Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

PNRのコミューター区間、Sta.Rosaまで延伸

2013年12月28日 23時31分50秒 | フィリピン
1週間ほどご無沙汰してしまいましたが、本日からすこしずつ12月のマニラ・ジャカルタの話題を報告していきたいと思います。
ジャカルタの話題は途中でありますが、本日はマニラの話題を少々お届けしたいと思います。
PNR(フィリピン国鉄)のマニラ周辺では、Tutuban~Alabang間(28.09km)で平日は30分間隔で運行され、Tutuban~Biñan間(39.76km)においては1日1往復の列車が運行されていますが、そのBiñan発着の列車が今月23日から隣駅であるSta.Rosa(起点から43.76km)発着に変更され、コミューター区間が4km延伸されました。

私がマニラ・ジャカルタに滞在していたのは12月6日から15日まででしたので、そのSta.Rosa延伸の様子を撮影することができませんでしたが、7日にSta.Rosa駅まで行って駅周辺の様子をウォッチングしてみました。
プラットホームや駅本屋は9月訪問の時点でほとんど完成していましたのであまり変わりはありませんが、駅のTutuban寄りに貧弱ながらも100mほどの機回し線が設置されていました。


駅南側の旧国道踏切近くでは、現在もスケーターが発着しており、このスケーターに乗車したことはありませんが、原則的にここから隣の踏切まで運行されており、さらに遠くへ行きたい場合は隣の踏切からさらに次の踏切まで別のスケーターが運行されていますので乗り換えることになります。それが嫌な人は特別料金を支払えばどこまでも行ってくれるようです。


Tutuban~Sta.Rosa間に運行されている列車の時刻はSta.Rosa4:54→Tutuban6:40とTutuban18:37→20:23の1往復のみで、夜間、列車はSta.Rosaに滞泊していると思われます。
今後、早ければ来年1月頃にでもSta.RosaからさらにCalambaまで延伸されることが予定されており、列車の本数も増発する計画がありますが、稼働できるDLの車両(稼働可能、不可能もあわせて計15両)が少ないため、今のところフリークエントサービスを行う上で困難な状況のようです。

Tutubanの車庫で長らくお休みのキハ59「こがね」も23日のSta.Rosa延伸に伴い、祝賀列車として使用されたようで、下の写真は12日に撮影したものですが、祝賀列車として抜擢されることもあって、前面と側面の一部がブルートレインのような濃い青色に塗り替えられたようです。


これ以外のPNRの話題は、また、時間がありましたら、ご報告させていただきたいと思っております。