「30日、自治労会館で、平和フォーラム、北信越ブロック、沖縄連帯キャラバン富山集会があり、山城議長の講演「普天間基地はいらない、新基地建設は許されない」がありました。
山城さんはレベル4のがんを乗り越えて、孫たちのために、サンゴとジュゴンとたわむれる美しい辺野古の海を守ろうと、先頭に立って闘ってこられた。
くじけそうなときも仲間と歌を歌って楽しく運動したということで、3度も歌ってくださった。「ヤンバルの地にうるわしいウチナ。海や森、空も澄めばわが心はヤンバルの地に」。
5か月の拘留中は、手紙やはがきもダメ、靴下の差し入れもダメ、主治医に会うこともダメと言う厳しいものだったそうです。仲間の声が聞こえると勇気が出たそうです。
沖縄の民意は全国に届かないが、世界には届いたそうで、ジュネーブの国連人権理事会で講演したり、ニューヨークへも招かれたそうです。
7県の機動隊を派遣した県では、公金の不法支出の裁判がおこり、埋め立ての土砂を搬入する県では、土砂流出反対の動きが18市町村でおこって、新しい連帯の輪が広がっているのはうれしいことです。
政府は7月、深さ1mの浅い所から埋めようとしている。70mのところはヘドロがたまり、壁も作りにくいという。今こそ、翁長知事に工事変更の承認拒否を出してほしい。レベル2のすい臓がんの知事だけど、再選してほしいと願っているそうです。
尖閣諸島に平和交流の碑を立て、東アジアの平和のシンボルとして平和で友好な島にしていけばよい。世界中から観光客を呼び、沖縄は、サンゴとジュゴンとたわむれる海をめざし、平和で伸び行く経済の島をめざしたい。
辺野古の闘いがよくわかる講演でした。