Asian Railway Plaza

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増殖しつつある横浜線E233系と去就が注目される205系

2014年04月01日 18時03分55秒 | 横浜線
前回3月上旬の更新からご無沙汰しておりますが、仕事が長期に渡り忙しくなり、更新が遅れまして申し訳ありませんでした。本日は4月1日ということで上手なウソでもついて皆さんを騙そうなんて思っておりましたが、私の性格上、うまい話しもできませんし、新年度の始まりということもあり、ここは真面目に地元の話題から簡単にご報告したいと思います。
先日、横浜線E233系デビューについて簡単に報告しましたが、デビュー当初の2月16日にH001とH016編成がそれぞれ絵柄の異なるデザインのヘッドマークを取り付けて運用が開始され、3月末までにその姿を見ることができるということでしたので、愛用のボロボロスクーターを走らせ沿線で撮影してみました。
まずはH001の東神奈川方には横浜のシンボルである港とカモメがデザインされています。


反対側の八王子方には八王子市の花であるヤマユリなどがデザインされていました。
このH001編成はおそらく本日4月1日朝までヘッドマークが取り付けられていたようですが、今夜の運用からはそのヘッドマークが取り外されているのではないかと予測されます。


一方、H016編成の東神奈川方には横浜線を走った103系や73系などの歴代の車両が描かれており、車両好きな者にとっては嬉しいデザインになっていました。
こちらの編成のヘッドマーク掲出は先週27日までであったようです。


また、この編成の反対側はE233系のデザインが描かれていました。


現時点でE233系は早いもので約10本も運用に充当され、既に全体の1/3も占めており、今月末には全体の半分をE233系で占める勢いでありますが、離脱した205系は各所に疎開され、留置が行われていますので、今後の去就が気になるところであります。
先日、お伝えしましたようにジャカルタのKCJでは車両の輸送に関する入札のアナウンスが実施され、問題なく入札先が決定されれば譲渡に向けて何らかの動きが出るのではないかと思いますが、今のところ具体的な動きは出ていないようです。
また、KCJでは元埼京線の205系がBogor線で本格的に使用されるようになりましたが、10両の有効長が確立されていない路線での抜本的な輸送力増強が必要であり、Bekasi線CikarangまでやBanteng(Serpong)線Rangkasbitungまでの電化開業、Nambo線の旅客列車による開業も計画されていますので、横浜線205系の車両はこれらの輸送を担う上では最適なのではないかと思いますが、近いうちにこれらの車両の今後の行方が見えてくるのではないかと期待しております。