go の let's goシニア

リタイヤ・・何でもヤリタイヤ
登山、渓流釣りを卒業して四季の花を愛でています

高原の草花ー美ヶ原高原散策

2015年08月20日 | インポート
先の記事に続いて美ヶ原の記事になります、先回は美ヶ原高原美術館を紹介しましたが、海抜2000mの高原の屋外美術館を巡る歩道以外は自然の草花が茂る草原になっていて展示作品にも興味が有りましたが歩道の脇に咲いている山野草にも目が離せませんでした。
ビーナスの城の屋上から見渡せば山頂に広々とした草原が広がっています。
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歩道以外は綱が張られていて入る事が出来ませんが、この季節の山野草が沢山咲いていました。
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草むらを一面に彩っている花はハクサンフウロの花です。
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この時期に沢山咲いていたノアザミの花です、低山の花に比べて花の色がとても鮮やかで綺麗でした。
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ヤマハハコの花ですが、咲き終わってドライフラワーの様になった花もありました。
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黄色の花のアキノキリンソウです、美ヶ原高原には高山型のミヤマアキノキリンソウと2種類咲いているようですが私たちには見分けることは難しいです。
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舟の錨のような形の花をつけるハナイカリの花です、この花を見るのは初めてです、咲き始めから色が変わるようです。
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マツムシソウの花は高原の秋を代表する花です、群落をつくって沢山咲いていました。
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ヤナギランの花です、以前にここから離れた王ヶ頭(オウガトウ)に行った時に群生している場所を見ましたが、美術館周辺ではあまり見ませんでした。
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黄色の長い花弁を集めてつける、キオンの花です。
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ウツボクサ
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秋の七草に数えられている、ワレモコウの濃い紫色の花。
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美術館の近くの牛伏山を散策しました、名前の通り草原に牛が伏せた様な形の山と云うより丘と呼ぶのがふさわしいところです、美術館から傾斜の木道を辿って行くと15分くらいで小石を積み上げたケルンが見えました。
海抜2000mの小高い丘からは、北アルプスの槍ヶ岳や穂高連峰が目線に見えましたが、お天気が不安定で雲が広がっていて残念でした。
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美ヶ原の草原も遠くまで見えました、鉄塔の建っている王ヶ頭や草原には山本小屋の先に美しの塔が見えるはずですが小さくて良くみえません。
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望遠で見た山本小屋です、その先に小さく美しの塔がが見えます、山本小屋は現在は宿泊可能なホテルですが、もとはここに牧場を開いた明治時代に水場の近くに見まわり小屋として建てた小屋だったようです。
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無線中継用の鉄塔が林立する王ヶ頭を望遠で近づけて見ました。
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森林限界点より上になるので針葉樹が疎らに生えている間に草原が広がっています、遠くに見える富士山のような形の山は信濃富士の別名を持つ蓼科山です。
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先週まで続いた夏晴れのお天気が崩れて雲や霧の多いお天気でしたが、幸いにして降られる事がなく爽やかな高原を散策することができてリラックスする事ができました、この後は再び安曇野の須佐渡キャンプ場に戻ってもう一泊して帰りました。

2回続いた美ヶ原の記事を訪問下さってありがとうございます。








美ヶ原高原美術館

2015年08月16日 | インポート
一昨年までは燕岳に毎年登山していたので登山口の安曇野には五月のゴールデンウイークから夏にはキャンプなどで訪れる機会が多くありましたが、一昨年の燕岳19回目の登山を最後に登山しなくなってから2年間は安曇野に行く機会がありませんでした。
北陸地方はこの夏は雨が少なく猛暑の好天が長い間続いていましたが、天気予報を見ると好天も盆ごろから崩れる予報が出ていましたので、盆前の11日から13日に老夫婦で安曇野に行って来ました。
私の安曇野観光のスタイルはキャンプ場にテントを張って昼間は周辺のドライブや観光を楽しんでいます、周辺には温泉施設やペンションが沢山ありますが、朝晩が爽やかな高原のキャンプの爽快さの虜になっています。

安曇野からのドライブ範囲には霧ヶ峰や諏訪の入笠高原が有りますが、今回は比較的短時間で行ける美ヶ原高原美術館に行きました。
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美術館は海抜2000メートルの高原に、13万平方メートルの広大な敷地に具象、抽象の現代彫刻350点を展示した、ユニークでスケールの大きな屋外展示展示美術館です。
国内外の作者の展示作品の前には作品名が書かれています、抽象的な作品が多くその作品名と作品を見比べて首をひねる展示作品が多かったように思いました。
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展示場の一番高い位置に有るビーナスの城ですが屋上から景色を楽しむ人が大勢見えます、私も屋上に登って景色を見てきました。
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屋上からは360度の高原の景色を楽しめました、今日は雲や霧に包まれて見晴らしはあまりよくありませんが、海抜2000メートルの高原の景色は壮観でした、遠くに信濃富士の別名を持つ蓼科山が見えました。
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11日は午後に安曇野に到着後、大型ショッピングセンターで食料や飲み物を買いこんでから須佐渡キャンプ場にテントを張りました、夜は徒歩3分の隣の宿泊施設”ほりでーゆ~ 四季の郷”の温泉に浸かってきました。
キャンプ場には県外のファミリーや何家族かで大きなテントやターフを張って大がかりに設営しているサイトが有りましたが、私たちは二人で登山用のドーム型テントを張っています、二人だとこれで充分です。
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朝はパンとウインナを焼いて、熱いコーヒーと野菜サラダで松林に鳴く小鳥の声を聞きながら朝食をしました、湿度の高い北陸とは別世界の爽やかな朝を迎えました。
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キャンプ場から道路を隔てた宿泊施設”ほりでーゆ~ 四季の郷”です、上の駐車場には車が沢山停まっていて、大勢の方が宿泊されているようです、夕方になると駅からの送迎バスに大勢の人を乗せて到着します。
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美ヶ原高原美術館の通路の両端には高原の草花が沢山咲いていました、海抜2000メートルに咲く山野草は低地のそれに比べていずれも色が綺麗でした、次の記事で紹介したいと思っています。

御訪問ありがとうございます。









獅子吼高原(ししくこうげん)で鳥人をみた

2015年08月05日 | インポート
先週、状挿しの中に獅子吼高原のゴンドラの無料券が3枚有るのを見つけました、そういえば今年の春にカタクリロードを見るために奥獅子吼岳に登った時に頂いたものでした。
有効期限を見たら15年8月3日でした、期限が迫っているので2日の日曜日に孫3人を連れて獅子吼高原に遊びに行って来ました。
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孫たちはスキーゲレンデを20分ほどかけて一周する観覧車に乗ったり、人工芝の斜面をソリで滑り降りたり、陽射しの強い中を元気に遊びまわっていましたが熱中症が心配なので、時々レストハウスの中で冷たい飲み物やソフトクリームを食べさせて休ませました。
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ここ獅子吼高原は海抜650mで平野から急にせり上がっていることと、海からの風が上昇気流を発生させるので、パラグライダーの滑空には適した地形になっていて、真冬を除いて年間を通してパラグライダーが飛んでいます。
レストハウスのガラス越しに食事をしながら見ていたんですが、いつもより多く飛んでいると思ったら昨日と今日は”デサントバードマンカップ”の競技が行われていて、各地から大勢の人が参加して飛んでいるようです。
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色とりどりのパラグライダーが上昇気流をいっぱいに受けて、本当に気持よさそうに大空を飛んでいる姿を見ているとしばし暑さを忘れます。
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ここから見ると目線の高さを飛んでいますが、実際に飛んでいる人は下の景色から見てかなり高度を感じていると思います。
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次から次へと大空に飛び立って行くライダーの姿をしばし見とれていました。
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大空に”鳥人”のように飛び立っていく姿を見ていると羨ましくなりました、私たちが若い頃にこのようなスポーツがあったら私も飛びたかったと思いました。

ご訪問ありがとうございます。








千代女 あさがおまつり

2015年08月01日 | インポート
石川県の旧、松任地区は市町村合併で現在は白山市になっていますが、俳人の加賀千代女(かがのちよにょ)の出身地です、千代女は朝顔を多く詠っています、良く知られている代表的なものに、
朝顔に つるべ取られて もらい水 があります。
朝顔は出身地の旧、松任市では市のシンボルでした、合併後の現、白山市では市の花に選ばれています。
白山市では毎年この時期に”千代女あさがおまつり”が開催されます、今年は7月30日から4日間です、昼ごろになると花が萎れるので、朝6時から始まりますが私は8時頃に会場に着きましたが、水やりをする係り方の他に3人ほどの方が見ておられました。

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会場の松任総合運動公園の屋内運動場には市内の愛好家グループが丹精して育てた約四千鉢の朝顔が展示さてています、屋内会場に入りきれないものは、外のテントの中に展示されていました。
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展示されている中の私のような素人が見て綺麗な咲き方をしている花を写してきました。
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今年は朝顔作りには適さない、少雨で日照りの年でしたが、いずれの花も綺麗に咲かせることが出来たようです。
朝顔まつりのこの時期に合わせて咲かせるのは随分難しいようです。
また花は朝に咲いて昼ごろには凋んでしまうので、綺麗に咲いた朝顔を見るのには午前中の早い時間に見に行った方が良いようです。
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白山市は海岸線から霊峰白山の頂上まで、石川県内の一番大きな市です、朝顔は市の花に制定されて広報などに朝顔の挿絵が入っているのをよく見ます、今日展示されている朝顔の種類の多さには驚きました。
今日も全国的に熱い一日でしたが、そんな夏の朝に一番似合う花のようです。

ご訪問ありがとうございました、誠に勝手ながらコメント欄は閉じさせて頂きます。