大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

どうして阿部さんはやめないのだろう?

2007-07-31 02:52:58 | 政治
参院選は、民主党の圧勝に終わった。保守王国の富山県でも民主党の森田氏が見事に当選するという信じられないことが起きた。
森田氏当選の弁「日本の医療の改革や社会保障の充実、年金の改革に全力で努力したい。」がとてもさわやかで好感がもてた。彼を支持した人々の熱狂ぶりもテレビの画面からあふれんばかりだった。
森田氏は、本当に誠実な人柄がにじみ出て、みんなから本当に支持され、こんな人が政界に多く出てくると日本の政治も変わると思い、うれしかった。薬害エイズの川田氏もそうである。
選挙に4回も行っていないという丸川氏が選ばれたのは残念だった。国民は政治について深い見識をもち、本当に国民の為にしっかり働いてくれる人を選ぶ力をつけていくことが大切だと思う。
国民が政治の主権者。首相は国民から委託されて国民のために政治をするという原則を阿部総理は、わからないのだろうか。
総理就任9ヶ月間、国民投票法、教育基本法の改正をはじめ、右傾化した国作りを独断で押し進めてきた総理.17回もの強行採決、私達国民はどれだけ嫌な思いをしてきたか。権力にしがみつくとは、「美しい国」を提唱する人にふさわしくないと思われる.国民に信任されないリーダーは仕事をしていても、とてもつらいと思う。国民のことを思うなら早く内閣は総辞職してほしい。国民は怒っている。!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

労演 銃口

2007-07-29 19:18:51 | 文化
北方の綴り方教師の青春を描いた作品。題名からして戦争中の暗い作品だと予想されたが、日韓の心の交流もあり、後半とても感動させられる素晴しい作品だった。
子ども達の心を素直に表現する綴り方教育に打ち込んでいた青年教師は、警察につかまり、激しい拷問に合い、教師を辞めさせられる。ようやく家に戻された彼は、満州で教師になろうとするが、招集礼状がき、軍隊へかりだされる。
戦後、息子二人が戦死したと思った父親が「男の子二人は、生まれていなかったと思えばよい。」というところから、ぐっときてしまった。このような哀しみを二度と私達は味わいたくないし、そんな世の中にしてはならないと強く思った。
最後に、彼は、もう一度心と心をつなぐのが教育だとめざめ、恋人と共にもう一度教育の道を歩もうとする。
素晴しい脚本、言葉、装置、演技、美術の総合芸術である演劇。1400人の心を感動させ、明るい、希望の心が満ちてくる演劇の良さがわかってよかった。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

講演 竹信三恵子

2007-07-28 20:01:03 | 文化
「みつけませんか、私流の生き方、働き方」の題で講演があった。さすが朝日新聞編集委員、戦前から戦後の歴史を踏まえて現在の女性労働の問題点がとてもわかりやすく指摘されていた。
男女の賃金格差、少子化、家事労働の負担、派遣社員やパート労働の課題などとてもわかりやすかった。
ちょうどいい働き方が消えていく大変な時代を迎えている日本。これからは、「週35時間労働、年収 300万円」を最低ラインにするなど、生活時間の確保による働き手の「転職力」「老後力」「地域力」の強化が必要だろう。
オランダのワークシェアリングとパートの均等待遇、ノルウェーのパパクォータ制など北欧の取り組みもとても参考になった。
グローバル化と世界的大量失業とインフォーマル労働が増大している現在、ILOの提唱するディーセントワーク(働く人の権利が保障され、社会保護が保障され、労使対話のある仕事)が広がっていけばよいと思った。
「自分の価値は自分で決める」働き方のポイントもとてもためになった。人はいつか死ぬ。「棺桶の中からの人生観」を常にもち、自分の進べき道を明確にし、これまでの自分年表を丸ごと受け止め、未来年表を立て、歩んでいくことの大切さなどとても示唆に富む講演だった。そして現在の労働への関心がとても高まった。
時間がなくてお話いただけなかったが、ワークライフバランスを模索する日本社会の試み(べてるの家、必要なことだけをしていけばゆとりができる雑穀料理事業の大谷ゆみこさん、労働時間を自分で選ぶパタゴニア短時間社員など)について詳しく教えていただきたかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たたかう!ジャーナリスト宣言 志葉玲

2007-07-27 21:09:25 | 
イラクで米軍に8日間拘留されたり、多くの危険な目にあいながらも、本当の戦場の姿をみんなに伝えたいという姿勢から果敢に挑み続ける若きジャーナリストの現場報告記である。
開戦直前のイラクより悲惨な情勢になっているイラクの現状に胸が痛む。サマワ自衛隊のイラク復興への貢献の様子の現実は、ほとんどがイラク人が物資を配っている。自衛隊員は娯楽が何もないので風呂に入るのが趣味だそうだが、イラク人への水の供給は不足し、泥水に近い水を子供たちが飲んでいるとか。
ファルージャの虐殺の現場に危険を冒して挑んだものしか伝えられない、内戦で地獄と化したイラクの現実とそれを伝える写真は衝撃だ。
激戦地レバノンの崩壊したビルの写真も衝撃だ。戦争の悲劇は本当に早くこの世界からなくしてほしいものだ。インド洋大津波の地アチェでのぽつんと残るバナナの木と対立の様子など、著者のおかげで知れた重い真実について考えていきたいと思った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雲上の花園 白木峰

2007-07-24 20:24:01 | 国内旅行
白木峰に登った。駐車場までは、曲がりくねった道が続き大変だが、駐車場からは50分ぐらいでお花畑に到着。とても便利だ。
久しぶりの好天に恵まれ、頂上は、360度のパノラマの絶景だった。白山、立山、剣、御岳、薬師岳、槍岳、北アルプスがとても近くに望めた。
笹ゆり、ニッコウキスゲ、アザミなどが一面咲き誇り、とてもきれいだった。浮き池の近くでお弁当を食べた。最高だった。
帰りは、大長谷温泉で疲れをとった。2005年にできた新しい温泉でとても気持ちよかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏色アレンジ

2007-07-23 21:39:46 | フラワーアレンジメント
ガラスの器に、ガラス玉と水を入れると大きくなる不思議な緑色のゼリーを入れ、自由に夏らしくアレンジした。アスパラと利休草のグリーンをいれ、ひまわり、レースフラワー、サンダーソニアをあしらった。とても涼しそうになったかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

林住期  五木寛之

2007-07-22 19:28:14 | 
人生を4つにわけ、50歳から75歳までを「林住期」として、この期にはどんな特色があり、どんな風に生きればよいかを著者は説く。
林住期こそ人生の黄金期であり、家や仕事やしがらみから解放されて男も女も本当の生き方ができるという。
暮らしのためでなく自分のために働く、本来やりたかったことに挑戦する、人がジャンプする時であるという。死はまさに後ろから迫っているが、本当の生き方が自由にできる時であるという。
退屈な時こそ学ぶ時、学ぶ楽しさを味わえる時だという。75歳最後の林住期を有意義に過ごしている著者からのアドバイスがためになる。「人生には、一人の友と一冊の本とひとつの思い出があればよい」の言葉が心に残った。
「韓国からインドへの旅」の韓国の記述は、戦争終了時の悲惨な体験が描かれていて心に残った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界大規模投資の時代 長谷川慶太郎

2007-07-21 12:13:26 | 
BRICに続き、ベトナムやメキシコ、トルコなどの新興国の経済発展が著しい。世界同時産業革命である。米国の一極支配体制が平和とデフレを世界におこしている。著者は、長期デフレが続き、今世界の経済は大膨張し、大規模投資時代をむかえているという。
世界の4大プロジェクトはエネルギー、輸送交通(航空界、高速コンテナ船、観光)都市の再開発、製造業の設備投資である。バルト海のパイプライン、スエズ運河、パナマ運河の増設、中央アジアの石油天然開発、中国からミャンマーまでのインドシナ半島の交通の一元化など巨大プロジェクトが目白押しだ。
インドやオーストラリアの資源開発、ブラジルの大豆生産など巨大開発も進行している。
このような中で日本の先端技術(省エネ)、重厚長大、機械、素材、エネルギー産業などの企業の躍進は続くという。世界情勢と今後の予測が分かってよかった。
62年間、平和憲法のもとで平和が続いた日本は、平均寿命が延び、生活も向上し、国民に広範な自由が保障された。平和こそ経済発展の源ですね。いつまでも続きますように。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エクセルで健康調査

2007-07-20 20:22:40 | パソコン
「エクセルで健康調査」ということで一週間の最高血圧と最低血圧、脈拍をグラフ化する講座に参加した。月日のあらわし方、グラフの作り方、項目の表示の仕方など大変ためになった。
家でも作って健康管理に生かしていきたい。
午後からは、「子育てママの作り物講座~ワードで千代紙作り~」を見学した。
かわいい赤ちゃんの託児も行われており、お母さんたちは、安心して千代紙作りを楽しんでおられた。gooサイトの「蘭」を使用し、世界でひとつしかない千代紙が次々とできて、とても楽しそうだった。
後半は、その千代紙で折り紙教室があった。変わった折鶴とすぐできるロケットだった。とてもわかりやすかった。できたロケットを飛ばして親も子供も楽しめた素敵な企画だった。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

陰山英男講演会 「学力の新しいルール」

2007-07-18 21:51:43 | 文化
教育再生会議のメンバーである著者の話を聞いて日本の教育の現状にとても危機感をもった。中国の小6は、先生と英語で授業をしていて、英単語1000語を学んでいるという。それに対して日本の中1で習う英単語は100、中3までに900だそうである。
アメリカの留学生で学力1位は中国、2位はインドだそうである。日本の学力低下は、アメリカでもささやかれているとか。日本の円安に見られる地位低下は激しく、ユーロ高でイギリスの地下鉄代は1000円になるとか。ロシアの空港の広告も韓国や中国におされているとか。
学力低下の原因は世間一般が夜型の生活になったから。日本のGDPに占める教育費の割合は、3.5%で、OECDの中では最低。しかし、私費が高いのでようやく最下位を脱している状態である。子供たちの家庭学習時間は世界で最低。テレビの時間は最高。教育費のほとんどが教師の給与なので、教師の頑張りがかろうじて子供たちの学力を世界では中の上に保持しているという現実。グラフを使ってとてもよくわかった。
学力向上のためには、早寝早起き、週に2冊以上読書する、テレビの視聴時間を2時間以内に、朝食をしっかりとる、いろんな食品を食べるなどである。生命力を向上させ、脳を活性化させることが大切だそうである。
100ます計算に挑戦した子供たちは、自信がつき、何事も早くできるようになり、社会や理科の力も向上するという。実際の授業もビデオで見せていただいた。
小1が夏目漱石をすらすらと暗礁していたので、驚かされた。でも何か寂しい気がした。困った子にみんなで取り組んで絆を深めたりすることも大切なことだと思うから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする