次の日は、大阪駅で遅い朝食をとり、大阪美術館の国宝展を見に行きました。
駅のコーヒー付きモーニングは、安くてとてもおいしかったです。
美術館も万博並みの混雑で、130点の教科書で見れるような素晴らしい国宝が展示してありましたが、ほとんどゆっくり見れない状態で残念でした。
薬師寺の東党の水煙など大きな作品は微細な細工が素晴らしく、見ごたえがありました。
先祖が努力して作成した美の遺産に触れえる貴重な機会でした。
大阪は、若い女性が多く、違う国に来たようでした。
コインロッカーの開け方がわからなくて困っていたら、若い女性が丁寧に教えてくださったり、夫が疲れて杖を突いていると、車内ではすぐに立って席を譲ってくださったり、心配してエレベーターの場所を教えて下さるなど、大阪の人のやさしさは、国宝級でした。外国人は席を譲ってはくれません。
日本人の人間性の温かさに触れえたことが、今回の旅で得た一番の素晴らしさでした。
半年に1回は都会へ旅をし、進化する都市の様子から学びたいと思います。