Asian Railway Plaza

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みやこ路を走る103系を撮る

2011年01月11日 02時44分37秒 | 他線区の103系
昨年末の29~31日にかけて大阪、広島へと行って参りましたが、18きっぷが2日間残っていましたので、仕事が忙しい状況ではありましたが、9~10日の2日間、再び大阪へと参りました。

大阪へ来た理由はもう言うまでもなく阪和線で現在活躍する横浜線の103系を思い出させるような混色シマシマ編成を撮りに参ったのですが、結果から申しますと今回もこの2日間は予備ということで1枚も撮ることができませんでした。しかもこの編成の運用を確認するため、阪和線内で何時間も待ち続け、無駄な時間を費やしてしまいましたが、次回のお楽しみということで3月のダイヤ改正前にでも再チャレンジしたいと思っています。

まあ、収穫はほとんどなかったのですが、東京へ帰る途中、奈良線を経由することにしました。ご存知のとおり奈良線は各駅停車の列車であれば基本的に103系が使用されるとあって、未だに私としても羨ましい103系王国の線区であります。しかも京都~城陽間は1時間に4本の各停が運行されているため、撮影する上では枚数を稼げますが、この区間の沿線では市街地化されているため、広々したところでの撮影となると、やはり城陽以南でなければ撮影することができません。また、城陽以南の各停の本数が1時間に2本と半減してしまうためちょっと容易ではありません。

奈良から奈良線に乗り換え、運転席のうしろにかぶりついて前方を見ていましたが、途中、棚倉駅京都寄りに天井川のトンネルが見えましたので、これは少し絵になるのではないかということで、思い切って降りてみました。
駅から歩いて5分もかからないところにそのトンネルがありますが、よく見てみると歴史を感じさせるようなレンガ造りのトンネルで、103系のような古い車両とのコンビネーションが味のあるような雰囲気をかもし出しています。(写真が下手で申し訳ありません)


また、この天井川のトンネルの京都寄りには広々したところもあり、下の写真のように撮影することができます。当日は強い冬型の天気であり、空は一面雪雲で覆われ、冷たい北西の風とともに時より雪が降っていたため、寒さを我慢して撮影しておりました。
このあたりは今昔物語や平家物語などにも出てくる由緒ある地域ですので、時間があれば撮影がてら散策するのも良いかもしれません。


最後に京都駅に寄ってみましたが、ちょうど1ヶ月前ぐらいまで阪和線で活躍していた205系0番台が7両編成に組成され、2編成分をこの駅で確認しました。
所属表記は「大ヒネ」のままであり、女性専用車の位置も変更されていないようでした。
確認できた編成は以下のとおりです。
Tc35 MM'103 T69 MM'104 T'c35
Tc36 MM'105 T70 MM'106 T'c36
Tc35の編成は東海道線(琵琶湖線)で試運転が実施され、Tc36の編成は京都駅構内の奈良線留置線付近で「訓練中」という札を付け、講習会が行われていたようです。
3月のダイヤ改正から東海道緩行・福知山線にこの205系が復帰するのか、はたまた現在東西線で運用されている223系直通快速の代わりに充当されるのか気になるところです。