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あゝ上野駅、そして六本木へ 2024年春東京(11)

2024年04月14日 10時40分00秒 | つれづれ日録
(承前)

 上野駅の猪熊弦一郎の壁画。

 年末年始の帰省シーズンともなると、駅構内のこのあたりに、特急や夜行急行の列車名を記した色とりどりの看板が出て、切符を買い求める長い列ができた時代を思い出します。もう40年も前の話です。

  桜がまだつぼみなのに花見客でごった返す上野公園を抜けて「VOCA展」に立ち寄り、時間帯は正午少し前。

 東京で昼飯にありつくには、0時台を外すのが鉄則でしょうが、11時台からどの店の前にも人が並んでいます。

 筆者は田舎者なので、みんなよくこんなところで暮らしているなあ。たいしたもんだよなと嘆息します。

 
 上野駅の2階がアトレ上野Eastのレストラン街になっています。
 ストリートピアノのある広間から階段をのぼり、奥まったところにある店「S」に空席があるのを見つけ、すぐに入りました。

 「桜エビのフジッリ」とノンアルコール・ビールを註文しました。
 パスタの一種のようです。
 ドイツ料理というものに先入観を抱いていましたが、これは掛け値無しにうまい。

 接客の女性たちの笑顔も気持ちよく、ついつい「IPA」なる、1杯1300円もするクラフトビールと、ジャーマンポテトも頼みました。
 昼間から飲むビールは最高です。

 ついつい昼食に4千円以上も払ってしまいました。
 
 
 
 次の目的地は、六本木の新国立美術館です。

 上野から六本木までは地下鉄日比谷線で1本です。
 かなり東側に迂回するルートをとるので、20分以上かかりますが、乗り継ぎがないのが楽です。

 ただ、六本木駅から新国立美術館や東京ミッドタウンまでは、地下で直通とはいえやたらと長い距離を歩かされることを、すっかり忘れていました。
 
 
 途中に安田侃の彫刻が設置されていました。

 こんなに遠いのなら、途中で千代田線に乗り換えて、乃木坂駅から新国立美術館に行った方がよさそうです。





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