赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

夏休みの自由研究(3)

2007-09-10 00:56:15 | 違う、ガンヲタじゃない
前回からのつづき。完結編。

(5)アトラクション「ガンダムクライシス」を終えて
 結局のところ、誰一人としてガンダムのコックピットに入ることを許された者はおらず、別室に移動させられる。画面には敵襲に対応して出撃するガンダムの姿とその戦闘のシーン。一連のストーリーを見終わったところでアトラクションは終了。その後、出口をくぐって明るいところに出るとそこにはガンダムのグッズショップが広がっている。商魂逞しいとしか表現の仕様がない。富士急当局曰く、「世界?最大規模のガンダム専門店」とのこと。


図1 ガンダムマニア入口

 店内には「ソロモンに行ってきました!」せんべい(図2参照)やジャブロー温泉饅頭など、ヲタ・・・否ライトなガンダムファンの心をくすぐるような品物が多数陳列されており、一部の30~40代の男性ならこれに抗う術はあるまい。筆者が一番目を奪われたのは夥しい数のガンプラ。小学生の頃の「ガンプラブーム」の頃には御多分に漏れず近所の模型店に通ったものだったが、その後ガンプラへの憧憬は大学生になっても社会人になってもずっと心の片隅にあった。しかしながら一度でも手を出そうものならそれはもう"Point of No Return"(取り返しのつかない一線を越えること)を意味するため、長年自重してきたのだった。ここでもかなりの逡巡があったことは間違いない。


図2 「ソロモンへ行って来ました!」せんべい

(6)その他のアトラクションにて
 この他、(a)RED TOWER(いわゆる「フリーホール」)、(b)都並(つなみ、旧「グレートザブーン」)、(c)フジヤマなどのアトラクションにも『野郎2人』で挑戦。(a)に乗り込んだ際、すぐ後ろにいた10代と思しき女の子たちがこっちを見ながら( ´д)ヒソヒソ(´д`)ヒソヒソ(д` )と何事か話していたが、観なかったことにしてそのまま上昇、急降下時には野太い悲鳴を上げておいた。(b)は船に乗って水面に降下、最終的に大きな水しぶきを上げるというものでなかなか刺激的であった。並び時間はわずか30分ほどであったため行列に野郎2名という羞恥プレイ時間は短めで済んだ。しかしこれが今年唯一の「夏らしいこと」だった筆者のあり方については議論のあるところだろう。ちなみに「狂気の左サイドバック」とは何の関係もないようだった。(c)について、「ええじゃないか」や「ドドンパ」などの比較的新しいアトラクションにも冒険心から乗ろうと思ったが2、3時間待ちのため、断念。野郎2人で2時間以上も行列に並ぶなど、市中引き回しの上打ち首獄門といったシチュエーションはさすがに耐え難いものがあったので、筆者は一面で安堵したのであるが。実のところ、絶叫マシンには目のない筆者も先日のエキスポランドでの一件以来、こういった類のアトラクションは些か怖くなっていたが、フジヤマは相変わらず刺激的で楽しかった。たとえ野郎ふたりであっても。


図3 「都並」全景

(7)結論
 上記現地調査の結果を踏まえれば、冒頭で提起した「夏休みも佳境に入った真夏の遊園地に、事もあろうに三十路の野郎2人で行っても人間は精神的にその屈辱に耐えることができるのか否か」という論点に対する一応の答えとしては、「可能」ということになろう。とはいえ、上記のとおり、アトラクションを限定的に回ったとしてもかなりの屈辱と恥辱に耐えながらの遊園地ということになるため、多かれ少なかれMっ気のある人物しか耐えることのできない困難なタスクであると同時に結論づけることができよう。

(8)付帯的事実
 上記(5)において、ガンプラを前にして筆者は禁を破って買おうか買うまいか逡巡したと記したが、その結果を参考までに記しておく。

 結局、


と・・・


取り返しの付かないこと・・・


取り返しのつかないことをしてしまったぁぁぁぁ!!!!

いや、別にガンプラ3個買ってきただけですがね

(9)よいこのみんなへ

 みてないとおもうけど、よいこのみなさんへ
 こんなおとなになっちゃだめだよ!
 いいおとなになってもこんなおちゃらけたことばっかりしていると・・・・








こんなふうにボールくんにどこかにつれていかれちゃうからぜったいだめだよ!

ふとっててもだよ!!

いいとししてじおんぐんのてぃーしゃつきて、ふくろのなかにはがんぷらもっててもだよ!!!

しかもおなじてぃーしゃつきてるおたくと、えんないですれちがってもだよ!!!!


あれ、なんかしにたくなってきたぞ?