台湾ワン!(Taiwan One!)

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06年最後のお茶会12.23

2006年12月25日 | 台湾茶・お茶会のはなし
 今年も慌ただしく、残りわずかで07年にバドンを渡そうとしている。この一年を振り返って、教室にはメンバーが加わったり、旅立ったりして、といろんな出会いと別れの一年でした。そして今年最後の大仕事であるお茶会も無事に終わりました。

 東京はこの頃どんより空が多かったが、祈りが通じたのか、この日は申し分ないスッキリした晴天だった。今回は前回と同じメンバーに、初めての方一名が加わった(小苗!謝謝イ尓帯朋友来)。

 歳末のお茶会という特別な日なので、ラインラップから青心烏龍茶をピックアップし、それからマスター珍蔵の有機茶(烏龍。ラインラップには載ってない)をお出しした。
お茶は:
【青心烏龍茶】台湾茶の原種。このお茶をベーズに、新種のお茶が開発されている。味も香もマイルドで飲みやすい。機械摘みのため、価格もお手頃。
【有機凍頂茶】有機農法で作った凍頂茶。素材自体がしっかりしているので、深めの発酵と焙煎を加える。香りはフルーツのグァバに似ている。味はほうじ茶に少し似ているが、ほうじ茶にはないフルーティーな味わいが楽しめる。

お茶請けは:
【茶麩チョコ】最新作。お麩に溶かした板チョコと茶粉を絡めて固めたもの。レシピは1月に発表予定です。乞うご期待!
【焼き饅頭】生地は茶葉のみじん切りをふんだんに混ぜ込んでいる。あんはシュウマイとみじん切りした玉ねぎを炒め、醤油みりんで濃いめに味付けした。
【お汁粉】茶葉と小豆、黒豆、はと麦、龍眼干を煮込んだもの。甘さは黒砂糖、三温糖、白砂糖3種類から。コクを出すため、ひとつまみの塩を加えた。味に丸みを出すため、仕上げに牛乳を加えた。食べる直前に砕いたピーナッツをトッピングし、軟らかい豆と対照的な食感を。

<写真は茶麩チョコ>

 今回は11月に台湾出張に撮った花蓮の壮観な景色の写真も披露した。もっとほかにもいろいろ見せたい写真があったが(反省)、後半は今年最後の「井上・後藤コント」に突入。なにはともあれ、これぞ台湾お茶会っていった感じ。作法一つ一つしっかりこなし心の奥へ奥へと極める日本茶道とは正反対の趣き。中国語で「人生苦短、即時行楽」(人生は短し、今を楽しむべし)とはよく言ったものだ。

 そんなわけで、今年のお茶会も「円満閉幕」しました。来年もお茶会で愉快なメンバー'Sと会えることを楽しみにしつつ、今年を送り出したいと思っているマスターでした。



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