(承前)
本町4丁目の停留所から温根湯方面行きのバスに乗りました。
所要およそ1時間。
北見市の真ん中あたりから、西の端っこまで、おおむね国道39号をまっすぐに走る路線です。
「西の端っこ」といいましたが、温根湯温泉のさらに西側に、塩別や大和といった地区があり、さらに石北峠までが北見市の市域なのです。
かつては温根湯から「厚和」行きのバス路線がありましたが、いまは走っていません。
筆者が降りた「温根湯」の停留所は、温根湯温泉街の中央にあり、かつての始発・終点でした。
その後、温泉街の西側に大きなからくり時計を備えた道の駅がオープンし、「山の水族館」も大幅にリニューアルしたため、バスの終点もそこまで五つ分延びています。
温泉街のほうは、筆者がはじめて行った1990年代前半から、新聞販売店や菓子店などをのぞいてはシャッター街でした。
今回、久しぶりに再訪しましたが、ストリップ劇場の看板がなくなったぐらいで、驚くほど印象は変わっていませんでした。
川の向こう岸にある二つの大きなホテルに旅行客が泊まり、こちら岸に出てこないという構造は変わっていないのでしょう。
(新型コロナウイルスの感染拡大で、さらに大変なことになっているのでしょうが)
その二つのホテルに向かう橋のたもとが「温泉ゆめ広場」になっており、旭川の木の彫刻家・藤井忠行さんの大作が二つ設置されています。
いずれも、古い大木の自然さを最大限生かしつつ、藤井さんの手のあとを加えた力作です。
木彫でこれだけ巨大な作品が恒久設置されている例は、それほど多くないと思われます。
以下に、このシリーズとしては異例の枚数の写真をアップしましたが、それだけ、どの方角から見ても印象が変わり、長い時間鑑賞していても飽きることがないのです。
その点でも、ほんとうにすごい、力のある作品だといえましょう。
見る角度により、さまざまに異なる印象が与えられるのです。
藤井忠行さんの大作は、このとなりに、もう1点あります。
次項で紹介します。
本町4丁目の停留所から温根湯方面行きのバスに乗りました。
所要およそ1時間。
北見市の真ん中あたりから、西の端っこまで、おおむね国道39号をまっすぐに走る路線です。
「西の端っこ」といいましたが、温根湯温泉のさらに西側に、塩別や大和といった地区があり、さらに石北峠までが北見市の市域なのです。
かつては温根湯から「厚和」行きのバス路線がありましたが、いまは走っていません。
筆者が降りた「温根湯」の停留所は、温根湯温泉街の中央にあり、かつての始発・終点でした。
その後、温泉街の西側に大きなからくり時計を備えた道の駅がオープンし、「山の水族館」も大幅にリニューアルしたため、バスの終点もそこまで五つ分延びています。
温泉街のほうは、筆者がはじめて行った1990年代前半から、新聞販売店や菓子店などをのぞいてはシャッター街でした。
今回、久しぶりに再訪しましたが、ストリップ劇場の看板がなくなったぐらいで、驚くほど印象は変わっていませんでした。
川の向こう岸にある二つの大きなホテルに旅行客が泊まり、こちら岸に出てこないという構造は変わっていないのでしょう。
(新型コロナウイルスの感染拡大で、さらに大変なことになっているのでしょうが)
その二つのホテルに向かう橋のたもとが「温泉ゆめ広場」になっており、旭川の木の彫刻家・藤井忠行さんの大作が二つ設置されています。
いずれも、古い大木の自然さを最大限生かしつつ、藤井さんの手のあとを加えた力作です。
木彫でこれだけ巨大な作品が恒久設置されている例は、それほど多くないと思われます。
以下に、このシリーズとしては異例の枚数の写真をアップしましたが、それだけ、どの方角から見ても印象が変わり、長い時間鑑賞していても飽きることがないのです。
その点でも、ほんとうにすごい、力のある作品だといえましょう。
見る角度により、さまざまに異なる印象が与えられるのです。
藤井忠行さんの大作は、このとなりに、もう1点あります。
次項で紹介します。
(この項続く)