赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

8月30日(水)のつぶやき

2017-08-31 02:47:45 | Weblog

8月29日(火)のつぶやき

2017-08-30 02:47:20 | Weblog

8月28日(月)のつぶやき

2017-08-29 02:46:29 | Weblog

8月27日(日)のつぶやき

2017-08-28 02:49:09 | Weblog

1歩1歩

2017-08-28 00:03:21 | Urawa Reds
J-league Div.1 - 2017 season 24th sec.
Shimizu 1 v 2 Urawa @ IAI Stadium Nihondaira, SHIZUOKA(AWAY)

ホームゲームで手痛いゴールを許したテセ選手が不在の清水さんとの日本平でのアウェイゲームはDAZN観戦(ちなみにDAZNについてはルーターを買い替えて視聴環境をマイナーアップデートしたところ、かなりの程度視聴時のストレスは減りました笑)浦和はACL川崎戦の試合前に負傷した柏木がしばらく戦列を離れることとなってしまい、阿部の相棒にはACL川崎戦では攻撃面で長所が出せなかった矢島が抜擢されました。堀監督の矢島に対する期待のほどがうかがえます。前線の構成は川崎戦の2枚からいつもの3枚に戻して興梠、ラファ、武藤のコンビ。右WBには駒井に代わり、負傷明けで1年ぶりの先発になるという梅崎が起用されました。清水さんはオーソドックスな4-4-2でリトリート気味の布陣でした。

この試合では抜擢された矢島が柏木の代役を彼なりのやり方でこなしてくれていました。象徴的だったのはマウリシオから縦パスを受け、ターンから清水さんの両CBの間を裏抜けしようとした興梠にスルーパスを送った場面でした。これには清水CBの角田選手がたまらず足をかけて警告を受けFK。その矢島が蹴ったグラウンダーのFKは清水DFに読まれて阻止されましたが、柏木に比べて運動力こそ少なく、また守備面ではまだまだ物足りないところはあるにせよ、後半途中に足を攣って長澤とスイッチするまで見事に代役を果たしてくれていました。この場面含め清水の両CBに前半のうちにイエローカードを配布した興梠の仕事もなかなかでした。ただ、やはりKLMトリオでないと連携面はまだまだのようでサイド攻撃主体でボールこそ保持するものの決定機までは掴めない前半と言う感じで、30分には清水さんのCKから札幌戦同様槙野が角田選手に振り切られて頭で決められ先制を許してしまいます。

後半はラファが1トップで興梠がシャドーに入れ替わったように見えましたが、そのせいか浦和のボール回しが幾分スムースになったように思えましたが、いずれにせよ引き続き浦和ペース。阿部のパスを受けたラファがシュートしてGK八反選手が弾いたボールを武藤がつめて決めるという場面があり、これはオフサイドとなるも流れはやはり浦和という感じでした。そして70分には左WB菊池に代えて駒井を投入して左梅崎、右駒井にチェンジ。駒井とラファは相性がいいのかラファが活性化、駒井のボールを受けて放ったラファのシュートがポストを掠める惜しい場面もありました。そして64分にCKの流れから遠藤が押し込んでタイに持ち込み、70分には左に回った梅崎空の浮き球をDFを背にうまく受けた興梠がターン→切り返しで清水守備陣4人を引きつけ、これによりフリーになったラファに出してゴール、逆転に成功します。

リードして矢島と代わって入ったのが青木ではなく長澤というのがミシャ時代とは大きく異なる用兵でしたが、長澤はボール回しに貢献して青木とはまた違う形で逃げ切りに貢献してくれました。今の浦和はともかく勝てる試合を着実に勝って行くしかないと思いますので、しっかり勝ち点3を確保できて何よりでした。そもそも監督が交代というだけでも逆境なのに、秋口まで短いインターバルで試合が続き、加えて負傷者続出と大変厳しい状況は続きますが、ミシャ時代にあまり起用されていなかった選手が出場機会を活かして少しずつ貢献の度合いを高めているのは大変ポジティブなことだと思いますし、今日の試合に関しては何より梅崎の戦列復帰が福音と言えましょう。左右のWBをこなし攻守に安定した仕事のできる彼の復帰は戦力的にも大きなプラスだと思います。おかえり、梅ちゃん。

J1第24節 清水1×2浦和@日本平

--------

AFC Champions League, Round 8 1st Leg
Kawasaki(JPN) 3 v 1 Urawa(JPN) @ Todoroki Stadium, KAWASAKI(AWAY)

日テレ地上波の録画中継で観戦しました。好調でリーグ上位をキープする川崎さんへの対策ということで、堀監督は矢島をスタメンに抜擢し、5バックの前にいつもの2ボランチに更に1枚加えた3ボランチという守備的な布陣を敷いて川崎のバイタルエリア付近でのボール回しに少しでも制限を加えようという思惑だったのではないかと推測します。しかし、試合前のアップで柏木が負傷して急遽青木をスタメンに起用することとなり、無論青木は青木なりに走り回りよく奮闘してくれてはいたものの、柏木と全く同じ役割を果たせというのもまた酷な話です。そんなわけで興梠やチュンソンがやや孤立気味になってしまい、結果として興梠が下がってきてボールを受けにくる場面がいつもより多かったように思われ、いずれにせよ現在の浦和の攻撃面で存在感絶大の彼を消耗させることになってしまい、またチーム全体としても大いに消耗してしまいました。

というわけで、終盤の武藤の貴重なアウェイゴールで2×1の1点ビハインドでの折り返しならそれなりに悪くない結果でしたが、先に消耗した浦和が力尽き、その後右ST遠藤が家長に振り切られクロスを許して痛い3点目を許してしまいました。ラウンド16済州戦1stレグ後に比べればアウェイゴールを獲れただけましなのかもしれませんが、いずれにせよ内容的には完敗に近いもので彼我のチーム状態をふまえれば2ndレグも苦しいことは間違いありません。引き続き短いインターバルで試合が続いている上負傷者を多数抱えて大変苦しい条件ですが、3週間の猶予でどこまでチーム状態を立て直せるでしょうか。攻守に運動量で貢献する武藤が不在となるのは痛いですが、ともあれ埼スタでのリターンマッチが楽しみです。

AFCチャンピオンズリーグ ラウンド8 1stレグ
川崎3×1浦和@等々力

8月26日(土)のつぶやき

2017-08-27 02:49:40 | Weblog

【本】「昭和16年夏の敗戦」(猪瀬直樹・著)

2017-08-27 00:21:50 | エンタメ・書籍所感
作家であり元東京都知事でもある猪瀬直樹さんの著作で既に巷ではかなり有名な小説ですが、まさに我が国政府が先の対英米蘭の「負け戦」に臨むことを決断しようという中で、開戦決定の前年に「日米戦争日本必敗」をかなり正確にシミュレートしていた国家機関が存在した、という事実に焦点を当てています。そしてそのシミュレーションについて、当時の関係者に対する丹念な取材をベースにした具体的内容を、同じ頃に進んでいた近衛文麿、東条英機両内閣の下での実際の日米開戦の最終決定までのプロセスと同時並行的に描くことで、ファクトベースのシミュレーションと実際の国家としての政策決定という両者の間のコントラストを強調しています。

その「コントラスト」とは何かと言えば、まず上記「国家機関」とは戦前の1940年に内閣総理大臣直下に設置された「総力戦研究所」のことであり、各省、陸海軍、そして民間大企業の30代の若手エリートを「研究生」として選抜して集めた研究機関で、文字どおり「総力戦運営の中枢人物」たるエリート養成を目的にしていました。ここでいう国家の「総力戦」と言うのは、戦争にあたって「武力戦」にとどまらず、「経済戦」「思想戦」まで含めた概念で、「他の国家との戦争に当り、または戦争を予想し、これらを屈服しあるいはその敵性を放棄せしむる事、換言すれば国防の為の高度の国家活動」と規定されています。

この総力戦研究所は英国やフランスの「国防大学」をモデルに勅令(現在の政令)により設置され華々しくスタートしました。しかし、走り出したはいいものの、実際にそのエリート研究生たちに提供するコンテンツには苦慮したようです。結果1期生に対しては、現実の我が国の置かれた状況とその推移をふまえた「机上演習」を行い、国策を検討し、総力戦方略を算定し、情勢判断を行い、そして対英米開戦準備の万全を期す、そうしたことが課題として与えられました。そしてこの演習にあたり研究員で構成される「模擬内閣」を組織し、各自が親元から取り寄せたデータやファクトをベースに「閣議」で議論を行う。

そしてそれを元に「統帥部」と協議しながら具体的な国策を分析・検討していくというスタイルを取っていました。というのも、この頃の大日本帝国政府の意思決定は「大本営・政府連絡会議」で行われていました。同会議は議長である内閣総理大臣、そして政府から外務、大蔵、陸軍、海軍の各大臣と企画院総裁、統帥部(軍部)からは陸軍参謀総長と海軍軍令部総長等をメンバーとし、内閣書記官長(現官房長官)と陸軍、海軍両省の軍務局長が幹事として出席していたものだそうです。総力戦研究所の演習でのそれに沿った形で、研究員の模擬内閣に対し、主に軍人で構成されていた研究所員(スタッフ)側が統帥部役を演じる形で演習を進めていたようです。

そしてこの模擬内閣が客観的なデータやファクトをもとに開戦決定の前に断じた結論が「対米戦争日本必敗」であり、米国に供給を止められたことを受けて石確保のためにインドネシア(南部仏印)に侵攻するも、肝心の石油を積んだタンカーが悉く米国側に沈められシーレーン(輸送路)が確保できず、結果として戦争遂行のためのエネルギーを確保できなかった点をはじめ、敗戦までの成り行き含めて相当正確な予想がなされていまいた。更に驚くべきことに、この模擬内閣の結論は実際の内閣はじめ時の最高責任者たちにも報告・共有され、実際当時陸軍大臣だった東条英機もそれなりに関心を寄せていたものの、結局一顧だにされなかったということです。

これに対して実際の大日本帝国政府の意思決定はどうであったかというと、総力戦研究所のファクトベースの議論とは全く対照的で、勿論先述の石油供給を含めたデータも議論の材料として提示はされたものの、その実、関東軍の独走による対中侵攻といった既成事実や、そして既得権益を捨ててまで「戦争回避」という選択肢は取れない、そして今思えば頭が痛くなるのは大真面目に「我が国には大和魂がある」といった精神論までその勝機ありとする根拠として飛び出す有様でした。そうした空気の中で本来は客観的であるべき石油供給のデータも「これならなんとか戦争をやれそうだ、ということをみなが納得し合うために数字を並べたようなものだった」ようで、結論ありきの中でも開戦決定だったようです。

この時代に生きこの様子を見ていた研究員たちは元々エリートですから、戦後の混乱に翻弄されながらも立身出世を果たしていく者がやはり多かったものの、誰ひとり政治家にならなかったというのが印象的でした。ただ、「政治は妥協の産物」と言うのはよく言われることで、民主主義体制における政治や行政では純粋ファクトベースで検討され、決定される政策などというものはほとんどなく、それこそ「机上」のものだとは思います。ただ、それでも当時の政府が、「対米開戦」というこの国の行く末を大きく左右することが明明白白な重要事項と対峙した際、余りに「空気」に支配され、結論ありきで下した決定が、結果として300万人という大きな犠牲者を出し、その他戦後の我が国に諸々の大きな負の遺産を残し現在に至るまで我が国がその十字架を背負い続けていることは重い事実として受け止め、しっかりと後世に引き継いでいく必要がありそうです。

8月25日(金)のつぶやき

2017-08-26 02:48:20 | Weblog

8月23日(水)のつぶやき

2017-08-24 02:47:58 | Weblog

8月22日(火)のつぶやき

2017-08-23 02:47:15 | Weblog

8月21日(月)のつぶやき

2017-08-22 02:47:42 | Weblog

8月20日(日)のつぶやき

2017-08-21 02:48:53 | Weblog

相性

2017-08-21 00:17:51 | Urawa Reds
J-league Div.1 - 2017 season 23rd sec.
Urawa 2 v 1 F.Tokyo @Saitama Stadium 2oo2, SAIATAMA(HOME)

堀体制で大宮戦、甲府戦、シャペコエンセ戦に続く4試合目は極めて相性の良いF東京さんを迎えてのホームゲーム。19時キックオフの予定でしたが、久しぶりにスタジアムで経験するような激しい雷雨のため試合開始が35分後ろ倒しになり、最終的には20時キックオフということで1時間遅れての試合開始となってしまいました。無論スタンドの我々もずぶ濡れになったり混雑したコンコースで長時間待機したりとしんどいものがありましたが、この直前のリスケについては選手たちのコンディショニングの方が大変だったのだろうとお察しします。その点で両チームのスタッフ・選手の皆さんには最大の敬意を送りたいとおもいます。

F東京さんは3バックに高萩選手が中盤の底に1枚、そしてその両側にインサイドハーフ的に橋本、米本の両選手が配置され、両WBに太田、室屋の両選手、2トップに大久保、前田の両選手という布陣でした。GKは林選手負傷のため大久保選手が起用されていました。対する浦和のスタメンは前線にいわゆるKLMのトリデンテ、WBは左菊池、右駒井という構成で、3バックの真ん中にはマウリシオが満を持してリーグ戦初見参。負傷離脱の森脇に代わり遠藤が右STにシフトしました。

これが相性なのか、17分に浦和があっさりと先制に成功。右サイドでチュンソンとのパス交換で対面の太田選手を交わして前線に飛び出した駒井のクロス。これを中央にいた武藤が落とし(というか、浮かせ)たボールを興梠がしっかり叩きつけてのシュートでゴール。幸先のよい滑り出しでしたが、22分にWBにポジションを上げてから持ち味を出し始めているらしいF東京右WB室屋選手がフィードに裏抜け、逆サイドへのクロスにインサイドハーフの橋本選手が合わせてあっという間に同点に追いつかれてしまいます。少しずつよくなってきている菊地ではありますが、守備面ではまだまだ改善の余地がありそうですね。



再び浦和。30分にマウリシオから柏木への縦パスを皮切りに柏木とKLMとの鮮やかなコンビネーションから最後は興梠が決めてゴール。この日は柏木が随分自由にやらせてもらっているように感じましたが、それにしても久しぶりにミシャ時代を想起させるような中央での崩しからのゴールは胸のすく思いでしたし、何より、どうしても守備に意識が行きがちで中央からの攻撃がほぼ皆無だったここ数試合の浦和でしたが、試行錯誤しながら少しずつ「あるべきバランス」みたいなものを見つけようとしているように感じられたポジティブなゴールでした。

後半に入りF東京は頭から前田選手に代えて前線にウタカ選手、負傷交代の室屋選手に変わり右WBに快速永井選手、米本選手に代わり中島翔選手が続々と投入してゴールを狙ってきます。ウタカ選手に関してはマウリシオと槙野がうまく対応してほとんど仕事らしい仕事をさせていませんでした。中島選手に対しては投入された直後に浦和は柏木を青木にスイッチして中島対策を打ちましたが、70分過ぎに興梠→ラファ、武藤→矢島でラファと矢島の2シャドーになり、両名とも守備意識が低くてプレッシャーをかけることができず、終盤F東京さんに押し込まれた一因になっていたように感じられました。両名とも惜しいシュートはありましたが、守備をあの程度しかしないならあれはしっかり決めてもらわないと…。

最終盤はF東京さんにいいように押し込まれ、中島選手のシュートがポストを叩くなど肝を冷やす場面もあり、このあたりの対応にもまだまだ課題はありそうでした。しかし、以前の浦和のように決壊することなく何とか守り抜いて勝ち点3を拾います。この終盤は勿論のこと、終始マウリシオ選手の存在は大きかったのではないでしょうか。派手なプレーこそありませんが、実に冷静沈着、堅実なディフェンダーで、この日は縦パスでややドッキリする場面こそありましたが、そのあたりも試合を追うごとに解決していくのではないかと思っています。やはりこの補強は当たりっぽいですね。ということで、諸々ふまれば、ACL川崎戦に向けて一筋の光が差してきたように思えます。



J1第22節 浦和2×1F東京@埼スタ

8月19日(土)のつぶやき

2017-08-20 02:49:30 | Weblog