go の let's goシニア

リタイヤ・・何でもヤリタイヤ
登山、渓流釣りを卒業して四季の花を愛でています

菊花フェスティバルin白山

2015年10月31日 | インポート
画像

秋も深まった10月26日から”菊花フェスティバルin白山”が開催されました。
会場の白山市松任総合運動公園の屋内運動場に27日に見に行って来ました、この会場に来るのは今年の夏に朝顔展を見に来てから二度目になります。
画像



会場の中は菊の種類や造り方によって分けられています、最初は小菊の盆栽造りの作品から見て行きました。
画像



小菊を石や古木と一体にして盆栽のように仕立てた菊は、自然界の景観を凝縮した景色を見る様ですばらしい作品が沢山並んでいました。
画像




画像




画像




画像




画像




画像




画像




画像



大輪の厚物菊は2本仕立て、3本仕立て、5本仕立てと咲かせていますが、元は一本の茎から分けて仕立てていいるようです、大きな花では直径が20㎝ほどの花が咲いていました。
画像




画像




画像




画像




画像




画像



大輪の管物(くだもの)は花火が開いた様に四方に管状の花弁を広げています。
画像




画像




画像




画像



白山市は町村合併する前は松任市でした、松任地区出身の歌人で加賀の千代尼は朝顔の歌で有名ですが、ここでは菊人形になっています。(あさがほに つるべ取られて もらい水)
      菊咲て けふまでの世話 忘れけり 千代尼
画像




画像




画像



こんなに立派な菊の花を咲かせるためには、春から一日も欠かさず世話をしてきた賜だと思います、そんな苦労も見事に咲いた菊を見ると忘れる、という心境を千代尼は詠んでいます。
画像



小菊の懸崖(けんがい)造りです、一本の幹からこんなに沢山の花が咲いています、野辺の菊が崖から垂れ下がって綺麗な花を咲かせている姿の造りです。
画像




画像



会場の一角に”巴錦の部”というブースがありました。
巴錦は加賀のお殿様が参勤交代で信州小布施に立ち寄られた時に、飾られていた珍しい菊がお気に召され、、地元の人に名前を尋ねられたのですが答えられなかったので、巴錦と呼ぶように命名されました、以来信州ではこの菊の事を"殿様菊”と呼んで大切に育ててきました。
担当者のお話では、巴錦は苗木が石川県では手に入りにくいので、信州の愛好家にお願いして手に入れているようです。
通常、菊は良い品種が出ても10年ほどでカタログから消えて行くそうです、それは育てているうちに花が小さくなったり、接ぎ木しても芽が出にくくなってきて、育てにくくなってくるそうです、巴錦は130年も前から育てているうちに、育てにくい菊として愛好家が苦労したようですが、途中で培養技術を使って今日まで大切に守られているようです。
画像




画像



花弁の内側が濃い紅色で外側が金色を帯びたクリーム色をしています。
画像



去年、信州の小布施の近くの須坂臥竜公園の菊花展でみました見事に咲いた殿様菊です。
(2014/10/29撮影)
画像



こちらのコーナーは"福助つくり”のコーナーです、苗木を鉢に植えた時に、矮化剤を使って矮化して育てた菊です、花は大輪ですが茎の長さが極端に短く育てています。
画像



こちらの子菊は白山市立わかみや保育園の5歳児が育てた菊です、保育園で水やりなどのお世話をしたのでしょう、保育士の方や職員の方が応援したのでしょうね。
画像



会場は種類毎に分けられた品評会になっていて、優秀作品には市長賞などの賞が付くようですが、まだ賞の札が貼られた菊はありませんでした、これから採点をして決めるようです。
画像



8月に朝顔展を見て夏を感じて、10月に菊花展を見て秋を感じました、花は見る人に季節感を与える大切な役割をしています、しかし現在では冬でも色々な花を見ることができて季節感が失われてきているようです。

ご訪問ありがとうございます。






能登の釣りー釣り仲間のお楽しみ会

2015年10月27日 | インポート
10月も下旬の24日と25日に、年中行事で釣り仲間と能登の海の家で一泊するお楽しみ会をしました。
釣りは海の家の傍の岩壁からと、船外機付きの小さなボートで。目の前の入り江で遊び程に釣りを楽しみました。
画像



画像



画像




富山のアユキチが差し入れて下さった見事な鮎の塩焼きは、絶品の味でした。
画像




画像




夜は男だけ6人で釣り談議の宴会を楽しみました。
画像




次の日の午前中は風もなく穏やかな良い天気でした、岩壁の海の家の前で、地元の人から頂いた岩ガキ等を焼いてバーベキューを楽しみました。
画像




釣りの合間に日光浴をしながら釣りをする仲間を見たり、能登ののどかな景色を見てくつろいでいます。
画像




船外機付きのボートで三人が入り江のカキ棚の近くに釣りに出掛けます。
画像




ボートで出掛けた人が釣った、36㎝のクロダイ(チヌ)が今日の大物賞でした。
画像




画像



2日間良いお天気に恵まれて今期の締めは楽しみのうちに終わる事ができました、富山の仲間とは一年以上お会いしていない人もいましたので、この二日間で有意義な時間を過ごし事ができて満足しています。
来季は渓流釣りの解禁から元気で楽しい釣りをしましょうと、抱負も語り合いました。

ご訪問ありがとうございます。
(こコメント欄は閉じさせて頂いております)






国道304号線、細尾峠(人喰い谷)~袴腰林道

2015年10月20日 | インポート
紅葉もこの時期になると海抜の高い所は最盛期を過ぎています、これから10月下旬には海抜1000mより低い山や高原が見頃を迎えると思います。
先週の17日(土曜日)に国道304号線の細尾峠に行って来ました、国道304号線は石川県金沢市より富山県南砺市五箇山に続く道路です、越中麦や節で有名な城端町を過ぎて五箇山の下梨までの峠が細尾峠です、現在では峠道を避けて全長3070メートルの五箇山トンネルを抜けると難なく五箇山に行くことができます。
五箇山トンネルは1984(昭和59)年に竣工しましたが、それ以前は五箇山に行くには細尾峠の難所を越えないと行けませんでした、細尾峠は人食い谷という急峻な谷間の斜面に穿たれた細い峠道をです。

五箇山トンネルの城端側入り口です、旧道の細尾峠はトンネルに入らないで右側の分かれます。
画像



峠道の始まりです、車が一台通れるほどの曲がりくねった狭い道が続きます、対向車とすれ違う時には道がやや広くなった所が所々に有って、対向車と出合った時には広くなった所で待っているかどちらかの車がバックして交差します、カーブで見通しが利かない所では警笛を鳴らしてこちらの存在を知らせました。
画像



谷の向かい側の斜面には、これから通る峠道が峠の頂上に向かって横に伸びています。
画像




画像



向かいの斜面が迫ってきました、峠道は谷の源流近くまで迂回して沢を渡り、向かい側の斜面の道を走ります。
画像



トンネルができる前は通行量が多かったと思いますが、現在では紅葉見物か新緑の景色を楽しむ私のようなもの好きな者しか通りません、この日も2台の対向車とすれ違っただけでした。
画像



道端にノコンギクの花が綺麗に咲いていました、通行する人も少なくあまり人目に触れない路傍に綺麗に咲いていたので写してきました。
画像




画像



急峻な山肌を穿った曲がりくねった道路で、一度ハンドル操作を誤れば深い谷の底まで転げ落ちてしまます。
画像



ガードレールのない場所もあります、対向車とすれ違う時には路肩をしっかりと確認しないと取り返しがつかない事になります。
画像



沢を渡り大きくカーブして回り込んで向かい側の道に続きます、この辺は紅葉も綺麗です、紅葉を見るときは車を止めて見ました、運転している時にはよそ見をしないで前を良く見て運転しないと危険です。
画像




画像




画像



通って来た道が見えます、通っている時は見えませんでしたが、下の谷川までかなりの高さです。
画像



この辺が沢との距離が一番高いところです、対向車がこない事を願ってそろそろと走りました。
この峠道が車が通行出来る道になる前は、五箇山の人は細い峠道を歩いて城端へ出たそうです、その頃の話が伝わっているのですが、冬に峠を越そうとして雪崩に遭って谷底に落ちた人が何人もいるそうですが、春になって捜索しても杖が見つかったのですが人間が見つからなかったそうです、それからこの谷を人食い谷とよぶようになったんだとさ、・・・・五箇山の民話です。
画像



危険な場所が過ぎてなだらかな斜面の林の中を走ります、この辺からは道幅も広くなり張り詰めていた気が少し楽になりました。
画像



昔、峠の茶店があった場所にはお地蔵さんがひっそりと祀られています、どなたか御世話している人がいるのでしょうか、お花が供えられていました。
画像



茶店跡から100mほど進むと左側に車が一台やっと通り抜ける出来る程の狭いトンネルがあります、峠道はここで左折してトンネルを抜けて下ると、五箇山トンネルの五箇山側の出口に合流します。
画像



私はトンネル側には曲がらないで直進して袴腰林道に進みました。
画像



この辺も紅葉が最盛期で木々の色づきがとても奇麗でした。
画像




画像



峠道は舗装されていましたが、林道は未舗装で石ころだらけのガタガタ道なので、注意して進まないと車の底を石で打ちつけるので路面を見ながらのそろそろと走りました。
画像




画像


林道の悪路を20分ぐらい進むと平坦な所に出て、道も舗装された広い道に出ます、ここから袴腰山へ登る登山道があります、袴腰山は頂上付近のシャクナゲの群生で知られています、私もシャクナゲの花を見に5月下旬に登った事がありますが、その季節には石楠花見物の登山者で賑わいます。
ここから先に進むと五箇山の菅沼合掌集落に出ますが、通行止めになっていましたので一休みして紅葉を見てから、来た道を引き返しました。
画像




画像




画像



来た時には気づかなかったのですが、道路際に袴腰の洞窟と書かれた表示板あって洞窟が口を開けていました、中をのぞいてみたのですが、暗くて良く見えませんでしたがかなり奥が深いようです、熊が冬眠するのに都合がよさそうな洞窟ですが
画像



画像




画像




昨年は10月26日に細尾峠を訪れています、今年は一週間ほど早いのですが、紅葉は丁度見頃で綺麗でした、このルートは白山ホワイトロードのように観光の人が訪れる事の少ないところで、紅葉は静かに観賞できました。
漢詩の臥遊緑に「秋山明浄にして粧(よそお)うが如し」とありますが、自然界の巡るサイクルの最初が木々が芽吹く春とすると、冬は最後のサイクルです、木々は最後のサイクルを前に精一杯の装いをして着飾っているいるようです。

ご訪問ありがとうございました。






白山ホワイトロード  三方岩岳

2015年10月17日 | インポート
10月15日も石川県には高気圧に覆われ秋晴れのすがすがしいお天気でした、以前から白山ホワイトロードを利用して、三方岩岳に登ろうと思っていました、昨年からホワイトロード(旧白山スーパー林道)の通行料金が半額になったので家内と二人で紅葉見物のドライブに出かけました。
家を9時半ごろに出掛けました、入り口の中宮料金所の近くまでは道路もすいていて快適なドライブでしたが、中宮料金所の1㎞ぐらい前から渋滞の車で繋がっていました。
料金所を通過してからは車は一定間隔でスムースに流れましたが、途中で良い景色のパーキングに入ろうとしても満車で駐車スペースがない車が本線上まで溢れていました、私は三方岩のパーキングまでノンストップで走りました、三方岩のパーキングも満車でしたが運よく一台の車が出ていった後に駐車することができました。

三方岩パーキング、ここは海抜1460mぐらいです、ここまで登ってくる間には紅葉が綺麗な所のありましたが、この高さでは紅葉の最盛期が過ぎているようです。

画像




画像



パーキングから登山道を暫く登って所から下を見ると、三方岩のパーキングが小さく見えました。
画像



パーキングから三方岩岳まで約4~50分と聞いていました、今日は登山靴は持たずにいつも履いているウォーキングシューズのままで登りましたが、途中の登山道は木の根道やぬかるんでいる道でした、やはり登山する時は周到な準備をして望まなくてはいけないと思いました。
画像



途中の登山道に根元が二抱え程の大きな岳樺がありました、長年の風雪に耐えた老木は見事でした。
画像



昨日、初冠雪して沢筋に白い雪を被った白山の峰が綺麗に見えました、山は晩秋から冬の季節を迎えようとしています。
画像




画像




画像



やっと頂上に着きました、海抜1736mの頂上は大勢のひとで満員状態でした。
画像



頂上からは白山ホワイトロードが山肌を縫うように伸びているのが良く見えました。
画像




画像




画像



頂上は絶壁の岩壁の上にあります、岐阜県の方向に向いている岩を「飛騨岩」、石川県の方向を向いている岩を「加賀岩」、富山県の方向を向いている岩を「越中岩」と呼んでいますが、三つ合わせて三方岩岳とよばれているようです。
画像



岩壁の下にはホワイトロードの道が見えます。
画像



頂上からの見晴らしです、左の黒く尖った山が笈ヶ岳(おいづるがたけ)、右の三角の峰が大笠山です。
画像



笈ヶ岳は日本200名山です、登山道がない山として知られています、登るのは春の残雪季に登るようですが、無雪季に登るときにはガイドに案内を頼んで登るようです。
画像



海抜1460mの三方岩駐車場の周辺は紅葉の最盛期を過ぎて色あせていましたが、少し下った樅の木台のパーキングあたりは紅葉が綺麗でした。
画像




画像




画像




画像




画像



行く時はパーキングが満車だったのですが、帰りには駐車スペースがあったので、ふくべの大滝を見てきました、落差86mの岩壁の上から豪快に落ちる滝は迫力があります。
画像




画像



今日は秋晴れの天候に恵まれて白山、白川郷ホワイトロードを利用して、海抜1736mの三方岩岳に、あまり体力を使わずに頂上からの眺望を楽しむことができて楽しかったです、10月初旬に訪れていたらもっと綺麗な紅葉を見ることができたと思いますが、最盛期を過ぎた紅葉で少し残念でした。
これから10月下旬は海抜1000mぐらいな山の紅葉が見頃になるでしょう。




おまけ
14日(水)に沖縄三線の慰問演奏に行って来ました、その様子が翌日の新聞に載っていました、教室のお稽古の延長で演奏したのですが、施設の入所者が喜んでくださって嬉しかったです。

画像




ご訪問ありがとうございます。








林道ー犀鶴線(さいかくせん)を行く

2015年10月12日 | インポート
10月7日に林道の犀鶴線に行って来ました、犀鶴線は白山麓の鶴来から金沢市の市内を流れる犀川の上流の熊走り地区まで全長31kmの林道です、嶮しい山岳地帯を走る林道ですが全線が舗装されています。
途中に(獅子吼山海抜928m、水葉山891m、国見山556m)の峠を越えます。
例年は4月初めから通行出来るのですが、今年の春は雪融けの頃に新雪が降って道路が壊れて通行止めが続いていました。
奥獅子吼山は、春の登山道の両端がカタクリの花で埋め尽くされるシーズンには大勢の登山客が登りますが、今年は林道が通行止めで獅子吼ロープウエイで登って遠回りして行きました。
これから紅葉のシーズンに奥獅子吼山に登りたいので、林道が通行出来るのか下見に行って来ました、入り口に通行止めの看板もなく順調に通行できました。
画像




画像



林道から上を見るとこれから登る道が獅子吼山の峰へと延びています。
画像




画像



暫く登ってから向かいの谷間を見れば登って来た道が曲がりくねって谷間から尾根に向かって伸びています。
画像



獅子吼峠の頂上近くの海抜900m付近からの眺望です、足元には鶴来の市街地が見えます、白山を源とする手取川が平野を流れて大きな三角州をつくっています、遠くには日本海が青く見えて空との間の水平線までが見通せました。
画像



道の端には草丈の低いヤクシソウの黄色の花が咲いていました。
画像




画像




アワコガネギクが満開に咲いています、日本の原種は京都の北谷に自生するキタタニギクと同じ菊だと言われています、日本固有のキタタニギクは絶滅を危惧されていましたが、道路の法面緑化の草の種を中国や韓国から取り寄せた種の中に菊の種が混じっていて外来種のキタタニギクが全国に広がっています、大陸由来のこの菊をアワコガネギクと呼んで区別しています、花が泡のようにかたまって咲く事からその名がついた様です。
画像




画像



ナンブアザミの花です、最近の私の記事でタテヤマアザミと紹介していましたが、葉の形からナンブアザミが正しいようです。
画像




画像



獅子吼峠に付きました、林道の開通の記念碑が建っている所です、ここから奥獅子吼山へ通ずる登山道が延びています、鶴来から登って来た林道はここから下りになります。
画像




画像




画像



急な下りの谷間にはこれから下って行く林道が伸びています。
画像




谷間の道を下った先には菊水地区の橋が見えます、林道は谷間からさらに三国山に登って行きますが、今日は登山する時の林道が通行出来るか下見に来たので、この辺で引き返して獅子吼峠に戻りました。
画像



ヤマハギの花が沢山咲いていました。
画像




画像



私は初めて見た花なので調べてみましたら、カワミドリの花のようです。
画像



赤紫色の茎に小さな花と蕾を着けたミズヒキの花です。
画像



獅子吼峠より下る山にはススキの白い穂が風に揺られて秋の風情を出していました。
画像



林道わきには、白いノコンギクと黄色のアワコガネギクが沢山咲いていて、草が萎れてゆく秋に最後の彩りを添えています。
画像




画像




画像




画像



林道より望むスカイシシクのケーブル頂上駅が見えます。
画像



白山麓の鳥越方面の田園や集落が山あいに見えました。
画像



林道が問題なく通行出る事が確認できたので、10月上旬から11月初旬に奥獅子吼山に紅葉を見に行ってこようかなと計画しています、林道の下見にドライブをしたのですが、天候も良く短い時間ですが秋の草花を観賞することができて楽しく時間を過ごす事が出来ました。

ご訪問ありがとうございます。