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Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

横須賀線武蔵小杉駅開業

2010年03月22日 02時11分13秒 | 南武線
先日、3月13日のダイヤ改正と同時に川崎市民の念願であった横須賀線武蔵小杉駅が開業し、同じJRである南武線において、その宣伝をすべく南武線の205系計5編成に横須賀線武蔵小杉駅開業のヘッドマークが取り付けられました。
ちなみに20日の日中にはヘッドマーク付きの編成全てが矢向または中原電車区に留置され、21日はナハ35編成のみが日中運用に入っていました。

ヘッドマークの取り付け車両の登場は2009年の横浜・神奈川デスティネーションキャンペーン以来ではないかと思われます。

下の写真は横須賀線口にも新たに改札口が設置され、バスやタクシーなどが利用できる駅前広場も整備されました。南武線と横須賀線を結ぶ通路については暫定的なもので、通路が狭かったり、バリアフリーに対応していないなど利用しづらい状況ですが、来年にはそれらが改善されるものと思われます。

また、大人の休日倶楽部のラッピング車両がおそらく21日から登場しました。ラッピング編成はナハ6と40編成の2編成のみのようで、ヘッドマークの取り付けはありませんでした。


動向が注目されるナハ32編成

2010年02月24日 16時06分47秒 | 南武線
2月に入ってからも私の方は連日仕事で忙しい毎日でありましたが、昨日、今日と時間が取れるようになりましたので、久しぶりに南武線ウォッチングを行ってみました。
浦和から3本の機器更新が行われた209系が中原区に転入し、南武線生え抜きの209系ナハ32編成(Tc68~)がいよいよ機器更新されるのではないかと予想されますが、機器更新が行われれば今まで行先表示が方向幕であったものが浦和からの転入組と同様にLED式に変更されることが大いに予想されますので、工場入場前の姿を撮影すべく南武線沿線に行ってみることにしました。
しかしながら、南武線の平日における日中運用は全部で35本あるうちのおよそ1/3の12本だけが運用に入り、日中の稼動率が他の線区に比べて低いことから、平日の日中においては撮影できるチャンスが多くありません。昨日(23日)についてはナハ32編成は03F運用で、日中は武蔵溝ノ口でお昼ねであり、今日(24日)はというと運用の予想ができましたが、35F運用ということで日中は矢向でお昼ねであり、残念ながら日中に走るナハ32編成にはありつけませんでした。それならば23日は回送表示の姿も良いのではと開き直り、登戸から武蔵溝ノ口へ回送される姿を撮影しようと思い、久地でその姿を撮影しました。


このあとはというと基地のある中原区のあたりでウォッチングをしておりましたが、いつも夢庵の脇にいる205系MM'236やMzc145-116に加え、Mzc143-9が留置されており、これはいよいよお迎えなのかと思っておりました。武蔵中原駅において昼過ぎに時々運行されている米タンを撮影しようと思っておりましたがこの日は運行されず、ならば矢向へ行って形式写真でもと思い武蔵中原から矢向へ行くことにしました。しかしながら武蔵小杉の手前で別のクモヤと擦れ違ったため、これは何かあるのではないかということで、再び中原区へ戻ってみるとMzc143-2が武蔵新城寄りに留置されておりました。しばらくは区内の様子を見ていたものの何も起こらず、この日は引き上げることにしました。

本日については、朝早くスクーターで中原区内の様子を見てみると、Mzc143-2は昨日と変わらない位置に留置されていましたが、Mzc143-9がゆっくりと夢庵の方からいつも浜川崎線用の車両が留置されている位置に移動されました。
手前がMzc143-2で、後方がMzc143-9(移動中)です。


もしやこのMzc143同士が重連で戻されるのではないかと思い、しばらく観察していたものの、新城寄りにいたMzc143-2の川崎方に朝の仕事を終えて入区したナハ13編成がブロックするような形で早くも留置されてしまったため、重連はないのではないかと予想しておりました。
おそらくMzc143-9だけが返却されると予想し、そのスジの時間については、はっきりとわかりませんが、その間にナハ32編成や浦和から転入したばかりのナハ54編成などを撮影しておりました。


おそらくこの時間には例のMzc143-9が回送されるのではと待っておりましたが来ないため、武蔵中原へと戻ってみると2番線に止まっており、私の電車が到着したと同時にこのクモヤは川崎方へと出発してしまいました。私は時間を読み間違えてしまったことにより、残念ながらこのクモヤを撮影できず、ドジなことをしてしまいました。まあーMzc143-2がまだ中原区に留置されているようですし、失敗は成功の元でありますので、ポジティブに考えて次回時間があればまたチャレンジしたいと思います。本日は私のくだらない撮影失敗体験記にお付き合いいただき、どうもありがとうございました。

ちょっと南武線ウォッチング

2010年02月08日 23時42分47秒 | 南武線
フィリピンから帰国後体調を壊し、そしてここ2週間ほど仕事で忙しく、南武線ウォッチングがここ1ヶ月以上もできませんでしたが、先程ちょっと時間がありましたので行って参りました。
ここ最近気になる話題としては浦和から転入したウラ46編成の6両が2月2日に中原区に回着したようで、その動向を調べることと、それに伴いナハ32編成がもしや機器更新のため工場へ入場するのではということでその撮影を主な目的としウォッチングしてみました。
まずは自宅から最も近い稲城長沼にスクーターを置き、稲城長沼から立川まで乗車したのち、谷保や西府で通過する列車を眺めておりましたが、本日の日中運用に充当された車両は205系のみであり、209系の方はというとお休みでありました。私が期待していたナハ32編成も残念ながら武蔵溝ノ口の電留線でお昼ねであり、ただ運が悪いだけかと思いますが、なかなか動いている姿を見ることができません。その代わりとは何ですが下の写真のように米タンが運行されており、本日はEF65-1080でした。

このあと中原区の車庫を眺めてみると浦和から転入したウラ46編成が「54」という編成札に変更され、大方の予想どおりナハ54編成として営業が開始されるようで、早ければ明日あたりにでも営業開始されるのではないかというようにどうも準備はできているようです。

また、いつも夢庵脇でひっそりと留置されているナハ4編成のMM'236ですが、そのM車のパンタが取り外されており、そろそろこちらの動向も気になるところです。この他、そのMM'236 の脇にはクモヤ君とやはりナハ4編成のTc88の1両が留置され、立川方4両については武蔵新城寄りに留置され、残りのM235の1両だけは検修庫で何やらクーラーキセが外されている姿を確認できました。不具合でも生じたのか気になるところですが、ここ最近調子の悪い車両も続出しているようですので、何もないことを祈るばかりです。

最後に南武線のオリジナル顔で唯一シングルアーム化されたナハ16編成が日中運用についていましたので、初めてその姿を撮影することができました。本日は束の間のプチ南武線ウォッチングでしたが、ナハ32編成などの動向も気になるところですので、何か話題がありましたら報告したいと思っております。

今年初の南武線ウォッチング

2010年01月07日 22時31分18秒 | 南武線
年末年始と忙しい毎日が続いておりましたが、今週からようやく時間が取れるようになり、恒例ながら今年初の南武線ウォッチングということで、5日と7日の午前中に撮影に行ってみました。
気象庁の予報では暖冬との予報が出ていたにもかかわらず、連日、日本海側や北海道東部などを中心に例年になく大雪であり、関東地方を含む太平洋側では冬特有の快晴が続いております。私もこの連日の良い天気を活かして、機器更新が行われる前の209系ナハ32編成の姿や205系などを追っかけてみました。

まずは5日に撮影したものですが、そろそろ検査入場があるのではないかと思われる209系ナハ32編成で、検査入場とともに機器更新が行われるのではないかと思われます。行先表示も幕式からLEDに変更されることが大いに予想されますので、幕式好きな私にとってはこの最後の姿を多く撮影しておきたいものです。


続いて同じ5日に同じような場所で撮影したものです。205系オリジナル顔で唯一シングルアームパンタ化されたナハ16編成を狙っていたもののこの日は35F運用に充当され、上り1本を撮影できたのですが、そのまま矢向でお昼ねになってしまいましたので、いつも見慣れているオリジナル顔を中心に撮影してみました。ナハ2からナハ4までの帯を見るとナハ5以降のものと比べてなぜか脱色して見えます。


今朝になりますが、7日も出撃し、まずは多摩川鉄橋で撮影してみました。この日も西の地平線を見ると丹沢や奥多摩の山々の稜線をはっきりと見ることができ、もちろん真っ白い富士山も見ることができました。
府中街道の是政橋北側から多摩川鉄橋を望むと2004年に八王子支社で発売した南武線103系のオレンジカードと同じように撮影することができます。


続いて場所を西府駅に移動し、日中運用の39Fに充当されたナハ32編成を狙ってみました。今年度、機器更新工事を施工した浦和区から3本目の209系(ナハ54編成?)が、そろそろ出場となるようですので、このナハ32編成もナハ54編成の出場後に入場することが予想されます。(あくまでも予想ですので)
また、機器更新工事施工後のナハ32編成は、編成番号を変更せずナハ32を使用続けるのか、またはナハ54の続番であるナハ55となるのか注目です。


そしてこの日の最後はこの35Fのあとに続いて来ました米タンで締めました。この日のカマはEF65-1088であり、5日はEF65-1101でした。


最後に私事になりますが、10日より21日までフィリピンに参りますので、この期間中はブログの更新ができませんが、帰国後はフィリピンの話題を提供していきたいと思っております。もちろん南武線の話題も定期的に行っていきたいと思っております。

南武線ウォッチング-高架工事進展具合

2009年11月29日 23時04分45秒 | 南武線
29日朝方日差しはあったものの曇りがちの天気であったため、久しぶりに南武線ウォッチングに出かけてみました。まず向かったのは自宅から最も近い稲城長沼に向かいました。約2ヶ月前の10月3日から4日にかけて下り線を仮線に移設する工事が行われましたが、その後、着々と工事が進められ、今まで下り線として利用されていたところは写真のようにレールや架線などが撤去され、いよいよ本格的な基礎工事の準備段階に入っています。

仮下り線の南側には高架構造物が設置されるため、鉄パイプなどによる柵が設置され、今まで編成写真が無難に撮影できた稲城長沼4号踏切や稲城長沼2号踏切(稲城長沼駅立川方直近)などからは撮影できなくなり、また、平日日中において電留線に留置されている車両の形式写真も撮影ができなくなりました。
下の写真は南多摩から多摩川の鉄橋にかけてのカーブ区間ですが、この区間においても柵が設置され撮影ができなくなりました。

高架工事のウォッチングもほどほどにして、中原電車区の構内ウォッチングを行ってみました。209系ナハ32編成のオリジナルの姿もあと僅かかと思い、本来は編成写真や形式写真を撮影したいと思っているのですが、この日は車庫の中でお休みとあって残念ながら撮影はできませんでした。現在、ナハ53に続く浦和区から転入予定の編成が東京総合車両センターで機器更新と南武線転用工事を行っているようですので、おそらくこの編成が中原区へ転入した時点で、ナハ32のオリジナル209系が機器更新工事を実施するものと予想されますが、その僅かの間だけでもオリジナル209系の姿を多く撮影していきたいと思っております。
最後に川崎駅の東京方の乗換通路において、先日行われた中原電車区公開で配布された南武線車両図鑑のクリアファイルと同じものが掲示されていました。他の駅で掲示されているかどうかわかりませんが、川崎駅ではどうもこの東京方乗換通路だけですので、興味のある方はご覧いただければと思います。

黒船電車と修学旅行列車

2009年11月16日 01時32分01秒 | 南武線
14、15日のことになりますが、南武線内において5月から臨時列車として運行されている黒船電車の特急「リゾート踊り子号」と修学旅行列車として運行されている幕張車両センターの183系が同時に運行されました。武蔵溝ノ口駅においては、送り込み回送ながらも黒船電車が3番線に暫しの待避を行い、そこへ後続の183系が2番線に入り、南武線内では珍しい特急形車両どうしのツーショットが見られました。
おそらく修学旅行でホーム上で待っていた小学生達も3番線に入線した黒船電車に乗車できるのではないかと思ったはずだと思いますが、その後2番線に入線したあずさ色の183系に駆け足で乗り込み、残念がっていたに違いありません。

余談ではありますが、私が小学生の頃も165系だったかと思いますが、川崎から日光まで乗車したことを記憶しております。当時としてはリクライニングシートではなくとも急行形に乗車できるだけでも有難いもので、また、都心部はどこを経由するのか興味深く外を眺めておりましたが、今や決して体験できない東京~上野間をゆっくり通過したことを覚えております。

武蔵溝ノ口駅で特急形車両どうしのツーショットを撮影したあとは、第三京浜近くにある坂戸踏切へ移動し、黒船電車による特急「リゾート踊り子号」を撮影しました。この黒船電車、今後も臨時列車として南武線内に運行されるようで、横浜線内に運行されている特急「はまかいじ号」のように毎週土曜日・休日に運行されることを望んでおりますが、まずは利用客が増加することを願いたいものです。

中原電車区-ちびっ子向け一般公開

2009年10月31日 23時23分18秒 | 南武線
フィリピンの話題を続けて述べましたが、本日は小休止ということで、10月31日に中原電車区で実施されたちびっ子向け一般公開について述べたいと思います。

前回、中原電車区の公開は一昨年の5月26日に実施され、この日は天気にも恵まれたせいか、予想以上に多くのマニア、家族連れが来場されました。今回は前回の予想以上の来場者があったせいか、あくまでもちびっ子のいる家族向けということで公開されました。当の本人はというと悲しくも気ままな独身生活を送っており、この日ばかりは来場もできず、ただ指を銜えて外から様子を眺めるだけとなりました。それでも電車区内にも入れなくても実は十分楽しめたのですが、この日の主役はなんと言ってもいつも裏方役のクモヤ君であります。このクモヤ君は車両に運転士が乗り込まなくても外からリモコンで操作ができるとあって、ラジコンカーを操るような感覚で運転ができます。ミュージックホーンを鳴らしながら、ナハ12の立川方T'c133と連結するところを多くのちびっ子の前でお披露目していたようで、この日ばかりはいつも夢庵の脇でひっそりと眠っている姿とは別人のようでした。

この他、展示された編成は209系ナハ32と53編成、205系ナハ16編成などであり、このうち209系はちびっ子を乗せて洗浄体験が行われていたようです。また、ナハ16編成の種別幕には快速が表示され、ナハ32編成の運行番号には10という偶数が表示されておりました。
おみやげのほうはというと下の写真のとおり、73系以降に南武線で活躍した形式の写真がプリントされているビニール製の袋と中原電車区に在籍する各形式のマグネット(一昨年公開時と同じ)、横浜支社内の電車がデザインされた定規などでちびっ子にとっては嬉しいプレゼントになりました。
この中でちょっと注目したのはビニール製の袋に書かれている各形式の説明ですが、209系の説明として「横須賀線の武蔵小杉新駅開業に合わせて4編成が運転されます」と記述されていることです。やはりもう1編成が来年3月までに転入するということが窺えます。

稲城長沼駅周辺-線路切替後の様子

2009年10月16日 23時54分33秒 | 南武線
またまた、大変ご無沙汰してしまい申し訳ありません。先日も申しましたように今年の4月頃より旅行業務取扱管理者の勉強を行っておりましたが、先日12日にその試験が終わりまして、一応その試験から開放されました。試験の結果は11月下旬にわかるのですが、実はその結果はほぼわかっておりまして、どうも一科目だけ合格の基準に届いていないようです。その一科目というのは海外実務であり、大学当時、私の専門分野も含まれているのですが、私としたことがなんともそのような科目で墓穴を掘るとは考えておりませんでした。一科目でも落としてしまえば不合格ですので、来年10月の試験に再度チャレンジということになるのですが、とりあえず今は気持ちを入れ替えて来年に臨むことと、本業の仕事の方を本格的に取り戻すことを考えるだけです。

ところでその試験のショックから気持ちを入れ替える上で、翌13日に線路切替後の様子を見に、稲城長沼駅周辺にちょっと出かけてみました。駅より立川寄りにには電留線が2編成分確保されましたが、その電留線の位置は先日も申しましたように川崎寄りにずらされております。今のところ旧下り線の跡地では本格的な工事が行われておりませんので、以前とかわらないように撮影できる箇所も数箇所あり、平日の日中、電留線においては停泊する編成を無難に形式写真を撮影することができます。
この連続立体交差事業は来年度完成予定ですが、稲城市の担当部署に確認したところ、工事が遅れ気味であるものの予定年度に完成することを目指しておりますとのことです。どうみてもあと1年半の時間で上下線を高架化にすることは難しいかと思いますので、もし完成時期の変更があるようであれば、東京都から正式な発表がそろそろあるものと思われます。
また、川崎市長選挙が今月25日にありますが、前回の市長選挙では南武線にその広告電車が登場しましたが、今回は財政事情も悪いのか市長選挙に伴う広告電車は考えていませんとのことで、今回は残念ながら登場はないものと思われます。

南武線稲城市内連続立体交差事業-線路切替工事

2009年10月04日 23時55分15秒 | 南武線
昨年6月、南武線連続立体交差事業第二期工事区間の上り線を仮線に移設する工事が行われましたが、3日19時40分頃から4日始発列車が走る時間にかけて、下り線を仮線に移設する工事が実施されました。
この日の昼は秩父鉄道において1000系(元101系)のチョコバナナ塗装が初お目見えとあって、実は朝からそちらに出かけておりましたが、自宅に戻ってすぐに夕食を済ませたあと、この線路切替工事の様子を観察すべく南武線ミッドナイトウォッチングを行いました。(秩父鉄道1000系チョコバナナの話しは後日掲載します)
まずは向かったのが矢野口駅で、登戸~矢野口間で実施される単線運行の様子を観察しました。この区間に充当された編成は先頭改造車の205系ナハ47編成で、登戸行きについては前面及び車体側面の行先表示が「登戸」と表示され、矢野口行きについては前面には写真のとおり表示されず、車体側面については白幕のままの状態でした。また、運行番号は列車番号の4桁が表示されました。

続いて府中本町~立川間に封じ込められている編成を確認すべく府中本町へ向かいました。府中本町23時40分発の列車から確認しましたが、9437Mがナハ36編成、9439Mがナハ5、9441Mがナハ14、最終の9443Mがナハ36編成で、立川駅構内の電留線には209系ナハ52編成が留置されておりました。また、行先表示については、昨年の線路切替時では立川行きも白幕表示でしたが、今回は立川行きについては府中本町に到着前もしくは到着と同時に「立川」を表示し、府中本町行きについては確認したものだけでは白幕表示となっておりました。

ミッドナイトウォッチングの最後の締めくくりとして稲城長沼駅周辺の切替工事を観察しました。昨年の線路切替時と同様に大勢の作業員が借り出され、あたりは投光器で照らされ、普段では見られない工事の様子を観察でき、非常に見てて飽きませんでしたが、この日の疲れも相当溜まっていたのか限界かと思い30分ほど観察したあと引き上げてしまいました。
下の写真は新しく稲城長沼駅の電留線の末端部となるところを撮影したものですが、線路切替時前はこの末端部が稲城長沼4号踏切直近に位置していたものの、切替後では150mほど川崎寄りに移設され、編成2本分が窮屈そうになんとか留置できるような状態になりました。

4日も線路切替後の様子を見に行って参りました。下り線は仮線の線路を使用し、切替直後という理由かもしれませんが、全ての下り列車は仮線区間を徐行をしながら運転されておりました。稲城長沼駅の川崎寄りにはダブルクロスのポイントが設置されており、また、立川寄りにはY字のポイントが設置されております。


下り線が仮線に移設され、これで連続立体交差事業の工事が本格的に行われのではないかと思っております。来年か再来年には下り線が高架化されるのではないかと予想しておりますが、下り線が高架化された時点で、稲城長沼止まりの列車の折り返しをどのように処理をするのか興味が尽きません。
また、現在のところ高架化工事の様子と絡めて南武線の車両を撮影できる場所もありますので、そのような良い撮影場所があれば掲載することを予定しておりますし、この工事の様子についても時々ご報告したいと思っております。
ちなみに下の写真は以前、富士通のあった場所から撮影したものです。

最後にマッキントッシュをご使用の方に対してお知らせしますが、コメントの書き込みができない状態かもしれません。私もマッキントッシュを使用しているのですが、コメントができないことや文字が以前よりも小さくなっていたりとご不便をおかけしますが、解決できるところはこちらで調整などを行っていきたいと思っております。

209系ナハ1編成-デビュー当時

2009年09月14日 00時11分14秒 | 南武線
昨日も先週10日に長野へ回送されたナハ1編成のことについて触れましたが、今回はデビュー当時のシーンをいくつか掲載させていただきたいと思います。
先日も述べましたようにこの209系ナハ1編成は、中央・総武緩行線用に1本205系(Tc103の編成)を三鷹区へ転出させるため、平成5年2月に川崎重工で製造され、中原区に209系としては初めて配属されました。
私は205系ほどの嬉しさはなかったものの、どのような車両なのかと思い、川崎重工から品川に回着するところを見に行きました。当時のナハ1の特徴としては所属表記が「東ナハ」であったり、シルバーシートのステッカーが貼られていたりと当時としては当り前のことですが、その他、下の写真のように側面窓には川崎重工と書かれた紙が貼られておりました。



また、このナハ1編成は平成5年4月1日より、基本的に23運用限定で使用され、11運用で使用されることもありましたが、平成6年12月3日のダイヤ改正から他形式の103系や205系と共通運用に変更されました。デビュー当時、側引戸の上部にLEDによる駅名の案内やドアチャイムは印象的であり、ヘッドマークまで取り付けて華々しいデビューを飾りました。

ヘッドマークは川崎方と立川方ではデザインの異なるものが取り付けられました。また、上の写真では武蔵溝ノ口の行先を表示しておりますが、今やデータイムではこの行先表示を見ることはできません。