家物語にも登場する白山事件とは、加賀の国司、近藤師高と白山衆徒の対立が発展し、師高らの暴挙に対する処罰を求めて大衆(僧徒)が神輿を担いで京へと強訴する(神輿振り)までに至った事件です。
金剱宮の神輿もまたその強訴に加わった神輿の一つであった。
都を警護する武士との騒乱のなかで、衆徒側では死者が出たり、警護の放った矢が神輿に当たるなどしたが、やがて訴えは訊き入れられ師高は尾張へ配流となり騒動は終息しました。

金剱宮では秋の収穫期に、五穀豊穣を願うと共に、白山事件の神輿のなかで唯一帰還したとされる神輿の凱旋を祝い、祭りを執り行うようになりました。 (フリー百科事典 ウィキペディアより)


最後までお目通しを頂きましてありがとうございます。






秋の薔薇園にてー金沢南総合運動公園薔薇園

2016年10月05日 | インポート
田圃の稲も刈り取られてすっかり秋も深まって来た事を感じる昨今です、例年は9月下旬に見に行っている運動公園の薔薇園ですが、10月に入ってから思い立って見に行って来ました。
時期的に遅かった事もあり私が一番美しいと感じている開花し始めの花が少なく、見に来るのが遅かったようです、残念でした。
今年の夏の猛暑の為なのか、薔薇の木全体に元気がない様に思いました、春の薔薇に比べてみずみずしさがないのは秋薔薇のせいでしょうか。

くれなゐの、二尺のびたる、薔薇の芽の、針やはらかに、春雨の降る  正岡子規
 

春の薔薇のみずみずしさを、人の去った寂しい秋の薔薇園で偲んでいました。

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強い台風の18号が日本海を北東に進んでいいます、今夜半に石川県に近付く予報です、猛暑を乗り切って綺麗に咲いた薔薇の花が強い風で散ってしまうのですね、愛おしい気がします。

御訪問ありがとうございます、コメント欄は閉じさせていただいています。