死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の500日 門田隆将

3/11の日、吉田昌郎、現場の人々がどのように闘ったか、インタビューから、迫真の迫力で現場の命をかけた戦いが描かれている。激しい地震後、10mを超す津波の到来、電源装置がなくなり、絶対絶命の状況の中で、強い放射線と戦いながら、ベントや、注水をやりとげる現場の人々や、自衛隊、消防署の人々。彼らの貢献のお陰で、日本が3分割されなくて本当によかった。大感謝です。
突然混乱する現場に乗り込んできた菅首相、ねぎらいの言葉一つ無く、怒鳴り散らし、現場の人たちの気持が萎えてしまう。大切な時に、機能しなかった保安院、斑目春樹。
21歳で亡くなった東電の社員の母の悲しみに心うたれた。
このような事故、悲劇は2度とおきてほしくないものだ。今なお、闘っている作業員の安全と一刻も早い収拾を祈らざるをえません。
この事故を防ぐチャンスは2度あったという。自然災害とテロへの恐れである。9/11のテロとスマトラの津波を真摯に受け止め、アメリカのように電源喪失などへの対策をしていれば。悔やんでも悔やみきれない。命より経済を優先した原子力村の人々、行政。
国民が賢くなって、声を上げていかなければ。

2013年大転換する世界逆襲する日本 三橋貴明

さすが、著者はギリシャで調査してきただけあって、ギリシャ危機、ユーロの問題が分かりやすく理解できる本です。ユーロは、ドイツの、ドイツによる、ドイツの為のユーロで、ギリシャには自由がなく、ドイツに頼らざるを得なくなる「ドイツ還元帝国」のしくみがよくわかりました。2013年には、ユーロは亡くなるという著者の予言は当たるかも知れません。
グローバル化と民主主義の戦いが彼の主張である。正しいデフレ対策(通貨価値を維持しながら国民経済をいかに成長させるか）に乗り出した、アメリカ大統領と安倍首相。だから選挙で選ばれたのかも知れません。
反日デモで、経済危機に陥る韓国と中国。詳しいデータで、どちらも輸出に頼る国であることがわかった。尖閣諸島には、領土問題はない。東京都が買い上げて、公務員を派遣すればよかったと著者はいう。2013年の世界や日本の経済の仕組みや課題がよく分かる本です。政治家の皆さんがこれを読んで、デフレ対策を成功させてほしいものです。

クリスマスプレゼント

大阪の義兄からクリスマスプレゼントが贈られてきました。すてきなお菓子の詰め合わせのユーハイムクリスマスギフトボックスとトゥルムのバウムクーヘン2本入りでした。
みんな大喜びでした。ボックスを開けると、ツリーや☆のクッキーや美味しいケーキがどっさり入っていました。
来年は、これを誰かに贈りたくなりました。

門松作り

地域の公民館の行事「門松作り」に参加した。
富山県の森を守ろうと運動しておられる会員の方達が講師でした。
竹は1年で大きくなるので、タケノコを採ったりして多いに竹を使ってほしいと言うことで行われているそうです。
大きな孟宗竹を斜めに切り、器にし、細い竹を3本節の所で切り、顔に成るようにしました。テープで留めて、オアシスを入れ、松や千両、米等で飾り、最後に飾りひもで縛りました。鶴や水引を飾ったりしても楽しいです。
竹さえあれば、簡単にできて、正月気分満点です。

林兼二・富士子日本画展

庄川美術館の「林兼二・富士子展」を鑑賞しました。
兼二さんの、細やかな表現で描かれた砺波野や遠野の風景、ごつごつとした質感が迫力のある道祖神に惹かれました。庄川の雪深い自然を描いた「冬日」はすてきでした。
富士子さんの作品は、独自の詩的な表現で「わたし」の世界を描き続けています。女性や赤を基調とした明るい作品が多かったです。
松村外次郎の堂々とした彫刻がずらり並んだ常設展も迫力がありました。

クライドルフの世界

富山県立近代美術館で開催されているスイスの絵本作家クライドルフの世界を鑑賞した。
アルプスの美しい花と昆虫たちが擬人化され、楽しく写真のように微細に描かれていた。
本当は、このような夢の世界が、自然の中で展開されているような楽しい気分になれた。
３歳と６歳の子供を連れた祖母。６歳の子は、ひらがなが読め、美しい絵本の世界にタップリ浸っていた。子供達が美術館で、ゆったり、本物の美術や絵本に触れれるのは、幸せなことです。２３０点もの多くの作品があり、ゆっくり鑑賞できた。
特に「人生は夢」という作品に惹かれた。子供達が芝生に寝転び、楽しそうにはしゃいでいる。横には青春を生きる男女の姿。画面奥には墓場が見られ、老人達が人生を歩み出したばかりの子供や若者をうらやましそうに眺めている。１枚の絵で、人生を見事にあらわしていて、感心しました。

クリスマスパーティー

孫の家族と名鉄で行われたクリスマスパーティーに参加した。孫はサンタさんやトナカイ、靴のプレゼントに大喜びでした。イチゴや肉も美味しそうにもりもり食べました。
ビンゴゲームで、すてきな色鉛筆、ガラスの器、ワイン入れ、買い物袋が当たりました。孫は色鉛筆がとても気にいったようです。
美味しい料理と孫と家族の笑顔が一杯見れて楽しかったです。

高岡の瓦礫試験焼却

無念ですが、明日は高岡で瓦礫試験焼却が行われる。朝10時から24時間燃やされるそうです。
若いママさん達は、今からでも中止してほしいと市長に涙で訴えましたが、放射能に汚染されていないゴミだと説明される。信じられないことです。県のホームページでは27ベクレルに汚染され、重金属など、多くの汚染もあるのに。
又、市長が何時に燃やされることも知らないとは。信じられないことです。
ママさん達は、子供達が空気を吸い込み、内部被爆してしまう事を恐れ、子供を守ろうと今日中に買い物を済ませ、明日は換気扇を止め、外出しないようにするそうです。他県に逃げる人もいます。ブルーシートを庭や車にかけ、外出する時は、水を含んだガーゼをしたマスクを二重にしたほうがよいそうです。
奇跡的に汚染されなかった富山、自分達の貴重な生活の場が汚染されるのはほんとうに悲しいことです。

料理教室の忘年会

今日は最後の料理教室。みんなで、調理室をきれいに掃除し、調理道具を点検しました。
その後，海王プール近くの田舎ダイニング「こま乃家」で忘年会でした。
骨まで柔らかいぶり大根、カブの蒸し物、しらすご飯、お刺身、氷見うどん、ごまどうふのお吸い物、デザート、天ぷらなど。とてもおいしかったです。
盛り上がって，みんなで温泉や海外旅行にも出かける予定です。
良い先生、楽しい仲間なので来年も参加したいです。

誕生日

12月１0日、私は元気で誕生日を迎えることができました。子どもからは、美味しいケーキのプレゼントがありました。2歳の孫が電話で「happybirthdaytoyou!」の「toyou!」を言って祝ってくれ、とてもうれしかったです。
今日は友人が、高志会館の「リトル上海」のランチで誕生会をしてくださいました。
前菜、点心、アワビのスープ、海老の野菜いため、かにのあんかけ、デザート、どれも薄味で素材のうまみがタップリ出て、とてもおいしかったです。カトレヤの植木鉢もいただきました。大感謝です。