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東京藝術大学大学美術館の催し物:台灣の近代美術ー留学生たちの青春群像(1895-1945)

2014年09月07日 | 台湾関連イベント・番組など
台灣の近代美術-留学生たちの青春群像(1895-1945)

会期: 2014年9月12日(金)- 10月26日(日)
午前10時 - 午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休館日: 月曜日(ただし9月15日、10月13日は開館)、9月16日(火)、10月14日(火)

会場: 東京藝術大学大学美術館 本館 展示室3
観覧料: 無料

主催: 東京藝術大学、国立台北教育大学北師美術館
協賛: 陳澄波文化基金会
協力: 中央研究院台湾史研究所、台北市立美術館、李石樵美術館、李梅樹紀念館、白鷺鷥文教基金会、嘉義市政府文化局、中国美術館、林本源中華文化教育基金会、華南産物保険股份有限公司、翔輝運通有限公司、日本航空
後援: 台南市政府

20世紀前半の東京美術学校には、中国、台湾、韓国などからの学生も勉学していて、とりわけ油彩画技術の習得に研鑚を積んでいました。彼らは帰国・帰郷後に、激動の時代の中でそれぞれの道を歩みながら、西洋美術を母国に普及させることに貢献して、東アジアの近代美術を開花させてきました。しかし、その実績・功績などは今日にいたっても未だに十分に検証されたとは言えません。そこでこの企画は、東京藝術大学大学美術館と国立台北教育大学・北師美術館が共同で、台湾からの留学生の主要な作品約50点を東京藝術大学大学美術館に集めて、留学生たちの軌跡と台湾における近代美術の展開を紹介することを試みます。日本の近代美術にも新しい視野が広がる意義のある企画ですが、今日でも我が国では調査研究が不十分な分野ですから、多くの方々にこの展覧会を見ていただいて、今後の研究の発展への貴重な里程標になることを期待いたします。

【関連企画】台湾近代美術国際学術セミナー
台湾、日本、韓国、中国の研究者が参加して、講演3本と研究発表7本が予定されています。

日時:2014年9月13日(土) 午前9時-午後5時(予定)
会場:東京藝術大学美術学部構内 中央棟第3講義室
定員:先着順100名、聴講自由、参加費無料

※先着順になりますので、直接会場にお越しください。

問い合わせ: ハローダイヤル 03-5777-8600

情報提供:美金

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
「台湾の留学生」は止めて (高橋 正雄)
2014-09-09 14:33:32
1945年までは、日本の大学で学ぶ台湾の学生は留学生ではありません。日本の学生です。
返信する
「台湾の留学生」は止めて2 (高橋 正雄)
2014-09-09 14:39:45
ここで言うべきではなかったですね。東京芸大へ言うことかと。失礼しました。
小生の言は
「李登輝は京都大へ留学した」とは言わない。
「李登輝は京都大へ進学した」と言うべきです。
返信する
確かに… (こうりん)
2014-09-11 07:39:37
貴重なコメントありがとうございます。言われるまで気がつきませんでした。

確かにこちらでご意見をいただいても主催者に反映されることはないものかと思いますが、つい時代背景を無視し「現在」目線で物事を捉える安直な考え方に一石を投じていただきました。

肝に銘じます。重ねて感謝を申し上げます。
返信する
Unknown (高橋 正雄)
2014-09-11 16:40:11
とんでもありません。口はばったいことを申しまして失礼しました。日本TVも、戦中の台湾の学徒を、台湾からの留学生と言っていました。戦争がなければ、李登輝氏も京都大学を卒業していましょうし、陳舜臣氏も大阪外語大学の教授であったろうと思います。
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