台湾ワン!(Taiwan One!)

台湾にまつわる様々な話、中国語教室の出来事、日々の生活...

一位台灣朋友對中日差異的觀察(ある台湾友人による日中差異のウォッチング)

2012年11月26日 | 交流の広場~誰でも、何でもどうぞ!
繼上一篇2012/05/06 我爺爺(1911-1993) 僕の祖父(1911-1993),今天接著再介紹一下這位高中同學對中日差異的觀察。
前回の2012/05/06 我爺爺(1911-1993)/僕の祖父(1911-1993)に引き続き、今日はこの同級生による日中差異のウォッチングを紹介する。


【負責翻譯 美金】

2012/05/04 神戶華僑回鄉訪問金門  
神戸の華僑が先祖の故郷金門島を訪問

(一)今年4月底日本神戶的朋友來金門訪問,其中一位對每天早上在街上打掃的清潔人員感到稀奇,在神戶大約只有節慶過後或重點區域才有打掃清潔人員。
今年の4月末に神戸の友人が金門にやってきた。そのうちの一人が毎朝街を掃除する清掃員に奇異を感じたようだ。神戸ではお祭りの後か重点地区だけに清掃員が出るらしい。

對於會議中中場休息時間有茶點,他也感到稀奇,他說在日本中場大概是用來上洗手間而已。
彼は会議の休憩時間に茶菓があることにもびっくりしていた。日本では休憩時間はお手洗いに行くだけのものだそうだ。

(二)今年3月去長崎歷史文化博物館,參加討論金門與長崎華僑關係的會議,會場中發現日本人確實偏愛素色系,從地板、天花板、桌椅都偏銀灰、白色,很少有誇耀性、刺目的顏色,
今年3月長崎歴史博物館で行われた金門と長崎の華僑に関する会議に参加した。そのとき、私たちと日本人との違いについて細かく観察して、気づいたことがある。まずは、日本人は淡色を大変好むということだ。会場内の床、天井、テーブル、椅子はどれもシルバーグレイや白ばかりで派手で目を引く色がとても少ない。

4個小時的會議除了中場外(確實也沒有茶點)與會的日本人都很認真的提出看法討論,很少聽到客套式的發言,細微的體察到日本人的某一面。
それから、4時間の会議では、休憩(確かに茶菓はなかった)以外は、参加した日本人はずっとまじめに討論をし、形式的な発言は少なかった。


2012/03/30 日本長崎機場觀察 
日本の長崎空港にて

3月中旬跑去日本長崎及神戶作金門家族出身的華僑調查
特別觀察了日本中下階層的工作者
如公車司機、機場清潔人員、計程車司機、售票人員
發現他們對工作的態度
就是「站有站相,坐有坐相」一派敬業的態度
譬如在長崎機場提領行李處發現
所有的行李基本上「平行」輸送帶放的很整齊!
而且把手一定面向旅客的方向
方便旅客提取
這就是人家敬業仔細的地方!
3月中旬に金門一族出身の華僑調査のために日本の長崎と神戸に飛んだ。
その際、バスの運転手、空港の清掃員、タクシーの運転手、チケット売りなど、
日本の中下層の労働者について特に気をつけて観察した。
気付いたのは、彼らは自分の仕事に対して「立つときはきちんと立ち、座るときはきちんと座る方がある」ともいうべき一種のプロ意識を持っているということだ。
例えば長崎空港の手荷物受取場では、全ての荷物が基本的にきちんと「平行」にベルトの上に置かれていた。その上、かばんの持ち手が客の方に向けられていて取りやすくなっていた。
これこそが彼らの綿密でプロらしい仕事ぶりの現れだろう。


回到桃園機場看到我們的工作人員站在行李轉盤處
眼睛只關心行李有沒有被卡住
是不動手整理的
衣服內衣跑出來,站著三七步
這就是「真正的先進國」与「貌似先進國」""的差別所在!更多
桃園空港へ戻ってきて、荷物のターンテーブルのところにいる台湾の空港スタッフは、と目を向けると、ただ荷物が挟まっていないかどうかを見ているだけで整頓しようとしない。服や下着がはみ出していて、だらっと立っているだけ。「本当の先進国」と「上辺は先進国」の違いをここに見た思いだ。

【迴響】
【コメント】
A:深有同感 
まったくその通り。

B:我曾經從板橋坐巴士到桃園機場,我們的司機大哥竟然邊吃花生邊開車,我簡直不敢相信自己的眼睛!
以前板橋から桃園空港行きのバスに乗った時、運転手がピーナッツを食べながら運転していて、ほんとに自分の目が信じられなかったよ。

C:他沒摳腳就不錯了,二十年前第—次去日本,看到人家補路平整地如刀切豆腐般,我就說差人家硬体二十年軟體五十年,如今看看我們的都市,硬体恐怕差三十年不只。
足をボリボリ掻いてなかっただけ上等だよ。20年前初めて日本に行った時、まるで包丁で切った豆腐みたいに滑らかに道が舗装されているのを見て、ハード面では20年、ソフト面では50年、僕らは日本に後れていると思ったものだよ。今では台湾の都市のハード面の遅れは恐らく30年に留まらないね。

B: 我看到的日本中型城市也有我們台灣30年前那種瓷磚,但他們定期會粉刷所以清爽,我去參觀長崎歷史文化博物館,我以為那是剛蓋的建築很乾淨很新,結果已經完成7年。
僕が見た日本の中規模都市にも台湾で30年前に使っていたようなタイルがあったけど、彼らは定期的に手入れをしているみたいでとてもきれいなんだ。見学に行った長崎歴史文化博物館も、すごくきれいで新しい感じがして僕は出来たばかりの建物だと思ったのに、完成して7年にもなるものだったよ。



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2012/05/06 我爺爺(1911-1993) 僕の祖父(1911-1993)

2012年11月12日 | 交流の広場~誰でも、何でもどうぞ!
今天要介紹一篇來自我高中同學的文字記錄,這篇文章裡提到了他爺爺生命中的日本,和他從小是如何對日本的東西耳濡目染的。
今日は高校時代の同級生の綴った文章を紹介する。話はおじいさんのなかで息ついた日本と、同級生が幼少期から知らずにして「日本」に触れたエピソードを織り交ぜて展開する。

其實不只是他,很多現在步入中年的台灣人,都是透過他們的爺爺奶奶間接地感受到日本這個國家的體溫,他們對這個國家有一種似舊又新的感情。
実は、彼のみならず、いま中年期に入った多くの台湾人は、祖父母を通じて、間接的ながら日本という国の体温を感じてきたし、この国に対して懐かしいような新鮮なような感情を抱いている。
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【負責翻譯 美金】
由於日本華僑來訪,遂想到童年往事,爺爺是1911年出生(日本明治44年),去世於1993年,享壽82歲,所以他共歷經日本時代的明治、大正、昭和,及國民政府蔣中正、蔣經國、李登輝6個朝代。他人生的中壯年(1911-1945,34歲以前),經歷過日本時代的美好(約大正年間,1911-1925)及戰爭年代(約1930年代-1945)。
日本の華僑がやってきたせいだろうか、子供のころや昔のことについ想いを馳せてしまう。僕の祖父は1911年(明治44年)生まれ、1993年に享年82歳で人生を全うした。つまり、日本統治時代の明治、大正、昭和と国民政府の蒋介石、蒋経国、李登輝の6つの時代を生きてきたことになる。その青年期まで(1911-1945年、34歳以前)は、日本統治時代の良い時期(ほぼ大正年間、1911-1925年)と戦時中(1930年代~1945年)だったということだ。

爺爺受過6年「公學校」的日文教育小學程度,(今台南安順國小),也教我們這些孫子唱日本兒歌,現今我只知如何哼曲調不知歌詞,後來我哼給神戶華僑聽過,才知道那是「桃太郎」兒歌,
祖父は当時日本統治下で6年間日本語で小学校レベル(通っていたのは現在の台南安順國小)の教育をうけた。孫たちにも日本の童謡を教えてくれたものだった。だから僕は今でも歌詞は知らないけどメロディだけ覚えている曲がある。それを神戸の華僑に口ずさんで聞かせてみたら、「桃太郎」だと分かった。

我鄉下老家寢室是「榻榻米」和室,爺爺有時候也會用開水拌飯(當時覺得奇怪,原來是「茶泡飯」的吃法),或許是日本教育留下的守法習慣吧,每次到了國定假期,爺爺總是慎重的拿著國旗掛在門口,父親也認為爺爺有時候是很嚴肅的,家中父母稱呼爺爺、奶奶也是用「多桑」、「卡將」,而姑姑稱呼兄長也是用「尼桑」的稱呼。
田舎の家の寝室は畳敷きの和室で、祖父は時々ご飯にお湯をかけて食べていた。当時は奇妙に思ったものだが、「お茶漬け」というものだった。もしかすると日本の教育が残した習慣だったのだろうか、祝日になると祖父はいつも神妙な面持ちで国旗を門に掲げた。父も祖父は時によってとても厳格だったと言っている。家では、両親は祖父と祖母を「とうさん(多桑)」、「かあさん(卡將)」と呼び、叔母は父を「にいさん(尼桑)」と呼んでいた。

爺爺曾經在台南和順農場工作(今日國立台灣歷史博物館址),與一位日本同事山本先生非常要好,1945年這位日本人回國,兩人遂斷了音訊,在我小學三年級的時候(1980年),我爺爺叫我爸爸去尋找這位失聯的朋友,父親把日本名字及原和順農場的日文地址寄到「昭日 新聞社」請求協助,結果真的找到這位朋友,
祖父はかつて台南和順農場(現在の国立台湾歴史博物館の辺り)で働き、職場では山本さんという日本人ととても仲が良かった。1945年に山本さんは帰国し、音信が途絶えた。僕が小学3年生の時(1980年)に祖父は父にこの連絡の途絶えた友人を探させた。父は山本さんの名前と和順農場の日本語表記の昔の住所を「朝日新聞社」に送り協力を求めた。そしてついに本人を見つけ出した。

他住在靜岡縣,由於聽說山本先生回到日本後,生活際遇並非很好,爺爺私底下曾贈與山本先生一些禮金,山本先生後來與他的子女到台灣玩,原本在和順農場工作過的同事輪番招待山本先生長達一個月,後來我家也去日本拜訪。
山本さんは静岡県在住で、聞けば日本に帰国後は境遇に恵まれず厳しい生活をしていたそうだ。祖父は昔の厚誼へのお礼として山本さんにこっそりお金を送った。また、山本さんが後に子供と一緒に台湾を訪れた際には、和順農場で昔働いていた同僚たちが1カ月に渡って代わる代わるもてなした。僕たち家族も後に日本を訪れた。

台南和順「中洲寮」舊家現在是鬧區 唯一的郵局,雖然已改建為RC建築,但那斜屋頂長條街屋,及從屋頂小小玻璃灑下的陽光,還烙在我的腦海中。
台南和順の旧「中洲寮」は、今では町で唯一の郵便局になっている。RC建築に改修されてしまったけれども、あの傾斜屋根の長屋と天井の小さなガラス窓から差し込む陽の光は今もまだ僕の脳裏に焼き付いている。


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我這位高中同學還發表了一篇文章,歡迎閱讀!
この高校の同級生が書いたもう一つの文章です。ぜひあわせてご覧ください。
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「私が台湾人を撮る理由~ドキュメンタリー監督・酒井充子氏に聴く~」開催のお知らせ(12月2日)

2012年11月10日 | お役立ち情報
絃社presents台湾エンタメ談議8
私が台湾人を撮る理由~ドキュメンタリー監督・酒井充子氏に聴く~(12月2日)
徳絃社

【↑サイトより】
2009年に長編ドキュメンタリー映画「台湾人生」を発表された酒井監督の、2作目となる「空を拓く―建築家・郭茂林と言う男」がついに完成しました。
戦前に日本に渡り、日台双方で高層建築に多大な貢献をされた建築家の物語です。
現在製作中の3作目でも、引き続き日本語世代の台湾人を追っているという酒井監督に、台湾への想い、ドキュメンタリーの現場のお話をうかがいます。

【日時】2012年12月2日(日) 14時30分開演(開場は20分前)
【ゲスト】酒井 充子(ドキュメンタリー監督)
【ナビゲーター】稲見 公仁子(台湾映画・ドラマ研究家/「中華電影データブック完全保存版」監修)
【会場】徳絃社 新宿区坂町27-10 ガーデンタワー37 5階
曙橋駅(都営新宿線)A4出口より徒歩5分
四ツ谷駅(JR中央・総武線、丸ノ内線、南北線)より徒歩10分
市ヶ谷駅(JR中央・総武線、有楽町線、南北線)より徒歩10分
地図はこちらをご参照下さい。
【入場料】2,000円(当日会場にて現金払いとなります)
【定員】20名(先着順)
【主催】徳絃社
【協力】台湾影視研究所
【お申し込み・お問い合わせ】
電話番号:03-6380-0972(12時~18時、火曜・水曜定休日)
インターネットでのお申込みは、台湾エンタメ談議8「私が台湾人を撮る理由~ドキュメンタリー監督・酒井充子氏に聴く~」開催のお知らせ(12月2日)下方フォームよりご記入下さい。




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松山機場觀景台(松山空港展望デッキ)

2012年11月05日 | 台湾の話
你知道松山機場有觀景台嗎?它位在國內線那端,面對機場大廳時在左側,一般日本旅客只使用右側的國際線,所以可能很多人都沒發現有這個地方。
松山空港に展望デッキがあるのって知ってる?場所は空港ロビーに向かって左の国内線側にある。通常、日本人の旅行客は右側の国際線しか利用しないので、こんなところがあるのを知らない人が多い。

先前往左側的國內線,你會看到牆上有可愛壁畫,上觀景台的入口就在郵局旁邊。
まずは左側の国際線へ。壁に施されたかわいいイラストが目印。展望デッキへあがる入り口は郵便局の隣。


走樓梯上三樓。
階段で三階へ。


快到了!
もうちょっとだ。


入場須知 注意事項
●免費入場 入場無料
●開放時間9~21點 開放時間9~21時
●全場禁菸 場内禁煙
●請遵守場內禁止事項 場内の注意事項をお守りください。


木頭地板,並可走到延伸出去的通道,從側邊眺望機身。
ウッドデッキ。横から伸びた通路へ、横から機体を眺めることができる。






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