赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

11月29日(水)のつぶやき

2017-11-30 03:05:28 | Weblog

11月28日(火)のつぶやき

2017-11-29 03:02:39 | Weblog

11月27日(月)のつぶやき

2017-11-28 03:02:04 | Weblog

11月26日(日)のつぶやき その2

2017-11-27 03:09:59 | Weblog

11月26日(日)のつぶやき その1

2017-11-27 03:09:58 | Weblog

あれから10年も

2017-11-26 23:10:11 | Urawa Reds
AFC Champions League, Final 2nd Leg
Urawa(JPN) 1 v 0 (Aggr 2 v 1) Al-Hilal FC(SAU) @ Saitama Stadium 2oo2, SAIATAMA(HOME)

ここ数年はミシャ式サッカーでリーグを席巻しながら数々のビッグゲームで苦杯を舐め続け、「シルバーコレクター」などと揶揄された、ミシャ前監督の下に集まった今の浦和のメンバーにようやくビッグタイトルを獲らせることができて本当に感無量でした。一晩明けて試合終了直後の阿部主将の涙やヒーローインタビューでのラファの涙を見てあらためてタイトル獲得を実感しました。アルヒラルさんは総じて個々の技術もオーガナイズされた攻撃も非常にレベルが高く、浦和は防戦を余儀なくされる場面が目立ちました。そういう意味ではACLファイナリストに相応しい好チームでしたが、1stレグも2ndレグも試合が終盤に差し掛かると如何せんラフプレーに走りがちで、特にこの試合での退場劇は愚かとしかいいようがないもので、メンタル面でやや弱さがあったと言えるのかもしれません。



この試合で何と言ってもまずびっくりし、少々心配になったのは1stに続いての左SB宇賀神のスタメン起用でした。1stでは後半こそやや改善したものの前半ではチンチンにやられていたので意外でしたが、いろいろな話を総合すると選手サイドからの申し出によるものだったようですね。その宇賀神はこの試合では危ない場面も数少なく、1st後半に建て直したことでチームとしてある程度手ごたえを感じていたということなのでしょうね。中盤では柏木と青木のダブルボランチで長澤がやや前目で4-2-3-1っぽい布陣に見えましたが、その長澤が試合開始早々前線でのボール奪取からシュートを放つ場面もありました。



浦和は1st前半で引きすぎて押し込まれた反省を活かして引き続き前目からプレッシャーをかけていき、1st前半であれだけ脅威だったアルヒラルのサイド攻撃(特に左サイド)は封じることに概ね成功していました。ただ、それでもアルヒラルさんは見事なパスワークやぬるぬるっとしたドリブルで中央突破してきてチャンスメイクしていました。特にアルドサリ選手にゴール正面で華麗なダブルタッチからバーをかすめるようなシュートを放たれた場面やミレシ選手のシュートミスに救われた場面は少々肝を冷やしました。



浦和の攻撃は開始早々に前目でのボール奪取からのものを除けばパスは繋がらずビルドアップにも苦心。相変わらず1トップの興梠は孤立気味でなかなかゴールに近づくことができませんでした。それでも浦和は時には体を張りながらゴールを守り続けてスコアレスのまま時間が推移していき、1stでゴールを決めたシリア代表FWハルビン選手も負傷で退いてしまい、ゴールを獲らないと勝てないアルヒラルはこの試合でも次第に焦りを募らせイライラ度合いを高めていきます。



浦和は74分に宇賀神→マウリシオで槙野が左SBにスライドします。79分にはアルヒラルが置かれた状況的に全くもって理解に苦しむ愚行でアルドサリ選手が2枚目の警告を受けて退場。我らが浦和レッズの場合必ずしも数的有利が文字通り有利になりよい結果に結びつくイメージが余りない(笑)にせよ、彼方の選手たちを意気消沈させるという意味では小さくないものだったのかもしれません。このあたり含め冷静にこの試合を裁いてくれたのはさすがイルマトフさんという感じでしたね。



そして土壇場の88分に武藤が前線に蹴り込んだボールにラファが反応。相手DFとうまく体を入れ替えて(相手CBがクリアを空振りしたのですね)裏抜けして鬱憤を晴らすような鮮やかなシュートをゴールに突き刺して更に優位に立ちます。各種情報によれば後半30分あたりに興梠とラファのポジションを入れ替えていて、結果ラファが最前線にいたために生まれたゴールだったのでしょう。





ただ、この時点ではそれでも1ゴールを許せばたちまち延長に持ち込まれる状況だったわけで、ここ数年浦和が同じような状況に晒された時のことを思えば全くもって予断を許さないシチュエーションだったはずですが、個人技で脅威を与えられる選手が退場し、その上失点まで喰らい意気消沈してしまったのかアルヒラル側のその後の攻撃も迫力を欠き、結局最後まで肉弾戦に負けることもなくそのまま試合終了。1stで奪ったアウェイゴールの利を生かして極めて現実的な試合運びをした浦和に凱歌。



POM(青島ビール賞)は決勝ゴールのラファが獲得。録画したもので試合後のインタビューを確認したら彼もまた涙を流していたのですね。ACL準決勝や決勝ではいつに増してのテンションの高さが際立っていましたが、今回の決勝ではピッチ外でもいろいろ騒動があり、一層期すものがあったのだと思います。中東や中国方面から熱い視線が送られていそうなのはやや心配なところですが(笑)、準決勝決勝4試合での3ゴールの大活躍はお見事という他ありません。



そして大会MVPは浦和の太陽柏木陽介。Twitterでも申しましたが、本人も言っている通り他に相応しい選手がいるのかもしれませんが、個人的にこれは非常にうれしかったです。浦和加入後決してチームとして順風満帆だったわけではない中、時にはファンやサポーターとぶつかったりもがき苦しみながらもずっと走り続けてきた彼がビッグタイトルを獲り、その上MVPをとって少しは報われたような気がするからです。そもそも、パフォーマンスだって十分MVPに相応しいものだったと思います。



英国から浦和に帰ってきてくれた阿部主将にもようやくビッグタイトルを獲らせてあげられて本当に本当によかった。彼がトロフィーを掲げた瞬間は現地で思わず涙ぐんでしまいましたが、帰ってきて録画をみたところ、試合終了後に本人も泣いていたことを知りまたまた涙でした。



筆舌に尽くしがたい美しい光景でした。



そしてアジアの舞台でもお約束(笑)



これは半分類推ですが、今回ACLを再び獲れたのは、継続してACLに出場することでチームとしてクラブとして経験値を着実に積めたことも小さくなかったのではないでしょうか。そういう意味で来季のACL出場権をとれなかったことは非常に痛いですね。一ファンとしても、余り情報のない他国のクラブとのH/Aでの対戦というACLのステージで戦う浦和の姿が見られないのは寂しい限りです。



そしてそのように継続してACLに出られたのは他でもないミシャ監督の功績ですし、何よりやはりこのチームの土台はミシャさんの美学にあり、その上に堀さんのプラグマティックなサッカーが加わった結果の今回の戴冠だろうと思います。ミシャさん、杉浦さんはじめ前政権のスタッフの皆さんの仕事がこれで少しでも報われたのなら嬉しいのですが。



そしてその堀監督の来季続投が本日になって発表されました。ACL戴冠において堀さんの功績は小さくなく(試合後の選手のコメントからもそれはわかります)、また一時崩壊しかけていたチームを引き受け、それなりに建て直して降格の憂き目に遭わずに済んだこと等には大いに感謝する一方で、国内リーグでの浦和の低調な戦いぶりを見ると正直なところ現時点では手放しで喜んでよいものか、というところです。



ともあれ、まずは久方ぶりに浦和が出場する来月のFCWC@UAEを楽しみにしたいところです(リーグ戦はもうこれで終了でもいいかな(笑))実は昨年鹿島さんが大活躍したFCWCを録画したきり悔しくてずっーと見ることが出来ずにいたのですが、今回のACL戴冠によりようやく恐る恐る目を向けることができそうな気がしてきました…(笑)なお、今回FCWCの高額なチケットを買わなくて済む分は優勝記念グッズの購入に回したいと思います…。





AFCチャンピオンズリーグ 決勝 2ndレグ
浦和1×0アルヒラル@埼スタ

11月25日(土)のつぶやき

2017-11-26 03:06:14 | Weblog

11月24日(金)のつぶやき

2017-11-25 03:03:51 | Weblog

11月23日(木)のつぶやき

2017-11-24 03:05:29 | Weblog

【本】「空気のつくり方」(池田純・著)

2017-11-24 00:18:09 | エンタメ・書籍所感
今季ポストシーズンでの躍進も記憶に新しいNPBの横浜DeNAベイスターズですが、2011年から15年にかけ観客動員が110万人から181万人に、売上高が51億円から93億円まで大きく成長したことに象徴されるように、ここ数年で一躍人気球団として台頭してきた印象があります。本作はまさにその球団にとっての「高度成長」ともいえる時期に同球団の経営トップを務めた池田純さんの著作(16年7月上梓)です。表題の「空気のつくり方」について、本作では「企業を、商品を、自身の成し遂げた仕事を、世の中に『成功』と認識してもらうための秘訣」と定義づけていますが、ベイスターズを経営していた時の具体的なエピソードも交えながら、どのように「空気」をつくることにより、結果としてチームが低迷している中でも観衆を増やし、グッズの売り上げを伸ばし、やがてチームを強化し、そして困難と言われた本拠地ハマスタのTOB(本拠地のスタジアムを買収し、チームと、そしてハコとしてのスタジアムを一体的に経営を可能とした)を実現していったかについて、経営者としての「あるべき論」の持論やマーケティングの方策も含めて文字に落としてくれています。私はとあるPR専門家の方に勧められて読んだのですが、一職業人としては勿論のこと、私の場合は一浦和レッズファンとしてチームの運営について(勝手に(笑))考える上での一定の指針を得られたように思います。

そして筆者はいわゆるB to C(対消費者)商品のマーケティングについて、「万人共通の定義はない」とした上で本書では10のプロセスを提示しています。詳細はネタバレなので控えますが、必要なデータを各種ツールを活用して収集し、自社の組織/市場/顧客について分析を行い、戦略ターゲットを決める。そしてそのターゲットが「実は」求めていた商品を想像し、その商品と顧客がリンクする「ストーリー」を創造する。そのストーリーが伝わる広告及びPRを創造する。そして商品を通して自社まで魅力的に映るようなブランディング戦略を行うといったものです。この「ストーリー」づくりというのは不肖私ごときが仕事をする上でも常に心がけていることであったりすることからもわかるとおり、こうして文字に落とすとさほど目新しいことでもないのかもしれません。ただ、これら10のプロセスは筆者の中ではいずれも重要で優劣はなく、1つでも欠けると全体最適に至らないといいます。本書では、まずこの10のプロセスを提示した上で、ではベイスターズを押し上げるためにそれぞれのプロセスにおいて何をしたのか、より具体的な取組みも描かれており、そのあたりはなかなか興味深いものでした。

実のところ本書では、マーケティングにしても、商品開発にしても何にしても、終始「最後にモノを言うのはセンスだ」としています。正直なところ私は「その一言で片付けられたらたまらねーなー」と思いながら読み進めていたのですが、筆者は終盤でその私の疑問に対して一定程度の回答をくれています。曰く「センスは後天的に身につけられる」ものである。そしてそれを磨くにはどうしたらよいかと言うと、様々な仕事の「経験の中で得た気づきは無意識のうちに脳のどこかに蓄積されていく」。それによりセンスを培うことが可能であり、そしてそれらが瞬間瞬間に引き出しから出てくるといったイメージのようです。一見すると直観やひらめきのように見えるものであっても、それは過去の経験からしみ出すように直観的に表れてくるのだというようなことなのだと思います。更に、とにかく何でもかんでもいろいろな「かっこいい」「かわいい」と言われるものに興味を持って触れてみることで、その世界で「かっこいい」「かわいい」などと思われるものは果たして何か、そう思わせる要素なのか、そうしたことを感じ取る経験と訓練を積み上げることでもセンスを養うことが可能だ、というのが筆者の見解のようです。

経営のあり方、経営者かくあるべしという点についてもご自身の考えを述べておられますが、そのあたりは十人十色だと私には思われ、そもそも私がこの本を読んだ目的は「空気のつくり方」の部分で何か得るものがあるのではないか、というもの何か得るものがあるのではないかと思ったからなので、ここでは割愛させていただきます。なお、筆者の池田さんは商社や広告マンなどを経てDeNAに入社され、その関係でベイスターズの経営を任されたそうですが、その筆者が在任時に横浜の経済界の重鎮(それがどなたなのかも興味深いところです)から「人間の心の本質、性が描かれている」ということで、夏目漱石の「こころ」を読むよう勧められたとのこと。実は私の学生時代に一番印象に残った授業のひとつが、漱石作品を読んで分析する故・江藤淳先生のものだったこともあり、これを縁にまた「こころ」その他の漱石作品をを実家の本棚から引っ張り出して再読してみたいと思いを新たにしました。

11月22日(水)のつぶやき

2017-11-23 03:04:31 | Weblog

11月21日(火)のつぶやき

2017-11-22 03:03:06 | Weblog

11月20日(月)のつぶやき

2017-11-21 03:02:58 | Weblog

11月19日(日)のつぶやき その2

2017-11-20 03:06:35 | Weblog

11月19日(日)のつぶやき その1

2017-11-20 03:06:34 | Weblog