大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

ドリーム

2019-06-22 19:38:01 | 映画

「eiga dori-mu」の画像検索結果

今年のサンフォルテフェスティバル の映画はドリームでした。

1961年、アメリカはソ連と熾烈な宇宙開発競争を繰り広げていた。NASAのラングレー研究所には、ロケットの打ち上げに欠かせない計算を行う優秀な黒人所女性たちのグループがあった。その一人天才的な数学者キャサリンは、宇宙特別研究本部のメンバーに抜擢されるが、白人男性ばかりの職場で劣悪な環境だった。

トイレは800m離れた非白人のトイレまで行かなくてはならず、「なぜ40分もトイレにかかるのか」と追及された彼女は、ついに怒りをぶつけた。

彼女の才能に気が付いていた上司は、白人用のトイレの看板を壊す。

管理職の昇進を目指すドロシー、エンジニアを目指すメアリーも黒人女性ということで、キャリアアップを阻まれていた。ドロシーはプログラマーの勉強を自力で行い、ついに黒人女性初の管理職になる。メアリーは、請願し、白人の高校に入学し、初の女性技術者になる。

実話をもとに描いた映画。超優秀な女性だから2重差別を乗り越えていけたのかもしれないが、最先端のNASAの映像や愛、家族、友情なども描かれ、感動的で、楽しい、素晴らしい映画でした。

多くの女性に見てほしい映画でした。

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ボヘミアンラブソディー

2019-02-08 19:10:14 | 映画

ボヘミアン・ラプソディの画像

大人気の映画ボヘミアンラプソディーを見ました。伝説のバンドクゥイーンのボーカルフレディの半生を描いた映画です。全編に流れる28曲の音楽が素晴らしいです。

栄光と挫折、孤独と、仲間との葛藤、愛と、ホモ、エイズにかかって45歳で早世してしまいます。

死を自覚した彼は元のバンドに戻り、ライブエイドのステージで復活する。ラストシーンの10万人の観客と一緒のパフォ-マンスが大迫力で素晴らしい。「勝利の歌」は、フランスのデモ隊がマクロンを追放した時、アメリカの民衆がトランプを追放した時、日本の国民が民主主義を破壊し、行政をゆがめた安倍政治を追放した時歌うのにふさわしいと思った。早くその日が来てこの歌を足を踏み鳴らしながら手拍子を打ちならし、大きな声で歌いたいものです。

エンディングに流れた本人の映像と歌声は超素敵でした。本物の舞台を見た人は幸せですね。

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おだやかな革命

2018-11-25 16:58:55 | 映画

「おだやかな革命...」の画像検索結果

二上青少年自然の家で、映画「おだやかな革命」がありました。

福島の事故で大地も水も汚染された牛農家の夫妻が会津電力の指導の下、太陽光の電力会社を立ち上げる。生活クラブと会津電力が提携し、地域の農業で製品を作り、地域を変えていく。

都会で外資系の商社に勤めていた青年が結婚し、山村に住み、小水力発電と衣服づくりで、廃村寸前の村をよみがえらせる。

山陰の村で森づくりを生かし、薪ストーブと地域通貨を作り、地域を元気にした青年たち。 自分の好きなこと、やりたいことを生かし、地域の自然を生かし、人とのつながりを大切に豊かな生活を創造する人々が描かれていて、とても参考になりました。自然を大切にきれいなままで次の世代に残していく、素敵な生き方がいっぱいです。お薦めの映画です。

 

 

 

 

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未来を花束にして

2018-06-26 21:10:15 | 映画

「未来を花束にし...」の画像検索結果6月23日、サンフォルテフェスティバルで、映画「未来を花束にして」がありました。女性には投票権も親権さえも認められていなかった20世紀初頭のイギリスで、かわいい我が子と引き離されたり、逮捕され、仕事を奪われても、権利を求めて立ち上がった女性たちを描く感動作、格調高い、素晴らしい映画でした。

洗濯工場で7歳から過酷な労働に従事している24歳のモードは夫と息子の3人暮らし。女性参政権運動活動家の友人に代わって公聴会で証言し、「今とは異なる生き方があるのでは?」と疑問を持つ。やがて「我が子の手に希望をつなぎたい」という思いが彼女をつき動かしていく・・・

今持っている選挙権が、100年前の彼女たちの命がけの闘いから得たものであることを自覚し、100年後の人たちのために、日本にジェンダー平等社会が実現するように皆とつながって活動していきたい。

 

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映画 たたかいつづける女たち

2018-04-15 19:32:24 | 映画

山上千恵子監督のドキュメンタリー映画「たたかいつづける女たち~均等法前夜から明日~バトンをつなぐ~」を見ました。

30年以上前、働きながら普通に生きられる社会を求めた女性たちの運動と、長時間や非正規、シングル女性の貧困、マタハラ、セクハラなど今の課題を映像でつないだ映画でした。

1984年12月、現在の男女雇用均等法制定の動きに対し、「真の男女雇用平等法の成立」を求めて労働省まで要望書を入れたバトンをつなぐリレーをする彼女たちの姿がとても素敵でした。

彼女たちの闘いがあって獲得した権利だとわかりました。しかし、まだまだ不十分で、女性差別撤廃条約の履行状況をチェックする国連の機関からもセクハラ対策など均等法の改善を政府は求められています。

経済学者で大阪市立大名誉教授の竹中恵美子さんは、男女ともに保護と平等の双方が必要と言われました。

国連の差別撤廃委員会の委員長を務めた林陽子さんのお話など大変示唆に富んでいました。

6月24日10時より12時までサンフォルテ308号室で上映されますので、多数ご参加ください。500円です。

 

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コスタリカの軌跡

2018-04-09 21:11:32 | 映画

 

「映画コスタリカ...」の画像検索結果

サンシップで映画「コスタリカの軌跡」と伊藤千尋さんの講演「積極的平和国家を作ろうーコスタリカに学ぶ」がありました。コスタリカは、1948年に常備軍を解体し、30%あった軍事予算をゼロにし、教育費無料、医療費無料を実現し、環境のために国家予算を使いました。その結果、幸せ度世界一位に輝きました。

『コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~』は、1948年から1949年にかけて行われた軍隊廃止の流れを追いながら、コスタリカが教育、医療、環境にどのように投資して行ったのかを詳しく説明すしています。アメリカでは公的債務、医療、そして軍事費が日増しに増大していっていることとは対照的です。この映画は軍隊廃止を宣言したホセ・フィゲーレス・フェレールや、ノーベル平和賞を受賞したオスカル・アリアス・サンチェスなどの元大統領や、ジャーナリストや学者などが登場します。世界がモデルにすべき中米コスタリカの壮大で意欲的な国家建設プロジェクトに、ぜひ日本も学び至急改善すればよいと思いました。

誰も排除しないと100万人の難民を受け入れているコスタリカ。国連平和大学を作り、永世積極的非武装の中立宣言をし、国連核兵器禁止条約の提案国で議長国です。いざという時は世界が応援してくれる。「武器は勝利をもたらすが、法律のみが自由をもたらす」と小学生から大統領選の模擬投票をし、憲法を生かす社会作りが実践されている。挨拶は、「プーラ・ビーダ」純粋な人生。とてもうらやましい国でした。

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空海KU-KAI美しき王妃のなぞ

2018-03-21 19:00:44 | 映画

空海 KU-KAI 美しき王妃の謎スケールの大きいオリエンタルファンタジーの超豪華な娯楽大作映画でした。さすが日中共同制作映画です。若き空海と白楽天が、絶世の美女楊貴妃の最後の謎を明かしていくというストーリーです。阿倍仲麻呂の淡い慕情も描かれています。

唐の都や王宮を再現したセット、CGを駆使した妖術などのシーン、濃厚な色彩のシーンの連続、映像がとてもきれいでしたが、ゲームのようでした。

中国では、妖猫伝の題名だそうですが、ぴったりです。

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グレイテストショーマン

2018-03-20 20:46:16 | 映画

グレイテスト・ショーマン素晴らしい踊りと歌いっぱいのミュージカルでした。

障害があったり、小人、巨人、ひげ面の美しい声の女性など、社会から疎外された人々を集め、心ひとつに素晴らしいサーカスやショーを提供した主人公と仲間たち。冷たい人々の非難や苦難を乗り越え、固いきずなで素晴らしいショーを再生した主人公と仲間たち。彼は若き弟子に後を譲り、妻と子供たちのところへ帰っていく。

「最高の芸術とは、人を幸せにすること」多様な人々が自分の個性を生かし、共に生きていく共生・共創の社会が垣間見える感動的な映画でした。

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モンサントの不自然な食べ物

2018-02-27 20:43:45 | 映画

生協の環境委員会で、「モンサントの不自然な食べ物」の映画を見ました。農業大国フランスで150万人が観た食・いのちをめぐるグローバル企業の実態を描いたドキュメンタリーです。フランスのジャーナリストマリー・モニク・ロバンさんが、インド、メキシコ、アメリカ、パラグアイ、南米などを取材し、作成したものです。

綿、大豆、小麦などの遺伝子組み換え作物、農薬、種の支配を通じて、世界の食料、農業を支配しようとしているモンサントの恐ろしいたくらみや弊害がよくわかりました。

モンサントの種が、メキシコを支配し、種の価格が高くなり、奇形や農薬の被害で子供たちの健康が脅かされている現実。日本も種子法廃止で、モンサントの種の支配が始まろうとしています。毎日の食べ物は生き方を選ぶこと、孫や子供の健康を守るためにも巨大企業との闘いを拡大しなければなりません。

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ダンサーセルゲイ・ポルーニン世界一優雅な野獣

2017-12-22 19:57:52 | 映画
ポスター画像
ほとり座で映画「ダンサー」を見ました。19歳で英国ロイヤル・バレエ団の史上最年少男性プリンシパルとなったセルゲイ・ポルーニン。類い稀なる才能にあふれ、バレー団の主役に抜擢され、華やかな活動をする。躍動する鍛えられた肉体と人間離れした跳躍と神々しい演技。美しい舞台の映像が見れてよかったです。
でも彼は、人気の絶頂期で、引退を表明する。家族を一つにするためにバレーの道を精進したのに、母の離婚、肉体の疲れ、目的の消失、孤独感、踊ることへの疑問などさまよう心が周囲の人のインタビューなどで描かれている。
「苦しみから逃れるには、踊るしかない」と有名な写真家にDVDを撮影してもらう。ユーチューブに投稿された映像は、1800万回以上再生される。踊ることがやっぱり好きな彼は、見事によみがえった。
天才舞踊家の赤裸々な心の葛藤と再生の道が描かれていました。
次は「ヨーヨーマーと旅するシルクロード」と映画が見たいです。
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