go の let's goシニア

リタイヤ・・何でもヤリタイヤ
登山、渓流釣りを卒業して四季の花を愛でています

旅行記ーⅡ

2012年09月26日 | インポート
2008年2月に南アフリカへツアー旅行しました、前回は最初の訪問地ジンバブエ、ビクトリアフォールズ編を公開しました、今回は南アフリカのサファリツアーをご紹介します。
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ビクトリアフォールズ空港から一日一便の南アフリカ航空で1時間40分で南アフリカのヨハネスブルグに到着したのは現地時間の午後2時ごろでした。
次の目的地のエンタベニ動物保護区は空港からバスでおおよそ3時間の道のりです。

ところが空港で同じツアーの仲間の荷物が行方不明になり探していたのですが見つからず、費やした時間が1時間以上でバスの出発時間が3時半ごろになってしまったのです。


悪いことが重なってドライバーがエンタベニに行くのが初めてで最後の集落を過ぎた原野で道に迷い、真っ暗で明かりの見えない原野をさまよいました、その内にスコールの後でぬかるんだ道でバスは動けなくなってしまいました。
衛星無線でバスの会社に連絡を取っても夜中の10時頃なので誰も電話に出ません、ツアーガイドも協力して向かう先のサファリロッジに連絡を取りサファリ用の4WDの車2台で迎えにきてくれることになりました、迎えの車が到着する間、真っ暗な原野で立ち往生したバスの中は皆さん疲れ果てて終始無言でした、はるか遠くに車のライトが見えた時にホッとしました。

迎えの車に乗り換えてロッジに到着した時間は深夜の12時近くでした、ロッジではダイニングに赤々と暖炉の火を焚いて暖かい夕食を用意して待ていてくれました、一時はバスで一夜を明かす覚悟でしたが何とか最悪の事態は避けることができました。
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動物が活動する時間帯は早朝と夕方の様です、翌朝は4時に集合となっています、目覚ましの音に起こされて身支度をしてサファリに出かけました。
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その様子をデジブックにまとめましたのでお時間の許す方はご覧ください。

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ご覧いただきまして有難うございます、次の記事で最後の訪問地ケープタウンを紹介します。














旅行記

2012年09月18日 | インポート
2008年にツアーで南アフリカの旅をしました、思いたって今回デジブックで纏めてみました。

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旅行した国は南アフリカ、ジンバブエ、ザンビアの3ヶ国です、一回で紹介しきれませんので今回はジンバブエ・ビクトリアフォールズ編を公開します。
ビクトリアフォールズへは関西空港からシンガポール、ヨハネスブルグ経由で搭乗時間はおおよそ20時間、2回の乗り換え時間を含めると約23~24時間かかりました。

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お時間がゆるす方はご覧になってください。

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長時間ご覧いただき有難うございます、続編も近日中に纏めてみたいと思っています。






有磯海(ありそうみ)

2012年09月11日 | インポート
この夏に登山で安曇野へ行った帰り道に立ち寄った北陸自動車道の上り線の有磯海(ありそうみ)サービスエリアで見かけた石碑に芭蕉の奥の細道のこの地で詠んだ句を見かけました。

有磯海と云う地名はありませんが、大伴家持が詠んだ
   「かからむとかねて知りせば越の海の荒磯の波も見せましものを」
この句の越の海の荒磯から富山湾の歌枕を有磯海(ありそうみ)として詠んでいます。
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       早稲(わせ)の香や分け入る右は有磯海

この句は先に書いた記事の続きになりますが、芭蕉は市振の宿を旧暦の7月13日に出発し黒部川の扇状地の黒部四十八瀬と呼ばれる数多くの川を越えて滑川に着く。

旧暦の7月中旬(新暦9月初旬)ともなればこのあたりは早場米の産地では既に稲穂が出て秋の実りを思わせる情景になっています、その野面の先に有磯海(富山湾)が広がる情景を詠んだのです。

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滑川で一泊して、翌14日に越中の那古の浦(なごのうら、富山県射水市放生津)の海岸近くを通る、ここでで大伴家持等の詩で有名な藤の花の名所の担籠の藤波(たこのふじなみ、現在の氷見市田子の浦)に寄りたいと思う。

今はもう秋さすがに藤の花はないだろうが秋の風情を尋ねてみたいと人に道を尋ねるとここから磯伝いに5里(約20㎞)向こうの山陰になるが漁師の家さえまばらなれば一夜の宿を貸す家はあるまじ、と云われて行くのをあきらめて高岡に泊まり加賀に進みます。

北陸のこの時期、稲穂が垂れて黄金色の田園風景と芭蕉翁が旅をしている姿を想像するとこの句の情景が見えてくるような気がします。






サービスエリアで見かけて石碑に刻まれた句から芭蕉の旅の一環を知ることができました。

最後までお付き合いしていただいて有難うございます。






萩の花

2012年09月07日 | インポート
大乗寺丘陵公園を散歩の途中の案内板に萩の丘と云う場所があったのでそちらのルートを回ってみました。
斜面に萩の木が一面に植えられていてどの樹も大きく茂り小さな花を一杯咲かせていました。
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7月ごろ散策中にこの近くでクマに襲われて怪我をされて人がいます、こんな看板があちこちに掛けられていました。
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萩は秋の七草のひとつで早いものでは7月の中旬から花が咲くものもあります、草冠に秋と書くように季節的に秋の9月ごろのイメージが強い様に感じています。
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松尾芭蕉の奥の細道に 一家(ひとつや)に遊女も寝たり萩と月  と云う句があります。

この句は芭蕉が糸魚川から難所の親不知を越えて新潟県の外れの市振りの宿で詠んだ句です。
元禄2年(1689)の旧暦の7月12日のことです、現代の暦に直すと8月の末です、市振の宿でふすまで仕切られた隣の部屋に新潟からお伊勢参りに行く途中の遊女が2人いました。
女2人の旅で心細さから旅の道連れを切望されるものの「修行の身なれば所々に滞在するので、あなた方はだれか先を行く人の後をついて行きなさい、神仏の加護は必ずあるから」 とつれなく断ったけれども、何時までも哀れさが心の中から消えなかった。

芭蕉は奥の細道の旅で萩の花の咲く時期の9月に富山の通り、倶梨伽羅峠を越えて加賀の国に入ったのです。



丘陵公園からの夕日を撮ってきました、はるか日本海に反射した光が見えます、この日は水平線に近い所に厚い雲があって海に沈む太陽は撮れませんでした。
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夕陽の斜光を受けた市街地。
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終わりまで目を通していただいて有難うございます。







刈込池(かりこみいけ)

2012年09月03日 | インポート
北陸の自然をと文化の紹介と楽しみ方、お出かけガイド等を掲載した季刊誌、「自然人」があります。
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私も折があると時々読んでいます、9月1日発売の秋号が昨日送られてきました、私が自然人のフォトコミニュティに投稿した2010年11月に刈込池に行った時の写真が秋号に掲載されたからです。
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掲載されたのは北陸お出かけ地図の「水辺の紅葉」の特集で刈込池の紅葉の写真です、刈込池に行ったのは晩秋の11月6日でした、その時撮影した写真を紹介します。(左上の写真です)
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紅葉には少し早いのですが2010年11月6日に行った刈込池の様子をログってみました。
福井県大野市から国道158号線(美濃街道)を九頭竜湖に向かって走り、県道173号線に分岐して打波川に沿って登ります、途中に一軒宿の鳩が湯温泉があります。

当日は雲一つない快晴の日ですした、鳩が湯から望む白山の三の峰から別山へ続く尾根には新雪が真白に輝いて綺麗でした、ここから細い山道をさらにすすみ上小池線終点駐車場につきました。
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刈込池へのルートはここから登り周遊してまたここに戻るルートになっています、駐車場からすぐに打波川の橋を渡り登るルートは急な石段を686段も登って幅ヶ平に行き刈込池を周遊してこの奥の登山道に出て戻るコースになっていますが、私は楽なコースで逆から巡るコースにしました、急な石段は帰りの下りなります。

林道を30分ぐらい歩いてから橋を渡り急な登山道を一気に登ります、登山道から初雪で白く輝く三の峰ヶ木々の間から望みながら進みます。(登る前の準備運動で四股を踏んでいる人がいます)
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木漏れ日がやがて散ろうとする広葉樹の葉を一際美しく照らし出していました。
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紅葉の盛りも過ぎてブナやミズナラ等の落ち葉が敷き詰められた登山道をガサゴソと踏んで進みます。
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刈込池には大勢のカメラマンやハイカーの方が広大のブナ林の中で往く秋を楽しんでいました。
願経寺山(海抜1690m)麓に広がるブナやミズナラ等の原生林に囲まれた幅ヶ平に刈込池(海抜1095m)があります、周囲が400mの池です。
刈込池の由来は、霊峰白山を開山した泰澄大師が白山の山頂付近の千蛇ヶ池に棲んでいた大蛇を分けて刈込み封じ込めたと云う伝説から名付けられたと伝えられています。
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湖面に映る紅葉と初雪をまとって白く輝く白山の三の峰、この写真が自然人に掲載されました。
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立ち枯れたブナの木にブナハリタケが一杯出ています。
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ブナの根本にブナの実が集められています、根本の穴の住人がせっせと集めたのでしょう。
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帰りはブナ林の中の道を過ぎて急な石段を下ってもとの駐車場に戻りましたが、急な石段を上ってくる人は苦しそうに息を弾ませている人や途中でリタイヤして戻る人もいました。
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駐車場に戻って驚いたのは駐車場が満車で道路の両側に路上駐車をしていて車の交差が出来なくて動きが取れない状態になっていました、地元の人が交通整理をしているのですが次から次へと車が登ってくるのでどうにもならない状態になっていました。
私は着いたときに車をUターンして帰る方向に向けて駐車しておいたので交差の時は路肩にギリギリで交差したりして何とか戻れました、
行かれる方は、秋の人気スポットなので休日は避けた方がよいと思います。