赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

1月30日(水)のつぶやき

2019-01-31 02:56:32 | Weblog

1月29日(火)のつぶやき

2019-01-30 02:56:55 | Weblog

1月28日(月)のつぶやき

2019-01-29 02:54:37 | Weblog

1月27日(日)のつぶやき

2019-01-28 02:45:39 | Weblog

出張の合間の京都紀行(3)

2019-01-27 01:21:18 | アウェイじゃないけどぶらり旅
前回からのつづき)

というわけで京都駅ほど近くの東寺をざっとめぐったのですが、こちらも本来の目的は東寺からやや東北に位置する石上神社(いそのかみじんじゃ)でした。ご覧のとおりこぢんまりとしたお社ですが、こちらは長らく東寺=真言宗の政所(まんどころ)、つまり政務や事務を司る阿刀(あと)家の屋敷があったとされる場所に鎮座しており、境内にある石上布留社(いそのかみふるしゃ)はその阿刀家の祭壇だったと言われています。そしてその阿刀家は空海こと弘法大師の母の実家ということになるようです。



下の能書きにあるとおり、空海の伯父にあたる人物がその阿刀家に婿に入り阿刀大足となり、以降明治維新直後に至るまで阿刀家が東寺執行家として政所を司っていました。今更説明不要の空海上人は唐留学から帰り真言密教を日本に広めた人物で、帰国後に空海が嵯峨天皇に託されたのが東寺でした。その東寺のそば、しかも東寺の「鬼門」という見方もある場所にあった政所が神社として現在に至るというのは、明治維新まで日本が神仏習合の国だった点にかんがみても俄かには理解しがたい部分があり興味を引かれるところです。



しかも、石上神社の境内にある波切不動堂は空海の「地盤の明王」とされる波切不動明王を祀っています。たとえ東寺、四国のいわゆるお遍路や本山の高野山にお参りしたとしてもこの明王様にお参りしなければご利益がいただけない、と真言宗のインサイダーの方々には常識なのかもしれませんが、私のようなアウトサイダーにとっては割と衝撃的なことがさらっと書かれてありました。機会があればもう少し勉強して再訪してみたいものです。



そして石上神社を後にして南海で向かったが、打って変わって超メジャー観光スポットの伏見稲荷大社へ。全国の稲荷神社の総本山ということになるのだと思いますが、最近では写真を見ればみんな一目でわかる「千本鳥居」がインスタ映えスポットとして大人気となり、ご覧のとおり外国人観光客の皆さんが殺到していますが、こちらも瀬織津姫スポットめぐりとして訪れたのだと思います。



日本書紀における記述によれば、第29代欽明天皇が夢で見た啓示のようなものを受けて山背国紀伊郡深草里に秦氏を見出し以降秦氏を厚遇したとされているそうです。これは500年代に秦の大津父が大蔵省に登用されたといわれる伝説ですが、この伏見稲荷大社は711年にその秦の大津父が狼同士の争いの仲裁をしたという稲荷山のところに鎮座したもの、ということになるようで、秦氏の祖先神を祀っているとされています。



他方、ネット上では、この711年という年が日本書紀の完成(720年)の直前ということで、記紀以降我が国の神話から消されたという説のある世織津姫を封印するためにこの大社が鎮座されたのではないか、という説もお見かけし、なかなか興味深いところですが、このあたりは半分オカルトになってくるのでしょう…(笑)また、空海上人と稲荷信仰との関係を指摘する説もあり、そちらもなかなか奥が深い話の様です。



(つづく)



1月25日(金)のつぶやき

2019-01-26 02:44:58 | Weblog

1月24日(木)のつぶやき

2019-01-25 02:43:46 | Weblog

1月23日(水)のつぶやき

2019-01-24 02:43:47 | Weblog

1月22日(火)のつぶやき

2019-01-23 02:43:56 | Weblog

1月21日(月)のつぶやき

2019-01-22 02:44:40 | Weblog

1月20日(日)のつぶやき

2019-01-21 02:45:09 | Weblog

1月19日(土)のつぶやき

2019-01-20 02:46:18 | Weblog

出張の合間の京都紀行(2)

2019-01-19 23:59:51 | アウェイじゃないけどぶらり旅
前回からのつづき)

1日目の要務を終えて夜は錦市場近くのクラフトビールバー、スプリングバレーブルワリー(SVB)京都へ。ご覧のとおり歴史ある町屋をリノベーションした趣のある佇まいの建物です。SVBはキリンビールのクラフトビール専業子会社でありブランドで、関東では代官山とキリン横浜工場内にバーがあります。大手のキリンが関与したものを「クラフトビール」と呼ぶのかどうかは議論があるところなのでしょうが、米国でクラフトビールがどんどんシェアを伸ばするなどグローバルな潮流に乗ってスタンダードビールとは異なる個性的なビールを日本でも、という取り組みはなかなか興味深いものであると個人的には思っています。



それぞれユニークな味や香りのビールを飲み比べセットで比較して飲むのは面白かったですし、京都産の原材料を使った料理もいちいちおいしかったです。町屋の建物を愛でるもよしでしょう。外国人観光客でごった返す錦市場の至近ということで、ジャパニーズのクラフトビールということでインバウンド需要の増加も見込めそうですね。現在は京都産100%原料のビールといった取り組みもしているようですから、また足を運ぶ機会があれば再訪してみたいと思います。ホロ酔い気分で宿に帰り1日目は終了です。



翌朝は宿に近いイノダコーヒ本店でビーフカツサンドをいただきました。京都に来た際は可能な限り朝食に食べています。更に値上がりして1,880円と朝食としては少々値がはりますが、それだけの価値はあるのかな、と個人的には思っています。無論コーヒーもおいしいですしね。



そして仕事の合間に今度はタクシーで東寺(教王護国寺)を訪問しました。真言宗の総本山と位置付けられる、京都駅にほど近いエリアにあるお寺です。平安時代に平安京鎮護のための「官寺」として建立され、第52代嵯峨天皇(786-842)より空海(弘法大師)に下賜されたもので、世界遺産にも指定されています。



こちらは洛南会館という宿泊施設のようです。お寺の境内の中に泊まるという体験もなかなか面白そうですね。各種観光地へのアクセスもよさそうですね。ただ、ぐぐろうとすると「東寺洛南会館 心霊」と出てくるのがやや気になるところですが(笑)、それに対して「洛南会館でビビってたら京都を観光したら発狂すんぞ」というコメントが付いていたのは笑えました。



五重塔を仰ぎ見ることができます。確か新幹線の車窓からも見えたと思いますが、こちらの五重塔が京都のCMなどでよく使われるものになるのでしょうか?高さ55mと木造建築としては日本一の高さになるようですね。空海が唐から持ち帰った仏舎利(釈迦の遺骨)が納められているとのこと。



こちらは大日如来が安置された「講堂」だったと思います。「(真言)密教の教えを表しています」と紹介されています。この内部にもあった曼荼羅は真言密教の世界観を表したものだと漠然と理解していますが、私も興味津々でいつか深く勉強してみたいと思っています。こちらで私がしばし見入っていたのは、大日如来を主尊として全ての諸尊を総集的に表わした「両界曼荼羅」だったのでしょう。その曼荼羅同様、この東寺においても大日如来のあるこの講堂が中心に置かれているようです。



(つづく)

1月18日(金)のつぶやき

2019-01-19 02:45:25 | Weblog