Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

PNR(フィリピン国鉄)近況報告

2013年12月31日 21時01分52秒 | フィリピン
今年もあと残すところ数時間となり、今年を振り返ってみると私個人的には結婚、子供の誕生といろいろあり、趣味のほうに没頭できるような環境であはありませんでしたが、そのような忙しい中でも国内では地元の南武線や横浜線、103系を追い求め、海外においても例年どおりフィリピン、インドネシアにも滞在し、各地の状況をレポートできましたので、是非、来年も引き続きこれらを中心にレポートしていきたいと思っております。

今年最後のレポートは、先日、PNRのコミューター区間がSta.Rosaまで延伸したということをお伝えしましたので、全般的なPNRの話題を簡単に報告したいと思います。
と言っても今回はマニラにおいて自由な時間が1日しか取れず、かつPNR本社訪問時においてPNRのクリスマスイベントと重なってしまい、担当者から詳しい情報を教えてもらうことができませんでした。
ただ、Tutuban構内の撮影は許可が下りましたので、何枚か写真を掲載し、簡単に説明したいと思います。

12月12日5時30分頃にジャカルタ発のセブパシフィッック航空でマニラに到着し、すぐにタクシーでBuendia駅を目指し、Buendia駅からPNRに乗車しTutubanへ向かったものの、途中Españaで降りてみました。
Buendiaから乗車した列車は203系の第5編成であり、España駅に到着するや否やその姿を撮影してみましたが、警備員が私のところに近寄って来て、「駅構内は撮影禁止です」と言われてしまいました。


ジャカルタと同様、ここマニラにおいてもPNRやLRT・MRTの駅構内での撮影は原則禁止になっていますので、この駅のTutuban寄りにあるEspaña Ave.でしばらく撮影を楽しんでいました。
203系は全列車のうち約6割程度が充当されており、最近ではかなりの確率で見ることができ、すっかりマニラの街にも溶け込んでいるようになりました。


Tutuban駅に到着するとしばらくしてキハ52国鉄色が入線しましたので、駅員に発車時間を聞いてみると「9時37分」というので、Tutuban駅から1km北側に急いで行ってみました。
このあたりでは下りと上り列車がちょうど擦れ違う箇所でもあり、Tutuban方面の列車に遅れがなければツーショットの撮影も可能ですが、この時はもう少し北側で擦れ違っていました。


Tutubanを9時37分に発車した列車はAlabangまで行って折り返し、Tutubanに約2時間30分後の12時5分に戻ってきますが、この時は定刻よりも10分ほど遅れてやって来ました。
なお、キハ52国鉄色は頻繁に運用に入ることがなく、Rotem製DMUと203系の助っ人的な存在であり、おそらく臨時的に運用に充当されているものと思われます。


Tutuban駅構内及び車庫内の撮影許可もいただき、車庫内へと進みましたが、9月訪問時とあまり変わった様子は見られず、203系については7編成分まで整備されているにとどまり、8編成以降は見ることができませんでした。


唯一、新潟色で残っているキハ52-123は部品取用車両でありますが、相変わらず同じ場所に留置され、少々草臥れた感じもありますが、今のところ原形をとどめています。


今年は以上でありますが、来年もどうぞよろしくお願いいたします。