赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

日々是勉強

2009-04-30 02:46:27 | Urawa Reds
             Players just appeared on the pitch.
J-League Div.1 - 2009 season 8th Sec.
Shimizu 2 x 2 Urawa @Shizuoka Stadium ECOPA, SHIZUOKA(AWAY)

連戦でさすがに疲れの見えた選手たちは、引き気味の清水を向こうに回して奮闘はしてくれた。失った勝ち点2は授業料と現時点では思っておこうと思う。詳細は疲れたので後日、すいません。

しかしまぁ、疲れたけど面白い試合だった。とりあえず直輝は初ゴールおめでとう、いやはやお見事でした。
そういえば、試合前のシュート練習の最後でアレがゴールの至近距離から思いっきりゴールに蹴りこんでいたが、スタメンで出られない試合が続いて彼なりに鬱憤がたまってんのかなぁなんて勝手な想像をしてみた。


The curtain call as usual. しかし変なところに緩衝帯があるよなと。てか、不況の影響か、看板スポンサー数減った?

J1第8節 清水2×2浦和@エコパ

ローテーション?

2009-04-29 02:03:01 | Urawa Reds
Jリーグ第8節前日 フィンケ監督(浦和公式)

ヤマ(山田暢久)の出場が微妙で、かつ峻希が帯同せずということになると、右SB細貝or代志也、左SBアレという布陣になると考えるのが順当だろうか。しかし今季は例え誰かの出場が危ぶまれたとしても、代わりに出場する選手を加えた面子でどういう絵を描いてくれるのかがむしろ楽しみでもある。そもそも、ヤマは年齢や連戦が続く状況を踏まえれば少しお休みを与えてあげてもいいのかもしれない。チーム全体については、果たしてインターバルが短くても同じようなサッカーが展開できるのかという点に着目したい。

それでは、明日早いので今晩はこのへんで。

晩春の三河路(3)

2009-04-28 07:43:11 | ぶらりアウェイの旅
前回からのつづき)


「三河武士のやかた家康館」は時間が足りなくなってしまい駆け足になってしまって残念だったが、歴史に関する能書きの好きな人だったらそれなりの時間楽しめるつくりになっていたと思う。日本刀、槍、鎧兜といった試装・試着が出来るのはなかなか面白くて、外国人観光客が鎧兜を被り日本刀(勿論刃はない)を持って物凄く楽しそうな顔をしていたのが印象的。こちらでは大きいお友達でも合法的に楽しむことができますので誤解、いやご安心ください。
姿勢

He sat up straight like Hidetoshi NAKATA, former international footballer.

川の間反対から岡崎城天守を撮影してみるも、やはり木々に阻まれてきれいに写真に収められず。ご覧のとおり、やはり桜はやや旬を過ぎた感じ。岡崎城を後にし、腹ごしらえをして豊田に、と思ったが時間もないので駅までの道の途中にあった中華料理屋「成瀬屋」で昼食。中華料理店だが要はなんでもありで、「ヘルシー納豆うどん」を喰ったが量が多すぎて全然「ヘルシー」感なし・・・。昼間からドラゴンズの番組をやっていたのがさすが愛知という感じ。



中岡崎駅から愛知環状鉄道で新豊田駅へ。途中グランパスファンと思しき中高生の集団が乗り込んでくるなどしたところでようやくほのかなアウェイ感を覚える。駅からスタジアムに向かう道すがら、前回はバスツアーのため遠くから眺めるだけだった豊田大橋を遂に渡ることができて、ちょっとしたインフラヲタとしては小さな幸せ。バスケットハンドル型ニールセンローゼ橋という、昔多少インフラの仕事をした自分でも余り耳馴染みのない形式の橋で、故黒川紀章氏の設計によるものでとてもスタイリッシュ。



豊田スタジアムは屋根が閉じていて、この日はかなり暑い日だったこともあって一瞬九石ドームでの蒸し風呂の悪夢が頭を過ぎったが、この屋根が日差しを遮ってくれる上に、意外と風通しもよいのでかえって涼しいくらいで快適だった。立地やアクセスを除けば、サッカー専用でピッチも近く申し分ない。スタジアムフードは余り食べないのでよくわからないけど。



(このシリーズおわり)

麺工房 涌井@綾瀬/ネギラーメン【本年28杯目】

2009-04-27 07:52:50 | 麺(都区内北東)
足立区では老舗のラーメン屋である「涌井」。西新井にある店舗は駅から遠いためこれまで行ったことがなかったのだが、そののれん分けの店が綾瀬に出来たと聞いて来訪。綾瀬駅前、ホントに駅の目の前にあるショッピングビルの地下にあるレストラン街の一角にオープン。建物の性質上かカウンター席はなくすべてテーブル。醤油、味噌、塩のラーメンの他に油そば、汁なし、つけ麺など様々なラインナップ。券売機方式でなくテーブルで注文を取る方式。20時台だったが店内は5割程度の入り。試みにネギラーメン(950円)にする。

背脂が浮いてはいるが、口にしてみるとこれが意外とさっぱりした醤油スープ。細めなストレート麺は噛み応え十分で、スープの風味をしっかりと運んできてくれる。全体的に量は多め。チャーシューとネギも盛りだくさんで、麺をすべて頂くのには十分どころかちょっと余るくらい。チャーシューは箸をつけると崩れてしまうほどで、これは好みの分かれるところだろうと思う。駅前でこれくらいの麺が食えるのは有難いのだが、しかし駅から至近距離とは言えラーメンとしてはちょっと高いよなとは思うのではあるが。

住所:東京都足立区綾瀬3-4-9サンポップ綾瀬B1
電話番号:03-697-2179
営業時間:11:00~23:00
定休日:サンポップ綾瀬に順ずる


守るべきもの

2009-04-25 21:16:58 | Urawa Reds
J-League Div.1 - 2009 season 7th Sec.
Chiba 0 x 1 Urawa @Fukuda Denshi Arena, CHIBA(AWAY)

千葉側の思う壺で今季もチケットを買えず、本日はFootnik@大崎にて観戦。アウェイ磐田戦の際はそれこそ芋洗い状態だったのだが、この日は立ち見客もごく少数で意外。思いのほか実質的な意味での「チケット難民」が少なかったのか、それとも単に雨風が凄くてパブまで足を運ぶ気力が湧かなかったのか、その原因がちょっと興味深い。試合については、コンディションを落としていたらしい直輝は大事を取るものと思っていたが、スタメンだったのでちょっとびっくり。

千葉が特にこちらのビルドアップの段階から積極的にプレッシャーをかけてきたこと、そして強雨に曝されたピッチコンディションも影響してか前半はパスミスも目立って前半は苦戦。千葉はプレスは効いていたものの、他方で巻なくしては成立しない攻撃にはいまいち迫力がなく、どちらかと言うと凡庸な試合内容で、パブ内もさほど盛り上がりどころもないといった様子だった。こういう相手に対する対処はさすがにまだまだですね。

後半に入って浦和側のパフォーマンスは劇的に改善したわけでもなかったが、それでもピッチコンディションを考慮してか浮きダマのパスを増やしてみたりそれなりのに工夫はしていたように見受けられた。対する千葉も前半の「ハンザイ・アタック」とも言うべき積極策の当然の代償として後半は足が止まりがちになり、結果として浦和がパスを回しやすくなったというのもあるのかもしれない。

ただ、今回も「スミイチ」となってしまった得点は非常に美しいもので、左からの直輝の精緻に計算されたクロスに対してエジがファーギリギリに飛び込んで頭で合わせたもの。胸の透くような素晴らしいゴールだった。エジはこの得点のみならず、時間を経ても試合を重ねても衰えない献身的なフォアチェックでチームを助けていた。それにしても、2点目が取れないことに関して現在のところ抜本的な解決策が見当たらないことは、今後連戦を戦っていく上で少々心配ではある。まぁ、チャンスがないわけではないのだけれど。

そういえば、今回の千葉側の「嫌がらせ」、つまり国立等のキャパの大きな施設で開催せず、加えて最大限浦和サポを排除しようとした結果として、我々浦和サポのチケット入手が著しく困難になったことに関して、ネットで「親会社(JR東日本)が親方日の丸だから利益よりつまらないプライド優先」といった指摘を見かけた。しかし、オレの認識では「フットボールクラブ」というのは原則として金銭の形での利益を追求する組織ではないはずなので、クラブとしての、そしてサポーターたちの「矜持」みたいなものを金銭には代えられない利益として守ること、今回のケースではホームスタジアムを「ホーム」たらしめること、は元親方日の丸だろうが何だろうが必然なことかと思います。まぁ、その「矜持」をわずか1年であっさり捨て去ってしまった、「元親方日の丸」が親会社である某クラブもありますが・・・(苦笑)

現地で観戦された皆さん、風雨の中お疲れ様でした。水曜に向けてどうか風邪など召されぬよう。

J1第7節 千葉0×1浦和@フクアリ

悲しみの向こう側

2009-04-25 01:57:08 | Urawa Reds
Jリーグ第7節前日 フィンケ監督(浦和公式)

浦和仲間からのメールで知った、大変にショッキングなニュース。先日大怪我から復帰したばかりの堤が再び手術、長期離脱が必要な状況となってしまった由。無力ながら少しでもスムースな復帰を祈るほか術がない。コメントからするとフィンケ監督は彼をSBのスペシャリストとして期待しているようなので、戻ってくる場所は確かにある。心折れることなく再起を期して頑張って欲しい。

明日以降の試合に際しても怪我人続出で楽観などできる状況ではない。特にここ数試合リンクマンとしてチームの推進役となってきた山田直輝のコンディションが気がかりだが、連戦を前に無理させるのも得策とは言えない。むしろ、直輝不在の状況でチームがどこまで機能するのかに注目したいところ。また、高橋峻希もいよいよ帯同するようなのでそちらも楽しみ。

What's wrong ?

2009-04-24 01:18:02 | 違う、ガンヲタじゃない
某タレントさんが泥酔して公園で全裸になって騒いでいたところを逮捕されたという「衝撃」のニュース、朝っぱらから友人からのメールで知ってさすがにびっくりした。とはいえニュースそのものについては、最近地上波の番組を昔ほど観なくなってしまった身分なので、さしてどうこうということもなくて、まあ酒に酔って全裸になるくらいだったら別にいいじゃん?ってな程度の感想。

しかしながら、一介のカンヲタ的として気になったのは、そのタレントさんが警官相手に発したという

「裸になって何が悪い!」

という台詞。わかるひとはわかると思うが、もしかして某タレントさんがガンヲタで・・・とか、もしかして駆けつけた警官を前にやっぱりあのポージングをかましながら叫んだんだろうか・・・だったら漢認定だなとかくだらん妄想やら何やらがちらほらと。

そう、


裸になって何が悪い!

ってね。


そして勢いあまって何となく似たようなポージング集めてみたので適当にどうぞ。




裸になって何が悪い!



↑と似てる、とネットで一時ネタになってたこのポージングも当然ながら。


裸になって何が悪い!



これはちょっと違いすぎるかな・・・。


裸になって何が悪い!


いや、オレは漢にはなれないなぁ・・・。

愛しさと 切なさと 心強さと

2009-04-23 07:58:20 | Urawa Reds
数日前スポーツ新聞のサイトのサッカーコーナーを開くといきなり苦悶の表情を浮かべる伸二の写真が目に飛び込んでとっさに閉じてしまった。もう伸二が楽しそうにサッカーをしている姿は見られないのかと、何かまた切ない気持ちになってしまった。悪質なスライディングタックルを伸二にかましたあのフィリピン人が未だに許せないオレがいる。復活を祈る。

対照的に、浦和では堤がようやく全体練習に合流したという朗報が。個人的には、近い将来右SB峻希、左SB堤なんてバランス的にいいんじゃないかなんて思っていたんだが、練習では右SBに入っていたそうで。まあそこらへんは監督に任せるとして、焦らずこれまでの遅れを取り戻して欲しいところ。

写真は近くを通った際に立ち寄った群馬県は太田の芝桜。丘の斜面一面に広がるピンクと白の芝桜の形成するコントラストは実に見事だった。実は、すぐ傍にあった新田一族による山城である「金山城」も気になったのだが、この日は自重した。しかし最近車でどこに行ってもレッズのステッカーを貼った車に出くわすような気がするな・・・。

つし馬@浅草/中華そば【本年27杯目】

2009-04-22 07:52:11 | 麺(都区内北東)
先週金曜の仕事帰りに1年半ぶりくらいにつし馬@浅草へ。田中商店@六町のセカンドブランドのお店だったりするのだが、似ても似つかない感じで、現在は店主さんのご出身の津軽地方のにぼしらーめんを出している。21時前後に到着すると4~5割の入りだった。入って直ぐ右に券売機があるのだが、ドアが内側に開くため、先客が券売機の前で長々と迷っているとその間店の前で待たされる羽目になる。中華そば(中、750円)にした。

煮干が仄かにきいていて、やや酸味のある醤油スープは実にあっさりとしたもの。ツルツルっという食感、それでいながらもちっとしている麺が、さっぱりしたにぼし風味の醤油スープにしっかり絡んでいるのが立派。ネギもよいアクセントになっており、チャーシューの程よく柔らかい食感もよい。限定の「バリ煮干しそば」が売り切れになっていたのがやや気になるところ。あと、このお店の近所に麺屋武蔵系の「江戸きん」というお店がオープンしていたのでそちらもやや気になるところ。

住所:東京都台東区浅草1-1-8
電話番号:03-5828-3181
営業時間:11:30~21:30
定休日:無休(スープ切れ終了)

(Ramen(noodle) at Eastern Tokyo)

京鰹節つけ麺 愛宕@新橋/YUZU ATAGO【本年26杯目】

2009-04-21 07:55:10 | 麺(都区内南西)
まあ何と言うかつまり2週連続で同じ店を訪れる愚を犯したわけなのです。だって"YUZU ATAGO"ってのが気になったんだもん・・・。前回言ったとおりこのお店は昼夜で別コンセプトで、具体的には昼は京鰹+鶏、夜は京鰹+豚。その前回はせっかく夜に来たのにまだ残っていた昼バージョンを喰ってしまったので、今回は満を持して夜バージョンでYUZU ATAGO(930円)にチャレンジ。

スープは非常に凝ったもののようで、節粉が浮いているイメージそのままに魚介系が前面に出、仄かな酸味が感じられる。ただ、「柚子」といいながら実のところ柚子の香りはさほどでもない。一方で前回のTSUKE ATAGOよりも濃厚であり、麺との相性はこちらの方が抜群に良いと思う。そして前回もそうだったが、しっかり湯切りしているのも個人的には好きだ。そんなわけで勢いでスープ割りすると、青ネギを加えてくれる心憎いサービス。久しぶりに完飲してしまった。これは結構気に入ったなぁ。



住所:東京都港区新橋5-8-3代市ビル1F
電話番号:03-3437-3515
営業時間:11:00~15:00、17:00~22:00
定休日:日祝

(Ramen(noodle) at Central Tokyo)

犬小屋には今回も入れません

2009-04-21 01:21:43 | Urawa Reds
例年に比べればまだ「まし」だったらしいフクアリチケット争奪戦だが、今年もあっさり敗退。しかし先日申し述べたとおり、こうした清々しいまでの千葉サイドの嫌がらせは敵ながら天晴れと評価申し上げております。そう感服はしますが、ただやっぱり鬱陶しいものは鬱陶しい。そんなわけで来年以降は、例えばお互い違うカテゴリでやれたらいいなぁといった邪な願望を抱きつつ、どっかのバーから呪・・・いや声援を送りたいと思います。


以上、負け惜しみでした。

情熱大陸

2009-04-20 00:26:08 | Urawa Reds
闘莉王が特集されるというので、随分と久しぶりにこの番組を観た。前回は確か福田健二@現在はギリシャの特集の時だったから、結局サッカー選手のときしかみていないことになるわけだが。

前も言ったけど、個人的に闘莉王という選手は「腹の立つことも多いけど憎めないヤツ」という存在。放送の内容自体は浦和ファン・サポなら大体聞いたことのあるような話ばかりだったけど、例えば闘莉王の車のキーにちゃんと浦和のユニのキーホルダーがついてることがちょっぴり嬉しかったり、また年越しを家族と過ごす姿を実際に映像で見ると、天皇杯をほっぽり出して帰っちまう(まあ怪我ってことなんだろうが)ことに対する怒りもちょっとだけ和らいでみたりしたかな。

ま、なんつーか週の終わりにちょっくら元気をもらったかなってところか。


レディースは快勝、サテは引き続き悶々ってところだったようで・・・。

Italian Roast

2009-04-19 01:49:45 | Urawa Reds
J-League Div.1 - 2009 season 6th Sec.
Urawa 1 x 0 Kyoto @Saitama stadium 2oo2, SAITAMA(HOME)

とはいってもサッカーの内容はカテナチオ的では全然ないわけだが、それにしても2点目の壁の高いこと。しかし、安心して試合を見ることができないかと言えば、まあ確かに安心はできないのだが、でも実は昨年よりは安心してみていられるようでもあり。しっかし、原口のフェルナンド・トーレスばりのトラップにゃ痺れたなぁ。


Curtain call to the mainstand. Tulio#4 was expressing his appreciation for a call to him.

ともかく、この段階でこれだけ新しいサッカーが浸透してきていて、チーム内に化学反応が起こることで各選手のパフォーマンスも改善していて、良い意味で闘莉王の存在ばかりが目立たない、そしてその上順調に勝ち点まで積み上げられているのだから、この現状を自分は極めて肯定的に捉えている。


Let's sing a winning song, "We are Diamonds".

エジの1得点による勝利だが、これまでの彼の頑張りからしたらもっともっと点を獲らせてあげたいくらいで、この試合に限らず攻守両面での貢献が実に大きい。坪井と山田のパフォーマンスも安心してみていられるし、10代コンビのパフォーマンスも相変らず素晴らしい。その一方で、高原は厳しいっすね・・・。このまんまじゃ今季も高原の1ゴールの価値>オレの年収になっちまう。

J1第6節 浦和1×0京都@埼スタ

晩春の三河路(2)

2009-04-18 01:00:24 | ぶらりアウェイの旅
前回からのつづき)

矢作川沿いから城内に侵入を試みんとす。露天が石垣近くまで占拠しており、石垣の前でのび~るアイスを売るトルコ人(多分)の兄ちゃんという、なんともアンビバレントな状況も。とりあえずお約束で、石垣に纏わりつく苔をパチリ。いつもながら撮影する様子を人様に見られたくはありません。この岡崎城、家康公の生地ゆえ当然に尊ばれ、松平家、江戸時代の譜代大名などそうそうたる面々が城主として名を連ねている。



ほどなく天守。撮影するには恐らくここがべスポジなんだろうが、如何せんこの2本の木が邪魔・・・。天守は裏手も木々に覆われており、結局のところきれいに写真に納めようと思えば少々離れたところから望遠レンズかなんかで撮るしかないんじゃないかなと。この天守、入口のところの案内で「鉄筋コンクリート」と高らかに宣言されているため、ある意味清々しく、かえって建物内の展示に集中できるというもの。


The Okazaki castle. The birthplace of Ieyasu TOKUGAWA, the first SHOGUN on Edo era.

歴史好きにはそれなりに楽しめる構内の展示だった。「日野根頭形葵紋兜」の英訳は"Helmet with hollyhock motif"、日常で"hollyhock"と聞いて何か違和感を覚えてしまうのはサカヲタくらいなものだろう。また、"enemy"とか"border"とか"strategy"なんて単語を使いながら日本人の妻を相手に英語で戦術論を熱っぽく語る白人さんがいたのが何とも印象的だった。最上階からの眺めは普通の街並みが普通に見られるという程度かな。


A view from the top of the castle.

家康が産湯に浸かった際の井戸ということらしい。この他「三河武士のやかた家康館」という展示館もあって、なかなか面白そうだっただが時間がなくて流し見になってしまい悔やまれる。入場料は、大人ならば「岡崎城家康館共通」で500円なので、まあお得感のある方じゃないかと思う。しかしこの日は「晩春」と銘打ったものの、その実既に暑いくらいの日だったな。



(つづく)

晩春の三河路(1)

2009-04-17 07:51:01 | ぶらりアウェイの旅
豊田遠征は「千円」な世の流れに逆らうように新幹線利用。こだまの始発でまずはとろとろと名古屋へ向かった。試合前に岡崎城でも見て行こうということで、名古屋で名鉄に乗り換えて東岡崎駅へ。名鉄は何度乗ってもわかりにくいし、何より名鉄名古屋駅構内に列車が進入してくる際に発せられる奇天烈なサイレンが地元のヤンキー演奏による「ゴッドファーザー」的な音色に聞こえてしまって困る。まあ埼玉県北部出身なもので、そこは大目に見ていただきたいところ。



車窓から見えた天守の姿を頼りに適当に駅から歩いてみると、どうやら思いっきり駅の反対側を歩いていたようでいきなり出鼻を挫かれる。しかし、その反対側には六所神社という杜が。豊田の松平郷という松平家発祥の地にある神社から来ているらしく、なかなか立派そうな神社だった。城に急いでいたため結局参拝しなかったのだが、家康誕生時の産土神(うぶすなかみ)とされたもの。彩り豊かな建物や徳川家康の手形などもあるようで、事前にリサーチしてしっかりと見学しておけばよかったと今更ながら後悔。



この神社で面白かったのは、参道を思いっきり名鉄の線路が横切っていた点。この写真ではわかりにくいのだが、赤い鳥居の向こうに名鉄の線路が横切っていて踏切が設置されているのである。いや面白いとは言っても、さすがにちょっと罰当たりな感じもするが・・・。



矢作川沿いに桜並木があって花見スポットだったが、さすがに桜ももう散り気味。恐らくこの週末が花見の最後の最後のチャンスくらいな感じだったのだろう。岡崎城のそばでは「さくらまつり」みたいなのが開催中で露天が並んでたいそう賑々しい様子だったが、やっぱり桜はちょいと散り気味みたいな。当然ながらこの界隈でも赤い人がちらほらと。

(つづく)