大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

プロフェショナル原論

2007-04-29 22:04:14 | 
 最近プロフェショナルの犯罪が多くなっている昨今、プロフェッショナル本来の仕事のすばらしさ、特性について書いた本である。コンサルティングをしている著者。ここでは、医師、弁護士などをプロフェショナルといっている。
 プロフェッショナルとは、自ら広告をしない。お金より、いかにクライアントのために最善の技術と知識を磨き続けることによって尽くすかが喜びである。組織ではなく、自分の世界で仕事を行い、自己の向上のみを喜びとしている。
 しかし、プロフェショナルの弱点は自分で掟を作らないと、誰も仕事の深い内容まではわからないので水落建築士のように堕落もはじまるということである。
 金ではなく、公益に奉仕することの喜びと充足感、仕事を通じて得る自尊の念と自由、そうした非経済的な価値によって人は最高の幸せを享受することができるというモデルになりえるのだと著者はいう。プロフェショナルの仕事と魅力を信じて全力で追求していく人が多くなっていつてほしい。
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里山は春まっさかり

2007-04-29 21:32:44 | 国内旅行
 友人5人と古洞の森をハイキングした。一面の若葉が点彩画のように美しかった。蕨、ぜんまい、山野草が咲き乱れ、ひとつひとつ図鑑を見ながらの友の解説でかわいい山野草に出会うのも楽しかった。
 八重の桜、山吹、水芭蕉、さつきが咲き乱れ、とてもきれいだった。途中でオカリナとハ-モニカの三重奏が始まり、即席の野外コンサ-トはすてきだった。道行く人に拍手されうれしかった。
 ふきやみつば、クレソンを摘んで、夕食の準備もできた。帰りは温泉で汗を流し疲れをとった。里山の魅力を再発見できました。
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年収360万円から資産1億3000万円を築く法  吉川英一

2007-04-27 20:16:06 | 
 40歳で引退して南の島で暮らしたいと思っている人には大変参考になる本です。
著者は、サラ-リ-マンをしながら最低になった株を買い最高値になった段階で売って大きな利益を得る。その大きな利益を元手に低金利で融資を受け不動産に次々と投資していく。現在3棟のアパ-トをもち、年収3300万円のいつリタイアしてもよいサラリ-マンである。
 多くの本を読み、株や不動産に対する見識も非常に深いものがあり、感心させられる。特に不動産に対する研究心と行動力、現地の不動産屋をめぐっての人脈つくりは具体的でとても参考になる。事業家としてお客のニ-ズを的確にとらえた新築マンション完成までのポイントや未来への展望なども体験したようにわかりやすく知ることができる。
 早期リタイアへの準備として取り掛かりに早過ぎることはないであろう。
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韓国ドラマ ファッション70

2007-04-26 11:55:51 | ドラマ
 ツタヤでたまたま見つけ視聴した「ファッション70」(1,2話は子供時代の話)だが、朝鮮戦争時代の映像が迫力もあり、脚本や子役の演技がすばらしく魅入ってしまった。息もつかせぬおもしろさに、またまたはまってしまった。
 韓国の子役はどうしてあんなにすばらしい演技ができるのだろう。本当に感心させられる。映像も丁寧に撮ってあり、映画のようである。今後の展開はどうなるのだろうかとても楽しみである。
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日展

2007-04-26 11:40:37 | 文化
 日展in富山を見学した。どの作品も大作だけあってすばらしかった。特に心に残ったのは、川崎春彦の春の曙富士だった。ショッキングピンクと金色の雲間に見える富士山がとてもフレッシュでモダンだった。
 また、雨上がりの遊園地のシ-ソ-と水溜りに移った景色を微細に描いた絵は、すごい迫力で不思議な空間だった。
 一面の若葉の中のお堂もすてきだった。成田禎介の洋画「渓谷」は、不思議な感じで流れる渓流と山岳を微細に描いた作品で圧巻だった。
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三段ブ-ケ

2007-04-24 19:28:59 | フラワーアレンジメント
 三段ブ-ケに挑戦した。べ-ジュ色、黄色、オレンジ色のバラをうまく組み合わせて、作った。10センチ、5センチ、3センチと下へ行くほど小さく作るのがむずかしかった。黄色のリボンをつけて完成。とても大変でしたが、初めて大作ができて満足、満足。
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麗しのバフェット銘柄

2007-04-23 17:15:38 | 
 ビルゲイツに並んで6兆2400億円という世界富豪2位で投資の神様バフェットの投資への考え方やスタイルが具体的にわかりやすく描かれている。彼は企業の業績表を見るのが趣味で暇さえあれば見ていたという。最初の投資は何と11歳だったという。
 彼の投資スタイルは、「選別的な逆張り投資法」といわれる。銘柄選びのポイントは以下のことを大切に長期投資であるのが特徴である。 
 ①その企業が持続的な競争力をもっているか。②その企業の事業内容を理解しているか。③その企業のサ-ビスや商品は、20年たっても陳腐化しないか。④得意な分野に資金を集中投資しているか。⑤EPS(一株辺りの利益)は安定しているか。落ち込みは、一時的か、構造的か。⑥株主資本利益率は高く安定しているか。
⑦インフレの影響を商品やサ-ビスの価格に転嫁しているかなど。企業をしっかり調査してから超安値で買い、ずっともちつづけるというやりかたである。企業の価値を大切に長期所有という姿勢は大変参考になると思われる。さすが神様だ。 
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中国の赤い富豪 ルパ-ト・フ-ゲワ-フ

2007-04-22 03:12:33 | 
 イギリスの有名な会計事務所に勤める青年が中国の富豪について調査し、富豪ベスト100などを発表したものである。
 中国では、お国柄このような調査はないし、統計自体もないという困難をくぐりぬけ、あらゆる取材や人脈を生かし調査したものである。また、富豪であることを発表することを嫌がる風潮が強く、中には、脅迫に脅えながら、大変な苦労をして調査し発表にいたったようである。
 この発表の中から、中国で新しい富裕層が生まれていることや経済界の動きがよくわかる。彼らは一般に貧しい農民からのし上がったり、海外留学をした人もいる。共通点は、見識、度胸のよさ、指導力、練り強さ、強運に恵まれていたことで北京に多いそうである。現在は、12,5億元という資産がないとベスト100には入れないとか、25倍の伸びである。最近はITや、不動産、製鉄、エネルギ-、娯楽、観光分野が注目されている。どのようにして富豪にいたったのか、また1年で失脚したのかなど、彼らの体験から学ぶ若者もいるだろう。著者の仕事は新富裕層ビジネスへと新しい展開をしている。今後を注視していきたい。
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日本の選択 ビル・エモット

2007-04-20 19:23:28 | 
 ビル・エモットとピ-タ-・タスカのイギリスの賢人二人が日本の未来についてアドバイスする本である。日本は、フランスとイギリスを合わせた国になればよいという。みんなのあこがれられる技術にすぐれ、「美しい国」だけでなく「刺激的な国」をめざせばよいという。 
 イラク戦争に反対し、経済もそれほどでもないが強く主張できる優等生でない国、フランスやイギリスのような国をめざせばよいという。確かにあたっていると思う。イラク戦争に苦しむアメリカがアジアから撤退したとき、ロシアも中国も、北朝鮮も核を有している。中国が覇権主義を拡大して、台湾や韓国も支配下に置くという事態になれば、日本も核を持つとよいという。貧しい人口2000万の北朝鮮が核を持つことによってこれだけの力を持つことを見れば日本も核を持つことも考えられるという。今のところ、そこまではなかなか考えられない。
 東京もシンガポ-ルや香港のようにアジアの金融センタ-として外国人が住みやすい町にしていけばよいという。中国に対抗し、インドやオ-ストラリアとともにアジアで大きな力をもつようになればよい。当分、円高になるようだ。
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不老の方程式  和田秀樹

2007-04-17 23:36:01 | 
 著者が忙しい日々をぬって日本の医療界で活躍するトップの9人とインタビュ-をして書いた大変密度の濃い本である。
 老化とは、質が変化したものであるととらえ、一人一人が日ごろから、自分は病気をどう見るかという「病気観」「人生観」「死生観」をしっかり持とうという心構えが重要という指摘が心に残った。
 体操と入浴で体温を上げること、お日様とともに目覚めて疲れたら寝る、主食は玄米、肉もとるとよい。小太りが一番長生き。仕事をして70歳定年がちょうどよい。年をとってからも頭を使い続けたかが大切。おしゃれをして子供たちと触れ合ったり、刺激のある日々を送ること。すばらしいアドバイスだ。
 「日本の医療の質が欧米並みになるのに50年かかる」「介護保険、健康保険は、年金という目的税だ。3割もとられる保険はない」など最後は現在の日本の医療の問題点を知り、心が痛んだ。患者も医師の技術的力量や病院の実態、世界の保険を日ごろから真剣に調べて自分の命を守り、医療の改革を応援していかねばならないと思った。 
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