赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

歴史を訪ねてトラベリングゥ~(8)

2008-05-31 02:04:54 | ぶらりアウェイの旅
前回からのつづき)

そろそろ城や石垣が見られるのかなと思っている奇特な方がいたら申し訳ない。ここは城「跡」であり、そもそもその城も「平城」で石垣なんかそもそもなかったのだ。従って今となってはそう言われなければここに城があったことさえもわからないような場所。事実1周したときもどこに何があったのかさえよくわからなかった。まずは蓮が枯れてしまって見るも無残な池。でもハイシーズンにはかなり綺麗らしい。



本丸跡あたりにあった水攻め予想図(って日本語としておかしいか・・・)。簡単に言えば堤防を造って城を水浸しにしちまおうという戦法らしいのだが、こう絵でまじまじとみると非道い、余りに悲惨な図だ。高松城主は毛利方・小早川家に忠誠を誓う清水宗治。彼は秀吉からの好条件の勧誘も突っぱね、前述の和議にあたっても「自らが腹を切ることで城と兵が助かるのならば」として自刃したとか。辞世の句は”浮き世をば今こそ渡れ武夫の 名を高松の苔に残して”、いやはや「漢」ですな・・・。



ご覧のとおり現在の城跡は田園風景にぽっかりと浮かぶように存在する公園といった風情。遠くに見えるのが本丸跡で、聳え立って見える首塚などがそこにはあったが、さすがにそれらをアップで撮影するのは憚られた。二の丸三の丸は既に私有地になっているとか。



えーと、これなんて花でしょう・・・。キレイでした。



入って直ぐのところに「資料館」という建物があって、1周してからそこに入ってみた。中には展示物とともにボランティアとおぼしきご老人がいらして、お城について詳しく説明して下さって、だったら最初に聞いておけばよかったと後悔。歴史好きならためになる話かと。「東京から来た」と言ったら妙に感心されたがw、私は城ヲタではありませんから。あと、資料館の中にあった、地元の高校生が作ったという水攻め立体模型がわかりやすかった(下の写真は航空写真)。



高松城跡からも見えた最上稲荷の大鳥居。何気に周辺で一番高い建造物なんじゃないかというくらいデカい鳥居。最上稲荷については「日本三大稲荷」と書いてあったのでちょっくら足を伸ばしてみようかとも思ったが、かなり遠くて備中高松駅から徒歩30分ほどかかるらしくあっさり断念。



そんなわけでとりあえず昼飯ついでに岡山まで戻ることにする。実に長閑な沿線風景。しつこいようだがまさに「スタンドバイミー」。とまあ、終始「城感」がまったくなくて申し訳ないっすw



(つづく)

苦渋の決断

2008-05-30 00:57:26 | Urawa Reds
突然舞い込んできた驚きのニュース、高原がW杯アジア三次予選の代表に不参加を表明した。今季の彼のピッチ上のパフォーマンスが代表選出に値するものではないことは明らかではあるが、W杯にかける思いが人一倍強いであろう彼にとってまさに「苦渋の決断」であっただろうと推し量れる。決断にあたっては彼なりに大いに悩んだことだろう。

引き続きクラブでもがき続けて復調を目指すという彼の決断について、世の人々からは「高原は終わった」とか、あるいは「辞退とは偉そうに」とかいろいろ批判やら中傷やらあるのだろうと思われるが、たとえ何を言われようが自分はこの彼の決断を支持するし、これまで以上に後押しして行きたいと思う。

しかし磐田時代はあれだけ憎らしかった選手が鳴り物入りで浦和にやってきて、大枚叩いて買った(オレの金じゃないけど)ってのにロクな働きもできずにいるというのに、これまでのところ不思議と彼を余り責める気にはなれないオレがいる。「代表のために」復調して欲しいなんてことは正直さらさら思わないんだけど、何なんだろうなこの感情は。

とりあえず高原がんばれ、超がんばれ

歴史を訪ねてトラベリングゥ~(7)

2008-05-29 00:48:09 | ぶらりアウェイの旅
前回からのつづき)

5月4日は8時前後に起床、新神戸からのぞみで一路岡山へ。また桃太郎スタジアムに島流しされるようなことがなければなかなか訪れる機会のない場所であり、何よりこの地方に点在する城をできる限り見てみたいという思いからの訪問。そして↓はとりあえず岡山に来たぜえええという一枚。前に横たわる死体は人の世の生き血を啜られたのか、はたまた不埒な悪行三昧の末成敗されたのか。



岡山市内を走る路面電車。後述の岡山城やラーメン屋に行くのに重宝した。運転手のおっさんの背中に「MOMO」と書いてあったのはちょっとかわいい。何でもMOMOっていう低床式の車両が走っているらしい。とりあえず「桃」つけときゃいいんだろ的な感じだよなぁw



まずは備中高松城へ向かおうと思い、荷物をしまうべくコインロッカーを探すがGWのせいか駅構内に点在するロッカーは軒並み満杯。敢えなくバッグを抱えたまま行動する羽目になってげんなりするが、気を取り直して岡山駅から吉備線に乗って最寄の備中高松へ向かう。ディーゼル単線2両編成、こんな電車に乗ったのは幼い日に乗った八高線以来だったかもしれない。なお、当方「鉄」ではありませんので誤解なきよう。



駅前に建つ案内板。最上稲荷、吉備津神社や古墳など他にも見所はたくさんあるようだが、如何せんそれぞれ結構な距離でもって離れており、車で来ない限りは複数箇所を回るのは相当な苦行になると思われますのでご注意。案内板に使われている武士は高松城主だった清水宗治公だったかしら。



高松城に限っては備中高松駅から余裕で歩ける距離。映画「スタンドバイミー」みたいな果てしなさを感じさせる線路の脇を通り、踏切を渡って田畑と農家ばかりののどかな風景を10分ほど歩いただけであっという間に到着。とはいえ夏に行くなら駅前の自販やコンビニチックな店で飲み物を調達しておくことをお勧めする。



備中高松城は、織田信長から毛利征討の命を受けた羽柴秀吉が苦戦の末に黒田官兵衛の提案を受けて「水攻め」にして攻略しようとしたお城としてその名を知られる。そしてその水攻めの最中に「本能寺の変」が起こり、和議を結んでやおら引返したという歴史のドラマの大きな節目の舞台になった場所。そんな城跡でいきなりこんな看板が・・・。



どんな音頭やねんと。やっぱりこういうのって地元の小学生が運動会で踊らされたりするんだろうか・・・。いや、オレも小学生の頃に地元の源平時代の武将・熊谷次郎直実の「直実節」というのを踊らされたので、何となくそんなことを思ってしまった(先日のアド街でも紹介されてたとかorz)。

(つづく)

ガラっと

2008-05-28 01:06:56 | Football
KIRIN CUP
Japan 0 x 0 Paraguay @Saitama Stadium 2002

帰宅して録画しておいたものでテレビ観戦。前の試合からガラっと代わったメンバーがガラっとした埼スタでテストマッチ。しかしW杯予選前最後のテストマッチでここまでガラっとメンバー変えるっつーのも何か意味がよくわからん。特に怪我を抱えているウチの阿部を右SBで起用とか意味不明(阿部に関して言えば「MFもこなす万能DF」とかいういい加減なコピーを恥ずかしげもなく出せるテレビ局も如何なものかと)。試合内容も締った好ゲームというより、お互い攻め手のないまま、数少ない決定機も逸しての退屈なスコアレスドローという感じ。とりあえず啓太が試合感取り戻してくれて、欲を言えば高原がゴールしてキッカケを掴んでくれたら浦和的には有難いのだが。

しかしテレビを通しても本当にガラガラっぷりが伝わってくるくらいチケットが売れなかったようで・・・。川淵に天誅だとかクラブの試合の方が入ってる方が健全だろとか、それはまあそうなんだけど、残念ながらJリーグが「マニアのもの」的傾向を強めている中で哂ってばかりもいられないわけで。どうしたもんでしょう。

そんなことより(おい)、FCWCの会場がUAEになってるじゃんか。また数年後に日本に戻ってくるみたいだけど。まあ、他国に場所をが移ることについてはそれこそ「健全」なんでしょうかね。

食堂やまと@岡山/中華そば【本年42杯目】

2008-05-27 01:09:51 | 麺(首都圏以外)
神戸戦翌日の5/4(日)は頑張ってまた早起き、さらに西へ足を延ばして岡山へ。下車した岡山駅で“WE ARE REDS.”と書かれたミニマフラーをバッグにつけた方を見かけたときはホントにどこにでもいるなと呆れた。備中高松城(後述)を見学した後、昼飯に、よく拝見している浦和御殿様でも紹介されていた噂のやまと@岡山へ。



ご覧のとおりの行列。13時過ぎに並んで麺が出てくるまで大体45分くらい要したほど。脇を通り過ぎていった地元の方の反応からすると、連休中でありながら、オレたちのような観光客がいた分かえっていつもよりさらに混んでいた模様・・・。それにしても岡山は人口比で考えるとラーメン屋がたくさんあるように感じられたのだが、もしかして岡山の人たちはラーメン好きなのかな? じゃなかったら行列の前にいた御婆さん、彼女が孫と一緒とは言え30分以上並んでまでらーめん喰うとか常人の理解を超えている。ちなみに店内はカウンター+テーブルで全23席。



ダブルスープだがいわゆるダブルスープとは異なる、魚介が強めと言えばそうなんだが、何と言うか東京ではお目にかかったことのない独特の味わいなのだ。マイルドでクリーミーだがしっかり鰹が効いていて、中太ストレート麺との絡みも上々。付け合せの小カツ丼は岡山で「カツ丼」と言えばこれを指す?デミカツ丼↑で、揚げたてでカリカリしたカツにドミグラスソースがかかっていてこちらも美味しかった。元々は洋食屋というお店だけあってさすが(何で洋食屋がらーめんやねんという突っ込みはなしの方向で)。価格は小ラーメンも小カツ丼も500円であわせて1,000円。岡山まで来て並んだ甲斐があった。てかこんな美味いならヒヨって「小」にしなきゃよかったと後悔。

住所:岡山県岡山市表町1-9-7
電話番号:086-232-3944
営業時間:11:00~15:00 16:00~19:00
定休日:火

連日トヨタ

2008-05-26 00:18:23 | Urawa Reds
2008ヤマザキナビスコカップ
A組第4節 名古屋4×2浦和@豊田

現地にも行けずテレビの録画中継さえみれずで、本当に久しぶりに自宅PCの前に座って速報サイトのリロードを繰り返す作業に勤しんだ。ユーストリオ3人がベンチ入りとか、達也のゴールとか、内舘のゴールとかw、断片的な事象のみを挙げれば少なくとも「面白そうな試合」とは考えられ、あらためて行けなかったのは残念。これで自力の予選突破は消滅?まあ関係ないでしょ。ヌルサポゆえ来週も現地には行けないが、PCリロード作業は精神衛生上良くないのでやっぱりフットボールパブにでも出かけようかなと思う。

代わりというか何と言うか、昨日の代表の試合もうっつらうっつらしながらテレビで録画観戦。CNNのスポーツコーナーでも"KIRIN CUP"として映像つきで紹介されていたのは意外で、このニュースで対戦相手のCote D'ivoireが英語では"Ivory Coast"と呼ばれていることを思い出し、そういえば昔の地図には「象牙海岸」なんて表記もあったななんて思ってみたりして。

そのCote D'ivoireだが、中1日という滅茶苦茶な日程の中でも後半は充分迫力を見せ付けてくれて、文字通り「トレーニングマッチ」という意味では意義深いものだったのではないか。1アシストをマークして、今季の浦和に足りないピースだなあとあらためて感じさせてくれた長谷部はもちろん、噂に違わぬ驚異的な上下動の長友が印象に残った(しかし長友というとどうしてもラグビーを思い出してしまうオレは加齢)。驚異的といえば、ドゥンビアが明けて今日の試合にも普通に出場してたのには笑った。

代表の話の方が長いなw

歴史を訪ねてトラベリングゥ~(6)

2008-05-25 00:58:36 | ぶらりアウェイの旅
前回からのつづき)

5/3午前中を奈良で過ごし、そこから試合会場の神戸に向かうため近鉄で鶴橋に出て環状線に乗り換え。そして乗り換えの鶴橋駅構内で謎のドアを見つけて一瞬ギョッとした・・・。




ネットで「鶴橋 途中下車」で検索したところ、どうやら駅構内に「途中下車」という名前の喫茶店があるらしいのでその裏口か何かなんだろうか。開けてみたいような、やっぱり開けたくないような不思議なドアだった。

15時過ぎに三ノ宮駅に到着してカプセルホテルにチェックイン。前日なんばで泊まったカプセルホテルに比べれば随分と清潔でよいところだったが、プライバシーのほとんどないカプセルに2夜連続泊まるのは結構しんどいことがわかった。

その後試合前までやや時間があったので三ノ宮をぷらぷら。↓は三ノ宮で見つけたモスク。モスクというのは日本には余りないと予備校の先生から聞いて思い込んでいたのだが、調べたら結構な数のモスクが国内にもあるようであり、この神戸のモスクは戦災にも震災にも耐えた歴史の古いものであるらしい。



ホテルに荷物を置いて手ぶらで出て赤ユニのままだったので、野郎3人ということもあってGWで人手の多かった神戸の街には明らかにそぐわず。特にこういうところには近づいちゃいけない感じ。



高校時代に学校傍の、今はもう閉店してしまった駄菓子屋さんでよく飲んだ懐かしき「チェリオ」の自販機を発見。「ライフガード」なんてほんと大好きだった。てか今でも好きか・・・。関西(高槻)が本社だったんだねぇ。



02年以来2度目の訪問だった「ホームズスタジアム神戸」。当時神戸在籍だった岡野のアシストによる三浦知のゴールと、その後の浦和ゴール裏に向けての岡野のガッツポーズは今でも瞼の裏に焼き付いている。当時はまだネーミングライツをやっていなくて「神戸ウィングスタジアム」という名称だった。



快晴だったが夜になっても暑かった。屋根と屋根のあいだには真っ青な空。



そして夜の神戸の街へ消えて行った。結果は残念ながら引き分けだったけど、それでも試合後のビールが五臓六腑にしみわたった。



(つづく)

敵はクウェートにあり

2008-05-24 16:44:43 | 男どアホウACL
ドローの結果、浦和の初戦の相手はAl Qadsia (Kuwait)に決定。中東きたああああと言いたいところだが、人事異動の結果9月に休みを取るのは非常に困難なため果たしてどうなることやら。中韓のクラブがいないのはラフプレーに曝されないという意味ではいいのだけど、やはり移動距離的にはかなりしんどいものになりそう。

しかし浦和公式の写真の「手ぶれ」はかえって臨場感があっていい。

歴史を訪ねてトラベリングゥ~(5)

2008-05-24 16:03:40 | ぶらりアウェイの旅
前回からのつづき)

本当はもうちょっとゆっくり見たかった春日大社を足早に後にしてお次は東大寺。南大門の前はGW真っ只中とあってごらんのとおりごった返していた。外国人観光客はやはり多いが、ここ奈良でもやはりアジア系の方々の姿が目立った。在留の方々だったのかもしれないが。



その南大門の近くではややお疲れ気味の鹿さん数匹がぐったりと座り込む。フェアな条件じゃない日程のせいでしょうか(笑) 当方冴えない中年男ですが、残念ながら今回鹿に話しかけられることはありませんでした(わかるひとだけわかればいいんです)。



東大寺南大門と言えば、という感じの木造金剛力士立像。口を閉じているのが吽形(うんぎょう)、口を開いているのが阿形(あぎょう)。高さは8mほどとか。運慶と快慶が中心になって造られたなんてよく日本史で覚えさせられたもの。




南大門の内側。「大仏様建築」というらしい。狛犬が進行方向を向いていたのだが、これってよくあるのだろうか。個人的には初めて見るケースだった。




人多すぎの図(2)



金堂(大仏殿)。日本最大級の木造建築で、圧巻の大きさ。その巨大な建造物が好天の下の緑に映える。何度か建て直しを経ており、その昔はもっと幅が広かったというのだからすごいもんだ。



説明不要の盧舎那仏(大仏)。ちょうど法事が行われていたため、真正面に入ることはできず。また境内ではお茶会も催されていたようで着物姿の方々もちらほら。



その大仏の裏。



虚空蔵菩薩像。大仏に向かって左隣。


広目天像。大仏の左のちょい奥。


多聞天像(金堂東北隅)。大仏の右のちょい奥。


如意輪観音菩薩像。大仏の右隣。


そしてもったいないことに大仏殿だけ見て東大寺を去り、近くの露天の広島風お好み焼きを昼飯代わりに頬張って循環バスに飛び乗る。GWのためか道は混雑気味、バスも満杯状態だったが無事近鉄奈良駅に到着。

往路はJRだったのに復路にわざわざ近鉄を選択した理由は他でもない、泣かず飛ばずだったドラマ「鹿男あをによし」の最終回で玉木宏が近鉄の車内から「朱雀門」を見かけるというシーンを実体験したかったからに他ならない。もう完全に韓流オバサン的発想であることは認めます、生まれてきてすいません。

そんなこんなで不完全燃焼なまま奈良を後にし、一路試合会場の神戸へ向かう。

(つづく)

やるっきゃ騎士

2008-05-23 01:08:38 | Urawa Reds
ユースの原口君がナビスコ杯でトップチームデビューかもしれないという話を聞いて、財政的に今月中のこれ以上の遠征が無理な自分はほぞを噛んでいたのだが、何やらあっという間にU19代表に掻っ攫われてしまったようで・・・。何となくナビスコ杯に出場した方が経験を積めるような気もしなくもないので残念な気はするが、せっかく飛び級で?選出されたのだからまあ頑張って来いと。

しかしこれでフル代表に闘莉王、高原、啓太、阿部の4名、U23に細貝、セル、梅崎の3名、そしてU19に大谷(と原口君だがトップ未登録)1名と、計8名が代表に持っていかれ、さらに小池、坂本、橋本、林の4名が香港送りでこれだけでも22名しか選手がおらず、さらにアレ、ロビー、平川の3名が負傷離脱中、永井、達也の状態もベストではないとくればまさに「メンバーが足りません」状態。こういう逆境こそかえって燃えてくるというものだが・・・。嗚呼739。

ACLは遂にノックアウトステージ進出の8クラブが決定したが、これについてはとりあえず明後日のドローまで待つこととしたい。他方、コッパリベルタドーレスではFluminenseがワシントンの2発でアドリアーノ(not看板越え)擁するSão Pauloを破って準決勝進出。東京で邂逅を果たす可能性はまだ残ってる!

どうなるCL

2008-05-22 01:25:50 | 男どアホウACL
ACLグループステージの最終結果が出ようとしているが、西地域からウズベク2クラブがベスト8に入る事態になった場合、来年度以降のレギュレーションで枠が与えられていないというのも何かもうホント皮肉なもの。

東地域では鹿島が突破を決めて、こうなると浦和の緒戦はGROUP EのADELAIDE UNITED FC (AUSTRALIA)とCHANGCHUN YATAI FC (CHINA PR)の勝者となる可能性が益々大というところか。てか、新レギュレーションになると東地域の同グループが中韓ばっかりで何かもうげんなり・・・。決勝中立地で一発勝負のUEFA方式ってのも果たしてアジアで成り立つんだろうか。

とりあえずUEFA CLの決勝録画して今日は寝ます。

Lovely "touch"

2008-05-21 00:39:44 | Football
Jリーグ全試合対象観戦記録システムをJリーグ全クラブが導入 主要スポーツリーグ全体を対象とするICカード利用のシステムとして世界初(Jリーグ公式)

これまで他国では一部導入されているところもあると聞いていて、個人的には待望していたICカードによるシーチケの認証システムがとうとう来年からJリーグ全体で導入される由。「世界初」というのは「リーグ全体としては」世界初ということなのかな?いずれにせよ大歓迎である。

思いつく限りのメリットとしては、

・シーチケの転売をある程度防ぎ、それによりいわゆる「ゲッター」を駆逐することが可能。
・チケットを家に忘れるリスクは低くなりそう。
・タッチするだけなら財布やホルダーからいちいちチケットを出さなくてよい? だとすれば荷物チェックに備えなければいけないなか手が空いて助かる。スタジアム周辺でのショッピングや公共交通機関の乗降にも使えるならばなおのこと。

他方、デメリットとしては、

・カードをなくしたらマジ痛恨。
・半券が残らないので想い出づくり的にはちょい残念。

ってなところでしょうかね。需給が逼迫している状態の浦和のシーチケの場合はあんまりおいしい特典がつくとは思えないが、とりあえずは楽しみにしておく。

歴史を訪ねてトラベリングゥ~(4)

2008-05-19 23:16:02 | ぶらりアウェイの旅
前回からのつづき)

着到殿。朝廷からの使者か何かが来たときに着到の儀が行われた場所だそう。しかしこの件名もいい加減気恥ずかしくなってきたな・・・。



鳥居をくぐって坂を上ったところになった若宮神社。この若宮神社や夫婦大国社を始めとする本殿東側の十二社は、「福の神十二社めぐり」として古来より崇敬を集めているとか。しかし「夫婦円満、良縁などのご神徳がある」という夫婦大国社に三十路独身男が独りで迷い込むというのは、それはもう筆舌に尽くしがたいほどの屈辱でございました。およよよ・・・。



若宮神社あたりから南門・本殿へ続く道には灯篭が整然と並ぶ。すこぶる暑い日であったが、この光景を見ただけ少しだけ涼やかに感じられた。



本殿に続く南門。南門の前には「神石」と呼ばれる柵で囲われている石があって、太古の時代に神様が降臨する憑代(よりしろ)として祀られた磐座など諸説あるらしい。

が、思いっきり見逃しましたorz



「南門」をくぐったところに「神拝所」。奥にチラっと見える赤い建物が「中門」。これより奥に行くには別途料金である上、時間もなくてケチっていかなかったのだが、どうもその辺が肝だったらしくがっくり。まあまたの機会にじっくりと拝見したい。



回廊を歩いていると途中で別途料金部分がチラ見できたのでとりあえず撮ってみた一枚。この後は急ぎ足で東大寺方面に向かったのだが、途中雅楽が聞こえてきたりしてなかなかの雰囲気だった。



春日大社の末社のひとつで、交通安全、旅行安全、悪霊の進入を防ぐ神様を祀るという船戸(ふなど)神社での一枚。浦和レッズ関係者、というかもはやJリーガー全員にマジオススメ。



(つづく)


それでセルよ、おまえは何を言っているんだ?
まずやるべきことをやってからでしょうが・・・

とりあえず手打ち

2008-05-19 01:15:25 | Urawa Reds
17日(土)ガンバ大阪戦での出来事について(浦和公式)
5/17浦和レッズ対ガンバ大阪@埼スタの試合について(G大阪公式)

早速両クラブから声明が発表された。迅速な対応と、納得感のある内容は評価したい。後はこれらの対応策がきちんと実行されるか否かという点だが、G大阪サポの「かの集団」はこれまでも散々悪行を働いているようであり、果たして排除が可能なのか気になるところ。それにしてもそういうやつらの「卑劣な行為」には加担していない一般のG大阪サポまで試合終了後しばらく動けない状態だったようで、そういうことは一浦和ファンとして残念だし、申し訳なく思う。

浦和のセキュリティ強化策として、埼スタの緩衝地帯が広がったり、荷物チェックが厳しくなったり、ペットボトル持込ができなくなるようなことがあれば大変残念、というか痛手。後はリーグの裁定待ちとなるのだろうか、どうなることやら。

社会人になってからというものの、マスコミの報道なんて所詮薄っぺらい取材に基づく出鱈目も結構多いってことは認識していたつもりだったが、昨晩からのテレビといい新聞といいまあ酷い報道されっぷりだった。番組内でJリーグの結果なんて1秒もやらないくせに騒動だけはしっかりニュースで扱うような偏向番組もあったし・・・。まったくまあ、これでリーグ中断ってのもなんか気持ちいいもんじゃないっすね。

2008-05-18 02:05:45 | Urawa Reds
J1第13節 浦和2×3G大阪@埼スタ

昨年に続き、営業活動の一環としておばさま2人を南にエスコート。そんなわけで、普段は開始直前に滑り込む自分が、今日は埼スタ杮落とし以来で開門前にスタ到着。そしてそんな営業活動中に昔の女が男と一緒に観戦に来ている姿を目撃するという、個人的にも大いに波乱の幕開けの試合となったが、当ブログの底流に普遍的に流れるテーマは「自虐」なのでまあおいしいといえばおいしいのかなとw しかしまさかその試合後におばさまたちにもっとすごい「波乱」を見せる羽目になろうとは・・・。


久しぶりに観たボーイズマッチ。別所#3のプレーにはなにやら親近感が・・・。

メンバーをやや落としてきたG大阪相手とは言え、珍しく立ち上がりから中盤を支配して攻め立てた浦和だったが、如何せんゴールを割ることができない。そうこうしているうちにセットプレーからマークが外れていた選手に頭で押し込まれ先制を許し、またクイックスローインからACL専用機と思われた山崎に決められ気がつけば2点のビハインドで折り返し。2点目については判定はともかくも、セルフジャッジは頂けない。ここのところチームもサポも審判の「御し方」をみたいなものがうまくなってきていると感じていたのだが、この日はすっかり2、3年前に逆戻り(そういえばセルフジャッジもなんとなく懐かしいかほり・・・)。個人的にもハーフタイムに主審にブーイングなどしてしまい、反省することしきり。

後半に入って自らの突破で得たFKを梅崎が決めて1点差に詰め寄るも、次々に投入された交代選手がまったく試合に入れておらず、逆に途中出場の遠藤の技ありのシュートで再び2点差に。あれはまあ見事と言うほかなかったが、しかし敢えて病み上がりの啓太を無理に投入する必要があったのだろうか。U23代表に向けて景気づけの一発を期待したセルも何もできず、すこぶる残念。



その後はCKをエジミウソンが決めて追いすがるのが精一杯という感じで、終盤に闘莉王に放り込む作戦もまだ肩が万全でないのかほとんんど作用せずそのまま敗戦。グダグダの試合はしっかり拾う一方で、ゲルト政権下初戦のナビスコ杯ホーム神戸戦しかり、内容が良くて面白い試合ほど決定機を逸して取りこぼしてしまうというというのはなんつーか本当に難しいスポーツだなあと。しかしG大阪はACLなどの経験を通じてなのか、非常にリアリズムに徹したサッカーをやってきたという感じでちょっとだけびっくり。

試合後の出来事については、サクっと帰っちまったし正直事実関係がよくわからないが、とりあえず現地で自分の目で見て記憶していることだけに対してありのままに感じたところは、、、

ホームで負けて、アウェイチームのヤツらにピッチの「ど真ん中」でわっしょいわっしょいやられりゃそりゃ誰だっていい気分はしないし、オレも腹が立った。それに対して、やり方はともかく、浦和の選手が怒りの意思表示を示してくれたことそれ自体はオレは支持するし、よくやってくれたと言いたい。

サポ同士の適度の煽り合いや、勝鬨を上げるような行為はありだとは思う。G大阪さん(の一部サポ)伝統芸「うんこレッズ」コールなんてむしろ失笑ものでまったく気にならないくらい。しかし物(ペットボトルや水風船?)を投げ込むのはなしだろうと。しかも家族連れも多い南側に向かって無数に、それも試合後だけでなく試合前からだぜ? もちろん投げ返す行為も言語道断だとは思うが。



幸いおばさまたちもあれを見てドン引きどころか帰って興奮したらしくw、また来たいということだったので営業的には成功だった。しっかりグッズもお買い上げ頂いたのでしめしめというところw

ま、とりえあず気を取り直して次ですな
試合後にうずくまってる阿部の姿を見ると、いつだって大丈夫だって思えるから不思議だ


ってリーグ中断かよorz

あと、長谷部おめっとさんです