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2018年11月27日、苫小牧へ行ってきた

2018年11月28日 18時09分22秒 | つれづれ日録
 会社が休みなので、今週末で終わる藤沢レオ展 Still Livingを見るため、苫小牧市美術博物館に行くことにした。

 JR北海道を利用してあげたいと思うのだけれど、同館に行くときは都市間高速バスを利用する。
 苫小牧駅からだとかなり歩くが、バスだと「出光カルチャーパーク」で降りれば、3、4分で着くからだ。片道1310円、毎時0分と30分に出発。とても便利。

 込んでいたらいやなので、札幌駅前ターミナルから道南バスに乗った(その前に、道銀札幌駅前支店でお金をおろし、ミニギャラリーの作品を見た)。
 だが、お客さんはわずか4人。
 バスは国道12号を走り、30分ほどかけて大谷地駅ターミナルを経由。そこで1人を乗せて、高速道に乗った。
 平日の昼間なら、大谷地から乗っても、余裕である。
 大谷地駅から出光カルチャーパークまでは58分となっている。


 なお、30分おきに、中央バス「高速とまこまい号」と道南バス「ハスカップ号」が交互に走っている。
 両者のコースはほとんど同じだが、道南バスは、中央バス札幌ターミナルには立ち寄らない(当たり前か)。
 中央バスのみ「SAPICA」などが使える。

 前回の利用時と「出光カルチャーパーク」バス停の位置が変わっていた。
 跨線橋の工事にともなう移設だと思うが、どちらが仮の停留所なのか、わからない。たいした問題ではないが。


 「藤沢レオ展」は、金属工芸家、地域おこしの人、彫刻家、現代美術家ーと、多彩な顔を持つ彼の、もっぱら現代美術家と彫刻家としての面に焦点を当てたもの。
 メインとなるインスタレーションは力作だが、サイズが大きいので、あまり時間をかけなくても鑑賞はできる。
 したがって、あるいは
「分量的にちょっと物足りない」
という感想を抱く人がいるかもしれない。

 「考えさせられた」
というのは、批評の言葉としてはクリシェであることは承知しつつ、しかし、これほどいろいろ考えさせる展覧会も少ないだろう。
 それは、もっぱら、現代社会のタイムリーな問題の方というよりも、「生とは何か」「人類の始原は何か」というような根源的、哲学的な問いの方へ、つながっていることは、たしかである。

 もちろん、後で別に記事を書くつもりでいるが、どうやってまとめようと頭を抱えているところだ。


 さて。
 筆者はこれまで10回以上苫小牧を訪れていると思うが、ほとんど曇りか雨で、晴れていた記憶がない。

 ところがこの日は、気持ちの良い晴天で、美術館を出てから、あたりをぶらぶらと散歩する気になった。
 カルチャーパークから市役所周辺にかけては野外彫刻がたくさんあるのだ。

 それを探して歩き回っているうちに、非常に疲れていることに気がついた。

 帰路、出光カルチャーパーク前から中央バスに乗車。
 大谷地で降りて、そこから市内路線に乗って帰宅した。

 あまりの疲れで、午後8時ごろからうとうとしてしまった。


 計2カ所で、11月累計は79カ所。
 カフェエスキスの絵画個展と、SCARTSのアート・ステージに行きそこなった。


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