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リタイヤ・・何でもヤリタイヤ
登山、渓流釣りを卒業して四季の花を愛でています

お詫び

2017年08月30日 | インポート
最新の記事で「松任ふるさと館」を公開していましたが、画像の一部が消えて「NOPHOTO」になってしまい皆様にはたいへんご迷惑をおかけしています。
この原因は画像を経由している所の定期メンテナンス中に不具合が発生して一部の画像が消える事態が発生しております、現在復旧中ですが、今しばらく時間がかかる予想です、それまで記事を停めますが、事態が解決してから再度公開しますので、悪しからずご了承をお願いします。
信徳様、achisi様コメントを頂きありがとうございました、私のPCで見る限りすべての画像が見えておりますので、教えて頂かなければ分かりませんでした。

NO PHOTOの現象はは未だ復旧していませんが、画像を再登録して「松任ふるさと館」の記事を復旧しました
以前の記事の画像が端抜けになっていますが、それの復旧にはしばらく時間がかかりそうです。
これから新たに画像を登録してアップする物には支障がないようです。



松任ふるさと館

2017年08月29日 | インポート
画像を再登録してこの記事を復旧しましたので再度ご覧いただければ幸いです。

JR松任駅前に 「白山市松任ふるさと館」 があります、最初は2011年の11月に訪れています、8月の初めに千代女あさがお祭りの駅前会場を巡った時に6年ぶりに入館して手入れの行きとどいた日本庭園を見てきました。

「松任ふるさと館」は、明治、大正、昭和期にわたり、金融、米穀、倉庫業の分野で活躍した吉田茂平氏 の私邸で、元々は市内の安吉町にあったあものを、大正元年に交通の要所である現在の場所に移築され、昭和57年に当時の松任市(現白山市)がこの邸地を譲り受けて開館しました。

正面玄関の門は総欅作り銅板葺きの平唐門、宮大工の手によって落ち着いた意匠が施されています。

1-松任ふるさと館
1-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan


2-松任ふるさと館
2-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan



門をくぐると正面の苔むした石組の鮮やかな苔の緑が、日本庭園ならではの落ち着いた景観でした。。
3-松任ふるさと館
3-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan


4-松任ふるさと館 (2)
4-松任ふるさと館 (2) posted by (C)gotyan


4-松任ふるさと館
4-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan


5-松任ふるさと館
5-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan


庭園のあちらこちらに全国より巨費を投じて収集した銘石が据えられていました。
6-松任ふるさと館
6-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan



7-松任ふるさと館
7-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan



正面玄関から裏庭に続く飛び石です。
8-松任ふるさと館
8-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan



「松任ふるさと館」の庭園「紫雲園」は、前庭、側庭、主庭からなる築山池泉回遊式の日本庭園で、金沢の庭師等により大正元年から12年の歳月をかけて造られました、「紫雲園」の名前の由来は、豊臣秀吉が好んだとされる全国的にも珍しい紫雲石がある事に因んでいます。
9-松任ふるさと館
9-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan



10-松任ふるさと館
10-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan



11-松任ふるさと館
11-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan



12-松任ふるさと館
12-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan



敦賀石、滋賀県の敦賀の周辺で産出したもののようです。
13-松任ふるさと館
13-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan



築山へ登る階段です、右側には変わった形の「濡鷺(ぬれさぎ)形」の石灯篭があります。
14-松任ふるさと館
14-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan



貴船石、加茂川水系の貴船神社の近くの川底から産出します、現在ではほとんど産出されず、幻の石です。
15-松任ふるさと館
15-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan



ふるさと館庭園の名前にもなった京都の保津川産の 「紫雲石(しうんせき)」です、どっしりとしていて存在感のある銘石ですね。
16-松任ふるさと館
16-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan


説明立て札によると、

紫雲石(加賀藩士腹切りの石)
長さ2.3m、幅1.5m、高さ0.8m
保津川産の紫雲石(京都府)

この紫雲石は、太閤(豊臣秀吉)の七名石のひとつで、江戸時代に加賀藩と粟崎の回船問屋、木谷藤右衛門が大阪でこの石を入札で争い、敗れた藩主の家来が切腹したことから「加賀藩士腹切りの石」と言われています。
17-松任ふるさと館
17-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan



雨にぬれた鷺の羽根を思わせる事から「濡鷺形」の石灯篭と呼ばれています。
18-松任ふるさと館
18-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan


二重塔形石灯篭、火をともす火袋が二段になっている珍しい形の石灯篭です、高さ3.72m(12尺)、小豆島石です。
19-松任ふるさと館
19-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan



四脚型雪見灯篭、高さ2.65m(8尺8寸)、庵冶石(香川県)、雪見灯篭としては大型です。
20-松任ふるさと館
20-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan




離れの廊下より庭に出られます。
21-松任ふるさと館
21-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan




離れは朱塗り壁の座敷になっています。
22-松任ふるさと館
22-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan

 

障子は夏向きの簾戸に入れ変えられていました。
23-松任ふるさと館
23-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan



24-松任ふるさと館
24-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan




母屋の応接室です。
25-松任ふるさと館
25-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan



当時の電気ヒーター?、の暖炉が保存されていました。
26-松任ふるさと館
26-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan


28-松任ふるさと館
28-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan



応接室の照明ですが当時としてはモダンな照明だったんでしょう。
27-松任ふるさと館
27-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan




母屋の座敷ですが朱塗り壁の書院作りになっています、中間を唐紙で仕切ると二間になるようになっています。
29-松任ふるさと館
29-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan



オエ(居間)の囲炉裏のある部屋です。
30-松任ふるさと館
30-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan



31-松任ふるさと館
31-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan



応接間に珍しい絵が飾られていました、「加賀の千代女」の題名が付いていました、「朝顔につるべ取られてもらい水」の場面を表していますが、笠原朝美作になっていましたので、後で調べたら笠原さんは切手貼り絵で有名な作者でした。
32-松任ふるさと館
32-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan



以下は切手貼り絵の部分です、切手で貼り絵を制作したとは思えない様な緻密な絵です。
33-松任ふるさと館
33-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan



34-松任ふるさと館
34-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan



当屋敷を建設し、元の所有者の吉田茂平氏の略歴が表示されていました。

吉田茂平(よしだもへい)
慶応2年 (1866)1月生まれ
昭和11年(1936)3月歿   70歳


安吉町に生まれ、家業は油・酒商と質屋を営んで、収納する年貢米(税金)は一千石であったといわれ、事業家として抜群であった。
明治三十三年に吉田銀行を、松任町に創設する。
大正元年、松任町(現在のふるさと館)に転出し、倉庫業・運送業を開業し、なお朝鮮に興業会社を設立し、明治の銭屋五兵衛とまでいわれたが、戦後の打撃を受け、膨大な財産を失った、しかし、町の興隆に情熱を燃やした。
なお、書家でもあり、号は松山(しょうざん)。
35-松任ふるさと館
35-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan



母屋の広縁から庭園を望む。
36-松任ふるさと館
36-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan



37-松任ふるさと館
37-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan



JR松任駅前の駐車場からふるさと館の屋敷の建物を観る。
38-松任ふるさと館
38-松任ふるさと館 posted by (C)gotyan



朝顔展を見に行って、駅前のあさがお祭りの会場に面しているので見てきました、以前に一度見学していましたが入場無料なので日本庭園と明治時代の豪商の屋敷を見学してきました。

JR松任駅前の徒歩1分の場所です、興味のある方でこちらにおいでの節は立ち寄ってみて下さい。
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img133 posted by (C)gotyan


ご訪問ありがとうございました。





納涼の七つ滝

2017年08月12日 | インポート
8月7日の立秋も過ぎて暦の上では秋ということになっていますが、相変わらずの暑い日は続いています。
今月初めのノロノロ台風5号で被害に遭われた地域の人たちに心よりお見舞いを申し上げます。
不謹慎かもしれませんが台風一過で涼しくなることを望んでいましたが、相変わらず真夏日の暑い日が続いています。

7月中旬の暑い日に涼を求めて能美市長滝町の七つ滝に行って来ました、七つ滝には初めて訪れましたが、全長約1kmの急傾斜の渓谷に大小の滝が七か所あります、渓谷と渓谷沿いの遊歩道は鬱蒼と茂る木々に陽光がさえぎられてヒンヤリと涼しい環境を作っていました。

訪れた時期は雨も少なく渓流の水量の少なかったので期待していた程の迫力がありませんでした。

七つ滝-1
七つ滝-1 posted by (C)gotyan



七つ滝-2
七つ滝-2 posted by (C)gotyan



七つ滝-3
七つ滝-3 posted by (C)gotyan


木々に陽が遮られて薄暗く、暑さを忘れる遊歩道は渓流に沿って続いています。

七つ滝-4 (2)
七つ滝-4 (2) posted by (C)gotyan



七つ滝-4
七つ滝-4 posted by (C)gotyan


ほっと石川旅ねっとより
神代より絶えぬ流れ、上流の一の滝から七の滝まで7段の流れは美しい。
七ツ滝は手取川扇状地の南端辰口丘陵の長滝地区に位置します。
50メートルの高低差があり、上流の大口町と下流の長滝町との間に連なる、大小の滝の総称です。
何万年も前からの地殻変動と風化で露出した硬い流紋岩の上を、次々と流れ落ちる白い飛沫が印象的です。
周囲の木々は四季折々に彩りを変え、新緑や紅葉など訪れるごとに違う表情を見せてくれます。


七つ滝-5 (2)
七つ滝-5 (2) posted by (C)gotyan



七つ滝-5
七つ滝-5 posted by (C)gotyan



七つ滝-6
七つ滝-6 posted by (C)gotyan



七つ滝-7
七つ滝-7 posted by (C)gotyan



七つ滝-8
七つ滝-8 posted by (C)gotyan



七つ滝-9
七つ滝-9 posted by (C)gotyan



七つ滝-10
七つ滝-10 posted by (C)gotyan



七つ滝-11
七つ滝-11 posted by (C)gotyan



七つ滝-12
七つ滝-12 posted by (C)gotyan


カーナビをたよりに訪れたのですが田舎道を辿って、最後の集落を抜けて山裾の車道が途切れたところに草原の駐車場がありました、私が着いた時に一台の車が帰って行きました、他に駐車している車もなく閑散としていました、車から降りて案内看板を見ていましたがジリジリと照りつける太陽にクラクラとするような暑さでした。

渓谷沿いの日陰の遊歩道を辿ってゆくうちに汗もひけて涼しくなりました、水辺の涼しさと滝から出るマイナスイオンの効果でしょうか、暑い日には居心地が良い空間でした。

ご訪問ありがとうございます。






千代女あさがおまつり

2017年08月06日 | インポート
  ”あさがおに つるべ取られて もらい水”

皆様ご存じのこの句は加賀千代女(かがのちよじょ)が詠んだ句として有名ですが、千代女はこのほかにも朝顔の句を沢山詠んでいますが、その千代女が生まれた所がここ松任です、2005年に松任市と周辺の2町5村で合併して現在の白山市になりました。
朝顔展-1
朝顔展-1 posted by (C)gotyan

加賀千代女(かが の ちよじょ、1703年(元禄16年) - 1775年10月2日(安永4年9月8日))は、俳人。号は草風、法名は素園。千代、千代尼などとも呼ばれる
朝顔を多く歌っていることから、出身地の旧松任市では市のシンボル、合併後の現・白山市では市の花に選ばれた。白山市では市民の栽培も盛んで、同市が毎年開く千代女あさがおまつりで花の出来映えが競われている。白山市中町の聖興寺に、遺品などを納めた遺芳館がある。(ウィキペディアより)


今年の”千代女あさがおまつり”は7月28日から8月1日まで開催されました、私は7月30日の日曜日に見に行って来ました、会場は松任総合運動公園の屋内運動場とJR松任駅前の二か所です。
まず始めにメーン会場の運動公園に行きました、今年は白山開山1300年の節目の年になるので幟旗が立っています。
朝顔展-2
朝顔展-2 posted by (C)gotyan



朝顔展-3
朝顔展-3 posted by (C)gotyan



朝顔展-4
朝顔展-4 posted by (C)gotyan


あさがおまつりは期間中の朝6時から17時まで開催されています、私は10時過ぎに行きましたが、綺麗な朝顔の花を見ようと思ったら遅くとも9時ごろまでに行かないとだめなようです、毎年行って分かっていますがどうしても遅くなってしまいます、時間が遅かったので花が萎れているものが多かったですが、綺麗なものを選んで写してきました。
朝顔展-5
朝顔展-5 posted by (C)gotyan



朝顔展-6
朝顔展-6 posted by (C)gotyan


朝顔展-7
朝顔展-7 posted by (C)gotyan



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朝顔展-8 posted by (C)gotyan



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朝顔展-9 posted by (C)gotyan


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朝顔展-10 posted by (C)gotyan



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朝顔展-11 posted by (C)gotyan


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朝顔展-12 posted by (C)gotyan



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朝顔展-13 posted by (C)gotyan



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朝顔展-14 posted by (C)gotyan



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朝顔展-15 posted by (C)gotyan



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朝顔展-16 posted by (C)gotyan



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朝顔展-17 posted by (C)gotyan



朝顔展-18
朝顔展-18 posted by (C)gotyan



朝顔展-19
朝顔展-19 posted by (C)gotyan


今年はJR松任駅前の会場にも寄ってみました、駅前の広場にテントを幾つか設営して、地元の幼稚園、保育園、小、中学校で育てた朝顔が沢山展示されていました。
朝顔展-20
朝顔展-20 posted by (C)gotyan



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朝顔展-21 posted by (C)gotyan



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朝顔展-24 posted by (C)gotyan



朝顔展-25
朝顔展-25 posted by (C)gotyan



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朝顔展-26 posted by (C)gotyan



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朝顔展-27 posted by (C)gotyan



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朝顔展-28 posted by (C)gotyan



朝顔展-29
朝顔展-29 posted by (C)gotyan


その存在も知らなかったので寄るつもりはなかったのですが、駅前の展示を見ていたら”千代女の里 俳句館”があったので俳句館前に展示されている朝顔も見てきました。
朝顔展-30
朝顔展-30 posted by (C)gotyan



朝顔展-31
朝顔展-31 posted by (C)gotyan


こちらに展示されている朝顔は背丈が低い朝顔でした、俳句館に来場していたご婦人のグループが係りの人に「どうしたらこのように背丈の低い朝顔を作ることが出来るのですか?」と尋ねていました、説明を聞いていますと成長途中のツルの芯を摘んで伸びないようにするようですが、どの朝顔でも出来る訳ではなくその様な種類の朝顔でないと出来ないようです。
朝顔展-32
朝顔展-32 posted by (C)gotyan



朝顔展-33
朝顔展-33 posted by (C)gotyan




朝顔展-34
朝顔展-34 posted by (C)gotyan



朝顔展-35
朝顔展-35 posted by (C)gotyan

あさがおまつりを見て毎年思うことですが、春に種をまいてこのような綺麗な花に育てるまでには毎日の手入れが大変だったと思います、鉢植えなので特に水の管理は朝晩一日でも手を抜くことが出来ないと思います、それを思うと育てた人の熱意には頭が下がります、私のようなずぼらな者にはとても無理なようです。
今年も綺麗な朝顔の花を見ることが出来ました、育て方には感謝します。

ご訪問ありがとうございました。