go の let's goシニア

リタイヤ・・何でもヤリタイヤ
登山、渓流釣りを卒業して四季の花を愛でています

犀鶴林道(さいかくりんどう)を行く

2014年04月28日 | インポート
山間部を走る林道は冬の積雪期には閉鎖されますがこの時期に順次通れるようになります、その冬の積雪状況にもよりますが、開通を待って山に入る者には気になります。
雨の多い北陸には珍しく好天が続いている24日に自宅から30分ほどに入り口がある犀鶴林道の状況を見に行って来ました。
林道の入り口の観音開きの鉄の扉の片方が開いていたので通過したものの何処まで行けるかちょっと不安になりましたが、道路の崩れた土石が奇麗に除去されていて問題なく進めました。
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曲がりくねった道を進み高度を上げて行きます。
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途中で車を止めて遠くの景色を眺めました、すぐ下には鶴来町の様子が航空写真のように見えました、空気が澄んだ日には遥か遠方に日本海が見えるはずですが、あいにく今日は霞んでいて遠くの見晴らしは良くありません。
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峠の途中に一本の山桜が今を盛りに見事に咲いていました、車を止めて写してきました、青空に映えてとても奇麗でした。
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高圧線の鉄塔の巡視路に入って山の中の植物や花を見て回りました、この芽は山菜のコシアブラの芽です、丁度食べごろです、山菜として採取する場合は全部の芽を採らずにいくつかの芽を必ず残す様にします。
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イタヤカエデは新芽を出して花も付けています。
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ミズキの様な花をつけているシロモジです。
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クロモジの花です、子枝を折ると芳香がします、つま楊枝に加工することで知られています。
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ミヤマシキビとカタクリの花
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ヤブツバキの花がその名の通りに藪になっていっぱい咲いています。
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今月の中ごろに林道で行った獅子吼高原のケーブル山頂駅が見えます。
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こんな晴天の日には山からの景色を眺めたり、山野草を見て歩くのは楽しい事です、この犀鶴線は白山麓の鶴来町から金沢市を流れる犀川の上流の駒帰までの全長31kmの全区間が舗装された林道です、峠の頂上から先は通行止めになっていて行かれませんでした、折り返して3時間弱の山遊びとドライブでした、峠には奥獅子吼岳への登山者の車が数台駐車されていました、私が着いた時も一組のカップルがクマよけの鈴を鳴らしながら登ってゆきました。

GWにはカタクリの花も最盛期になるのでその頃に奥獅子吼岳に登ってみたいと思います。

ご訪問ありがとうございます。










染井吉野が散った公園へ

2014年04月23日 | インポート
昨日は染井吉野が散った白山麓の鶴来にあります樹木公園に行って来ました、先日来た時には染井吉野や枝垂れ桜が満開でしたが、前の日に雨ですっかり散っていました、枝垂れ桜は長く垂れた枝には少しの花を残して風に花弁を散らせていました。
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園内の道路は桜色の絨毯を敷いた様に一面に花弁が散っていました。
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遅咲きの桜が植えられているゾーンではピンク色の種類で「思川」が満開に咲いていて綺麗でした。
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八重咲や遅咲き系の花を何種類か写してきました、花の名前が覚えられないので木についていたプレートを写してきて画像に張りつけました。
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園内の草むらに咲いていた山野草を幾つか写してきました。

イチリンソウ
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              キツネノボタン
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                ムラサキケマン(ヤブケマン)
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                      マムシグサ
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                    ヤマブキ
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                        スミレ
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この日は平日の為、園内を散策する人はまばらでした、時折同じ様な年代のカップルと行きあう程度です、春の日差しをうけてゆったりと桜の花を観賞することが出来ました。

ご訪問ありがとうございます。








端午の節句展

2014年04月21日 | インポート
今日は久し振りに朝から雨がシトシト降りました、ここ暫く雨がなく乾燥していた大地に恵みの雨となりました、菜園に植えた野菜の苗木や庭の苔が青々として生き返った様子です。
雨降りはウォーキングもお休みにして、金沢くらしの博物館の企画展「端午の節句展」を見に行って来ました。
会場についた頃には雨が激しく降っていて駐車場から入り口まで傘をさして歩きました、そんな訳でくらしの博物館の外の写真は以前に来た時に写した画像を使用しました。

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玄関から入ると正面には鯉幟と吹き流しが飾ってありました。
鯉幟や武者人形は5月5日の端午の節句に男の子のたくましい成長願って飾ります。
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第三展示室には市民から寄贈された端午の節句に飾る武者人形や鎧兜の飾り物が展示されていました、現在では住宅事情もありガラスケースに入ったものが主流のようですが、なかにはかなり大きなセットも有りました、飾っていたお宅の大きな床の間が想像できます。
金沢の古いしきたりでは子供の初節句には母方の両親からひな人形や武者人形を贈る習慣があったようです。
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第四展示室には幟旗や鯉のぼりが展示されていました、幟旗には神武天皇や.鍾馗を描いた家紋入りの幟旗が展示されていました。
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第五展示室には大きな鯉幟や吹き流しが展示されていましたが、長さが5~6mの鯉のぼりは大きくてビックリしました、この大きさの鯉幟が空に泳ぐのにはかなり広いスペースが必要です、電線や建物が邪魔をしない大邸宅でないと上げることが出来ません。
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くらしの博物館は明治23年(1899)に石川県立第二中学校の校舎として建てられました、その後金沢紫錦台中学校の校舎として昭和45年(1970)まで使われていましたが、その後金沢市の文化財に指定されています。
狭い廊下で教室が繋がっています、当時の面影を偲ぶ事が出来ます。
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平日の雨の日で見学する人は私たちだけです、静まり返った廊下にカチコチと時を刻む音が、音の方角を見あげると古い掛け時計が掛かっています、時計の下のプレートを見ると大正11年(1922)に金沢市役所が完成した時から市議会場で66年時を刻んできたようです、それから92年の今も時を刻んでいます、部品は当時のままのようです。
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金沢くらしの博物館に来たのは今回で2回目になりますが、古い建物は洋風木造建築でレトロな雰囲気を随所に残しています、此処に来ると何か気分が落ち着来ます、その様な魅力があるのでしょうね。
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外に出ると雨も小降りになって庭の緑が洗われたように綺麗でした。

最後までお目を通していただいて有難うございます。







早春の林道を行く

2014年04月20日 | インポート
2週間以上前から北陸には似合わず晴天が続いています、気象台が始まってから記録的な乾燥した気候が続いていましたが、16日は久し振りに雨模様の朝を迎えました、空気がしっとりして本来の北陸の気候に戻ってホッとした気分になっています。
好天の17日の木曜日に思い立ってこの時期に開通する林道にドライブしてきました、白山麓の入り口に位置する鶴来町の獅子吼高原(シシクコウゲン)は白山より流れる手取り川の流域にあり、海抜差約500mの高台になっています。
日本海から川沿いに高台に吹くつける上昇気流を利用してパラグライダーが盛んに行なわれています。
高台にはキャンピングやカートが楽しめる遊園地、レストランなどがあります、通常はゴンドラリフトに乗って登るの人がほとんどですが、私は林道をたどって途中で山野草の花を観ながら登りました。

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クロモジの花です、他の木に先がけて芽吹いて花も咲いています、小枝を折ると良い香りがします、つま楊枝に利用されています。
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”山路きて なにやらゆかし すみれそう”松尾芭蕉の句がありますが林道沿いに沢山咲いていました、タチツボスミレでしょうか。
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ショウジョウバカマ(猩々袴)は小さな花が沢山寄り集まって綺麗に咲いています、春一番に咲く花です。
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サトイモ科のマムシグサが芽を出しています、茎の外皮や茎の縞模様が毒蛇のマムシに似ている事からこの名がつけられたようです、マムシも毒蛇ですがこのマムシグサも毒草です。
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キクザキイチゲも大きく開いて春の日を一杯に浴びています。
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この時期の峠道や林道を彩るのがヤマブキの花です、時期的に早くてほとんどが蕾でした、開花した花をみつけて写しました。
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ヤブツバキが一杯花をつけてあちこちに咲いていました。
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ヤブヘビイチゴの黄色い花が今を盛りに咲いていて綺麗でした。
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ミヤマキケマンソウです、これと同じ様な花で紫色のヤブケマンがあります。
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林道の中腹にモクレンの花が満開に咲いていました、道路の両側に大きく伸びた梢に一杯の花をつけています、自然の山にはモクレンを余り見た事がないのですが、誰かが植えたのでしょうか。
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そんなに急勾配では無いんですが確実に高度を上がっています、このあたりには残雪が両側に残っています。
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道路の近くにヤマザクラが満開に咲いていました、薄紅色の花と紅い新芽の色が奇麗です、染井吉野の様な花だけが先に咲く桜も奇麗ですが、花と新芽の芽吹きを同時に鑑賞できるヤマザクラも味わい深い美しさがあると思います。
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頂上近くなると林道は細くなって片側が崖になっていて慎重に運転しないと危険な道路です、途中の道路が広くなった所で停車して、来た道を振り返ってビックリです、この写真では小さくて分らないのですが下の2枚の写真を観て下さい、崖の途中に車が転落しているではありませんか。
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後で調べたら転落している車は以前に不法投棄されたものらしいです、
悪い事をする人がいるものです、不法投棄は絶対にダメ!






もうすぐで頂上になる手前の道路にゲートガあってこれ以上は車では進めません、徒歩でゲートを廻りこんで花を観ながら10分ほど歩きました。
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白い花を付けた桜の木を見かけました、図鑑で調べましたらヤマザクラの一種で「青芽ヤマザクラ」のようです、良く見かけるヤマザクラは花も薄紅色で新芽も紅色をしています、この山桜は花も白色ですが新芽も緑色をしています、あまり見ない品種です。
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イカリソウが花を咲かせていました、白い花のシロハナイカリソウです、花の形がなんとなく舟の錨に似ている所から付けれれた様です、漢方薬では淫羊藿(インヨウカク)と呼んで用いられているようです。
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ようやく頂上のスカイ獅子吼に到着しました、キャンプ場や遊園地はOFFシーズンで人影もなく静かでした、この日は遠くの景色が霞んで良く見えませんでした、空気が澄んでいたら遥か日本海までも見渡せるのですが。
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この場所は海抜650mぐらいです、桜の花はようやく咲きだしたところです。
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ここの芝生がパラグライダーのランディング場所です、ここから約500メートル下の着地地点までフライトしますが、昼休みの時間で飛び立つ所は観ることが出来ませんでした、下に見える景色は手取り川沿いの鶴来の市街地です。
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林道を4~50分走り早春の山野草や木々の芽吹き、ヤマザクラの花などを観ながらのドライブでした、時折山菜とりの人の車とすれ違うだけで静かな林道です、車窓から山野草やヤマザクラの花をみつけると車を止めて観察してきました。

ご訪問ありがとうございます。


芝桜見物のドライブ

2014年04月16日 | インポート
今朝の地方紙に写真入りで小松市中海のロードパークで柴桜が見頃になったとの記事が掲載されていました。
そちら方面は現役の頃には仕事で度々訪れていました、最近は行く事のない所ですがお天気も芝桜を観るのには絶好の晴天なのでドライブがてら出かけてきました。
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新聞に掲載された事も有って、余り広くないロードパークの駐車場はほぼ満車になっていました、ロードパークと用水の小川との間の土手に一面に柴桜が咲いていました。
私が想像していたより狭い場所でしたが、見頃に咲いた柴桜の花が陽ざしを受けて輝いて綺麗でした。
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あたりはのどかな田園地帯です、これから始まる稲作の準備で耕された田んぼや水が張られた田んぼが続いています、風もなく汗ばむ春の日差しを受けて農道を歩いたら爽快でした。
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ロードパークの向かいの高台には小学校があります、校庭の桜が盛りを過ぎて散り残った花がほのかに白く梢に見えました。
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柴桜は陽光が良く似合う花だと思います、春の日差しを纏った美しい柴桜を観ることが出来て満足でした。
近くの地場産品の直売所で山菜の「こしあぶら」を買ってきました、今夜は筍とこしあぶらを天ぷらにして食べます。

ご訪問ありがとうございます。