赤い彷徨 part II
★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。
 



ちょっと前の自分の誕生日&「不惑」祝いにbody & soul @南青山まで久々のジャズライブに連れてきてもらいました。04年にシカゴから帰ってきて以来「趣味:ジャズ鑑賞」などととエラソー公言しているのですが、実のところライブは2年ぶりくらい。果たしてこのオレは本当にジャズ好きなどとのたまってよいのか、自問自答する日々であります。いや、iPodでは日常的に聞いてるんですがね・・・。

さて、この日はカバーチャージが5千円と破格だったので当たり前と言えば当たり前なのですが、今まで乏しい音楽知識のまま日米で聴いてきたジャズライブの中でも少なくとも3本の指には入る素晴らしい演奏でした。特にドラムスのパワフルなパフォーマンスには痺れ、圧倒されました。リーダーのアマコストさんは30年も前からこのbody&soulで演奏されているそうです。連れてきてくれた嫁さんには感謝です。

《NYスタンダード クァルテット》
ティム・アマコスト(ts,ss)
デビット・バーグマン(pf)
安ヵ川大樹(b)
ジーン・ジャクソン(ds)

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赤坂B♭(ビーフラット)を約1年ぶりに訪問。開店10周年記念ということで、3/1~3/5までは"No Charge Week"ということらしい。それにしても、自分が社会人になった頃はなかったジャズクラブが10周年を迎えるというのは感慨深いというか、老いを感じるというか・・・。いずれにせよおめでとうございます。

さて、この日は八木隆幸トリオ、松島啓之クインテットによる演奏の2本立てで、自分らが仕事を振り切ってお店に到着した21時前は八木トリオの最初のナンバーであるマイルスの"Walkin'"の真っ最中。八木トリオは八木隆幸(p)、金子健(b)、高橋徹(ds)のシンプルなトリオで、年輪を感じさせるしっとりとした演奏が印象的。

2組目の松島クインテットは、松島啓之(tp)、山田穣(as)、今泉正明(p)、楠井五月(b)、横山和明(ds)という構成で、tp、b、dsの方々がジャズメンとしてはお若いように見えたせいか、八木トリオと好対照のエネルギッシュな演奏のように感じた。ドラムとベースが大好きな自分としては、ドラムやベースのやけに長いソロに萌えた。

週の半ばに最高の気分転換になった。やっぱりジャズの生演奏はたまらない。

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本日は留学時代の友人とジャズライブ鑑賞で、3年以上ぶりのBody&Soul@表参道。向井滋春(tb) 、鈴木央紹(ts) 、井上ゆかり(pf) 、山下弘治(b) 、小山太郎(ds)の5人。トロンボーンがリーダーというのは日本では初めて見た。テナーサックスの鈴木央紹さん 、ピアノの井上ゆかりさんは圧倒的じゃないか我が軍はという感じ(ガンヲタ的表現で恐縮)で、特に今回は初めて、ご覧のとおりピアノのすぐ後ろの席だったもので、井上さんの時に力強く、時に艶っぽい鍵盤さばきを満喫させて頂いた。3曲目の"You've changed"もトロンボーンメインのバラードで面白かった。しかしそのトロンボーンの向井さん、どこからどうみてもクールビズのサラリーマンという井出達で演奏していて、「飾らない」という意味ではアメリカの場末のジャズクラブみたいで何とも粋で、ある意味「現実」と「非現実」の狭間に迷いこんだような心持にさせられた。ともかく、素晴らしい演奏でした。 


んなわけでW杯は今日はお休み。開催国南ア危し。そして韓国はアルヘンに大敗も、ギリシャの金星により俄然予選リーグ突破に近づきやがりましたな。むむむ。

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残業に追われた昨日とは打って変わって、こんな天候の日に限って会社を早く脱出できたので、前の会社の同期に誘われるままに1年9ヶ月ぶりのジャズライブ。雪降る中を、本日月1?のノーチャージデーである赤坂B♭(ベターフラット)へ。出演は三木俊雄 Special Quartetで、三木俊雄(ts), ユキ・アリマサ(p), 上村信(b), 柴田亮(ds). というメンバー構成。ピアノのユキ・アリマサさんは洗足音大で教えているそうで、ノーチャージデーということもあり、ジャズバーには珍しく、彼の教え子と思しき「若者」の姿が多くて新鮮だった。

何せ音楽の成績が2か3で、しかも1年9ヶ月ぶりにライブに行った程度の人間が言ってもいまいち説得力がないと思うが、メンバーはひとりひとりみんな相当な実力があって圧巻のライブで、雪が積もってやしないかという心配も仕事のストレスも吹っ飛ばしてくれた。ベースフェチの自分だが、今回は特にピアノのユキさんの奏でる切なく、時に力強い旋律が印象に残った。と、やっぱライブはいいなあ、っていつも思うの割りにいつも間が空いてしまうんだよなあ。

さて、あと3日頑張ろう。

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本日は21時過ぎに職場を逃げるように飛び出し、同期とともに赤坂のジャズバー"B Flat"へ。たまに訪れるラーメン屋 秀@赤坂の斜向かいにあり、以前から存在が気にはなっていた店。何でも今日はNo charge day、つまりチャージ料が取られず飲み食いの代金だけで見られるということで、労働者的にはすこぶる有難い設定。PEKKA PYLKKANEN QUARTET(Pekka Pylkkanen (sax)、Samuli Mikkonen (p)、Jay Anderson (b)、Ville Pynssi (ds))というフィンランドのバンドのステージだった。

日本で外国人のみの演奏を聴くのは初めてだったのだが、素人的な感想を言わしてもらえば全般的にスウィングしている感じではなくて(スウィングの定義もわからいないのにえらそうに・・・)、何となく汗や唾の飛んできそうな「迫力」みたいなものも余り伝わってこなくて、しごくあっさりした平坦な感じの演奏だったという印象。個人的にはもっとギトギトした演奏が好きだったりするのだが。ともあれ、部屋で名盤と言われるレコード(と言うとおっさんくさいか・・・)に耳を傾けるのも勿論良いが、やっぱりライブはいいもんで、何となく残業続きの憂さも晴れた。部屋のテレビでUEFAチャンピオンズリーグを見てるのも楽しいけど、やっぱりスタジアムで身近なJリーグを見ている方が圧倒的に血が騒ぐというのに通じるものがあるような気がするなぁ。



何てスカして書いていても昨日の晩は数年ぶりに森高のベスト聴きながら懐かしさに耽っていたおっさんなわけですが・・・

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20時半過ぎに仕事を終え、会社の同期を誘って久しぶりにSOMEDAY@新橋へ。職場から近くて重宝する老舗ジャズバーだ。この日のライブは澤田一範 with Strings。澤田一範 as、金子亜里紗 p、安東 昇 b、田村陽介 ds、脇山明子1st violin、岡本まや 2nd violin、丸山明子3rd violin、高橋淑子 viola、小松久美子oboe、大沼深雪celloという構成。 ギター以外はストリング(弦楽器)の入ったライブ演奏というのは聞いたことがなかったので、物は試しということで行ってみた。

しかし、何と言うか、ACLの言い知れぬ緊張感に苛まれていたり、そして仕事でちょっとやらかしてしまってやや(´・ω・`)ショボーンとなっていたりしたところ、ストリングの優雅な旋律が、陳腐な表現をすれば、そういうモヤモヤした思いを癒してくれたように感じられた。1st stageの最後のチューンのところで入店したところ、"Autumn in New York"。以降スローテンポな曲がほとんどだったが、アップテンポな曲もなかなか。

アルトサックスの澤田一範さんはMCだけ聞いていると懐かしの「つぶやきシロー」のような感じで実に面白い。が、その「つぶやき」がひとたびサックスを奏でるやもう圧倒的。ベースの演奏も伝わってくるものがあった。ニワカなオレのレベルでは、サックスが上手でベース、そしてあわよくばドラムに迫力があればそれでもう十分満足ですわ。



"SOMEDAY"

こんどの水曜が、ずっと漠然と思い描いてきた"SOMEDAY"になるといいな

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Delmark Recordsという、シカゴのレコードレーベルのもの。そもそもジャズを聴き始めたきっかけがシカゴに9ヶ月ほど滞在したことだったので、もっぱら「シカゴレーベル」だからというだけの理由で、そのDelmarkの経営する"JAZZ RECORD MART"という世界最大?のジャズレコード店で購入したものだったと思う。まだまだ右脳でなく左脳で音楽を聴いている証拠なんだろう。

軽快というかボップな感じのものが多い。それでいて野太い(ようにオレには感じられる)テナーサックスがいい。なんつーか、テナーサックスの音が存分に堪能できる。

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"Harlem Lullaby"と"I Beliebe to My Soul"という2枚のアルバムがセットになったお得なCD。これどこで買ったんだっけな・・・。

Junior Manceの怪しげというかまとわりつくような感じがするピアノとチェンバロ(英語ではharpsichordというらしい。当然初めて知った)の演奏が耳に残る。ジャケット写真の、濃くて良い意味で?脂っぽそうな顔そのまんまっつー感じでいいわ。




いやガンプラ作りながら聴きましたなんて口が裂けても(ry

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引き続き仕事が落ち着いていて本当に久々に定時に退社。たまに早く帰った時間を利用して1年以上ぶりにジャズCDに耳を傾けた。もはやこのブログも看板に偽りありである。こうして音楽を聴けば、やっぱりジャズはいいなあと思うんだけど、これがなかなか長続きしない。本当にジャズが好きなのかっつー話だ。

このアルバムに収録されている"Autumn Leaves"が Cannonball Adderleyの"Somethin' Else"に収録されているそれに比べて比較的軽快でアップテンポ。また、同じく"Someday My Prince Will Come"もMiles Davisの"AT CARNEGIE HALL"に収録されているものが何となく黄昏時を想起させるのに対して、こちらはどちらかと言うと楽しい夜みたいなものを思い起こさせる。どっちもMiles Davisのトランペット絡みのものだが、そもそもピアノとトランペットを比べているんだから印象が異なってくるのも当たり前といえばそうか。

さて次はいつCDを取り出すことやら・・・

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フットボールシーズンが束の間のオフに入ったこともあり、本当に久々にジャズのライブを聴きにBODY & SOUL@南青山へ。この日は守屋純子(pf) セクテットによる「Play ground」CD発売記念ライブ。ピアノの他、近藤和彦(as)、高瀬龍一(tp)、片岡雄三(tb)、安カ川大樹(b)、小山太郎(ds)。

正直バンドのメンバーの皆さんについては何の予備知識もなく、とりあえず適当に予約しただけだったのだが、これがもう大当たり。個々の技術も高く圧倒的。しかも、たまたま席がドラムスのすぐ脇だったので目の前で凄テク堪能できて、腹までドラムの音がびんびん響いて最高だった。途中で三木さんというtenor saxの方も加わってfour hornsとなりさらに迫力満点。きっとみんな凄いメンバーなんだろうなあと思う。後で調べてみよう・・・(恥)



カバーチャージが4千円ってのは痛かったが、この演奏が聴けたのなら全然いいかあと。昨日の夜から、年末に録画しておいた劇場版ガンダム3部作のうち前半2作を見ていたため完全にアナザーワールドに逝っていたが、また別の世界へ導かれた感じだった。やっぱライブはいいなあ。

いや、早晩残る「めぐりあい宇宙(そら)」を観てまたアナザーワールドに逝くんですがね・・・。

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”浦和レッズ、ラーメン、ジャズ、洋書など”とうたっておきながらほとんどグルメとフットボールで埋め尽くされている当ブログ。特にgoo移行後は仕事が忙しくなったりW杯のサッカー地獄に喘いでいたりでほっとんどジャズを聴いているヒマもなかった。この本はそのW杯期間中に本屋で見かけて衝動買い。買ってみたら洋物の”PLAYBOY”だった。洋物を買ったのは生まれて初めてだw

そもそも自分がジャズの入門書とした寺島靖国氏の著書”JAZZの聴き方”ではジャズ界の御大とも言うべきMiles DAVISについての言及がほとんどなく、お勧め名盤にもほとんどなかったのだ。とはいえ、友人から勧められて何枚かCDを購入しているのだが、結局のところMilesの何たるかも知らないままジャズを聴き始めて3年以上の年月が経ってしまっていた。そこに渡りに船のように本屋の棚に佇んでいたのがこの本だ。

しばらくはこの本を頼りに、MilesのCDを聴いて感想を書いていきたいと思う。Jリーグが再開するなかでどこまでCDに耳を傾ける時間があるか怪しいものだが・・・。

グラビアも、すごいです・・・。まあ洋物はだめなんだけどw

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