今年のサンフォルテフェスティバル の映画はドリームでした。
1961年、アメリカはソ連と熾烈な宇宙開発競争を繰り広げていた。NASAのラングレー研究所には、ロケットの打ち上げに欠かせない計算を行う優秀な黒人所女性たちのグループがあった。その一人天才的な数学者キャサリンは、宇宙特別研究本部のメンバーに抜擢されるが、白人男性ばかりの職場で劣悪な環境だった。
トイレは800m離れた非白人のトイレまで行かなくてはならず、「なぜ40分もトイレにかかるのか」と追及された彼女は、ついに怒りをぶつけた。
彼女の才能に気が付いていた上司は、白人用のトイレの看板を壊す。
管理職の昇進を目指すドロシー、エンジニアを目指すメアリーも黒人女性ということで、キャリアアップを阻まれていた。ドロシーはプログラマーの勉強を自力で行い、ついに黒人女性初の管理職になる。メアリーは、請願し、白人の高校に入学し、初の女性技術者になる。
実話をもとに描いた映画。超優秀な女性だから2重差別を乗り越えていけたのかもしれないが、最先端のNASAの映像や愛、家族、友情なども描かれ、感動的で、楽しい、素晴らしい映画でした。
多くの女性に見てほしい映画でした。