夜眠れず、朝なかなか起きられない-という、テンションの低い日々があいかわらずつづいている。
とはいえ、いつまでも「低い、低い」とも言っておれぬ。
10日は仕事が休み。
今週は平日にあまり回れなかったので、この日最終日を迎えた展覧会を中心に巡った。
札幌市資料館(KIJUMISKA exhibition Skin and Outsideなど)→
コンチネンタルギャラリー(Contempo . . . 本文を読む
札幌在住の抽象画家、日野間(ひのま)さんの個展。
一時期は、東欧やオーストリアといった海外での発表の方が多かったという印象がありますが、今回は、昨年に続く札幌での個展となります。
80-100号程度の大作が2点。ほかに小品が数点。
ご本人は
「力強くない」
と、作品の出来にあまり満足していらっしゃらないような口ぶりでしたが、いくら見ても見飽きない、ふしぎな作品です。
非常にたくさ . . . 本文を読む
道教大の同級生によるグループ展。
20代ぐらいであれば、この手の展覧会はよく開かれていますが、19年も毎年続けているというのは、すごいなあと思います。
それでも、出品者は当初よりは減っており、ここ数年は加藤裕一、木村真哉、宮崎亨、八子晋嗣の4氏に顔ぶれが固まってきました。
宮崎さんは、7月の自由美術北海道グループ展に出品した「普遍性のない正義」、「我こそ被害者」の大作2点のほか、「女」
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(承前)
後志管内倶知安町やニセコ町のあたりからはどこへ行っても羊蹄山が見える。あらためて言うまでもないけど、美しい山容だ。
裾野にジャガイモ畑などが広がっている風景は、とても日本の国内とは思えない、雄大な美しさをたたえている。
この地方に住む版画家の府川誠さんが、「写実的に描いても、空想の世界だと思われる」と苦笑まじりに嘆いていたのも、わかるなあ。
有島記念館から国道5号、フルーツ街 . . . 本文を読む