大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

がんばらない 鎌田みのる

2009-07-28 21:52:38 | 
理想の地域医療を追求した、諏訪中央病院の院長の本である。
著者は、ひなびた地方の病院を、仲間と共にみごとによみがえらせた。
患者の人権を大切にする病院の庭には、いつも花とハーブが咲き乱れ、患者はいつでも好きなだけ花をつみ、病室に飾ってもよいという。
終末期の患者をケアする暖かい家族、地域、看護、医療のチーム。心に残るエピソードが満載だ。
モノや金や情報よりも大切な、魂への心配りが一杯の本である。
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カサブランカ

2009-07-27 21:33:28 | 
ゆりの女王カサブランカが咲きました。3年目なので小さなカサブランカです。
まめさんのお庭は、ターシャのお庭のようでした。カサブランカもとても見事でした。巨大な黄色いゆりも見事でした。
今、庭はあじさい、ハーブ、グラジオラスなど紫色です。
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みこし祭り

2009-07-26 20:39:53 | 文化
今日は、みこし祭りだった。あいにくの雨で、2年続きで中止になるかと心配されたが、雨の中120人で元気よく踊れてよかった。
今年はドラゴンボールということで、黒いTシャツにオレンジ色のゴミ袋に亀という字をつけ、黒い布で腰をしばり、手には黒いわっかをつけ、孫悟空になって力いっぱい踊った。
緑のぼんぼんをもち、大きな声を力いっぱい出し、2歳から、高齢者まで町内の人の心が一つに踊れてよかった。結果は、パホーマンス大賞に輝いた。
みこし祭りの最後を彩る花火もとてもきれいだった。
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皆既日食

2009-07-22 21:08:56 | 文化
46年ぶりの皆既日食、11時7分最高でした。
あたりが一瞬暗くなったように感じました。
古代の人はどんなに不気味に思ったでしょう。
下敷きや望遠鏡、段ボールに鏡で光を当てると、7割欠けた太陽がとても綺麗に見えました。
テレビの生中継も最高でした。次は見れるかな。素晴しい天体ショー。
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ぶんぶん通信NO1

2009-07-21 21:05:02 | 映画
スペースよへさで、鎌仲監督のぶんぶん通信NO1の映画上映会があった。
神のお祭りの準備に全村上げて取り組む祝島の人々のようすを、カメラはゆっくりと追う。
この自然豊かな平和な島に原子力発電所が建設されることになり、村民は議会の傍聴にかけつける。
しかし、職員の反対で議場には20人しかはいれない。
次に、映画はスェーデンの脱石油社会の実現ぶりを描く。「きたない電力ときれいな電力(風力、バイオガス、電気)」を選んで車に注入する市民。
「えっ日本はまだしていないの?」と驚く市民。一人一人から持続可能な社会作りをしていく。持続可能な国際自治会議。イタリアでは、村のお茶会から、300人に増えていったという。
無農薬のびわ茶を作り、いらなくなった家庭からの野菜くずをえさとして荒れ地でぶたの飼育を始める若者。子育てが可能な産業の育成をめざす島の様子。
スェーデンのような持続可能な社会をめざして、日本も地域から歩み始めなくては
と実感させられた映画だった。
9月6日ウイングウイングであるNo2の映画の上映と鎌仲監督の講演会が楽しみです。
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文化勲章が描く日本の心

2009-07-20 21:36:08 | 文化
友人にチケットをいただいたので、高岡美術館の最終日に鑑賞した。
さすが文化勲章に輝いた38人の日本画が展示してあり、とても見応えがあった。
もう一度見たいと言っていた友人の言葉通り、すばらしかった。
今日は、なつかしい道吉先生の解説もあり、画家のエピソードや見る観点などをくわしく解説していただけて、とてもためになった。
平山先生は700,800年後のことを考えて、下地に金を塗られるという。
画家が長寿なのは、一つのことを追求しつづけるからだ。画家の心を感じることのできたよい日になりました。
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福岡伸一講演会

2009-07-18 19:03:12 | 文化
県民カレッジ夏季講座2日目は、哲学する分子生物学者福岡伸一氏だった。
氏は、小さい頃より昆虫の飼育が大好きで、アゲハチョウはみかんとさんしょうの葉しかえさとして食べなかったそうである。
ちょうたちは住み分けをし、無益な競争をさけ、生物の多様性を保っているという。
絵が好きで世界の美術館で絵画を鑑賞しているという。
導入も、絵画の話、終末もフェルメールの絵画だった。
最先端の細胞の話をとてもわかりやすく、動画を駆使して講演してくださって感謝です。
食べ物と身体の粒子は交換され続けている。これが生物の動的平衡だという。
分子はいつもぐるぐる回っている。これが生きているということ。
2~3日で入れ替わっている。血液は2~3ヶ月。脳細胞、すごい速度で入れ替わっている。命とは分子の流にゆだねているだけ。
細胞は関係性によって要素の位置と役割が決まる。周りとコミューニケーションできなくなった細胞は死んでしまう。
突然変異に永遠に生き続ける細胞がある。それがES細胞だそうである。周りの関係で何の細胞にもなることができる。自分の存在を忘れて増殖することだけをし、増え続ける細胞がガンである。
ES細胞とガンは紙一重、薔薇色の未来は?だ。
狂牛病は、人間が牛を狂わせたもの。原油の高騰により、牛骨粉の処理を半減したからだそうである。金儲けに走り、自然や命を破壊した罪は大きい。
多くの高校生に聞いてほしい話だった。

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細谷亮太講演会

2009-07-15 22:36:21 | 文化
平成21年度県民カレッジ夏季講座1日目は、教育文化会館で聖路加国際病院副委員長の細谷亮太先生の「子どもといのち」だった。
高校生時代、医師をめざしたのは、クローニン全集を読んだからだという。小児ガンの専門医として、こどもの命を守る活動に励んでおられる。
小児ガン患者は日本で約3000人でその2割ぐらいが天国に召されるという。
元気に退院していく子どもを見送る喜びは小児科医ならであるという。
しかし残念な場合も、6歳の子の交流を通じて、絵本を通して、在宅で看取った素晴しい両親の姿から多くのことを患者から学ぶという。
教会で参列者に送られた素敵な詩も心に残った。こんな先生に見て頂ける子どもはしあわせですね。
貴重な人格に触れ、講演を聴ける機会に感謝したい。
次回は18日2時から「生物と無生物のあいだ」の著作で有名な分子生物学者福岡伸一先生です。とても楽しみです。
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鶴彬 心の軌跡

2009-07-12 21:11:35 | 映画
小矢部市で、戦前の暗い時代に川柳を通じて反戦の意志をつらぬき、29歳という若さで亡くなった「鶴彬心の軌跡」の映画自主上映会があった。
石川の高松に生まれ、貧乏な生活の中から1000首も読んだプロレタリアート川柳歌人。
多くの人の助けを借りながら、自分の川柳に邁進する。
しかし、満州事変、日中戦争へと続く言論弾圧の嵐の中で、治安維持法で捕まり病に冒され亡くなる。
「暴風と海との恋をみましたか。」
「胎内の動きを知るころ骨がつき」荒々しい風の日本海の映像をバックに、彼の簡潔で力強い川柳が朗読される。言葉の強さに圧倒された。
あんな時代にしてはいけない。
9月5日、11時、2時、7時に小矢部市総合会館ホールで上映されるという。関心のある方はぜひご覧ください。
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合唱団「音楽室」コンサート

2009-07-12 05:18:24 | 文化
若い団員が多く、声が一つになり、ハーモニーもとてもきれいでした。
天の川のような青い衣装で歌った混成合唱組曲「幼年連じゅ」。
幼年の頃を思い出せる不思議な歌詞でした。
第2ステージは、井上陽水ステージ。
大きなちりちりかつら、黒いサングラス、ジーパンの服装で歌うなつかしい陽水ナンバー。迫力のある楽しいステージでした。
最後はバッハのカンタータ第147番でした。
4人のソリストを迎えとても拡張の高いハーモニーでした。
職場のIさんも、とてもきれいで上手でした。
合唱のすばらしさを堪能できたコンサートでした。来年もぜひ行きます。
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