北海道美術ネット別館

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時計台ギャラリーに行ったら荒巻義雄さんの本をただで配っていた

2009年08月12日 23時52分13秒 | 情報・おしらせ
 夏休み中というのに、札幌時計台ギャラリーは2階の借り手がないらしく、今週はギャラリーのコレクション展となっている。  具象絵画が3室に展示されていた。  伏木田光夫、北浦晃、野本醇、矢元政行…。  おなじみの画家もいれば、名前を聞いたこともない人もいる。  会場の入り口で、ギャラリーのオーナーである荒巻義雄さんの著書をいただいた。  「もうひとりのわたし的スペキュラティヴ美術論」 と題されてい . . . 本文を読む

■阿地的空間処理法(再考) (8月15日まで)

2009年08月12日 23時49分42秒 | 展覧会の紹介-彫刻、立体
 ユニークな立体をつくる札幌の阿地信美智さんの個展。  時計台ギャラリーのG室に、作品がひとつだけぽつんと置いてある。  ネタバレになるので画像は掲載しない。  一見すると、大きなテーブルのようである。ただ、グリーンを薄く着彩されているのは、阿地さんの作品らしい。  テーブルの下側をのぞき込むと、砲弾のようなかたちのでっぱりが、中央から下部へと突き出している。  「下を見てほしかった」 と阿地さん . . . 本文を読む

■版画三人展 (8月16日まで)

2009年08月12日 22時51分24秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 石井誠、川口巧海、林由希菜の3氏による版画展。3人とも二十歳そこそこという、フレッシュな顔ぶれで、林さんはこの春札幌大谷短大専攻科を修了したばかり。ほかのふたりは道都大に在学中です。  技法も、石井さんがシルクスクリーン、川口さんがメゾチント、林さんがリトグラフと、三者三様。技術的なことについても、川口さんと林さんは全道展で入賞を果たしていますし、石井さんも各種コンクールに入っており、高く評価さ . . . 本文を読む

■mamizu 2nd. Exhibition (8月15日まで)

2009年08月12日 22時46分38秒 | 展覧会の紹介-現代美術
 「mamizu(まみず)」は、イラストレーターmamiさんと妄想家mizuさんのふたりによるアートユニット。  mizuさんはこの春いきなり大阪に行って就職してしまい、びっくりさせられましたが、今回の展示で一時札幌に戻ってきました。  mamizuの特色をひとことでいうと、いかにも女の子らしい感性。  女性的なものの強調といっても、フェミニズムなどの肩肘張ったアプローチではなく、じぶんたちの感 . . . 本文を読む