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植苗→苫小牧→新函館北斗→仙台 2019年秋の旅(6)

2019年09月25日 07時52分00秒 | つれづれ日録
(承前)

 9月22日の続き。

 イコロの森に来ていたタクシーが、入り口ではなく少し奥まったところで筆者を待っていて、澁谷さんが気づいて筆者のいるところを教えたという、ちょっとしたハプニングがあったが、ぶじに植苗駅に戻ることができた。

 植苗から普通列車。

 苫小牧で、特急「スーパー北斗18号」に乗り換える。16時27分発。

 なんだかんだいって、室蘭線の車窓風景は美しい。
 夕方だったせいかもしれない。

 樽前山を見て、昭和新山を見た。
 長和駅付近にある、北海道の太平洋岸では珍しい水田の稲は黄色く実っていた。

 左側の車窓は、室蘭の工場群なども見える。
 ただ、北舟岡駅では貨物列車が止まっていて、プラットホームのすぐ近くまでひろがっている噴火湾は見えなかったようだ。

 トンネルをいくつもとおり、長万部の湿原を通過するあたりで外が暗くなってきた。


 新函館北斗19:08着。

 筆者が乗る北海道新幹線「はやぶさ96号」は、19:41発。
 ちょっと時間を持てあます。

 冬にダイヤが乱れても、在来線なら少し待って発車することもできるが、新幹線ならそういう運用がむずかしいので、余裕をみているのだろうか。
 それにしても、改札口から外に出て夕食を取るには短いし…。
 構内にはレストランやカフェなどは無い。

 そしてこれはひどいと思うのだが、新函館北斗駅の構内にはKIOSKが2店舗あるのだが、どちらも筆者が訪れたときには、駅弁が「いかめし」しか置いてなかったのだ。

 いかめしは味はうまいが、おやつほどのボリュームしかないので夕食としてはさびしいし、それに千円近くも払うのも、なんだかシャクである。
 おにぎりやサンドウィッチなども全くない。



 そもそも「スーパー北斗」など北海道の特急列車ではこの1、2年で車内販売が廃止されている。
 札幌や東室蘭からの乗客であれば、駅前のコンビニエンスストアなり駅弁売り場なりでいくらでも準備をしてから乗れるであろうが、店などが1軒も駅のまわりにない植苗から、普通と特急を乗り継いできた筆者のような人間は対策の立てようがない。お手上げである。
 JR北海道は、もう少しなんとかしてもらいたい。

 始発なので、新幹線は発車の20分ほど前にはホームに止まっている。

 端っこの車輛は「グランクラス」(昔の1等)なので、筆者のような一般人は通過することもできない。


 こんなことを言うと道外の人から馬鹿にされそうだが、新幹線の速度はやはり異次元といってよい。はやく札幌まで開通しないかな。


 キヨスクに、いかめし以外の駅弁がなかったので、買ってきた「函館朝市揚げ」。 
 イカが入った揚げが2枚入っていて、意外と腹が満たされた。よつば牛乳も飲み、車内でブログを書いた。

 仙台には23:01着。

 遠軽から仙台まで列車で1日のうちに到達するというのはいささか強行軍であるが、これを可能にしたのも新幹線の威力だろう。

 さすがに腹が減ったので、ファミリーマート(仙台はなぜかファミマだらけである)で小さな丼ものと缶ビールを買ってから、ホテルグリーンパシフィックにチェックインした。

 あす9月23日は、宮城県石巻市にリボーンアートフェスティバルを見に行く。



2019年秋の旅(0) さくいん


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