赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

サイドをめぐるエトセトラ

2012-04-29 00:10:16 | Urawa Reds
J-league Div.1 - 2012 season 8th sec
Nagoya 1 x 2 Urawa @Mizuho Athletic Stadium, NAGOYA(AWAY)

本日は埼スタでのPVにて観戦。名古屋が前日に異例の非公開練習とのことで、てっきり「ヨシくん」のスキャンダル対策だと思っていたけどw、解説の福田さんも言っていたとおり、3バック(≒5バック)にして浦和のサイドチェンジを封じようということだったのかな。ともあれ、その名古屋の狙い自体はハマっていたようだったけど、左WB梅崎のところで攻勢に立って名古屋の右サイドを再三脅かし、そこでマルシオの個人技で見事に先制。しかしながら、増川→田中マと頭で繋いで落としたボールから金崎にゴールを許し、名古屋らしいフィジカル(というか高さ)をいかんなく発揮した攻撃であっという間に同点に追いつかれて折り返し。

後半に入り、途中で啓太→小島のスイッチでやや攻勢を強めた浦和は、梅崎のクロスを対峙していた右WB田中隼がエリア内でハンドをしたという判定でPKを得、これをマルシオが難なく決めて勝ち越しに成功。田中隼がこれで2回目の警告を受けて退場となり、数的優位となった浦和だったが、予想されたこととはいいながら、その後は名古屋の、やはり高さを存分に生かした迫力ある攻撃にさらされる。それでもカウンターで再三とどめを刺す機会を作ったのだが活かすことはできず。あらためて田中マさんの恐ろしさをまざまざと見せつけられた試合だった。

それにしてもよく踏ん張ってくれたな~。しかしミシャさん腰の具合は大丈夫なのかな。

J1第8節 名古屋1×2浦和@瑞穂

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Plenus Nedeshiko League 3rd sec.
Urawa Reds Ladies 1 x 1 Iga Football Club Kunoichi @Saitama Stadium 2oo2, SAITAMA(HOME)

PVにつづいて同じ埼スタではレディースのホーム開幕戦。と、ここまでつらつらと書いているうちに随分と時間が遅くなってしまったので、レディースについてはまた明日以降ということで・・・。こちらはトップチームとは対照的になかなか厳しい試合内容でした。盟主ヅラしてるINAC神戸に今季こそ一泡吹かせてやって欲しい、そんな風に思っていたのですがなかなかどうして。



なでしこリーグ第3節 浦和1×1伊賀@埼スタ

「さいたまダービー」

2012-04-23 00:09:24 | Urawa Reds
J-league Div.1 - 2012 season 7th sec
Omiya 2 x 0 Urawa @Nack5 Stadium Omiya, SAITAMA(AWAY)

昨シーズンのナクスタでの試合の後にはこんなことを綴っていた自分だったのだが、その後予想外に旧浦和市に引っ越すことになり、結果として自分の中でもようやく「大宮戦」ではなく「ダービー」と呼ぶことができるようになった最初の「さいたまダービー」だったのだが、またもやホロ苦い結果に終わった。本当に久方ぶりに頭に血が上ってしまい、終了のホイッスルと同時にスタジアムを飛び出し、浦和で飲み食いしてサッサと不貞寝してしまった。朝起きて見たらまああることないこといろいろ書かれていたようで。

先制を許し(正直やられるならどちらかと言えば左サイドかと思っていたが・・・)たことは過去にもあったけど、今回は更に、もはや我々にとっては悪魔とさえ言えるラファエルのゴールをまたもや許し、追いつくどころか追加点を許してしまう実に苦しい展開。その後大宮は全員が自陣に引く潔いまでの穴熊戦法に徹し、それをも打ち破る力量はまだ浦和にはなかったということでしょうか。ここまで順調過ぎるほど順調に来ていたのでいつかこういうことはあると思っていたのだけど、よりによってなんでそれがここで来るのかなあとw



腹は立つけど、まあ次、次。

J1第7節 大宮2×0浦和@NACK5スタジアム大宮

ホロ苦のミッドウィーク

2012-04-18 23:54:27 | Urawa Reds
J.League Yamazaki Nabisco Cup Qualifying round(Group A) 3rd Sec
Urawa 1 x 4 C.Osaka @Saitama Stadium 2oo2, SAITAMA(HOME)

本日は仕事を早めに切り上げることに成功し、ひさびさに平日の試合で余裕をもって埼スタに到着することができたが、いろいろ諸々を忘れて結局フツーのサラリーマンの恰好で209のあたりに陣取る羽目にw 革靴で跳ねるというのはやっぱり辛いもの。さすがにビジターのセレッソサポの皆さんもかなり少な目で、そこだけはさながらACLのような絵。

リーグ戦とは大幅にスタメンを入れ替えて臨んだミッドウィークのカップ戦。C大阪MF清武の豪快ミドル(永田あたりに当たった?)で先制を許し、前半終了間際に相手左サイドを抉った元気→矢島で同点に追いすがるものの、前半終了直前と後半開始早々に得点を許し突き放される。それでもセレッソ相手なら・・・と思ったがそれも叶わず。DF濱田がFW播戸に振り切られてとどめの4点目を奪われ万事休す。

ルーキー矢島のプロ入り初ゴール、小島の視野の広さとダイナミックな展開に加えて元気のキャプテンマークなんて珍しいものも見られたものの、残念ながら総じてリーグ戦のスタメン組と控え組の差が如実に出てしまったという印象だった。そもそも、ハーフタイムでバックライン3枚のうち2枚をチェンジしてくるあたり、テストと休養の意味合いも大きかったのかもしれない。



個人的にホームでの惨敗に拍手を送ることはできずも、点差が開いてもどの選手も最後まで気持ちを切らさなかったことは素直にリスペクト。そういう意味で納得の浦和レッズコールでした。控え組(すなわち今日のスタメン)の出来は夏場に向けて少々不安になるところだけど、とりあえずリーグに向けて切り替えましょう。

ヤマザキナビスコカップ Aグループ第3節
浦和1×4C大阪@埼スタ

夢か現か

2012-04-15 13:06:51 | Urawa Reds
J-league Div.1 - 2012 season 6th sec.
Urawa 2 x 0 Kobe@Saitama Stadium 2oo2, SAIATAMA(HOME)

この試合は夜に用事があったため南側で観戦の上、後半30分に2点目を見届けたところで泣く泣くスタジアムを後にしました。帰宅してからテレ玉の録画をニヤニヤしながら眺め、以降の内容を確認。にしても、これだけ埼スタで悪天候が続くと泣き言の一つもいいたくなりますが、冷たい雨の中でも浦和の太陽は引き続きまばゆく光輝き続けてくれました(まあ終盤はややお疲れ気味でしたが)。これで鹿島に続いて神戸も撃破と、苦手としてきたクラブを連破、ここまで順調だと何かの罠かと思ってしまうのは悲しい性ということでw

ほぼ主導権を握ることができた試合と言っていいのでしょうか。前半のいくつかの逸機が後々響かねばいいがと思ってみていましたが、後半に入ってCKからの阿部の得点、マルシオの鮮やかなFKの2得点で神戸をねじ伏せての完封勝利。次々と前線に選手が飛び出してくるカウンター、セットプレーからの得点、神戸のハイプレッシャーをパス回しでいなす姿など、昨年には全く見られなかった(後者についてはそれ以前からか)ものがみられて実に楽しい。観客は2万5千人と少々寂しいですが、ポジティブで一体感のあるスタジアムの雰囲気もいい感じ。GWには久々に家族を誘ってみようかと思います。

Twitterでも申しましたが、今後の見どころとして、どうも手がつけられない感じになっているポポ、マルシオ、柏木の前線のトリオに原口元気がどうやって割り込んでいくのか、録画中継で確認した限りではまだまだ道のりは遠そうですが、一層の奮起を期待したいところです。他方、さらにもっと長いスパンでは、阿部、啓太のコンビに小島がどうやって挑んでいくのか。そのあたりに注目してみていきたいと思っています。とにもかくにも、昨年の分もポジティブに浦和のフットボールを楽しんでいきたいなと。


試合前の入場シーンで、槙野がエンブレムにそっと手を置いている姿をみて、いい意味で「役者だなあ」と感心。テレビでわかりましたが、阿部の得点はその前で潰れた槙野が「空中スルー」してたのですね。

J1第6節 浦和2×0神戸@埼スタ

電光石火の逆転劇

2012-04-08 01:54:42 | Urawa Reds
J-league Div.1 - 2012 season 5th sec.
Kashima 1 x 3 Urawa@Kashima Soccer Stadium, IBARAKI(AWAY)

連敗中など、低調なチームにコロっとやられがちな我らが浦和。そこへもってきてキックオフ早々の失点ということで過去のトラウマが頭を過ったものの、今回はまさに「電光石火」の連続得点であっという間に逆転に成功。まだまだビルドアップのミスも多く、また決して数多くの決定機を創造できているわけでもなく、どちらかと言うと鹿島さんの攻守に渡るドイヒーさに大いに助けられた部分(攻撃は形にはなっていた場面はあったけど、何かゴールの臭いがしないというか・・・)はあるにせよ、対鹿島で久しぶりの勝利で溜飲を下げた。判定についてはテレビ映像をよく見ていないので現時点ではノーコメントで。

浦和のスタメンは前節札幌戦の矢島のポジションにマルシオが入る。ブラジル路線というイメージの強い鹿島のスタメンは全員日本人で、他方途中投入3人が全員ブラジル人というあたりが苦しい台所事情なのか。ブラジルにおけるサッカー選手のサラリーの相対的上昇によるものか、あるいはジーコのパイプが細くなったのかはわからないけど、冷静に考えるとそのブラジル人たちも悉くJ他クラブからの獲得選手なんですね。無論このあたりは鹿島さんに限らず(浦和もそうですし)の話なんでしょうけど、あの鹿島までそうなのか、という意味でちょっとした驚きだったりして。

前評判通りキレキレ、ポポとのコンビネーションも上々だったマルシオ。最後は負傷交代だったけど大丈夫かな?

と、そんなこんな書いているうちにもう2時なので続きはまた明日以降にでも・・・。今晩はいい夢みて寝ます、うふふふw、ではおやすみなさい。

J1第5節 鹿島1×3浦和@カシマ

不格好でもスタジアム全体で掴んだ勝ち点1

2012-04-01 00:30:47 | Urawa Reds
J-league Div.1 - 2012 season 4th sec.
Urawa 1 x 1 Kawasaki@Saitama Stadium 2oo2, SAIATAMA(HOME)

どうしてこう、サッカー観戦に行く日の、それも試合時間に合わせて荒天になるのか、そんな恨み言も言いたくなるような酷い雨と強風。そうした天候の影響もあってか、観衆も2万5千人ほどに留まった埼スタ。浦和のスタメンはランコが腰痛とかで出場回避となり、とって代わったのはポポ。川崎側はポロリ西部が見られるのかなと思っていたのだが、残念ながらスタメンは別のGK。

総じて殴り合いとまではいかない、お互い攻め合いながらもクリーンヒットできないような展開の前半ながらも、比較的早めの時間帯に左WB梅崎のクロスをポポが頭で合わせて先制に成功。相変わらず細かいミスで反撃を許すことはありつつも、バックラインや中盤の底からの美しいフィードは健在、そう悪くないファーストハーフだったのではないかなと。

後半に入り川崎は山瀬に代えてFW矢島を投入。他方、浦和は矢島(そういえば両チームに矢島がいたのね)をマルシオにスイッチ。川崎は、FW小松の折り返しをその矢島に頭で叩き込まれ、電柱コンビに得点を許した格好に。加えてMF阿部、DF槙野が相次いで退場処分を受け、ピッチ上に浦和の選手は9人となり、川崎によるいわゆる「タコ殴り」状態が続く。

とはいえ、よく言われることながら、数的不利状態によってチームとしてやることがはっきりしたのは勿論、スタジアムの雰囲気も浦和の「引き分け逃げ切り」というごくごく現実的な対処方針を猛烈にサポートして選手たちを後押し。そして非常に不格好ながらも勝ち点1を確保することに成功して喝采。この試合に限らず、今季の埼スタの雰囲気、悪くないですね。ドローながらも帰りは赤羽でまずくない酒を飲ませて頂きました。

阿部と槙野の出場停止はナビスコ杯で消化ってことでいいのかな?だとしたらついてるねぇ。

J1第4節 浦和1×1川崎@埼スタ