赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

マネーチェンジャーズ/アーサー・ヘイリー(永井淳/訳)

2009-07-31 07:50:43 | エンタメ・書籍所感
超久々の読書感想文は、上司に勧められしぶしぶ読み始めたがなかなか面白くて見事に上下巻読破して返却したもので「原書」じゃない。恐らくは70年代のアメリカの中堅都銀を舞台に、創業家出身頭取の突然の他界後の、2人の対照的な副頭取の頭取争いを中心に描かれる物語。銀行の様々な仕組みや取締役会の様子などが生き生きと描かれており勉強になるし、今読んでも決して色褪せた感じがしないのはたいしたもんだなと。ちなみに物語の途中ではATMだか無人店舗だかの走りみたいなものが登場するのだが、適当な日本語が当時なかったのか摩訶不思議な和訳(失念)になっていて何とも時代を感じさせる。Arthor HAILEYはその他にも薬品、エネルギーなど業界モノが多いようでちょっと興味あるかも。いわゆる「業界モノ」を読んだのは現在ドラマ化されている「官僚たちの夏」以来でかなり久々。勢い余ってamazonで原書を取り寄せてみたが、専門用語も多いだろうし果たしてどうなることやら・・・。

愛は霧の中へ

2009-07-30 01:15:55 | Urawa Reds
Yamazaki Nabisco cup, QF 2nd leg
Shimizu 3 x 0 Urawa @Out Sourcing Stadium Nihondaira, SHIZUOKA(AWAY)

本日の日本平の天候同様、視界良好とはいかず。攻守ともここ最近の課題を克服することができずに無念かつショッキングな3連敗となってしまった。所感は、試合中は冷静ではいられなかったし、視界も制限されていたし、何よりちょっと疲れたので気が向いたらまたというところで今日のところはご勘弁を・・・。



湿度が高いせいかスタンドにいただけで疲れ果ててしまったのだから、連戦の最中のピッチの上の選手たちの疲労も相当なものだろう。中3日、戦術を立て直すには短すぎるインターバル、せめてしっかりと休養を取ってもらいたい。ホームとは言え、一層厳しい試合になるだろう。



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(7/30追記)

酔っ払った勢いで追記。「課題を克服することができず」とは言ったものの、特に後半は攻撃面において「何とかしよう」という工夫は、少なくとも大分戦、名古屋戦よりはあったと個人的には感じたのだが。しかしブレイクスルーには至らず、本当に悔しかった。いい歳して、一人だったこともあり帰りの新幹線で思わず泣きそうになっちまった・・・。昨季の終盤はそれこそ悟りの境地みたいな感じだったし、こんな気持ちになったのは本当に久しぶりだ。日曜日はこんな状態だからこそ力を結集したい。柄にもなくそんなことを思ってしまった。

宝来軒@中津(大分)/特製ラーメン【本年46杯目】

2009-07-29 00:47:59 | 麺(首都圏以外)
7月18日(土)、大分戦の前に中津市街をふらふらするついでに訪問。創業50年以上を誇り、大分県を中心に展開している宝来軒の本店(高田馬場にも宝来軒というのがあるが、別系列という説もありよくわからず)。駅を出て左手にあるアーケード商店街を途中で右に曲がるとすぐ左手に(罰が当たったのか商店街の入口ですっころんだ)。昼時だったがテーブルが主力の店内は4割程度の入りで、3人連れでもすぐ座れた。

麺は博多っぽいの極細ストレート。スープは匂い、味、舌ざわり、こってり感、ともに「癖」を感じさせず、普通というか、可もなく不可もないというか、そんな印象を持った。それが故に安心して食べることができて万人受けすると言い換えることはできるのかも。また、それが広く愛され、チェーン展開している理由だったりするのかもしれない。そういえば翌日寄った杵築にも支店が見えたのだけど、あれはこっち系統だったのかな・・・?



住所:大分県中津市日の出町2
電話:0979-22-3383
営業時間:11:00~17:00
定休日:火(祝日の場合は翌日休)

水母を訪ねて百二十三里(6)

2009-07-28 07:47:12 | ぶらりアウェイの旅
前回からのつづき)

そう、いまだにだらだらと山形の話であります。

いよいよクラネタリウムに足を踏み入れる前にウミネコの餌付け。真っ青な海原(天候のせいか日本海っぽく見えなかった)をバックに子供からおっさんまでウミネコに餌付け。定時前から夥しい数のウミネコが建物の屋根でスタンバイしていた。手前のプールでは暑さのせいかアザラシがぐったり・・・。



暑さのせいかペンギンも日陰に隠れたり、ぐったりなご様子。ここまで活動的でないペンギンというのは初めてみたかも。



遂に「クラネタリウム」へ。ヲタとまではいかないにせよ、ちょっとしたクラゲファンとしては垂涎ものであることに間違いはないのだが、30種類近いクラゲが展示されているとなるといちいち名前も覚えきれないというもんで・・・。



ハナガサクラゲ。これはちょっとグロい・・・。生まれてこの方クラゲに刺されたことのないオレだもそう感じるくらいだから、刺された経験のある方はたまらんだろうなと。



これが実は結構小さなクラゲの集団で、大きなクラゲだけでなく、極小のクラゲまで、姿形や色も含めて実にバラエティに富んだクラゲ群。しかし、どうせなら静止画より動画でお見せしないと「クラゲに癒される」という気持ちは理解して頂けないだろうなぁとは思う。静止画は時として確かにグロいかも。



こちらは何とも葉巻型UFOみたいな見てくれのクラゲ。そういえばクラゲには心臓に当たる部位がないらしいのだが、ヤツらの体は一体どういったシステムになっているのか。



名前がわかったらまた適当に書き足します。

(つづく)

2009-07-26 00:45:29 | Urawa Reds
J-league Div.1 - 2009 season 19th sec.
Urawa 0 x 3 Nagoya@Saitama stadium 2oo2, SAITAMA(HOME)

完敗、ともなればかえって清清しい気持ちになって次に向けてさくっと気持ちの切り替えもできようものだが、シーズン半ばにして何となく目の前に大きな壁(ケネディではない)が立ちはだかったように感じられやや陰鬱な気分。また、アウェイで14連敗中のクラブに敗戦、ホームで成す術なく0×3の完敗と、ショッキングな連敗でチームのメンタル面もやや心配。来る水曜は何とか有給を確保して現地に行けそうだが、そんなわけで今季、いやもしかすると今後の中期的な浦和の行く末さえも占う一戦となるかもしれず、相応の覚悟を持って現地に向かう必要があるのかなという気が勝手にしてきた次第。

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ケネディとその影に振り回されての3失点。今季名古屋の試合は2試合くらいしか見ていないが、ヨンセンというポストプレイヤーがチームを去り、どちらかというと独善的なストライカーであるダヴィが加入したことにより、昨季躍進時のスタイルを見失って路頭に迷っているような印象だった。その名古屋がケネディという長身FWの加入により、この試合に関しては、まあ「放り込み」には違いないのだが、やることは非常にシンプルになって吹っ切れてプレーしているように見受けられた。

対する浦和DF陣はケネディを意識しすぎとも言えるのかな。まあ唯一高さにおいて伍して戦えそうな闘莉王が不在では無理もなかったのかもしれないが、それならばせめてボールの出所だけでも抑えて、ということになるがそこもややルーズだった印象。その名古屋に昨年まで在籍していたヨンセンを擁する清水との試合に向けてしっかり修正されれば良いのだが。

攻撃に関しては引き続き相手守備陣を崩すアイディアに乏しいのだが、しかしこれは一朝一夕で身に着くものではないのである程度覚悟はしていた。むしろ今日のゲームをそれに輪をかけてミスが多く、そこからボールを掻っ攫われる場面が散見された。その攻撃面での閉塞感みたいなものは現状のメンバーで望む限り劇的な改善は望めないのだろう。名古屋に厳しいマークを受けていたとは言え、ロビーのパフォーマンスの悪さもやや気になるところ。

まあ頑張って行きましょうっつーことで。

J1第19節 浦和0×3名古屋@埼スタ

水母を訪ねて百二十三里(5)

2009-07-25 01:59:46 | ぶらりアウェイの旅
前回からのつづき)

鶴岡駅からバスに揺られ、東京からの道のり約123里(結構適当な計算に基づく)で遂に到着した「クラゲの水族館」こと鶴岡市立加茂水族館。以前は施設の老朽化と、それに伴う来場者数の減少に苦しんでいたが、それへの対策としてクラゲの展示数を増やし、やがて日本一のクラゲ展示種類数を誇るようになり、現在では来場者も持ち直してきているという水族館。



となれば、どう考えても自分と波長の合うクラゲをいつしか自宅で飼ってみたいという野望を持っている自分としては一度は足を運んでみたいなと。いやまあ連れが見つけてくれたわけなんですが、行かざるを得ないよなと。三十路のおっさんふたりで小学生やおっさんおばちゃんの団体にまみれるというのはまあいつもどおりであります。入口そばではこんな手作り感たっぷりのゴマアザラシ?のオブジェ??が迎えてくれた。




クラゲの展示はその名も「クラネタリウム」。まずは前座から。なんとかイカ。ん、あんまり美味そうじゃないな・・・。



ヤドカリもこれだけたくさんいると正直ちょっとしんどい。



ハゼもこれだけたくさんいると正直ちょっとしんどい。



「おさわり」という言葉に滅法弱いお年頃。



ナマズが川の字になって寝てた。



(つづく)

早すぎやしない

2009-07-24 00:17:24 | Urawa Reds
野田紘史、ファジアーノ岡山に期限付移籍(浦和公式)

真昼間に浦和仲間からのメールで知って少々びっくりさせられたニュース。そう、入団初年度でのレンタル移籍という意味では早すぎるようにも思われるのだが、大卒ルーキーでありながら一度の出場機会を得られていない彼の状況を考慮すれば決して早いとは言えないのかもしれない。サテの1試合しか彼のプレーをみていないのだが、その際はどうも思いっ切ったプレーが出来ていないという印象だった。しかしコメントからは浦和に帰って来ようという意志が感じられるので、是非とも何かを掴んで凱旋してくれることを願う。

しかしこれだけ故障中の選手が多い中で赤星、野田と立て続けに貸し出してしまって「質」はともかく単純に「量」の問題としてメンバーが足りないことにゃならないのかちと心配。むしろ、この状況でこんだけ気前良くポンポン出してしまうということはもしや・・・などと邪推さえしたくなるが。

皇居デビューと

2009-07-23 00:10:21 | ジョギング
これまで各方面から一緒に走ろうぜ的なオファーはあったのだが、平日走ったらその後仕事にならんと思っていて頑なに固辞していた皇居ランニング。しかし、今回ひょんなことから学生時代の仲間と駅伝大会に出ることになってしまい、そりゃ走らざるを得まいとて腹を決めて遂にデビュー。噂には聞いていたが、なるほどすんごい人出で、皇居ランニングブーム?を肌で実感。本日は合流遅れ+病み上がりのため1周しか走っていないが、気持ち良く走れたし、あと2日間くらいなら何とか働けそうな気がする。10月に駅伝、11月に湘南マラソンで10km走る予定なので、マジメにピッチを上げていかないと・・・。しかしまあビールの美味かったこと。

ところで、今日の話題と言えば世の中的には皆既日食。この「皆既日食」が英語だと"TOTAL SOLAR ECLIPSE"という何ともソリッドな言葉になってしまうのはちょっと意外だった。職場の人たちと「大枚はたいて南の島まで行って天気が悪くて日食が見えなかったら可哀相だねぇ」という話をしているときに、「大分まで飛行機でサッカー見に行って14連敗中の相手に負けて帰ってくるよりはいいでしょう・・・」とか呟いたら意外にも爆笑されてしまった・・・。

ラーメン 長山@鶯谷/味噌らーめん【本年45杯目】

2009-07-22 07:43:03 | 麺(都区内北東)
7/10(金)、二日酔いでほうほうの体で出社した日の帰りに愚かにもらーめんが喰いたい衝動に駆られまた鶯谷へ。哲学堂でニンニクをガツンとぶち込もうかと思ったが臨時休業だったため同じ鶯谷の長山を再訪。直ぐ座れたが、22時頃到着でもサラリーマンが続々と入店してくるのはさすが。今回は味噌にしようと味玉味噌(780円)をチョイス。

鶏豚骨で出汁を取ったという味噌スープはちょいクリーミーでマイルドな感じで見た目よりもぐっと食べやすい。浅草開花楼製のもちっとした麺との相性もよく、なかなか面白い味噌らーめんではないかと。てか、この店はどうも味噌がうりみたい。ちなみに細麺と太麺が選べるはずだがこの日は聞かれず太麺、また大盛は無料だがさすがにこの日も自重。

住所:東京都台東区根岸1-3-21
電話番号:03-3876-7763
営業時間:11:00~24:00
定休日:無休

ようこそ埼スタへ?

2009-07-21 00:44:37 | Urawa Reds
埼スタは怖くない!浦和がイメチェン作戦(スポニチ)

仮に記事の内容が事実であれば「不支持」を表明したい。理由は以下のとおり。

・クラブが集客の減少について危機感を持ち、その理由や背景について分析、対応策を打ち出そうとしているのであれば、そのこと自体は大いに評価したい。
・しかしながら、浦和というクラブはホームスタジアムを「戦いの場」として位置づけ、ゆえにマスコットがピッチに現れるようなこともなかったと個人的には解釈している。今回の報道内容はそうした哲学に反するものではないだろうか(勿論、哲学云々は公式にリリースされているわけではないので断言はできないが)。
・まずはホームチームのファン・サポーターがスタジアムに戻ってくる方策を考え、お金をかけて対策を実施することの方が優先順位が高いはずだし、プロフットボールクラブのあるべき姿では?
・てか、そもそも埼スタに乗り込んでくるアウェイサポがそのような歓迎を望んでいるのか甚だ疑問。仮に浦和美園の駅前で歓迎されるからといってアウェイサポが増えるような自体は個人的には想像できない。
・信じたくないが、仮に山形の歓待ぶりを見ての思いつきであれば甚だ短絡的といわざるを得ない。観光資源の有無やホームタウンへの浸透度といった、山形と埼玉をとりまく環境や条件の現時点での違いを踏まえて即刻再検討すべき。

ま、所詮まだ報道レベルなんで誤報であることを期待していますが・・・。そういえば先日の試合ではビジターチームのチャンスもリプレイしていたが、あれって本件と関係あるのかな?前からやっていた?普段あんまりリプレイを見ていないのでよくわからないのだが・・・。

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(7/21追記)

ファン・サポーターのみなさまへ(浦和公式)

浦和というクラブらしい実に迅速な火消しはなかなかお見事。っつーこってとりあえず名古屋戦に集中と。

水母を訪ねて百二十三里(4)

2009-07-19 23:06:21 | ぶらりアウェイの旅
前回からのつづき)

現実逃避以外の何者でもない山形遠征のつづき(笑)



試合翌日は前日遅くまで飲んでいたにもかかわらず頑張って8時過ぎには起床。鶴岡にあるクラゲの展示日本一?という水族館を目指し庄内地方、つまり日本海側にある鶴岡を目指す。しかし山形からのルートは決して整備されておらず、鉄道を乗り継いで行くことに。まずは山形新幹線に乗り込み、山形城大手門下をとおり終点・新庄まで。新庄では陸羽本線に乗り換え、酒田方面行きの電車へ。この時点(AM8:00くらい)で"GRANDE"のTシャツ着用の方を1名確認。



その後はほとんど無人駅のような駅が続き、ひたすら山々や田園風景に囲まれながらの旅。寝不足で少々堪えるものの、こういう非現実を堪能する贅沢な時間の使い方がたまにはあって良いなとあらためて実感(たまにじゃないか・・・)。写真は右はスケバン刑事、左は川浜高校ラグビー部のSHといった感じですな。いや実に長閑でありました。



そして余目(あまるめ)駅(AM9:00くらい)で羽越本線の特急「いなほ」に更に乗り換え。余目駅は少年時代に持っていた「日本特急旅行ゲーム」というボードゲームで良く立ち止まった駅でどんなところかと胸躍らせていたこともあり、少々時間が空いたので駅周辺の散策でも、と思ったが一見して、何もなかったので敢えなく断念・・・(BGM:ギャートルズのエンディングテーマ)。当方少々乗り鉄の気はありますが、特に鉄道ファンというわけでもありませんので誤解なきよう。



そして鉄道の目的地である鶴岡に到着(9:20過ぎ)。ここからはさらに路線バスで最終目的地であるところの「加茂水族館」に向かうのだが、バスの発車まで時間があるため少々観光でもと思ったが寝不足+灼熱地獄で気力がわかず。仕方なく茶でもと思ったが、この鶴岡も駅ビルの半分が閉鎖になっている等それなりに厳しい状況のようで喫茶店さえ見つけられず、やむなくミスドで野郎2人でドーナツを喰らう羽目に。しかしここしか茶できるような場所がないようで、なかなか盛況。



そうして時間を潰しつつようやく乗り込んだ路線バスにしばらく揺られ、11時過ぎに加茂港に到着。この日は鶴岡でサテライト山形×草津の試合があり、赤星のデビューもあったようなのだが、さすがに2週連続で草津サテの試合を観るほどガチにはなり切れませんでした・・・。



(つづく)

もう笑うしかない

2009-07-18 21:37:00 | Urawa Reds
J-league Div1 - season 2009 18th sec.
Oita 1 x 0 Urawa@Kyushu Sekiyu dome, OITA(AWAY)

もはや呪われてるとしか思えない(笑)


中2日で疲れてるのも、ピッチが酷くてやりにくいのも理解しているつもりだが、もう少し工夫があっても良かったのになあと・・・。



(7/19追記)
帰宅。今更振り返りたくもないので、まあ次ということで。


ハーフタイムの笛が吹かれた直後。浦和の攻撃が左サイド中心だったためご覧のとおり左サイドが荒れている。HT中は小学生だか中学生だかまでがピッチの補修にかりだされていた。

以下、思い出したのでやっぱり追記(7/20)。

今回いつに増して試合終了後に声が枯れていたのは、試合前に大分のスポンサーで、この試合の冠スポンサーである新日本石油(ENEOS)の大分製油所長(この方?)がトリニータに激を飛ばしている中で「相手の足を蹴って蹴りまくれ」とか「浦和のサポーターの方々は大分のうまいもんを喰うのを土産にし、勝ちは我慢してもらう」とか、おおよそ大企業(といっても元は九石みたいだね)の役員クラスとは思えない品性下劣な煽りをこちらにまで飛ばしてきたので試合前からネジが吹っ飛んでしまったためだったと思う・・・。いや、いい歳こいてお恥ずかしいし、そもそも品性下劣はお互い様だわなw

そんなわけで試合の結果がそのおっさ・・・いや大所長様の思い通りになってしまったのが余計屈辱的だったわけで。また、ピッチは浦和の選手が試合後コメントで言っていたとおり本当に砂浜みたいで、アップの段階からスタッフや選手が足を滑らせていたのも事実だし、加えてスタンドで跳ねてるだけでも息苦しくなるくらいスタジアム内は蒸していた。しかし他のクラブが同じような環境でもしっかり大分を破っている以上、残念ながら言い訳にはならないよね。結局のところチームとしてまだまだ力不足ということなんだと思う。試合終了後のまるで優勝したようなスタジアムの様子は目に焼きついている(頭来て笛がなるや否や帰っちゃったけどw)。でも、この雪辱はいつか絶対晴らしたいな。

J1第18節 大分1×0浦和@九州石油ドーム

水母を訪ねて百二十三里(3)

2009-07-17 23:20:38 | ぶらりアウェイの旅
前回からのつづき)

大分行く前日にのんきに山形の話のつづきであります。

ホテルにチェックインして後は着替えて出発、電車でスタジアムのある天童まで。もうネットのあちこちに貼ってあり、いまさら感ありありですが件の「諸手を挙げて歓迎」ののぼり。巷では「歓迎されるとアウェイ感が削がれて萎える」といった意見もあるようだが、当方はもう歳を重ねたせいかそこは切り替えできるので歓待は素直に嬉しいですね。しかし"We Are Reds."はいくらなんでもやりすぎじゃないかと・・・w



連れが事前にリサーチしてくれていたそば屋を目指し、酔狂なことに駅から歩き始める。天童周辺はこのように屋根の傾斜が緩い家屋が大部分を占めていたのがなんとなく印象に残った。後に庄内の方に足を伸ばすとまたそれはそれで異なるタイプの屋根だったので、積雪量などの気候条件による違いなのだろうか。



辿りついたのがこちらの「一庵」。実は事前に天童出身の会社の先輩@フィリピン赴任中からいろいろと情報収集していたのだが、その先輩の言葉を借りると「天童はそば処で、全国からそば通が集まってくる」のだとか。しかし、その中でも有名な「水車生そば」は浦和者が席巻していることが火を見るより明らかだったので、敢えて外し、しかもピークの時間を外した上でこちらのお店を選択。しかし、15時半前の到着にも関わらず店内はなかなか盛況でびっくり。



正直昼飯に牛肉を喰らって余り腹が減っていなかったのだが、「板そば」(750円、確か)をチョイス。出てきてびっくり、量が多いのはある程度覚悟していたのだが、750円で天ぷらまでついてくるとは。うれしいけど腹いっぱいみたいな複雑な心持ち。しかしもちっとした独特のそばといい、揚げたてであろう天ぷらといい、これがもう悔しいくらいうまいので、腹が膨れていても食べざるを得ない。いや、実に美味でありました。



一庵を出て、そのまま歩きでスタジアムに向かうという暴挙。正直幹線道路を歩いていたのはほぼオレたちだけだったのだはないかと・・・。さて天童といえば将棋の駒の名産地。というわけでマンホール?もこんな感じ。その将棋の駒の名産地というのも恥ずかしながら、確か「桃鉄」経由の知識でしかないわけですが・・・。まあ要は物件がさくらんぼ園と将棋の駒工場?だけ?みたいな。



道中、山形在住経験のある友人お勧めの「腰掛庵」のわらび餅を食おうと思ったら浦和者に席巻されたのか売り切れ宣告されたり、また、白いヘルメットを被ってジャージを着た、まるで南アルプス天然水のCMにでも出てきそうなピュアな女子中学生たちにたいそう澄んだ目で「こんにちはっ!」とかすれ違い様に爽やかに挨拶されて「オレは一体何をやっているんだ!」とか落ち込んだりもしたけれど、三十路のオヤジは元気です。てか、街ですれ違った見知らぬおじさんに挨拶なんて、天童は一体全体どんな教育してるんだろうな。もう心が洗われ過ぎて正直痛いくらいだったわ。あ、あれか、アメリカとかで護身の観点からこっちから挨拶しとけ的なヤツか。いやそんなヒネてないのか。嗚呼わからない、嗚呼!(橘いずみ風にどうぞ)。



さてそんな風に心に傷を負いながらスタジアム到着。キックオフ2時間前くらいにして既にゴール裏ぎっしり状態を確認して萎え、芝生に座り込んでサブグラウンドで山形大学サッカー部の紅白戦(多分)をぼーっと観戦して時間を潰す。この時点で腹いっぱいでスタジアムグルメを食う気力もゼロ。山形ゴール裏に近い場所だったので、背後からは山形選手バスへの拍手とか、浦和選手バスへのブーイングが聞こえてきた。



2000年によく観た「速報J2」とか、今でもたまにJ-Sportsで観るNDスタジアムのバックスタンド後方に広がる山々を実際に見られたのは感慨深いものがあった。雲行きが怪しくてやや雨もパラついたが、天気は持ち直し、キックオフ前には夕焼けも見られた。



(つづく)

天下一品@六本木/らーめん(こってり)【本年44杯目】

2009-07-17 07:55:54 | 麺(都区内南西)
先週木曜に恵比寿で飲み会があり、残業を終えてやっと21時くらいに合流。空腹のまましこたまウィスキーをロックでひっかけ、六本木での2次会の後から記憶がところどころ飛んでいたかも。タクシーに乗り、気がついたら家のテーブルの脇で4時半くらいに目が覚めた次第。当然金曜は二日酔いで這うように出社したわけですが・・・。

さて、翌朝携帯のフォルダになにやら見慣れぬ写真があったので覗き込んでみると何とそこには明らかに「ラーメン」らしい物体が写っている。事ここに至り、飲んだ後に先輩たちに六本木の「天下一品」に連れて行かれ、なにやら「らーめん!」「こってり!」とか叫んだ記憶が鮮明に甦る。そうそうそういえば夜中だと言うのにやけにドロドロした液体を飲んだ覚えも何となく。

そんなわけでよく覚えていませんw 泥酔状態でもしっかり撮影しているブロガー根性に免じて許してやって下さい。てか、普段大きなチェーン店は基本的に敬遠しているので、何気にこれが「天一デビュー」だったりするのですが・・・。何で京都発祥なのにあんなスープになっちゃうんだろう、不思議だよな。あれ、そういえば何か知らない人からメールも来(ry

住所:港区六本木5-5-1
電話番号:03-3403-8388
営業時間:(月~木)  11:30~翌5:00
     (金土祝前日)11:30~翌8:00
     (日祝)   11:30~翌1:00
定休日:元日