北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

【随時更新】2024年2月の展覧会・イベントの日程

2024年01月15日 16時51分54秒 | 展覧会等の予告
 「1月の日程」をアップしたばかりですが、2月分を切り離します。  順次更新していきます。 札幌●写真展 “Future is in the Past” 未来は過去にある。=1月20日(土)~2月25日(日)午前10時~午後7時、14日休館、旧永山武四郎邸・旧三菱鉱業寮(中央区北2東5)。大橋鉄郎、今義典、酒井広司、鈴木涼子、露口啓二、畑江俊明、赤川綾乃、今泉菜採、稲田健汰、大橋輪、方川結以花、 . . . 本文を読む

2024年1月13日に訪れたギャラリー・美術館は8カ所

2024年01月15日 09時17分27秒 | つれづれ日録
 13日(土)は休みで、ギャラリー巡りへ。  西岡→真駒内駅→啓明ターミナルと、中央バスとじょうてつバスを乗り継いでギャラリー門馬へ。     真駒内駅前と啓明ターミナルを結ぶじょうてつバスは、休日は1日7往復しかありません。  以前も書きましたが、昔は真駒内本町―啓明ターミナル間だったので、いったいどういう利用者を想定していたのか…。  今回は最大で7人の客がいて、いつにない混雑(笑)でした . . . 本文を読む

2024年1月8~12日に訪れたギャラリーは4カ所

2024年01月14日 21時53分07秒 | つれづれ日録
 1月8日(月)は祝日で、3連休となりましたが、結局自宅で休んでいました。  暦どおり、9日(火)から12日(金)まで出勤。  なんだかんだで毎日少しずつニュース面に出稿する、忙しい週でした。  10日(水)、スカイホールで「SASAKI KAZUKO たゆたう」。  家で飼っていたデメキンを描いた日本画27点ほどによる個展。  デメキンは墨で中央に描き、背景は風景や抽象模様などで、いろいろな . . . 本文を読む

■宮地明人展 それぞれの情景 2023年12月4日~24年1月13日、岩見沢)

2024年01月12日 22時33分44秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 宮地明人さんは1974年生まれ、岩見沢の画家。   今回の特別企画展では、2003年から近作まで大作14点と小品26点を展示していますが、とにかくうまい。  最初に展示してあるのは03年「Black Eye」(キャンバス、アクリル。1940×1620ミリ)。寒冷地用とおぼしき大きな帽子をかぶった女性を画面の下半分に配し、上方には、板などが張り渡されているように描かれています。  薄手のテープで . . . 本文を読む

【新コーナー・随時更新】2024年1月の展覧会などの日程

2024年01月11日 22時13分03秒 | 展覧会等の予告
 予告の通り、ご案内をいただいている展覧会などの予告を今月から復活します。  この1年余り、多忙を口実にサボっていて申し訳ございません。  とりあえず、終了日順で並べています。  新しい情報が入り次第、順次更新していきます(2月の分は別のエントリに移行しました)。  今後、どうすれば読みやすく、使いやすくなるか、試行錯誤していきたいと考えています。 札幌●mima-no-me #みまのめ v . . . 本文を読む

■さいとうギャラリー企画 ゆく年くる年 '23▶'24展 (12月19日~1月8日、札幌)

2024年01月10日 19時47分29秒 | 展覧会の紹介-複数ジャンル
 さいとうギャラリーは貸しギャラリーですが、夏と年末年始には、道内の画家、彫刻家、イラストレーターなどによる小品の企画展を毎年開きます。  夏は毎回異なったテーマを決めていますが、年末年始は特にありません。  撮影禁止なのも、例年と変わっていません。  今年はいつになく、干支をモチーフにした絵が多かったです。  画家は竜を描いてみたいものなんでしょうか。  出品者とタイトルは次の通り。 高 . . . 本文を読む

鮫島惇一郎さんの訃報と「札幌から見える山」

2024年01月09日 23時07分00秒 | 新聞などのニュースから
 9日朝、新聞を読んでいたら「おくやみ」面に鮫島惇一郎さんの名があった。  筆者としては、鮫島さんといえば、朝比奈英三さんとともに編者として名を連ねた『札幌から見える山』(北海道大学図書刊行会)である。  1981年に刊行され、地方出版としては珍しいベストセラーになった。  円山、藻岩山、手稲山ぐらいは、たいていの市民が知っている。  それ以外の、百松沢山(三段山)、空沼岳、恵庭岳、風不死岳と . . . 本文を読む

■第74回北海道学生書道展覧会 (2024年1月5~8日、札幌)

2024年01月08日 22時32分51秒 | 展覧会の紹介-書
 コロナ禍による中止、会場の改修でスカイホール(大丸藤井)での開催を経て、久しぶりに札幌市民ギャラリーでの開催となりました。  北海道書道教育連盟と北海道新聞社の主催。  全道の小中高生から寄せられた5095点の中から特別賞と推薦賞、特選に輝いた652点が、びっしりと並べられています。  小中学生は「お習字」という感じですが、高校生は臨書、創作ともなかなか見応えがあります。  とくに詩文書は若々 . . . 本文を読む

2024年1月7日に足を運んだギャラリーは3カ所

2024年01月07日 22時51分12秒 | つれづれ日録
 6日は自宅で骨休め。  7日。  札幌は久しぶりの本格的な雪。  茶廊法邑で渡辺貞之出版記念展(~17日)。  法邑で「わんちゃん先生 子どもがくれた宝もの」を出したのを機に開いた個展。6日は初日で、渡辺さんも深川から駆けつけ、おおいににぎわったとのこと。  500m美術館で「emerging artists 2023」(~10日)。  札幌市民ギャラリーで、北海道学生書道展覧会(~8日 . . . 本文を読む

篠山紀信さんと北海道

2024年01月06日 15時16分45秒 | 新聞などのニュースから
 写真界の第一線を走り続けた写真家の篠山紀信さんが1月4日に急死した。  訃報は、朝日新聞と系列の日刊スポーツが先行した。  朝日新聞は1面に本記(末尾に一部を引用)を、社会面に、大ベテランの大西編集委員の評伝を掲載し、他の媒体を圧倒した。  本論に入る前に、このブログでは、「写真力 篠山紀信展」が札幌芸術の森美術館で開かれた2014年に、記事2本を書いているが、残念なことに 「篠山紀信 札幌」 . . . 本文を読む

2024年の年末年始

2024年01月05日 22時44分54秒 | つれづれ日録
 (承前)  2023年12月31日(日)  アニメーション映画「君たちはどう生きるか」が、札幌駅のシネマフロンティアでまだ1日1度上映されていることを知り、見に行きました。  なにも考えずに宮崎駿監督の映像マジックを楽しんでいるぶんにはいいのですが、ストーリーのつじつまを考え出すと頭を抱える人が多かったのもうなずけます。  いずれにしても主人公がお金持ちすぎて、感情移入しづらかったです。 . . . 本文を読む

■Toshihiko Shibuya / Snow Pallet 17 - Snow on Anthropocene - (2023年12月28日~24年1月5日、札幌)

2024年01月04日 08時53分03秒 | 展覧会の紹介-現代美術
 札幌の澁谷俊彦さんが毎年冬に場所を変えながら展開している「Snow Pallet」シリーズの17回目。  雪が降り積もる北海道の自然環境をたくみに利用しています。  雪それ自体に着色しているのではありません。円盤などに塗布した蛍光色を雪が反射しているのです。  以前は、板の下側に黄色や赤などを着彩して、その下に積もった雪の表面に色がほんのり映る―という作品もありました。  今回設置されているの . . . 本文を読む

■札幌南高書道部「三頭の龍」と風間天心「青龍ーBlue Dragon」

2024年01月03日 15時43分04秒 | 展覧会の紹介-複数ジャンル
 札幌南高書道部は2011年から毎年暮れ(昨年は28日)に、札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)で書道パフォーマンスを行っています。  チ・カ・ホの北3条附近に、1月3日まで展示されているのは、パフォーマンスで書いた作品そのものではなく、同じ内容で事前に仕上げたものだそうです。  周囲には、上川管内東川町の現代美術作家で僧侶の風間天心さんが、水引による装飾「青龍ーBlue Dragon」を施し、通 . . . 本文を読む

2023年12月にアクセスが多かった記事ベスト20

2024年01月03日 10時25分04秒 | アートに関するインターネット・ブログなど
 昨年11月にアクセスの多かった記事ベスト20の続きです。  12月にアクセスが多かった記事上位20本は、次の通りです。  順位の次のかっこ内は、前月の順位です。 1(65)杣田美野里さん死去(宗谷管内礼文町、写真家) 3686PV (2021年10月) 2(1)青木美歌さん死去の情報 (札幌育ち、美術作家) 596PV  (2022年6月) 3(17)こんなにひどい記事は久しぶりに読んだ . . . 本文を読む

2024年、北海道美術ネット別館は変わります

2024年01月02日 11時47分41秒 | つれづれ日録
 ガザの戦火がやまぬ中、石川県では大地震が発生して、「あけましておめでとうございます」と口にするのがはばかられるような2024年の年明けです。  前身のウェブサイト「北海道美術ネット」から数えると今年は25年目を迎えます。  これまで、主に道内のアート、美術、写真、書道などの展覧会や情報を紹介しようと努めてきました。  これもひとえに、力作を制作・発表し、筆者のつたない取材に快く応じてくださった . . . 本文を読む