毎年、秋が深まった10月の下旬~11月初旬に「菊花フェスティバルin白山」が開催されます、今年は24日から開催されていますので27日に見てきました。
会場の白山市総合運動公園の室内運動場には市内の菊花愛好家の丹精込めた作品が約1000鉢展示されます。
同じ会場で三カ月前に朝顔展を見ましたが、今は外に枯れ葉の舞う季節になって、菊が似合う季節になりました、わずか三カ月で大変な違いです、改めて季節の移ろいの速さを実感しました。
大輪や小菊の盆栽造りなどなかなか見応えが有りました、展示会に合わせて花が満開になる様に管理するのも大変難しいと思いました。
小菊の盆栽仕立て は石や古木に、松の盆栽の様に仕立てた小菊が山水の情景を思わせるような作品で、菊の根が石や古木に沿って長く伸びているのには感心しました。
二つの石の上にそれぞれ小菊を仕立てた作品ですが、断崖の松の木の下で釣りをする人の人形が置いてあり、山水画の情景を再現しています。、
大輪の厚物(あつもの)と呼ばれる菊が沢山展示されていました、一本の茎から三本仕立て、7本仕立て等、多数展示されていました、厚物は太い花弁が中心に集まりこんもりとした形に咲きます、厚物でも外側の花弁が垂れて咲いている形のものは”厚はしり”というそうです、色とりどりの大輪の菊の豪華さには目を見張ります。
大輪の菊の中に花弁が細く放射状に広がった菊は管物(くだもの)と呼ばれています、私の思うのには細い花弁は管状(くだじょう)になっているからだと思いますが、間違っていたらごめんなさい(笑)
こちらの菊も一本の茎から5本ぐらい仕立てたののが多かったように思います。
放射状にのびた花弁が垂れないように針金のリングが付けられています。
大輪の菊の中でも「巴錦の部」と別に展示されている菊が有ります、葛飾北斎が縁の深い信州小布施ではこの菊の事を「殿様菊」と呼んいるそうです、その訳は、加賀のお殿様が参勤交代で江戸に向かう折に小布施に立ちよったところ、珍しい菊を目にされました、お殿様は地元の人にこの菊の名まえを訪ねたのですが菊の名前が分かりませんでした、それならとお殿様はこの菊を「巴錦」と呼びなさいと命名したそうです。
それ以来地元の小布施では「殿様菊」と呼んでいるようですが、殿様のお国の加賀では「巴錦」と呼んでいます。
巴錦は花弁の内側は深紅の色で外側は黄金色の豪華な花です、殿様菊と呼ぶにふさわしい花です。
大輪の菊を短く三本仕立てた物をダルマ造りと飛んでいます、花の大きさは普通の大輪の菊と同じですが、よくこんなに短く仕立てられたものだと感心します。
大輪の菊を短く一本仕立てにしたものを福助と呼んでいます、鉢の上から25~30㎝ぐらいで大輪の花が咲いています、どうしてこんな背丈の低いのに大きな花が咲かせられるのでしょうか、不思議です。
ダルマ造りは三本仕立てですが、こちらは一本仕立てです。
中輪の菊をドーム状にこんもりと仕立てて沢山の花を咲かせるドーム作りの菊も展示されていました、色々な花の色が有って玄関などを飾るのに最適な菊の様です。
懸崖造りの菊です、名前の通り崖から垂れている様な姿に仕立てています、その昔、菊は野生で山の崖地に自生していた事を聞いたことが有ります、その頃の姿を表しているのでしょう。
見終わって会場から出る時に、入口の小菊盆栽仕立ての立派な菊が目にとまりました、毎日の手入れが大変だったでしょうね。
このような菊を育てるお方は私たち凡人のような楽な考えでは無理でしょうね、一日たりとも管理をおろそかに出来ませんから、すきな時にプラ〰と釣りや旅行に行く様な我々には無理なようです。
終わりまでご覧下さってありがとうございます。
会場の白山市総合運動公園の室内運動場には市内の菊花愛好家の丹精込めた作品が約1000鉢展示されます。
同じ会場で三カ月前に朝顔展を見ましたが、今は外に枯れ葉の舞う季節になって、菊が似合う季節になりました、わずか三カ月で大変な違いです、改めて季節の移ろいの速さを実感しました。
大輪や小菊の盆栽造りなどなかなか見応えが有りました、展示会に合わせて花が満開になる様に管理するのも大変難しいと思いました。
小菊の盆栽仕立て は石や古木に、松の盆栽の様に仕立てた小菊が山水の情景を思わせるような作品で、菊の根が石や古木に沿って長く伸びているのには感心しました。
二つの石の上にそれぞれ小菊を仕立てた作品ですが、断崖の松の木の下で釣りをする人の人形が置いてあり、山水画の情景を再現しています。、
大輪の厚物(あつもの)と呼ばれる菊が沢山展示されていました、一本の茎から三本仕立て、7本仕立て等、多数展示されていました、厚物は太い花弁が中心に集まりこんもりとした形に咲きます、厚物でも外側の花弁が垂れて咲いている形のものは”厚はしり”というそうです、色とりどりの大輪の菊の豪華さには目を見張ります。
大輪の菊の中に花弁が細く放射状に広がった菊は管物(くだもの)と呼ばれています、私の思うのには細い花弁は管状(くだじょう)になっているからだと思いますが、間違っていたらごめんなさい(笑)
こちらの菊も一本の茎から5本ぐらい仕立てたののが多かったように思います。
放射状にのびた花弁が垂れないように針金のリングが付けられています。
大輪の菊の中でも「巴錦の部」と別に展示されている菊が有ります、葛飾北斎が縁の深い信州小布施ではこの菊の事を「殿様菊」と呼んいるそうです、その訳は、加賀のお殿様が参勤交代で江戸に向かう折に小布施に立ちよったところ、珍しい菊を目にされました、お殿様は地元の人にこの菊の名まえを訪ねたのですが菊の名前が分かりませんでした、それならとお殿様はこの菊を「巴錦」と呼びなさいと命名したそうです。
それ以来地元の小布施では「殿様菊」と呼んでいるようですが、殿様のお国の加賀では「巴錦」と呼んでいます。
巴錦は花弁の内側は深紅の色で外側は黄金色の豪華な花です、殿様菊と呼ぶにふさわしい花です。
大輪の菊を短く三本仕立てた物をダルマ造りと飛んでいます、花の大きさは普通の大輪の菊と同じですが、よくこんなに短く仕立てられたものだと感心します。
大輪の菊を短く一本仕立てにしたものを福助と呼んでいます、鉢の上から25~30㎝ぐらいで大輪の花が咲いています、どうしてこんな背丈の低いのに大きな花が咲かせられるのでしょうか、不思議です。
ダルマ造りは三本仕立てですが、こちらは一本仕立てです。
中輪の菊をドーム状にこんもりと仕立てて沢山の花を咲かせるドーム作りの菊も展示されていました、色々な花の色が有って玄関などを飾るのに最適な菊の様です。
懸崖造りの菊です、名前の通り崖から垂れている様な姿に仕立てています、その昔、菊は野生で山の崖地に自生していた事を聞いたことが有ります、その頃の姿を表しているのでしょう。
見終わって会場から出る時に、入口の小菊盆栽仕立ての立派な菊が目にとまりました、毎日の手入れが大変だったでしょうね。
このような菊を育てるお方は私たち凡人のような楽な考えでは無理でしょうね、一日たりとも管理をおろそかに出来ませんから、すきな時にプラ〰と釣りや旅行に行く様な我々には無理なようです。
終わりまでご覧下さってありがとうございます。