赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

黄砂に吹かれて

2024-03-31 14:02:56 | Urawa Reds
J-league Div.1 - 2024 season 5th sec.
Urawa 2 v 1 Fukuoka @Saitama Stadium 2oo2, SAIATAMA(HOME)

いやはや、リーグ戦で埼スタに来たのはいつ以来かという、おおよそシーチケ保持者としてあるまじき状態が続いておりますが、初めて子どもを連れてのホームゲーム観戦ができました。実は昨年のルヴァン杯決勝が息子の初のサッカー観戦だったということで、その後埼スタでのリーグ戦でもコテンパンにやられて順位を落とされた分も含めればまだまだですが、さしあたりアビスパ福岡さんにいったんリベンジ一丁、という感じの逆転勝利でした。うちの子が世界で初めて名前を覚えたサッカー選手の「よしおちゃん」は残念ながらスタメン落ちでしたが…。

子ども連れということで後半途中に後ろ髪を引かれながらスタジアムを後にしましたが、ざっと新監督のやりたい方向性という意味ではまだまだで、個の力でなんとかねじ伏せた、といった印象でした。それでも勝ち点を拾えたのが大きいですし、就中よしおちゃんに代わり今季初めてスタメンに名を連ね、チームの「潤滑油」的存在となっていた岩尾さんが印象に残りました。チアゴさんのPKはその昔のACL準決勝でのワシントンさんや平川さんのPK並みに緊張しましたが、とにかもかくにも決めてくれたので、これで肩の力が抜けてくれることを祈るばかりです。


げに

以上、またしばらく更新が途絶えていたのでアリバイ的投稿でした。

J1第5節 浦和2✕1福岡@埼スタ

結構負けてるじゃんルヴァン決勝

2023-11-05 21:31:18 | Urawa Reds
J.League YBC Levain Cup Final
Urawa 1 v 2 Fukuoka @Japan National Stadium, TOKYO

いや、見事に持っていかれましたね。アビスパ福岡さん、初戴冠おめでとうございます。見事にグラウンダーのクロスに2列目から飛び込まれると対応がイマイチ、みたいな浦和の泣き所を突かれたように感じられました。ルヴァン(旧ナビスコ)杯は浦和の大会だ!みたいなイメージありますけど、冷静に振り返ると決勝で煮え湯を飲まされているケースの方が多いんですよね。かくいう私も決勝を現地で見たのは02年、11年、17年、そして今回の23年ということで何やら貧乏神のようでちょっと申し訳なくなります。



元来楽観的な性質で、2点ビハインドで折り返しても「福岡は優勝が散らついて浮足立つ、1点返せば流れは変わる」とハーフタイムには思ってましたし、正直西川さんのPKストップで「これは完全に行ける」と思い、実際、福岡さんのカウンターを浴びつつ浦和は攻勢に出てましたので、明本さんのゴールでもはや追いつくところまで確信していたのですが…。そりゃ判定にいいたいこともありますがそれはもうこの試合に限ったことではないですし、前半で2点獲られたことでもう「詰んでいた」と考えざるを得ません。参りました。



ACLホーム浦項戦でメンバーを落として痛い星を落とすという犠牲を払ったのにリーグでは鹿島に引き分け、そしてルヴァン杯のタイトルも目前で手から零れ落ちるという目を覆いたくなる状況でありますが、私も率直に言えば指導部、現場は限られた戦力の中でよくやってくれていると思います。3つのタイトルを狙いながらやりくりするには戦力薄すぎるし特に前線は的確な補強が出来ていない、ということで、現況はひとえに強化部の失策と断じざるを得ないのでは。とにもかくにも、ここから水曜に敵地浦項での絶対に落とせないアウェイゲーム、8ポイント差の神戸とのゲームと非常に重要なゲームが続きますので、現場の奮闘と武運を祈る他ありません。



うなだれる浦和ファンとしては、初サッカー観戦だったうちの3歳児が翌日「ララ浦和」を口ずさんでパツパツになったレッズのロンパースをまた着てサッカーをしていたこと、そして、多分に紳士的リップサービスがあるにしたとしても、アビスパの長谷部監督の試合後記者会見の以下のコメントを読んで救われまた思いがしました。

「それと、今日、浦和さんのファン、サポーターがこれだけ盛り上げて、『絶対に勝つんだ』という本気の浦和レッズに対して、自分たちが真っ向勝負で戦ったというところ、この雰囲気を作っていただいた浦和ファンに本当に感謝を申し上げたい。余談ですが私は浦和生まれです。浦和の良さというか、浦和はすごいんだというところをこれからも見せ続けてほしいし、今日は何回かに1回しか勝てない、パスの本数も含めてなかなか勝つには値しない。アタッキングサードのシュート、ゴールのところでは我々の方が上でしたが、それ以外ではなかなか内容のところでは勝てていませんでした。残り試合数は少ないですが、リーグ戦のところで上位にいますし、ACLもありますし、またこれからも日本を引っ張っていただきたい。また、我々はそこに付いていけるように、少しでも差を縮められるように努力していきたいなというふうに思います」

現役時代から存じ上げていましたが、まさか浦和に縁のある方とは存じませんでした。どうですか、浦和の責任を背…というのは冗談で、これでスコルジャ監督が交代なんてことになったらちょっともう探さないで下さいって感じになりそうです。。。ということで、締まりのないまま四半期に1回の更新という年初の公約?を果たさんとしております。

2023YBCルヴァン杯決勝
浦和1×2 福岡@国立

アジア王者③

2023-05-07 15:39:48 | Urawa Reds
AFC Champions League 2022, Final 2nd Leg
Urawa(JPN) 1 v 0 (Aggr 2 v 1) Al-Hilal FC(KSA) @ Saitama Stadium 2oo2, SAIATAMA(HOME)

ACL決勝で相まみえるのが今回で3度目、ということで、もはや「宿敵」と呼んで差し支えないであろうサウジアラビアの強豪アルヒラルさん相手に浦和は前回の雪辱という本懐を見事遂げ、前人未到の3度目のアジア王者の座に就きました。バイネームで名前を挙げることは差し控えますが、これまでの浦和レッズの歴史に貢献されてきた全ての皆様に心から感謝です。出場決定から決勝まで長いタイムラグのあった今大会は殊更そのチームとしての積み上げのようなものを強く意識させられました。



ファーストレグで値千金のアウェイゴールを奪ってやや有利な立場で迎えたホームゲームでしたが、とはいえ1点でも許せば立ちどころに劣勢に立たされると言っても過言ではないヒリヒリした状況が、先制ゴールを得た後でもずっと続きました。それでも強風の中風下に立たされた前半をゼロで凌げばアルヒラルの焦燥感もいよいよ高まって勝機が出てくるとは思っていましたが、土壇場の後半アディショナルタイムで既に狼狽している相手ベンチの選手たちの姿を確認してようやく勝利を確信するに至りました。



とはいえ、主にサウジアラビア代表選手と強力な外国籍選手で構成され、大会のディフェディングチャンピオンでもあるアルヒラルさんは相変らず大変に手強い相手で、アルドサリ選手はじめ主力が負傷や出場停止で欠けてもさほど影響を感じさせず、力量からしたら相手の方が上だろうと感じられるところもありました。しかし、浦和は見事に相手の良さを消して勝ってくれました。思えば2019年に同じACL決勝の舞台で同じアルヒラルさんに惨敗を喫してからよくぞここまでクラブとしてこの舞台に再び戻り、雪辱を果たしてくれたと、本当に「万感の思い」という感じです。



なかでも、「ACLを取りたい」ということで周囲の反対を押して(そんなに反対されるのか、とやや切なくなりましたが笑)まで浦和に来てくれたという酒井主将にACLのトロフィーを掲げさせてあげられたことはうれしいですね。酒井に限らず、志をもって浦和に来てくれた選手、特に他のクラブのアカデミーで育ったような選手に「来てよかった」と思ってもらえる(もらえただろう、と思いますが。。。)ことは浦和レッズファンとして望外の喜びです。決勝でも「それでも、、、酒井ならなんとかしてくれる」というスラムダンクの仙道君並みの存在感で、大会MVPはほぼ文句なしでしょう。



下の写真は南側スタンドでビッグフラッグを掲げていた時の写真ですが、このフラッグ含め当日のかなりの強風の中であっても、いつも想像を超えてくるめくるめくビジュアルサポートには本当に圧倒されます。このビッグフラッグもその強風に大いに煽られながら懸命に有志が支えておられ、「サポーターも戦っている」という、時として上滑りしがちな言葉が本当にリアルに感じられました。リヤドやブリーラムに駆け付けた皆さんはじめ、勝利を手繰り寄せるという意味で皆さんが果たした役割は小さくないと確信しています。ありがとうございました。



この決勝戦で登録から外れた外国籍選手をはじめ、出場できなかった選手、出場していても不完全燃焼という選手は全て合わせれば少なからずいると推察しますが、その鬱憤は是非国内リーグ戦及びカップ戦、そして今季のACLで大いに晴らしていただきたいです。私のような者にまたしばらくスタジアムに行けない可能性が高いような者が申し上げるのも甚だ僭越ですが、ACL優勝で燃え尽き症候群のようなこともやや懸念されますので、そういう意味でもチームに緊張感をもたらしていただければと思います。



などと私が申し上げるまでもなく、マチェイ監督はこれから自らの志向されるサッカーの本格実装に向けて動くと思いますので、このACL決勝まで重用された選手も決して安穏とはしていられないのだろう、と見ておりますが。。。いずれにしましても、大きなタイトルとこの最高の気分をもたらしてくれたチーム内外のすべての皆さんに感謝です。繰り返しになりますが本当に本当にありがとうございました。そしておめでとうございます。

(実は、シーチケホルダーとして大変お恥ずかしいことながら、公私の状況が許さず今回の埼スタは前回苦杯を舐めた2019年ACL決勝以来3年半ぶりでした。引き続き恒常的な観戦は難しく忸怩たる思いですが、浦和レッズを見守っていければと思っています。)

AFCチャンピオンズリーグ 決勝 2ndレグ
浦和1×0アルヒラル@埼スタ

生存確認

2023-01-28 22:59:15 | Urawa Reds
もう2月も近いですが、新年明けましておめでとうございます。。。

1年に1,2回程度の更新が常態化してきた弊ブログですが、と書きかけて念のため確認してみたところ、なんと2022年は1度たりとも更新していないことを知りさすがに衝撃を受けております。公私におけるごった煮状態が引き続いているため、浦和レッズファンなどと名乗り、かつシーチケホルダーの末席を汚す身ながら、DAZNでリーグ戦とACLだけは全試合チェックしているとはいえ、お恥ずかしいことにスタジアムからは2019年ACL決勝ホームの試合以来遠ざかっている状況であります。今季はとりあえず埼スタに1度は行くことを目標に細々とやって参ります。

さて、フィンケの3年目を見たかったくらい暢気な私としては、当然リカルドの3年目も見てみたかったのですが、とはいえ昨季のリーグ戦の結果では契約を更新しないこともやむなし、と何とも煮え切らない態度ながら割り切って考えていました。とはいえ、浦和のフットボール本部という名の強化担当で西野さんに代わって土田さんがリードを握り始めた、などという未確認ながら不穏な情報に接し、チームとしての継続性という意味において不安に感じていました。と申しますか、主力選手の相次ぐ離反も相まって「これはもしやまた…」と非常に心配していた、というのが正直なところです。

しかしながら、沖縄キャンプについての諸情報や、スコルジャ監督の「リカルド監督の非常にいい仕事が感じられる。その良いところは残したいと思っている。」、「昨季までのものをゼロに戻した新しいものの構築というイメージでチームを作っていない」といったコメントに接するに至り、少しずつ今年の浦和についてポジティブに感じ始めております。友人のいるポーランドという国に対するシンパシーもあり、スコルジャ監督には是非とも日本でも成功していただきたいですし、その指揮官の下で躍進する浦和に今年も(性懲りもなく)期待していきたいと思います。

私個人も身辺整理をなるたけ早く済ませて1度でも多く現地に足を運ぶことができればと思っています。とともに、弊ブログもせめて四半期に1度くらいは更新していけたら、と緩く考えておりますので、更新頻度が低い上に駄文にも関わらず読みに来て下さる奇特な皆様におかれましては、本年も、というか本年は、になるかもしれませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。

浦和レッズ2021、そして2022に向けて①(年末のご挨拶方々)

2021-12-25 12:55:52 | Urawa Reds
大変ご無沙汰しております。すっかり年1、2回のみの更新が板についてきた弊ブログなどにお越しいただきありがとうございます。公私にわたりバタバタ、年相応の苦難にも直面し、遂には長年続けてきたシーチケを手放しスタジアムには見事に1度も行っていない今季ですが、リーグ戦はDAZNで全試合、その他のカップ戦も地上波やBSで放送したものは何とかかんとかチェックしております。年初に書いたとおり、「夢想」だと思っていたリカルド・ロドリゲスさんが本当に浦和の監督になっちゃったわけですから、それはもう見ないわけには行きませんでした。そういうわけで画面を通してみてきた2021年、そして2022年に向けた浦和について、久方ぶりに、時間が許し気が向く限りで綴っていこうと思い立ったわけです。

ACL出場権を得た来季に向けた補強の一部?として、既に発表されている新卒選手に加え、本日は奇しくも、噂どおり馬渡(大宮)、犬飼(鹿島)、知念(琉球)、大畑(鳥栖)各選手の獲得が発表された日なわけですが、リカ将政権初年度の今季当初、つまり1年ほど前の獲得選手というのは、新卒の大久保、伊藤敦樹、藤原優大、福島竜弥に加え、他クラブからの獲得選手として湘南から金子、琉球から小泉、大分から田中、栃木から明本、塩田、神戸から西の各選手を獲得してのシーズンの入りでした。ブラジルトリオが全員去り、ボランチも柴戸以外最終的にほぼ全員いなくなる、という点では少々の不安はありましたが、「浦和らしくない」と外からは評される堅実な補強(になるのではないか)、という印象は持っていました。

この点、長年浦和に「巣食っていた」(といったら言葉が悪いかもしれませんが)ブラジルの代理人・テオ氏と縁切りして合理的な選手調査及び補強体制に移行したことは、橋岡が海外に渡り、そしてレオナルドと柏木をアクシデンタルに失いながら(とはいえ前者はテオ氏との縁切りの副作用でしょうが)もシーズン中に効果的な補強を続けられたことも含め、西野TDの能力と尽力に依るところは大きいように感じています。正直なところ、引退して浦和を離れて以降の経緯や発言から西野さんにはあまり好感は持っておらず、フットボールクラブでの強化の経験も決して豊かとは言えなかったので、私は彼の手腕には著しく懐疑的でした。もうその点は焼き土下座でもなんでもします。どうもすいませんでした。まずはその謝罪から始めなければ回顧もできまい、ということで。。。

(つづく、かもしれません)

金曜会に届け

2021-01-02 16:03:13 | Urawa Reds
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

さて、私ごときがいうまでもなく2020年の浦和レッズは2年連続の2桁順位となる10位でフィニッシュとなりました。最終盤は監督も認めるとおり完全に「失速」という感じで、率直に申し上げて個人的には初めて浦和が勝とうが負けようが心が動かないという状況でした。1度ならずも2度までも浦和の危機に火中の栗を拾ってくれた大槻監督でしたが、指導力の限界を露呈して浦和を去ることとなってしまいました。個人的に2度にわたりクライシス時の緊急出動を受諾し、1度は危機を救いさえしてくれた大槻さんには心から感謝していて、アカデミー指導自体含めまごうことなき浦和レッズに対する「功労者」といって間違いないと思っています。

それだけに、その功労者に最終的に醜態をさらせた挙句に放逐することになってしまったことはとてもとても悲しいことです。しかも、こうしたことは初めてではなく、堀さんに続いて2度目ということで、クラブの経営層、強化担当に対しては怒りを禁じえません。レッズのスポンサー様にこのようなことを申し上げるのは本意ではありませんが、この放逐劇に象徴されるように、「三菱」という組織が運営している以上このクラブが一貫性のある強化を行い、安定したパフォーマンスを出し続けることはもはや不可能なのだろうと達観しつつあるここ数年です。

もともと私は消費者として三菱というブランドとは縁遠い人生を歩んできましたが、それでも特に良いイメージも悪いイメージも持っていませんでした。そして、今季についてはコロナ禍でクラブが経営的に大変だったことには大いに同情も心配もしますし、それゆえにクラウドファンディングにも微々たる額ながら協力させていただきました。しかし、浦和レッズの運営を長年見てきた限りここまでは、残念ながら「三菱」というブランドに対する自分の中での信頼は年々低くなるばかりです。今後もせいぜい三菱関係の商品を買うとしてもキリンビールくらいで、積極的に敬遠したくなりつつあるというのが正直なところです。

他方、その浦和強化担当が来期の指揮官として、徳島で結果を出していたスペイン人のリカルド・ロドリゲスさんを招聘したことには驚かされました。一昨年くらいから「あーあ、うちのダメフロントが間違ってリカ将でも連れてこないかなー、ごろごろーごろごろー」とか思っていたので、その後の補強の動きも踏まえ望外の喜びでした。その点浦和の来季に対して多少の期待感も出てきました。ただ、本当に我が軍のフロントがうまくリカ将の良さを引き出せるのか、引き出せたとして長続きするのか、長続きしたとしてその後どんな指導者にチームを預けるのかイメージできているのか、など考えると手放しに喜べないところは残ります。

というか、立花代表のセレモニーでのあのご挨拶や某TDのツイートなどを見る限りもはや暗澹たる気持ちになるしかありませんでしたが、(偉そうに)お手並み拝見くらいの気持ちまでには戻りました。と、2020シーズンはライフイベント連発やコロナ禍を口実に一度もスタジアムに足を運ばなかった不遜なシーチケホルダーの分際でそんなこんなつまらないことを考えてはいますが、また来季も浦和の動向はしっかりチェックしていくと思います。あ、シーチケの更新手続き忘れてたかも…(////

劣化版に失礼

2020-10-01 22:23:02 | Urawa Reds
横浜FC戦後半以降のサッカーを某メディアの方に「劣化版ミシャサッカー」と切り捨てられましたね。私はこれに妙に感服しつつ、更にその前に「付け焼刃の」という言葉も加えたいと思いました。よくわからないなりに今年取り組んできたことをいよいよかなぐり捨てて、我が軍はまた「漂流状態」に戻ってしまった感覚はあります。大槻体制も末期を迎えたのでしょうが、この仕事を引き継ぎたい人は外にはいないでしょうから、「練習でやったことがある程度は出せた」と今まで

それにしても、ミシャ時代の主力だったベテラン選手たちは勿論、指揮官の大槻さんも浦和レッズというクラブにとってはまごうことなき功労者のはずなのに、その功労者たちを批判せざるを得ない状況は誠に切ないです。彼らというより、彼らにこのような醜態を晒させる状況を作った強化担当、そしてその強化担当を決めてきたクラブの経営層こそ大いに批判されるべきでしょう。功労者たちを無理使いして、結果的にクラブから放逐するという悲しい歴史は三菱体制が続く限り繰り返されるような気がしてなりません。

広島さんがミシャ→森保、川崎さんが風間→鬼木のバトンタッチで先代が構築したタイル更にアップデートして成功を収めています。浦和もミシャ→堀でそれを狙っていたのかもしれませんが、その堀さんが突然まったく違うサッカーをやり出したことで目算が狂ってしまいました(あるいはクラブには最初からそうした志向さえなかったのかもしれません)。その後のオリベイラ体制でミシャ式の残差は完全に駆逐された結果を受けて、この際全く異なるスタイルで3年計画で優勝を目指すというのが現体制の所信表明だったと思います。その是非はさておき、それさえも流動的になってきて不信感を募るばかりです。




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浦和雑感

2020-09-12 16:36:40 | Urawa Reds
浦和レッズに関してはもやもやした試合が続いています。興梠やレオナルドが決めてくれない、山中のクロスがゴールに結びつかないとどうしようもないという感じで、後者については最近ではベンチを温めがちでなかなかゴールまでの道程が見えてきません。「3年計画」「尻が浮く」などとはいうものの、指揮官の色はおろかくクラブの方向性もよく見えず五里霧中、柴戸や沙木などの活躍はあるとはいえ新戦力の台頭もごくごく限定的で正直なところ閉塞感を覚えざるを得ません。コロナ禍で入場料収入という柱を失った上、このままファン・サポーターの現地観戦習慣まで失われるとなると浦和というクラブにとってはかなりの正念場なのかもしれませんね。。。

涙雨

2020-07-23 01:38:24 | Urawa Reds
連敗中の鹿島さんが対戦相手という如何にも浦和がやらかしそうな試合をウノゼロで凌いだと思ったら味スタ不敗神話(笑)が途切れて迎えた昇格組柏さんとのホームゲームでしたが、豪雨の中で仕留めきれないまま自滅という感じで大敗を喫してしまいました。確かに内容は悪くなかったのかもしれませんが、野村克也さんの名言のとおり「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議な負けなし」ということなのでしょうし、内容が悪くなくて勝てないというならやはり上位に食い込めるチーム力ではないのだなと改めて実感しました。3年計画の初年度なのだと納得するにしても、3年後の絵姿もイメージできないのではてどうしたものやら。ボールを持たされると弱みがではあたりミシャ時代とは隔世の感ですね。それにしても、この試合に限らず関根のコンディションが低空飛行を続けているのが気になります。現状なら汰木より序列が低いのもまったくもって納得です。ウイングバックとサイドハーフというポジションの違いはあるにせよ、かつての輝きを取り戻すことを切望しております。以上まとまりませんが。

再開

2020-07-08 23:45:09 | Urawa Reds
いやはや、昨年春からプライベートで本当にいろいろなことがあり、スタジアムからも足が遠のきブログ更新もままならない状況が続いておりますところ、再開緒戦のコレオに感動して久方ぶりに筆を執った(?)次第であります。浦和のあのアクションは毀誉褒貶ありましょうが、ファン・サポーターの想いを尊重してリーグに対して久しぶりに骨のあるところを見せてくれたクラブスタッフの決断と行動に、個人的には今回は手放しで賛辞を贈りたいと思います。いやあ、いいものを見せてもらいました。本当にありがとうございます。

さて、まず埼スタでのFマリノス戦ですが、スタメン抜擢の柴戸、新加入のトーマス・デン、そして前半に限れば汰木の活躍には大いに勇気づけられるものがありました。カウンター主体、そして終盤は押し込まれっぱなしでGK西川に救われるところ少なからずということで恰好よいものではなかったのでしょうが、好き放題やられてタコ殴りにされた昨シーズンに比べれば格段の改善のように私には見えました。スタメンとベンチメンバーはある種サプライズでしたが、浦和に限った話ではないものの、過密日程の続く今季は一定程度ターンオーバーでいく、という意思表明のように思えました。そしての今日のアウェイ仙台戦はまだダイジェストでしか見られていませんが、スタメン復帰のレオナルドのしなやかなゴールは勿論のこと、上記ホームゲームに続いて柴戸やデンも効いていたようでDAZNで追いかけ再生観戦するのが楽しみです。

とはいえ、シーチケホルダーの端くれとしては情けないことながら、今季は引き続き公私諸々の事情でスタジアムに行くことはなかなか難しい状況が続きますので、それこそ自宅からひっそりと応援していきたいと思います。そういうわけで弊ブログも当面は低浮上のまま推移することになろうかと思われますが、今回は久方ぶりの更新に目を通していただきありがとうございました。

ウノゼロ連勝ですよ

2019-04-20 21:24:35 | Urawa Reds
J-league Div.1 - 2019 season 8th sec.
Urawa 1 v 0 Kobe @Saitama Stadium 2oo2, SAIATAMA(HOME)

イニエスタ再び埼玉に降臨せず。残念ながら埼スタには行けなかった満員のホームゲームは、リージョ前監督「辞任」後の最初の試合ということもあり、いわゆる解任ブースト的なものが懸念された神戸さんとの対戦でした。現役時代にさんざん煮え湯を飲まされた吉田監督はGKキムスンギュ選手を戻し、ウェリントン選手を1トップに据えてイニエスタ選手に代わり小川選手が2列目に配置されました。事前に諸々噂のあったボランチのサンペール選手はそのまま山口選手とのコンビを組み、左SBは初瀬選手から三原選手にチェンジ。対する浦和はG大阪戦同様守備時の5-4-1を基本とする布陣でした。

開始10分に神戸DF大崎選手の転倒をきっかけにPKをゲットしてラッキーな形で先制した浦和でしたが、後半に入るとウェリントン選手に当てて落としたボールに飛び込む形の多かった神戸さんにほぼ押し込まれっぱなしの展開。それでも前節同様5-4-1のブロックで水際で耐えて最後までゴールを許しませんでした。ほぼ7:3というポゼッションの数字が試合内容を物語っていますが、前節一筋の光が見えたようにも感じられた浦和の攻撃は、特に後半はほぼ形にならないまま。"day by day"というより"day to day"という感じで、こればかりは時間が解決してくれるのを待つしかないようですね。とはいえ、形はともかく、奮闘して勝ち点3を挙げてくれた選手たちには感謝です。

橋岡の負傷は大丈夫かな?しかしオレのマルちゃんはここにきてだんだんオズの魔法が解けてきてしまっているような…笑

J1第8節 浦和1✕0神戸@埼スタ

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J-league Div.1 - 2019 season 7th sec.
G Osaka 0 v 1 Urawa @Panasonic Suita Stadium, SUITA(AWAY)

こちらはDAZNの見逃し配信でチェックしました。4-4-2で今野選手がよりによってここで戦列復帰したG大阪さんのファンウィジョ、アデミウソン両選手の2トップは大変な脅威でしたが、5-4-1で固いブロックを形成した浦和が最後まで耐えて耐えて無失点で凌ぎました。各所でも言われているでしょうが、個人的なMOMは上記2トップを相手によく奮闘して抑えてくれたマウリシオにあげたいですね。そして外国籍選手という意味ではエヴェルトンがようやく形としての結果を残してくれたことは幸いでしたね。この試合を見る限りでは一向に光明の見えない浦和の攻撃は一筋の光が差したようにも思えたのですが…。

藤春選手の早期回復をお祈りしております。

J1第7節 G大阪0✕1浦和@パナソニック吹田










痛恨の2万人

2019-04-10 01:45:02 | Urawa Reds
AFC Champions League 2019, Group G - GS MD3
Urawa(JPN) 0 v 1 Jeonbuk Hyundai(KOR) @Saitama Stadium 2oo2, SAITAMA(HOME)

本日もキックオフには間に合わずでしたが、ACLグループリーグ突破は言うに及ばず、個人的には今季を占う上で重要な一戦と心得てスタジアムに足を運びましたが、特に後半は多少の光明が見えてまずまず戦えていただけに痛い痛いホームでの黒星となってしまいました。スタメンの顔ぶれからして3バック回帰まではある程度予想できたことですが、橋岡ベンチ外にはびっくりしましたね。特に情報もないようですが、コンディション不良かなにかでしょうか。特に攻撃面で違いを生み出せる森脇(この日もミドルがポストを叩いた場面は痺れました!)を先発起用するまでは理解できるとして、ベンチにも入っていないというのは少々意外な気がしました。



前半はよく失点で乗り切れた、というかんじでした。ロングボールが多かった全北でしたが、とにもかくにも局面局面のデュエルで勝てず劣勢に立たされる場面が多かったのが辛かったですね。ACLから1年遠ざかったせいでしょうかね。ただ、それでも前半の終盤あたりから浦和も少しずつビルドアップできるようになり、後半には森脇のミドルがポストを、宇賀神の「ゾーン」からのシュートがバーをそれぞれ叩く場面もあり、オンターゲットのシュートではあるいは全北を上回っていたのかもしれません。守備面でも粘り強く耐えていましたが、双方の足も止まり始め、柴戸が投入されようとしていた77分に遂に決壊。スローインから失点を喫してしまいました。結果論ですが、ここは柴戸投入が1歩遅れましたかね。



その後は杉本、沙木ら途中投入された選手の奮闘も空しく浦和は引き続きゴールを割るには至らず試合終了。ACLでホームゲームで敗戦を喫するのは痛恨の極みですが、まだまだチャンスはあるだろうと思います。ただ、ファブリシオ戦列復帰などという情報もあるようですが、なかなか出口が見えてきませんね。



AFCチャンピオンズリーグ グループG MD3
浦和(日本)0✕1全北(韓国)@埼スタ

西川以外全員(ry

2019-04-06 22:09:31 | Urawa Reds
J-league Div.1 - 2019 season 6th sec.
Urawa 0 v 3 Yokohama @Saitama Stadium 2oo2, SAIATAMA(HOME)

昨日は仕事を振り切れず、また上野東京ラインの直通運転が取りやめだったこともあり遅参しました。浦和駅発埼スタ行直行バスの最終に乗り、北門サイドに到着していそいそと降りて歩き出したところでスタジアムから大きな溜息と小さな歓声が聞こえてきたので先制を許したことを悟りました。後で映像を見返してみたらなるほどその時にTwitterのTLに並んでいた「は?」という反応に合点がいきました。ここ2試合の途中出場での出色の活躍を受けてか宇賀神に代わり左SBに入り大いに期待された山中でしたが、古巣に徹底的に裏を狙われ、いきなり失点に絡んで気落ちしたのか終始意気消沈という感じでした。古巣相手で力みすぎてしまったところもあるかもしれませんが、いずれにせよ課題ははっきりしていますし、逆にそれを克服すれば代表のレギュラーさえも狙えるレベルの選手だとは思いますので、気を取り直して再出発して欲しいものです。むしろそれよりも「いつものスタメン組」の開幕以来の低調ぶりに一向に上昇の兆しが見えないことの方がより憂慮されるべきと思います。



2失点目はこの日孤軍奮闘という感じだった西川の連続セーブにもかかわらず青木が掻き出しきれずボール奪取されマルコス・ジュニオール選手に決められたものでしたが、青木の試合感がまだまだ戻っていないことを如実に示していました。また、絶望的だった3失点目はマウリシオのポジションがおかしかったように個人的には感じました。マウリシオが食いついて飛び出したスペースというのは、彼がスピードに欠けることもあり結構狙われることも多いように感じます。「嵌らないまま、混乱したまま90分が過ぎてしまった」といった感じの試合後の選手のコメントを聞くと指揮官と選手との信頼関係も少々気になります。そしてリーグも第6節、しかも2週間の中断を経ても状況がなかなか改善してこないというのもさすがに少々心配になってきます。調子の上がらない時にACLで弾みをつけるのがよくも悪くも浦和流という期待もあるにはありますが、今回はよりによって相手が韓国Kリーグの強豪全北現代ということで、そうそう楽観できるものでもありませんね。



それにしても相性の悪い埼スタでの横浜戦ですが、昨年の記録を読み返しても表題が「難破船」と昭和的ですがやっぱり絶望的な感じで、むしろ笑えました。

J1第6節 浦和0×3横浜FM@埼スタ

ドリームクラッシャー

2019-03-31 00:59:05 | Urawa Reds
J-league Div.1 - 2019 season 5th sec.
Urawa 1 v 1 F.Tokyo @Saitama Stadium 2oo2, SAIATAMA(HOME)

代表ウィーク中断明けの緒戦はホームに抜群に相性の良いF東京さんを迎えてのホームゲーム。事前の報のとおり4バックで4-4-2の布陣を敷いてきた浦和は負傷明けの武藤、青木が戦列に復帰してCB岩波とFW杉本がベンチに下がり、FWナブートがベンチ外、U22代表から戻った橋岡もこの日はベンチ外となりました。F東京さんも陣形は事前に言われていたとおり4-2-3-1でしたが今季のリーグでの活躍でいよいよメディアの話題をさらいつつある久保建英選手は、こちらもU22代表帰りが考慮されたのか、ベンチスタートとなり代わりに大森選手が入りました。



相手選手の狭間にポジションを取りボールを引き出す動きに長けた武藤の復帰も大きかったのか、浦和はここまでのリーグ戦に比べれば幾分ボールを持ち、そして回せるようになりました。そして守備面でも中盤の底に入った青木のスペースを埋める動きなどもあり、それなりに安定感を見せていました。個人的には俊足FW永井選手のスピードが怖かったですが、スピードでちぎられるような場面は余り作らせていませんでした。ただ、浦和がボールを持てたのはそもそも長谷川監督が引き気味でカウンター狙いというスタンスだったことも大きかった(むしろ持たされてた?)のかもしれません。そんなわけで、ボールを持てたといっても浦和は決定機を演出するところまではいけませんでした。



後半頭にどうやら東選手との接触で負傷したらしい柏木に代えてマルティノスを投入したことで、よくも悪くも膠着状態が崩れたように感じました。マルちゃんはマルちゃんで奮闘しているのは十分に伝わってくるのですが、それでも組織的な守備にところどころ綻びが生まれたり、あるいはたまに出る痛いパスミスをF東京の選手に掻っ攫われたりという場面がありゲームが後半は動きました。75分にそのマルティノスのパスからボールを奪われカウンター、60分過ぎに永井選手に代えて投入されていた久保選手が青木のマークにも負けずボールを前に運びスルーパス、それを受けた東選手のクロスにディエゴオリベイラ選手が頭で合わせて先制点を許してしまいます。



これを受けてオリベイラ監督は82分に青木に代えて杉本、宇賀神に代えて山中を投入しますが、この用兵が結果的にまた当たりました。助走から雰囲気のあった山中による懐かしのロベカルばりのFKがバーを叩いた場面は興奮ものでしたが、それでもこの10数年に及ぶ負けない伝説もいよいよ終焉を迎えるかとも一度は思いましたが、相性というのはげに恐ろしいもので、左SB山中が最後のクロスを浮き球でなくグラウンダーを選択したのが奏功し、中央に侵入してきた右SB森脇が左足で見事にゴール左端にねじ込んで追いついたところで試合終了のホイッスル。試合を通してF東京さんのブーイングの標的となっていた森脇がラストプレーで夢を打ち砕く値千金弾ということになりましたが、今季限られた出場時間でも右サイドで「違い」を生み出してきた森脇に対する正当な報酬というところでしょう。

とりあえず、薄皮を剥ぐように改善していると理解してよいのでしょうかね。しかし相性ホントに恐ろしすぎるw

J1第5節 浦和1×1F東京@埼スタ

用兵

2019-03-17 23:06:22 | Urawa Reds
J-league Div.1 - 2019 season 4th sec
C.Osaka 1 v 2 Urawa @Yammar Nagai Stadium, OSAKA(AWAY)

本日もDAZN観戦のアウェイC大阪戦ですが、過密日程の中でまたもやスタメン一部入れ替え。A北京国安戦からはマウリシオが完全休養で岩波が3バックの真ん中に入り森脇が右STに復帰。興梠の相棒はアンドリュー・ナブートから古巣との対戦となる杉本に代わりました。GGRのスタメン予想だと柏木と宇賀神も休養かと思われましたが、蓋を開けてみれば両名とも引き続きスタメンでした。C大阪さんは都倉選手を1トップに起用して清武、柿谷の両選手がシャドーに入る3-4-2-1の布陣でこの一戦に臨んできました。引き続き試合は総じて内容的には決して芳しいものではありませんでしたが、それでもオリヴェイラ監督の用兵が怖いくらいズバズバ当たっての見事な逆転劇となりましたね。

前半から浦和はC大阪さんのバックラインにはさしてプレッシャーをかけることなくリトリート気味に試合を進め、C大阪さんがボールを保有する時間帯が多いまま試合は推移しました。それでも浦和は守備ブロックはそれなりにしっかり形成できているので破綻するところまではいきませんが、攻撃面では相変わらずボールを奪う位置が低すぎるのでリトリートからのカウンター発動もままなりません。後半に入り64分には調子の上がってこない長澤を柴戸にスイッチしてアンカーに入れるいつものパターンでしたが、しかし64分に自陣に右サイドで森脇が都倉選手に体を入れられて倒してしまいFKを与え、これをソウザ選手が意表を西川の意表を突くような形でゴール右隅に突き刺してC大阪さんが先制します。ここまでの浦和の攻撃ぶり見る限り流れからのゴールは望みにくいと感じていたので、正直これはかなり苦しいと思いました。

これ対しオリベイラ監督は宇賀神に代えて山中、柏木に代えてマルティノスを投入しますが、この用兵が面白いように的中しました。投入されて直後山中としてはファーストタッチとなるFKを興梠が頭で合わせてローストチキンコオロギ浦和店オープン記念ゴールで同点とし、80分過ぎにはカウンターからマルティノスがスピード感溢れるドリブルで相手エリア内に突進しこれをC大阪片山選手が堪らず倒して浦和がPK奪取。そして個人的に痺れたのは古巣との対戦をノーゴール(というかノーシュート)で迎えた杉本にこのキッカーを任せた場面でした。杉本は、C大阪在籍時にはよくPKの練習をしていたというキムジンヒョン選手相手にこのPKを落ち着いて決めて咆哮。逆転に成功した浦和はと土壇場のメンデス選手のシュートなど危ない場面はありつつもそのまま逃げ切りに成功しました。

2週間の中断直前の3試合を北京でのドロー含め2勝1分で乗り切れたのは現状の浦和のパフォーマンスをふまえると望外の結果と思えます。負傷者も戦列に戻るであろう30日のエフトーさんとのホームゲームではもう少し違った姿を見られると期待して、浦和勢皆無で皆目興味を見いだせない代表戦のインターバルをやり過ごすこととします。

J1第4節 C大阪1×2浦和@ヤンマー長居