森信雄の写真あれこれ

日々の生活や散歩、旅の写真を掲載しながら、あれこれ思いを語ります。

暖炉

2005-12-29 22:38:53 | 日々の写真
宝塚から西宮北有料道路のトンネルを越えると、すぐ船坂に出る。有馬温泉に行く途中の町だ。いつも通るコースで、気になる小さな道があり、今日は車を止めて歩いて進んで見ることになった。
 旅館の建物意外には売地が多くて、さみしそうなところだったが、砂防ダムあたりで、ハイキングコースの山道につながっていた。まだ先日の雪が残っていて、恐々歩くが、自然真っ只中のおいしい空気を吸う。
 途中にレスト&喫茶「アリス」があり、なかなかセンスがいいので昼食に来ようということになった。
 入って真っ先に目に付いたのがしゃれた暖炉で「スウェーデンの暖炉です。炎を見ているだけでもいいものですよ」店のご主人が説明してくれた。
 火が燃えさかっている暖炉は、ぬくもりと熱情と安らぎがあるように思う。
 三田牛の「ビーフシチューランチ」を注文する。こってりしてコクがあっておいしかった。「90年来の付き合いのところの牛なのですよ。柔らかいお肉なので、いったん焼いてから・・」
 食は心の平和につながる。おいしいものを食べて、不機嫌な人はいないからだ。
 またいい店をみつけてよかった。隠れ里のような店で「不思議の国のアリス」の本がいっぱい並んでいた。
 暖炉に薪をくべるのを見ていると、異邦人と童話の世界に吸い込まれていくようだった。
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足利

2005-12-29 01:36:00 | 旅の写真 国内篇
栃木県足利市に行ったときの写真で、あてもなく、日が暮れて夕景がきれいでじっと見とれていた。向こう岸には大きな道路と橋が架かっていたように思う。
 今日はどこに泊まろうか、もし宿がなければ夜行列車に乗ろう、そんなことを考えていた。雲間から差す光線が川に放射している。天地異変、いや天地誕生のような雰囲気があった。
 なぜ足利に行ったのか、記憶は定かでない。国内でも見知らぬ人ばかりだと外国と変わらぬ異邦人のようなものだ。この後どうしたのかさっぱり記憶なし。
 ヨコ形からタテ形、狩猟民族から定住民族に変わった?今、もうひとり旅はしないかもしれない。過去を振り返るにはもう少し年齢が早いが、国内、国外の旅はいつか嵌まりそうな気もする。
 もともと何にも無い状態には慣れているので、得たものや失ったものへの執着は薄いかもしれない。
 そう思い続けて、日々過ごしていくのだろう・・・
コメント (1)
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